ほとんどリンク集ですが、ここ数週間の『虎に翼』をきっかけに、太平洋戦争について知ったこと、考えたことなどをつれづれに。ドラマについての感想ではありません。
“『虎に翼』と太平洋戦争、総力戦研究所、原爆裁判 [まじめに][79年目の八月十五日]” の続きを読む
ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)
<オリジナル・サウンドトラック 燕は戻ってこない[エバン・コール]/楽天>
いや〜〜素晴らしかった…わたくし原作未読勢、最後のリキの選択に震える…そして原作既読友人C美から原作そのまんまと教えてもらってさらに震える。
あと、意外なところがドラマオリジナルと聞いても震える!もう震えっぱなし。きっとマチューくらい震えっぱなし(マチューは主演のゴロ有紀夫妻が飼ってるトイプードル?です)
そんな感想つらつら記です。5800字。 “ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)” の続きを読む
うちの子がこれを読むなら [まじめに][自分史まとめ]
はい、ええと、一連の!自分史的なものをようやく!ひとまず!出し切ることができましたー!とにかくひとまずなによりすなわち。ありがとうございます!読んでくださって本当に!ありがとうございます…。今回は、まとめというかおまけというか。
自分史をまとめ直していて改めて思ったんですね。これ、親のしんどい生い立ちの話やら、壮絶だった分娩、その前の苦労した生殖医療通院みたいな話を、もしかしてうちの子が読む可能性を考えた時、ただこのまま置いといたらいけないんじゃないかな、と。親の影響の大きさを知っているだけに。
読むかわからないんですけど。どこかで直接話す機会もある、というか改めて考えてみるとすでに話して聞かせていることが多いのですが。なので、すでに伝えていることを整理しがてら、あとがきのようなものです。めちゃくちゃ私信なんですけど、うちの子宛に伝えたいことも。4300字。
“うちの子がこれを読むなら [まじめに][自分史まとめ]” の続きを読む
凍結受精卵を破棄した話 [まじめに][生殖医療]
<胚培養士ミズイロ~不妊治療のスペシャリスト~(3) おかざき真里/amazon>
はい。2024年も早7月、折り返し地点ですね。早。
そんな折、ここ最近細々と(いや太々と!?常に長文の大ボリュームで…長々と…)続けてきた一連の自分史の、いよいよ大トリのエピソードをお届けします。ようやくここまできた…。
2018年に、日記系SNSサイト『ShortNote』に投稿したものを少し手直ししました。
妊娠しにくい体質であることを病院で告げられた時と同じ種類の、それまでの自分の価値観が大きく覆るような、地殻変動が起きたような出来事についての話です。
不妊治療にまつわる重たい話なので、無理せず避けてくださいませ。3500字。
ーーーーー
ーーーーー
“凍結受精卵を破棄した話 [まじめに][生殖医療]” の続きを読む
虎に翼とうちの子と太平洋戦争 [まじめに]
<講談社学習まんが日本の歴史全20巻セット 22年度版/楽天>
とらつば13週感想の続きです。
ネタバレだったり、太平洋戦争や広島原爆資料館の話、ちらっと中学受験の話などの雑多な日記的エントリ。2500字。
奨学金の受給率、2002年(平成14年)と2022年(令和4年)のデータ比較 [まじめに]
<健康で文化的な最低限度の生活(1)柏木ハルコ/amazon>
ひとつ前の、学生時代にお金に困っていた記事の続きです。
■2024-06-13 「大学に入ってバイトするのは馬鹿だ」[まじめに][機能不全家庭]
お金に困っていたとはいえ、およそ30年前当時は「学費を親に払ってもらう」というのはそれなりに当たり前のことだった。けれど今の世相と比べるととても贅沢なことなんですよね…。
これを機に、少し調べてみたのでメモとして載せておきます。あくまで素人調べですし、常識的なことばかりかもしれませんが…無知を晒して恥ずかしいけれど、ひとつ前の記事とセットで調べて書き残しておかないとな、と。
