暗くて明るい南国旅行記、ここ最近の親族ストレスにもういいかな、と思えた話 [まじめに][介護、看取り]

<ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹>

えー2022年のお正月記事を皮切りに、親族ストレスについてちょいちょい書いてきてしまいましたが。それがね、この夏の旅行中に、もういいかな、と思えるようになりまして。
今回はそのご報告というか備忘録記事です。暗めの旅行記のようなもの(暗めのかよ)。や、私にとっては久々の清々しさだったんですけども。

もしかして2年ぶり?に、だいぶ気持ちに整理がついた気がしています。
日本より赤道に近く日が長いので、夕方という時刻の割には奇妙に明るい国の、ホテルの一室で。まるで村上春樹。

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GLAY(北海道)とラルク(和歌山)の雪の表現が違う、どちらかというと中島みゆき

先日カフェーでお茶してたらラジオでGLAYのこの曲が流れてきたので、こちらのツイートを思い出してその場でYouTube検索して、音はミュート状態でMVを観たらとっても乙でした。


ほんと吹雪だ!
そしてワンカットだ!すごい!
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うちの子とイワナ

改訂新版 サケマス・イワナのわかる本

うちの子の2年前の卒園式の話に皆さまハートをたくさんありがとうございます!長すぎて誰も読んでくれないかも…と思いつつだったので嬉しいです!
今回は、卒園関連こぼれ話です。

えと、先生方にサプライズで、園児たちからの絵のプレゼントをしようと謝恩会係さんたちが企画してくれて。サプライズ好きか、謝恩係。で、一人一人が2枚ずつ、クラス担任2人の先生に絵を描いたんですね。

ただうちの子、絵は好きだけど気難しいので…のせるのが大変で…
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東日本大震災から11年、津波てんでんこの4つの意味

はしれ、上へ! つなみてんでんこ (ポプラ社の絵本) 大型本 – 2013/2/22 指田 和 (著), 伊藤 秀男 (イラスト)

リンク集を作っていたら、「津波てんでんこ」について気になる記事を見かけたので調べてまとめました。つらい内容が多くなりますので、閲覧にはどうぞ無理せず。
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東日本大震災から11年、リンク集

はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ (絵本・こどものひろば) 単行本 – 2013/11/30 すとう あさえ (著), 鈴木 まもる (イラスト)

ピクミンブルームのナイアンティック。
東日本大震災から11年: 復興の今を見て、歩いて、感じたこと – Pokémon GO

羽生結弦「11年たった今の世界で命の意味と尊さを考えている」東日本大震災11年でメッセージ – フィギュア : 日刊スポーツ

以下、リンク集を作りました。どうしても震災の話は、つらい話が多くなります。読みたくない場合はどうぞ無理せず、心穏やかにお過ごしください。
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巨大迷路でコンプリート魂が炸裂して1時間半さまよった私たち(オットとうちの子大活躍)

ハムナプトラ2/黄金のピラミッド [Blu-ray]

ピクミンブルームでオットくんがコンプリートにこだわっていた記事で思い出した、一家でコンプリートにこだわってしまったお話をお送りします。ハムナプトラもびっくりの一家冒険譚が爆誕しました(ん?ハムナプトラってもしかしてマイナー?みんな知らない?)。

去年2021年の感染状況がもっと落ち着いていた時期に、オット弟妹たちと3世帯で旅行にいったのですね。その時訪れたのが栃木県のツインリンクもてぎで。
その中にあった巨大迷路イタダキ。

迷宮森殿 ITADAKI|ツインリンクもてぎ


これこれこんなかんじでした!
最初にね、入る時に。入り口に「所要時間40〜60分」って書かれてたんですよ。えっけっこう長いね、と思ったけども。

我々一家、脱出までにたっぷり1時間半かかりました。
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海外通販詐欺にひっかかった実体験 [ネットのコピペじゃなく][マジで私が被害に遭いました]



いやあー。あったんですよそういうことが。遭ったんですよそういう目に。海外通販詐欺、遭っちゃいました。甘栗むいちゃいました的な。いやそんなことゆうてる場合かて。ほんまに。

実はすでに4〜5年経過しており、結果的には1円も損はせず全額戻ってきた(というか支払わずに済んだ)のですが。ただその…こんなありふれた、くだらない犯罪に引っかかってしまった自分の未熟さが恥ずかしいとか、こんな卑劣な犯罪に肉薄してしまったことへの生理的嫌悪、とか、色々あってあんまり人に言えなかったんですね。

でもすでに何年か経ったし、いち早く違和感を抱いたおかげで被害が深刻になる前に未然に防げたこともあるし、数年経って落ち着いて振り返ってみると、これわりと誰でも遭うかもしれないし、へえこんなこともあるのか自分も気をつけよう、と思ってもらえるかもしれないし、似たような目に遭った誰かの役に立つかもしれないし。そうしたらこの私の恥ずかしい体験も少しは報われるし…。
そんなわけで、ネットの集合知のひとつとして放流しておくことにいたしました。

事の起こりはですね…数年前の秋でしたね。
ダウンジャケットが欲しくて。
その年は子供が幼稚園に入って初めての冬を迎えるところで、毎朝自転車で送り迎えをしていたので、当時持っていた10年ものの薄っぺらくなってしまったダウンでは寒すぎて。できれば防水で実用重視の、がっつりふっかふかのやつが欲しくて。

