あのインドバディ叙事詩映画『rrr』の日本語吹き替え声優さんが鬼滅で言うと



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はいもう今年は6月から暑すぎるまま7月に突入して、どうなってしまうんでしょうか夏。という気候なのにますます暑いrrrネタを急にしゃべります。まじめな解釈とかじゃ全然ない、いつものやくたいもないよしなしごとです。

もうこれ2022年なのかあ。封切り後しばらくして観ましたrrr、超面白かった。熱く胸たぎる友情と正義の無茶なインド活劇一大叙事詩映画でした。それを最近うちの子と観たんですよ時間ができたので。ハマってちょっとナトゥー踊ってました。かわゆ。配信レンタルの48時間めいっぱいずっとBGMとして流してました。そこまで。良かったわ気に入って頂けて。

うちの子も言ってたけど最初はちょっと見分けがつかないんですよね主演の方々の。みんなインドっぽいお顔の濃いヒゲのムキムキ男性なので。って前にも書いたなと検索したらずっと岡田准一くんと真田広之の話してる。今回はちゃんと?rrrの話をします。

前も書いたのですが、rrrって、

羽海野チカ作画みたいな可愛いムキムキインド男性と、

成田美名子作画みたいな美しいムキムキインド男性が、

友情を育みながら人助けしたり馬とバイクで走り回ったり肩車で走り回ったり踊り狂ったりキャッキャウフフする映画なんですけど。
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ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』がとっても素敵だった。もうええねん恋愛は。それよか自分を大事にしたいねん


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ひあもう6月、いや違うはいです。はいって書いたつもりがひあになってた。いやいいやもうひあで。ひあ!もう!6月!
ドタバタしておりますがどっこい生きてます。季節の変わり目きちいっす。皆さまいかがお過ごしですか。

そう、こちらもそういう作品ですよね、『しあわせは食べて寝て待て』。
体調を整えることの大切さ、難しさと、ある種の諦観、そして一周回って大切さに戻ってくる。それを細やかに、等身大で、決して綺麗事にまとめず(急に病気が治ったりしない)、それでもなんてことのない日常を営めることの美しさ、を描いた作品に思えました。すっごく良かった〜!大好きでした。

以前コメント欄で原作漫画をおすすめいただいてから気になっていたら、桜井ユキさん主演でドラマ化!ということで見てみたらすごく好きだったので、これを機に原作もKindleで一気購入しました。

以下、感想と、いつものようにとりとめのない連想や日常日記のようなもの。 “ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』がとっても素敵だった。もうええねん恋愛は。それよか自分を大事にしたいねん” の続きを読む

こどもの自分を明るい場所へ [自分史][機能不全家族]



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今回も、実母からいとこをかばった話や、母の耳鳴りの続きのようなものです。数年前に賑わっていた日記系サイトshortnoteでね、時折お便りで交流していた方の「こどもの自分をつかまえる」というノートに感銘を受けて、似た感覚を抱いた出来事について私も書いたのですね。その時の文章を手直しして載せます。2016年だから、ほとんど10年前か!そんなに経つのか〜。

自分史はこれでちょっとひと段落として、次からは米津羽生の話とか!書きたいと思ってます!
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野木亜紀子先生『ラストマイル』『カラオケ行こ!』で日本アカデミー賞優秀脚本賞ダブル受賞!


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名探偵の方のコナンくんを祝ったならば(世の中にはコナンといえば未来少年の人間もいるのです若者よ)、こちらもお祝いせねばなりますまい。おめでとうございます!快挙!素晴らしい。

各部門の最優秀賞は、3月の授賞式で発表なんですね。そうかあー、ぜひ『ラストマイル』で受賞してほしいなあ。

もちろんカ!も好きですよ?実は観ておりましたわたくし。原作も好きで。えっでもあやのご?(本名から一音しか減ってないのに略してる意味あるのか)あやご(短くなった)は好きだけど狂児とは違うんじゃないかなあ、どうするのかなあと思っていたらまあ見事な狂児で。結構なお手前で。おかげでしばらくツイッターで感想検索したり友人と感想のやりとりしたりですっかり「カに続きゴにファももちろんやって欲しいがその場合確認のゴの解釈は」とか「映カのゴと原カの狂には若干のズレがあってそこが絶妙に良きだがファも実写化する場合そこはどうするのか」とかいう暗号みたいな会話を繰り広げておりました。

そんなことはいいんだよ。そうじゃなくて。
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おがきちか『ランドリオール』43巻と睡眠と私のくまの話


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出ましたねー!ランドリ新刊!今回も楽しかった…!王様!今度は王様とダンジョンに!?うわー!うわー!続きが楽しみですね!!

