ドラマ『燕は戻ってこない』で思い出す、実母の成人式の思い出 [機能不全家庭]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


やあもうすいませんちょっとこれは。もうこれは。毎週怖すぎてリアタイの勢いで見ずにはいられない『燕は戻ってこない』の7話をつい先程見ましたらやっぱり怖くてひ、ひいいいってなったので、わたくしもだいぶとんがった実母の怖いお話をさせてください…(ヤメテ)…毒親百物語だよ…(ヤメテ!)

や、ほんとに今回そういう機能不全家庭のきっつい話題が多いので、どうぞ無理せず避けてくださいませね…。

まずは残念な実母との残念な実体験のお話から。2017年1月に書いたものを手直しして、後半はドラマの感想も織り交ぜます。いつも区切ってますけど、今回は書き下ろし部分もぬるっと繋がってます。3600字。

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■実母の成人式の思い出(元家族の残念な話)

21か22歳だったと思う、まだ実家で暮らしていた頃、成人式の祝日に、母と二人で近所にお昼を食べに出かけた。(自分の成人式の日ではなかったから、ただの休日だ)
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治療をやめ、子どもをあきらめた人が気持ちをわかち合う「卒業生の会」[生殖医療の記録7][まじめに]


<三色のキャラメル 不妊と向き合ったからこそわかったこと 永森咲希/amazon>


なんと、不妊治療をやめた方々に向けた「卒業生の会」というものがあると…!こういう場所があったらどれだけ救われるか。
2018年に下書きしておいた朝日新聞の記事はリンク切れになっていたのですが、会の代表、永森咲希さんの公式サイトに当時の記事が載せられていました。

「不妊治療やめても 続く苦しみ」朝日新聞(2018.8.24)OFFICE NAGAMORI | オフィス永森 | 不妊カウンセリング/キャリアコンサルティング

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そうなんですよ…私、ずっと引っかかっていたことがありまして。不妊治療中。
時々言われたんですよね、「私の友達の友達が、不妊治療に通うのやめたら授かったんだって」みたいなこと。
聞いたことありませんか?そういう「やめたら授かった」話。私もあります。で、友人からも似たような話を聞くとつい「私も!私の友人にもいるよ!」と追加してしまう。こうやって、世間話で何気なく話題に出るたびに印象が強化されていって、「治療やめたら授かったって話よく聞くよね、そういう人って多いよね」という話が広がっていってるんじゃないのかな、と思うのです。

でも、それはあくまで、口の端に登っている事例の数であって。
この裏に隠されている、もっと多い事例があるはずなのです。

一番多いのは、「不妊治療をやめても授からないまま、子供のいない人生を送ることにした人」なんじゃないかと。

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不妊治療中に嬉しかった、私のマッサージの先生のひと言 [生殖医療の記録6]


<魔女の宅急便 角野栄子,林明子/amazon>


不妊治療中であることは、ごくごく限られた数人にしか話していなかった。家族と僅かな友人、大掛かりな治療をお願いすることにしていた歯医者さん、それから、アロママッサージの先生。私よりちょっと年上の女性で、ふんわりにこにこした素敵な人だ。

たぶん私が女性として美容にかけるお金は、平均より下だと思う。美容院もなるべく行きたくないから、手入れの少ない髪型にしてもらって、ショートの時は別として半年行かないこともザラだった。化粧品にもあんまりお金をかけたくない。効果も種類もよくわからないし、ずぼらで不真面目だし…。エステなんてもってのほかだ、と思っていた。
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不妊治療よりも前、オット父に言われたことの思い出(ネタです) [生殖医療の記録5.5]


<おさるのジョージ危機一発/楽天>


そういえば。「不妊治療中、オット母から言われて嬉しかったこと」を機に、思い出したことがあるので書きます。これもネタ的な小話です。書き下ろし。

えっとですね。母から素敵な言葉とスーツを賜った時は、2011年か2012年頃だったと思うんですね。流産の手術が2010年末で、父が亡くなったのが2009年秋だった。

で、時期的に考えるとおそらく2008年頃のある時、オットが不在のところに、お父さんとお母さんだけで遊びに来てくれたことがあったんです。あっもしかしてこの時かも!?うっかり変なお茶出した時!いや、家庭菜園の白菜がめちゃくちゃ取れたから急遽持ってきてくれた時かな…書いてないだけでこの時あじさいと一緒に白菜も持ってきてくれたんだっけな…?

まあとにかくその時に。
珍しく、ちょっと深刻なムードになったんですよね。 “不妊治療よりも前、オット父に言われたことの思い出(ネタです) [生殖医療の記録5.5]” の続きを読む

不妊治療中、義母から言われて嬉しかったこと [生殖医療の記録5]


<コサージュ プリザーブドフラワー/楽天>


はい、順番にお送りしています、あひるちゃん10年ちょっと前の不妊治療中の記録、今回はオット母のエピソードです。数年前に別の日記サイトに公開したものをベースにしています。日付を見たら2016年9月に書いていた。けっこう前!

