うちの子がこれを読むなら [まじめに][自分史まとめ]

はい、ええと、一連の!自分史的なものをようやく!ひとまず!出し切ることができましたー!とにかくひとまずなによりすなわち。ありがとうございます!読んでくださって本当に!ありがとうございます…。今回は、まとめというかおまけというか。

自分史をまとめ直していて改めて思ったんですね。これ、親のしんどい生い立ちの話やら、壮絶だった分娩、その前の苦労した生殖医療通院みたいな話を、もしかしてうちの子が読む可能性を考えた時、ただこのまま置いといたらいけないんじゃないかな、と。親の影響の大きさを知っているだけに。

読むかわからないんですけど。どこかで直接話す機会もある、というか改めて考えてみるとすでに話して聞かせていることが多いのですが。なので、すでに伝えていることを整理しがてら、あとがきのようなものです。めちゃくちゃ私信なんですけど、うちの子宛に伝えたいことも。4300字。
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産後一ヶ月健診に、福祉センターの保健師さんが付き添ってくれた話

皆様、ここ最近の重い記事にもたくさんの温かい反応をありがとうございます…!ど重いど長文を読んでくださって…ほんとに…!
ここ何年も、いつかしっかりまとめたいなあと思ってきたテーマにようやく着手できて、そして区切りが見えてきたのでホッとしております。

今回は、前2つの記事、妊婦健診で、実母と疎遠にしていると言った時の助産師さんたちの反応に傷ついた話と、その後日談の派生話です。「保健師さんが産後1ヶ月健診に付き添ってくれた」ことについて詳しく。2017年7月に書いたものをベースに、ちょこちょこ直したり追記したりしています。2024年の今振り返ると、この7年で色々と世の中も変わったなあ…。3000字。

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保健師さん、ほんとにきちんとした、明るく朗らかで頼もしい同年代の女性が来てくれて、めちゃめちゃ助かりました!
なんと、産後一ヶ月健診のための通院にも付き添ってくれたのです!
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妊婦健診で、実母と疎遠にしていると言った時の助産師さんたちの反応に傷ついた話 [まじめに][機能不全家族]



<イグアナの娘 萩尾望都/amazon>


はい、自分史の続き。いよいよ佳境です。といってもここから3部作くらいになるのですけども。

子供が3歳の頃(2017年)に書いた、妊娠していた頃(2013年)の話です。
実家と疎遠にしていることって、妊娠中にもこんなふうに影響してくるものなんだ、と思い知らされ、けっこう辛かった体験です。機能不全家庭の、虐待の描写も出てきますのでご注意ください。つらい気持ちにさせてしまったらごめんなさい。超長文です。8000字。
同じような境遇の人たちへのエールになりよりますように!
今まで書いてきたノートはどれも、元家族との辛かった話も、オットやその家族が温かいことも、この話のために書き連ねてきたような気がしています。

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妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]

シリーズ生殖医療の記録、ちょっと小休止的なお話です。
生殖医療のクリニックには、不妊治療中だけでなく、妊娠成立した後にもしばらくお世話になったのです。そんな話も書き残しておこうかと。

病院選びがまず大事、という話をここに入れようとしたら以前書いていたので、詳しくはこちらをどうぞ。

2018-02-14 [真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。

先生との相性や、クリニックの方針と自分の希望との兼ね合いなど。千差万別なんですよね…知らなかった…。 “妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]” の続きを読む

体外受精の分娩で大変な目に遭った私が、代理出産について思うこと[分娩記録][生殖医療][まじめに]

はい、少し久々、真面目な話です。
代理出産について。
とってもシビアでシリアスな話題なので書きあぐねてきたのですが、こんな体験をした私だからこそ書けることがあるのではないか、と思うので、書きます。

ここ2〜3年でしょうか、代理出産や、卵子の冷凍保存、子宮移植(子宮再建)というものを、女性のための素晴らしい選択肢であるかのように取り上げるニュースをよく目にするようになりました。

卵子凍結や代理出産が、女性を妊娠出産というくびきから解放し、キャリアを中断しなくても済む、先進的で合理的な方法である、かのように紹介し、だから若いうちに卵子凍結をしておく女性が今増えている、というようなニュース記事や、web雑誌のインタビューを見かけます。