といういつものつらつらした感想を添えつつ、メインは先ほど書いた、夫16年不倫記事の詳細公開延期のお知らせに関連したお話です。

詳細記事を実は書き始めてみたと書きましたが、その日のことです。
まだまだ続きを書きたい…と思いつつお子が塾から帰ってきてお夕飯とか歯磨きとかわあわあやるじゃないですか。それでとりあえず寝かして、私は起き出して続き書こう…というつもりだったのに、お子とおふとぅん入ってほかほかして、お子が横ですやすやし始めるうちに、私もぽやぽやしてきて。まあいいか…私も寝るか…と寝ちゃったんですね。

こんなことが!今までなくて!(ないのか)
こんなど重い記事を書いてる途中の戦闘状態が、こんなにすぐ解除できたっていうのが自分的には画期的で。

それが今回のランドリ新刊の、DXにかけられていた睡眠チェッカーみたいな術式と、おんなじようなもんかもな〜〜!と。
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昨夏北海道思い出写真館〜函館の夜景、洞爺湖の島、五稜郭のボート

夫16年不倫開幕早々なのですが、名探偵コナンくんの函館舞台の映画が日本アカデミー賞を取ったとのニュースを見かけまして(おめでとうございます!)そいえば昨年の夏、函館の夜景を見るロープウェイ乗った時もコナンくんキャンペーンやってたな、と思い出しまして。その旅行がね、夫16年不倫が発覚するちょうど1ヶ月前だったのです。旅行が8月、発覚が9月で。

なので、不倫記録を詳細に綴る前に、私たちの最期の家族旅行の写真をここに残しておこうかと。


函館山のロープウェイ、チケットもコナンくん!
この日は霧がすごくて。こんな霧のロープウェイにコナンくんと一緒に乗り込んだら着く頃には絶対誰か死んでる。
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インティマシーコーディネーターさんをあらゆる作品に入れてほしい [フェミニズム][まじめに][blog20周年!]


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はい。村上春樹ムリになりました宣言のこの勢いで書いてしまいますと。懺悔したいのですこの場で。蒼井優ちゃんに謝りたい。

何年か前、新井英樹さんに原画展のサイン会でお会いした時にですね。映画宮本のお話になりまして。蒼井優ちゃんが、フェラのシーンいる…?と懐疑的だったそうで。そこまでする必要ある…?と。そこで原作者新井さんも、池松壮亮くんも(監督もだったかな?)、いるよ!!必要だよ!!と力説したそうで。蒼井優ちゃんは、ええ〜〜?と渋々…な様子だったけれど、最終的には周囲に説得されてそのシーンを撮影したと。

私ね、その時つい、「あれは必要ですよ!いりますよ!」と興奮気味に、新井さんに同意してしまって。
それを謝りたい。
インティマシーコーディネーターの必要性。

いや大真面目に。今回大真面目です。3000字。
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岩明均『ヒストリエ』12巻と、長期休載の話


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9月の話ですが、新刊出ましたね。
そして以前わたしく全然関係ない記事ではありますが、女性は怒るための言葉を奪われていると書きました。12巻で岩明先生が教えてくれました。

下がれ下郎!!

です。女性が怒るための言葉。

正確に表記すると、

「下ァッッがれ下郎!!」

です。
私、練習しました!(注:本当)

下がれ!下郎!!
と、声に出して言ってみた。(注:本当)

すごく、こう、自分が高貴な人になった気持ち。
まあそれはそれとして別の話なのでお気になさらず(気になりすぎるだろ)

読んだ後で、岩明先生の長期休載について知りまして。情緒が乱高下。

っていう、いつもの単なる感想です。他ならぬ岩明先生のことは、書き記しておかなければ。
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田中敦子さん逝去


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攻殻機動隊の草薙素子少佐など、数々の魅力的な女性キャラクターを演じられた声優の田中敦子さんが、8月20日に亡くなられたというニュースを知り、呆然としてしまいました。61歳、若すぎる…。

少佐の声が一番強烈に印象に残っていますが、寄生獣の田村良子/田宮玲子もこれ以上ない完璧なキャスティングでした。少し気だるくて、艶っぽい、色っぽいけれど媚びはなくて、バチバチの安定感…大好きな声優さんでした。過去形にしてしまうのがまだ辛い。

以下、リンク集。
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ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)


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いや〜〜素晴らしかった…わたくし原作未読勢、最後のリキの選択に震える…そして原作既読友人C美から原作そのまんまと教えてもらってさらに震える。

あと、意外なところがドラマオリジナルと聞いても震える!もう震えっぱなし。きっとマチューくらい震えっぱなし(マチューは主演のゴロ有紀夫妻が飼ってるトイプードル?です)

そんな感想つらつら記です。5800字。 “ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)” の続きを読む