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■不妊治療中、義母から言われて嬉しかったこと

27歳で結婚したものの子供を持つ覚悟がなかなかできず、それでもオットの父が事故で急逝したことを機にようやく親になりたいと思えるようになったのが34歳の時だった。

やっと妊娠を望むようになってからもなかなか授からず、ようやく待ち望んだ検査薬の陽性反応!と歓喜もつかの間、初期で流れてしまったりもした。不妊治療に通い始めた時は36歳だった。
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妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]

シリーズ生殖医療の記録、ちょっと小休止的なお話です。
生殖医療のクリニックには、不妊治療中だけでなく、妊娠成立した後にもしばらくお世話になったのです。そんな話も書き残しておこうかと。

病院選びがまず大事、という話をここに入れようとしたら以前書いていたので、詳しくはこちらをどうぞ。

2018-02-14 [真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。

先生との相性や、クリニックの方針と自分の希望との兼ね合いなど。千差万別なんですよね…知らなかった…。 “妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]” の続きを読む

オットくんと不妊治療(ネタです)[生殖医療の記録3]


<1・2の三四郎(19)小林まこと/amazon>

はい、ここも息抜き回です(回?)

不妊治療中のオットくんについて。ネタです。ほんとか!?

先ほどの憎珀天記事にちょっと書きましたが(不快、不愉快、極まれりッッ!!!)、こともあろうに不妊治療のクリニックの院長からね、「男性はデリケートだから、ね?」とか言われた件ですけども。

そんな、デリケートな男ばかりだと思うなよ!?
いやそれだとオットが無神経ってことになってしまうな。いや違うの。そうかもしらんけどそこじゃないの(そうかもしらんのかい)。

パートナーとの人生の岐路に、デリケートだとか言ってる場合かよ!!
逃げるな卑怯者。と。炭治郎ばりに叫びたい。責任を一方に押し付けるな、と言いたいのです。こちらは過去の書きためじゃなく、リアルタイムに書いております。

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えー。
前の記事にもちょっと書いたように、不妊治療に通っている間ね、夫婦生活に。夜の国性調査に(星野源ちゃんのラジオのコーナー名です)、気を使うんですよ。やっぱり。今日入れましょう排卵日だからとか(正確に言うと排卵日より少し前に入れておいて迎え撃つんですけども)、言いづらいんですよ。

という感じの、今回わりと生々しい話題も多いです!すいません!
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不妊治療のクリニックで受けたセクハラ、ドクハラについて [生殖医療の記録2]


<寄生獣(2)岩明均/amazon>


もうね!書くよ!
深刻な話が続きましたが今回は振り切れてます。でも内容的には胸糞案件なので気をつけてください。嫌な話がしんどい人は無理しないでくださいどうぞくれぐれも。
逆に腹立つ話を聞いてアドレナリン出したい人はウェルカム!出るよ!ムッキイイイイ!!!って。クリリンのことかああああ!!!くらい出るよ?レッツ怒髪天!

36歳で、一年半の間に初期流産を2度繰り返し、当初通っていたクリニックでは精密検査を希望したのにやってくれず、自力で調べて別のクリニックに検査を受けに行った時の話です。

「大変申し上げにくいのですが…」とドラマでよくあるように医師が深刻な表情で前置きしてくれるほどに数値が低く、それ自体もとてもとてもショックでしたが。真面目にショックを受けた時のつぶさな心の動きに関しては先の記事にしたためました。だが今回はもっと猛々しいよ?

前回の記事と同じ2017年頃に書いたものです。4900字。

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不妊治療で妊娠しにくい体質だと告げられた時のこと [生殖医療の記録1][まじめに]


<胚培養士ミズイロ〜不妊治療のスペシャリスト~(1)おかざき真里/amazon>


はい、シリーズ生殖医療の記録(NHKみ)、前回は全体の流れをまとめましたが、今回はひとつの山場、クリニックで妊娠しにくい体質だと告げられた瞬間の話です。もうね、自分で言うのもなんだけどドラマみたいでしたよ。

例によって、育児中に時間と気力があいた時に書き留めておいた文章を元にお送りします。ラジオの収録回みたい。今読み返すとちょっと拙い部分もあるんだけれど、38歳と42歳の自分の率直な気持ちということで、最小限の手直しで載せることにしました。6500字。

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生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


はい。ええと、NHKドラマ『燕は戻ってこない』を機に、ここ数年綴ってきた自分史的なものを少し進めようかと思います。不妊治療をしていた時期の話です。

2009年から妊娠を望み、一年後の2010年には流産、その後2年ほど、生殖医療のクリニックに通った話を、もう少し詳細に。なんでかというと、人生で何度か訪れた、価値観が転換した時期のひとつだったから。すごく色んなことを知ったし、考えたので、書き記しておきたくて。

その後、2014年春に第一子を産むところまでこぎつけたものの、分娩直後に胎盤トラブルで大変なことになった実体験も含めて、ここ数年で急に表立って話題にされ始めた代理出産卵子凍結も、危険を伴うものだと身を持って痛感したため、そんな簡単なものじゃないです、と伝えたい、という気持ちもあります。

例によって、当時書き残したメモや文章を元に再構成していきます。情報としてはもう10年以上前のものなので古く、あまり有用ではないと思いますが、自分史なので自分の身に起こったこと、考えたことを記録しておくことがこの文章の目的です。内容も物量もきっと重くなってしまいますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。4000字。 “生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]” の続きを読む