ただ、そのような記事では、危険性についてはほとんど触れられていません。

今例に挙げた手段を経て子供を授かるためには、必ず体外受精をおこなう必要が生じます。そして、私には体外受精による出産でトラブルが起きた経験があるため、これを安易に他人に勧めようとはとても思えないのです。
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分娩後大変だったこと、『屍鬼』の多臓器不全を実感、産後1ヶ月は水に触るな [ゾンビ][分娩記録8]


<屍鬼(一)[小野 不由美]>

はい!そんなわけで、ようやくひと段落つきました、2014年に出産したあひるちゃんの分娩記録シリーズ。壮絶。分娩日記ってもうちょっと牧歌的なものじゃないのか。すいませんほんと。重くてヘビーな内容(ダンシング盆踊りみたいな表現)に、お付き合いいただきありがとうございました(てかダンシング盆踊りって何)。

さて。ここでは各エピソードに入りきらなかったこぼれ話を、これを機に2023年の今改めて振り返っておこうと思います。

まずは失血から。
オットくんの相変わらずなゾンビ発言の話を書きましたが、ゾンビといえばついでにこれも書いておきますとね?(だからそこの補足必要かな!?ほんとあひるちゃんもたいがいだよね!)

担当医師T先生が「これだけの出血量だとどんな臓器にどんな影響が出るかわからないから怖くて休みが取れない」と仰っていた言葉にですね、私が思い出したのは小野不由美主上『屍鬼の死因でした。あれ、まあゾンビじゃないですか。作内では「起き上がり」ね。怖い呼称だな〜普通の言葉なのに怖いな〜さすが主上だな〜。
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分娩感謝シリーズ、生まれたてのうちの子、大人な新生児 [まじめに][分娩記録7]


<育児なし日記VS育児され日記 逢坂みえこ>

はい、いよいよ大詰めとなりました、あひるちゃんの2014年の出産日記。長文詳細記録その補記(育児の孤独)看護師Mさん克実小ネタ担当医師T先生オット母オットくんの発言その1その2(ゾンビ)、と来まして。

ついにうちの子登場です。
2014年の出産について、3年後の2017年に書き起こした文章です。

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2017年3月30日

分娩感謝シリーズ、生まれたてのうちの子、大人な新生児

分娩で命を落としかけた感謝シリーズ、そういえば!うちの子タロー(仮名)にも感謝しなければなりますまい。
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分娩で命を落としかけた私にオットが言ったこと、番外編 [ゾンビ][分娩記録6のつづき]


バイオハザード RE:4

うん、タイトルが出オチ。
はいご想像通りの内容なんですが一応書きます。これまでは2014年とか2017年に書いたものでしたが、2023年現在書き下ろしです(そんな大層なものか)。

えー、再三に渡り書き記して参りましたがわたくし死にかけまして。測れただけで4千ミリリットルの出血。とんでもねえ。術後直後はほんとに酷い状態だったらしい。っていう話はね、良い話としてオット母のとこで書きましたけども。失血で顔色も尋常じゃなかったし、とオットが説明してくれた際にですね、良い話としてまとめたかったから書かなかったんですけど。
オットくん、続けてこうも言ってまして。

OT「うん、これ知ってる。ゾンビでよく見るやつ。って思った」

ゾンビ(映画やゲームやら)でよく見るやつ!わがやでお馴染みの!
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2人目以降を授かれなくなった私に、オットが言ってくれたこと [まじめに][分娩記録6]


スラムダンク 13[井上雄彦]


出産で命を落としかけた記録シリーズ。長文詳細記録その補記(育児の孤独)看護師Mさん克実小ネタ担当医師T先生オット母、まできました。

今回はオットくんについて、です。

2014年の出産直後に書いたメモを基に、2017年に書き起こしてShortNote(日記系ほっこりSNS)に投稿した文章を、2023年現在このブログ向けに整えたものです。

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2017年3月30日

2人目以降を授かれなくなった私に、オットが言ってくれたこと

分娩で命を落としかけた私の感謝シリーズ、あとは誰にといえばやはりオットにでしょう。
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