妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]

シリーズ生殖医療の記録、ちょっと小休止的なお話です。
生殖医療のクリニックには、不妊治療中だけでなく、妊娠成立した後にもしばらくお世話になったのです。そんな話も書き残しておこうかと。

病院選びがまず大事、という話をここに入れようとしたら以前書いていたので、詳しくはこちらをどうぞ。

2018-02-14 [真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。

先生との相性や、クリニックの方針と自分の希望との兼ね合いなど。千差万別なんですよね…知らなかった…。 “妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]” の続きを読む

オットくんと不妊治療(ネタです)[生殖医療の記録3]


<1・2の三四郎(19)小林まこと/amazon>

はい、ここも息抜き回です(回?)

不妊治療中のオットくんについて。ネタです。ほんとか!?

先ほどの憎珀天記事にちょっと書きましたが(不快、不愉快、極まれりッッ!!!)、こともあろうに不妊治療のクリニックの院長からね、「男性はデリケートだから、ね?」とか言われた件ですけども。

そんな、デリケートな男ばかりだと思うなよ!?
いやそれだとオットが無神経ってことになってしまうな。いや違うの。そうかもしらんけどそこじゃないの(そうかもしらんのかい)。

パートナーとの人生の岐路に、デリケートだとか言ってる場合かよ!!
逃げるな卑怯者。と。炭治郎ばりに叫びたい。責任を一方に押し付けるな、と言いたいのです。こちらは過去の書きためじゃなく、リアルタイムに書いております。

ーー

えー。
前の記事にもちょっと書いたように、不妊治療に通っている間ね、夫婦生活に。夜の国性調査に(星野源ちゃんのラジオのコーナー名です)、気を使うんですよ。やっぱり。今日入れましょう排卵日だからとか(正確に言うと排卵日より少し前に入れておいて迎え撃つんですけども)、言いづらいんですよ。

という感じの、今回わりと生々しい話題も多いです!すいません!
“オットくんと不妊治療(ネタです)[生殖医療の記録3]” の続きを読む

不妊治療のクリニックで受けたセクハラ、ドクハラについて [生殖医療の記録2]


<寄生獣(2)岩明均/amazon>


もうね!書くよ!
深刻な話が続きましたが今回は振り切れてます。でも内容的には胸糞案件なので気をつけてください。嫌な話がしんどい人は無理しないでくださいどうぞくれぐれも。
逆に腹立つ話を聞いてアドレナリン出したい人はウェルカム!出るよ!ムッキイイイイ!!!って。クリリンのことかああああ!!!くらい出るよ?レッツ怒髪天!

36歳で、一年半の間に初期流産を2度繰り返し、当初通っていたクリニックでは精密検査を希望したのにやってくれず、自力で調べて別のクリニックに検査を受けに行った時の話です。

「大変申し上げにくいのですが…」とドラマでよくあるように医師が深刻な表情で前置きしてくれるほどに数値が低く、それ自体もとてもとてもショックでしたが。真面目にショックを受けた時のつぶさな心の動きに関しては先の記事にしたためました。だが今回はもっと猛々しいよ?

前回の記事と同じ2017年頃に書いたものです。4900字。

“不妊治療のクリニックで受けたセクハラ、ドクハラについて [生殖医療の記録2]” の続きを読む

不妊治療で妊娠しにくい体質だと告げられた時のこと [生殖医療の記録1][まじめに]


<胚培養士ミズイロ〜不妊治療のスペシャリスト~(1)おかざき真里/amazon>


はい、シリーズ生殖医療の記録(NHKみ)、前回は全体の流れをまとめましたが、今回はひとつの山場、クリニックで妊娠しにくい体質だと告げられた瞬間の話です。もうね、自分で言うのもなんだけどドラマみたいでしたよ。

例によって、育児中に時間と気力があいた時に書き留めておいた文章を元にお送りします。ラジオの収録回みたい。今読み返すとちょっと拙い部分もあるんだけれど、38歳と42歳の自分の率直な気持ちということで、最小限の手直しで載せることにしました。6500字。

“不妊治療で妊娠しにくい体質だと告げられた時のこと [生殖医療の記録1][まじめに]” の続きを読む

生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


はい。ええと、NHKドラマ『燕は戻ってこない』を機に、ここ数年綴ってきた自分史的なものを少し進めようかと思います。不妊治療をしていた時期の話です。

2009年から妊娠を望み、一年後の2010年には流産、その後2年ほど、生殖医療のクリニックに通った話を、もう少し詳細に。なんでかというと、人生で何度か訪れた、価値観が転換した時期のひとつだったから。すごく色んなことを知ったし、考えたので、書き記しておきたくて。

その後、2014年春に第一子を産むところまでこぎつけたものの、分娩直後に胎盤トラブルで大変なことになった実体験も含めて、ここ数年で急に表立って話題にされ始めた代理出産卵子凍結も、危険を伴うものだと身を持って痛感したため、そんな簡単なものじゃないです、と伝えたい、という気持ちもあります。

例によって、当時書き残したメモや文章を元に再構成していきます。情報としてはもう10年以上前のものなので古く、あまり有用ではないと思いますが、自分史なので自分の身に起こったこと、考えたことを記録しておくことがこの文章の目的です。内容も物量もきっと重くなってしまいますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。4000字。 “生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]” の続きを読む