1975年生まれの私が大学に通っていたのは大体1995年あたり。見つけたデータで一番古かったのは2002年(平成14年)、新しいのは2022年(令和4年)でした。
大学学部(昼間部)の奨学金受給率は、
2002年が31.2%、2022年には55.0%になっていました。
逆に奨学金が「必要ない」、非受給、と答えた学生の割合は、
2002年が68.8%、2022年には39.3%…
2022年度には、「申請したが通らなかった」「希望するが申請しなかった」という人が5.7%います。この潜在的な受給希望者を足すと、60.7%の学生が奨学金を希望しているとも言える…。
“奨学金の受給率、2002年(平成14年)と2022年(令和4年)のデータ比較 [まじめに]” の続きを読む
「大学に入ってバイトするのは馬鹿だ」[まじめに][機能不全家庭]
ひとつ前の実母の残念な話を機に…、自分が生まれ育った機能不全家庭についての話をもう少しここに載せておくことにします。全然楽しい話じゃないから迷ったのですが…、ただ、まもなく公開する予定の「妊婦健診中に実母と疎遠なことをやたら心配されて傷ついた話」とも無関係ではないので、やっぱり記しておこうかと。
数年前に閉鎖になってしまった日記サイト『ShortNote』に、初めて投稿した思い出深い記事です。5000字(公開当時より加筆)。
“「大学に入ってバイトするのは馬鹿だ」[まじめに][機能不全家庭]” の続きを読む
『虎に翼』第9週、太平洋戦争の終わりと、河原の日本国憲法
<三淵嘉子の生涯〜人生を羽ばたいた”トラママ” 佐賀千惠美/amazon>
はい、しばらく続けた生殖医療シリーズがひと段落したので、妊婦健診編を書く前に今期の豊作すぎるドラマの感想を書きます。
虎に翼、新章突入!!というわけで、先週第9週までと、今朝の10週目月曜日の感想もちらっと。いやどばっと。目から水の呼吸生々流転!!くらいどっぱあんと。5000字。
ネタバレです…以下ネタバレです…
不妊治療よりも前、オット父に言われたことの思い出(ネタです) [生殖医療の記録5.5]
そういえば。「不妊治療中、オット母から言われて嬉しかったこと」を機に、思い出したことがあるので書きます。これもネタ的な小話です。書き下ろし。
えっとですね。母から素敵な言葉とスーツを賜った時は、2011年か2012年頃だったと思うんですね。流産の手術が2010年末で、父が亡くなったのが2009年秋だった。
で、時期的に考えるとおそらく2008年頃のある時、オットが不在のところに、お父さんとお母さんだけで遊びに来てくれたことがあったんです。あっもしかしてこの時かも!?うっかり変なお茶出した時!いや、家庭菜園の白菜がめちゃくちゃ取れたから急遽持ってきてくれた時かな…書いてないだけでこの時あじさいと一緒に白菜も持ってきてくれたんだっけな…?
まあとにかくその時に。
珍しく、ちょっと深刻なムードになったんですよね。 “不妊治療よりも前、オット父に言われたことの思い出(ネタです) [生殖医療の記録5.5]” の続きを読む
妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]
シリーズ生殖医療の記録、ちょっと小休止的なお話です。
生殖医療のクリニックには、不妊治療中だけでなく、妊娠成立した後にもしばらくお世話になったのです。そんな話も書き残しておこうかと。
病院選びがまず大事、という話をここに入れようとしたら以前書いていたので、詳しくはこちらをどうぞ。
■2018-02-14 [真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』で思い出した、自分が不妊治療に通い始めた頃のこと。病院選びがまず大事。
先生との相性や、クリニックの方針と自分の希望との兼ね合いなど。千差万別なんですよね…知らなかった…。 “妊娠初期の不妊治療について、院長先生の何気ない一言が嬉しかった話 [生殖医療の記録4]” の続きを読む