そしたら海外ブランドのが良さそうで。想定していた予算よりだいぶオーバーなんだけど、なんとか少しでも安く買えないかなあ、と、数ヶ月の間コツコツチマチマ検索して探しておりまして。
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NHK『映像の世紀プレミアム』一挙放送!8月3日午前0時過ぎ(8/2深夜)より2週間かけて



おお、こちらを読みまして。いつも楽しみに読んでいるおたまさんの記事。

映像の世紀プレミアム(15)「東京 夢と幻想の1964年」視聴メモ – おたまの日記

面白そう、しかも8/2深夜より一挙放送か、と調べてみたら。
公式サイト。音が出ます。
番組情報 | NHKスペシャル「新・映像の世紀」

かっこいいけど。公式サイトかっこいいけど再放送情報が全然載ってない。NHK公式ツイッターとか探したけど見つけられず。
どうにか引っ張り出した公式情報はこちらです。番組表。

番組表検索 – NHK

8月3日(火)
午前0:11〜午前1:25(1時間14分) 総合(011)

映像の世紀(1)「20世紀の幕開け~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~」
1995年に放送された「映像の世紀」が、最新のデジタル技術で鮮やかによみがえる。第1集は、映像の誕生から第1次世界大戦前まで。ヨーロッパ王朝の最後の姿である。

8月3日(火)
午前1:27〜午前2:43(1時間16分) 総合(011)

映像の世紀(2)▽大量殺戮(りく)の完成~塹壕の兵士たちはすさまじい兵器を見た
貴重な映像で20世紀を描いた「映像の世紀」が、最新のデジタル技術で鮮やかによみがえる。第2集は第一次世界大戦、機関銃や戦車などの殺りく兵器が次々と登場した。


面白そう…というかつらそう。冒頭リンク先のおたまさんが高3の時クラスで泣き出す子もいたというのも、概要をざっと見ているだけでもうなづける…。しかし素晴らしい先生ですね、こういうの昼休みに生徒に見せるって。
そんなわけでうちでも録画しておこうと思います。

以下、『映像の世紀プレミアム(15)「東京 夢と幻想の1964年」』やら『いだてん』やらについてのツイートまとめ。
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ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』2話を見て思い出した、実父の葬儀の話 [家族の重い話][真面目に]

生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫)
ジェーン・スー
新潮社
2021-02-27



やー面白い!今期楽しみにしているドラマのひとつです『生きるとか死ぬとか父親とか』。

【ドラマ24】生きるとか死ぬとか父親とか|テレビ東京

ジェーンスーさんの原作エッセイがあるのですね。そちらは未読ですが、吉田羊さんがすごくジェーンスーさんに寄せてる!とご本人もびっくりしてらした。へえへえ。

ジェーン・スーが自伝的エッセイのドラマ化に期待。「年を重ね、親との関係に悩んでいる人に観てほしい」:…|テレ東プラス

いやー國村隼さんが、亡くなったうちの父に見た目もちょっと似てて。実父の方です。時々登場しているオット父ではなく。そうなんです、実父も亡くなっているのです私。40代も後半戦ともなるとそういうことも増えてくる。オット父が亡くなったのは10年前で60代前半とまだ若かったですが、実父の方はわりと最近。70ちょっと過ぎ。病気でした。

國村隼さんの、ちょっととぼけた、憎めない感じ、人たらしな風貌が実父と少しかぶります。たれ目がちなとことか、声が低くややかすれたようなとことかも。憎めなくて人たらし、というのはドラマと違って私の場合はあくまで「他人から見たらそういうふうに見えるのかもな」という醒めた感想ですけどね。このドラマで吉田羊さんがのっけから「ついつい父を甘やかしてしまう、実の娘ですらそうなのだから他人の女からしたらますますそうだろう(モテるだろう)」みたいに言ってらして私はえええええと思いましたけどね!実父を甘やかしたいと思ったことなど一度もないわ!信じられんわこのおっさんはよくもまあ〜と呆れてましたいつも。すいませんね亡き父をつかまえて言いたい放題。オットくんのお父さんと扱いが違いすぎる。

今回はドラマを機に、私も自分の父のことをちょっと書いてみることにしました。どうしても家族の重い話がずるっと出てくるかと思うので、そういの苦手な方はご注意くださいませ。
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東日本大震災から10年、悔恨の記録【前編】オットの被災体験、ホテルは良いとこ選んどけ [真面目に][311]

ニュース記事などのリンク集と、個人的な当時の体験についてまとめましたが、もうひとつ、個人的に本当に心に突き刺さった出来事を書きます。恥ずかしくて、認めたくない。親しい友人にもあまり話せずにここまできました。本当は次の節目、5年後か10年後にしようかとも思ったのですが、これを機に書いてしまおうと思います。

私の悔恨だけを書いてもしょうがないような気もするので、オットの被災体験もあわせて。先に書いておくと「やっぱりホテルはある程度のグレードを選んでおくべし、いざという時安ホテルとの対応の差がすごい」とのことでした。
震災当時の克明な描写になりますし、特に次の後編は心の内の闇というか、暗く鬱屈した内容になると思うので、引きずられそうな方は読むのを控えるなどご無理なきようお願いいたします。
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