母の日の花2024、妹家族とワインに日本酒でガヤガヤ



今年の母の日は一日早かったです。土曜に塾のテストだったうちの子タロー10歳小5、迎えに行った父ちゃんと帰ってきて台所でご飯の支度をしていた私のところにとことこにこにこやってきて「母ちゃんこれ、一日早いけど母の日のお花」あらっ!そうか明日はバタバタするからね。ありがとう!とってもすてき!いつもの渋いお花屋さんで買ってきてくれたそうです。そうかオットがこの日のこの時間に予約しておいてくれたのだな。ありがとうったら。

そして日曜は何にバタバタするかというと、中学受験の合同説明会なるものにオットと二人で行くことになっていたので、オット妹に留守居を頼んでたのでした。 “母の日の花2024、妹家族とワインに日本酒でガヤガヤ” の続きを読む

NHK朝ドラ『虎に翼』股間を蹴り上げる [まじめに]

<虎に翼 Part1 [吉田恵里香]/楽天>

<女ことばってなんなのかしら?「性別の美学」の日本語 平野卿子/amazon>

股間を蹴り上げる[まじめに]って。いや、でもそうとしか言いようがないな。今からまじめに股間を蹴り上げる話をします。今回4000字くらいです。

ええ前回は週まとめはカットされまくっててもったいないから!と1週目をコマ送りでお送りしましたが、まだまだ書きたいことがあるとらつば。すごく勧めたいのに短く書けないので、とにかく見て!としか。見て!の3文字でOKなんですけど。

今回は、「殿方の股間を蹴り上げる」についてです。(殿方の股間を蹴り上げる)(なんで2回言った?)

華族の涼子お嬢様が、わたくしも毅然と、殿方の股間を蹴り上げられるようになりたい!と仰っておられましたが。「殿方の股間を蹴り上げる」といえばね?村上春樹の『1Q84』にも出てくるよね! “NHK朝ドラ『虎に翼』股間を蹴り上げる [まじめに]” の続きを読む

離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと

<好き嫌いをなくす幼児食 心に栄養、頭に栄養 [加藤初枝]楽天ブックス>

はい、あのですね。前々から書きたいと。書き残しておかねばなるまいと思っていた離乳食話を、うちの子10歳誕生日ケーキにつなげて書こうかと。時々ある子育て懺悔シリーズです。あの日の君に謝りたい。

前からちらっと書いてたと思うのですね、離乳食!超!大変だったアアアアって。ええ大変だったのです。うちの子食べない派で。食の細い赤さまであらせられました…(遠い目)。乳が好きすぎて。ちょっと食べてすぐ乳ィってなっちゃう。生後半年くらいからもう固形物食べさせた方がいいっていう説もあるんですね、検索してると。乳だけだと栄養が足らなくなってくるって。諸説ありますんですけども、栄養が足りなかったら困るじゃないですか!発育に影響したらまずいじゃないですか…保護者としては…!だから焦ってしまって。ええ。どっかで聞いた話。子供の発育に焦る母図。浮世絵とか古典の教科書に載ってるような絵柄でどなたかぜひ描いて欲しい。

あれはいつぐらいの時期、どのくらいの期間だったっけかな…(遠い目)もうね、1歳2歳の頃って1日が長くて。時間の感覚がおかしくなってて。
うん、2歳過ぎだ。離乳食本の購入履歴から割り出した。2016年8月14日でした。試行錯誤と七転八倒の果てに、いよいよ乳だけじゃ全然ダメなのでは!?文字通り乳離れさせないといけないのでは!?我が子を思うなら!と、本格的に離乳食に乗り出した期間、てのがあったんですね。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。
“離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと” の続きを読む

うるう年日記、ささってくるうちの子 [ちょっとゾンビ]

やあ、今日は2月29日、うるう年。せっかくなので日常日記回です。

えー、うちの子9歳小4が刺さってくる、というお話は前にいたしましたが、今日も元気に刺さってきます。今朝も無事刺さられました。ここ最近私は安眠のため一緒に寝てないんですが、オットが出張の時は一緒に寝てまして。うちの子大喜び。かわゆ。しかし刺さってはくる。

いやどちらかというと、刺さってくることは問題じゃない。布団を剥ぎにくる。
“うるう年日記、ささってくるうちの子 [ちょっとゾンビ]” の続きを読む

私の風邪とうちの子とオット

なんかとっても既視感のあるタイトル…前にも書いた気がするこういうの…

ええと、まあ引きまして。風邪を。うちの子タロー仮名9歳小4、私がゼイゼイしてたら心配してくれます。やさしい子だよ。手繋いだら母ちゃん手熱い!と心配してくれたり。やさし。そして布団で寝込んでいるとぬいぐるみたちをそっと枕元に運んできて取り囲んでくれます。かわい。最後に本体がスボっと潜り込んでくるまでがセットです。かわい。逆なら止めるんだけどね、この風邪明らかにタロー風邪だからあなたもううつる心配ないもんね。思う存分かわいがらせてもらうぜ!

一方オットくんです。

OT「体調は?」

んー微妙なんよな…鼻水すごい出るだけっちゃだけなんだけど、どうにもだるくて。これ絶対熱あるなと思って計ってみてもないんだよね。せいぜい7.6くらいで。

OT「計ってみたら?」

ん?そうねえー(体温計を手に取る)

OT「(手)」

えっ?
オットくんが計るんかい!!

OT「(ドヤ)」

何その「今なら勝てそうな気がする」みたいな顔。
“私の風邪とうちの子とオット” の続きを読む