ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)


<オリジナル・サウンドトラック 燕は戻ってこない[エバン・コール]/楽天>


いや〜〜素晴らしかった…わたくし原作未読勢、最後のリキの選択に震える…そして原作既読友人C美から原作そのまんまと教えてもらってさらに震える。

あと、意外なところがドラマオリジナルと聞いても震える!もう震えっぱなし。きっとマチューくらい震えっぱなし(マチューは主演のゴロ有紀夫妻が飼ってるトイプードル?です)

そんな感想つらつら記です。5800字。 “ドラマ『燕は戻ってこない』最終回まで変わらぬ疾走感!「女はいいよ、女の方が絶対にいい」(ネタバレあり)” の続きを読む

うちの子がこれを読むなら [まじめに][自分史まとめ]

はい、ええと、一連の!自分史的なものをようやく!ひとまず!出し切ることができましたー!とにかくひとまずなによりすなわち。ありがとうございます!読んでくださって本当に!ありがとうございます…。今回は、まとめというかおまけというか。

自分史をまとめ直していて改めて思ったんですね。これ、親のしんどい生い立ちの話やら、壮絶だった分娩、その前の苦労した生殖医療通院みたいな話を、もしかしてうちの子が読む可能性を考えた時、ただこのまま置いといたらいけないんじゃないかな、と。親の影響の大きさを知っているだけに。

読むかわからないんですけど。どこかで直接話す機会もある、というか改めて考えてみるとすでに話して聞かせていることが多いのですが。なので、すでに伝えていることを整理しがてら、あとがきのようなものです。めちゃくちゃ私信なんですけど、うちの子宛に伝えたいことも。4300字。
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凍結受精卵を破棄した話 [まじめに][生殖医療]


<胚培養士ミズイロ~不妊治療のスペシャリスト~(3) おかざき真里/amazon>


はい。2024年も早7月、折り返し地点ですね。早。
そんな折、ここ最近細々と(いや太々と!?常に長文の大ボリュームで…長々と…)続けてきた一連の自分史の、いよいよ大トリのエピソードをお届けします。ようやくここまできた…。

2018年に、日記系SNSサイト『ShortNote』に投稿したものを少し手直ししました。
妊娠しにくい体質であることを病院で告げられた時と同じ種類の、それまでの自分の価値観が大きく覆るような、地殻変動が起きたような出来事についての話です。

不妊治療にまつわる重たい話なので、無理せず避けてくださいませ。3500字。

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『虎に翼』13週金曜日ネタバレ感想、花江ちゃんんん!そして12週のはるさんんん!


<NHK連続テレビ小説「虎に翼」シナリオ集 第12週 吉田恵里香>


はい、木曜までの感想を書き散らしましたが、金曜も!金曜も書きます!3800字。

今回は、今週だけでなく4月から6月までの、物語前半の締めくくりの回だったのですね!以下ネタバレです。ネタバレです。
木曜は梅子さああああん!でしたが、

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『虎に翼』13週木曜までのネタバレ感想、梅子さんの決断にいじやける!!いじやけたけど…/嫉妬とそれをぶつけることについてに [まじめに]


<NHK連続テレビ小説「虎に翼」シナリオ集 第13週 吉田恵里香/amazon>


ネタバレです!ネタバレ!

えー本題の前に小咄を一席。

うちの子がね?(コロンボか)先日漢字で、「母ちゃん、”こつにく”の”こつ”ってどれ?」と。ん?骨だよ。”骨肉の争い”ってやつね。

TR「そう!”骨肉の争い”って例文にも書いてある!」

でしょ?

TR「どういう意味?」

んとね、血を分けた親族同士の醜い揉め事のことですね。主に遺産相続などの金銭が絡む場合が多いいです(スラスラ)。

というお話をしたばかりのところへとらつば13週です。

息子よ、こちらが”骨肉の争い”でございますよ?

そんなネタバレ感想わーわーです。5000字。
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家に帰るのがつらくてよく泣いていた若い頃の話(優しい通りすがりさんの続き)、からのクソが![まじめに][機能不全家族]


<僕のヒーローアカデミア 2 堀越耕平/amazon>


自分史ログ、掌編です。

2012年に書いたこちらの記事。

2012-12-25 友人から聞いた、優しい通りすがりさんの話

この友人が、先ほどの妊婦健診で、実母と疎遠にしていると言った時の助産師さんたちの反応に傷ついた話と、虐待の世代間連鎖は本当にあるのか記事に登場した、「虐待する人が自分も虐待されていた割合って、3割程度しかないらしい」と教えてくれた友人なのです。

同じように機能不全家庭からサバイブした彼女から聞いた、優しい通りすがりさんの話を以前書きました。今回はその続きというか、裏話。私も20代の頃つらかったよ、という、元家族にまつわるかなしいお話です。

嘘ごめん書いてったらかなしくなくなったのでタイトルにもクソが!って付け足しました(何が起きるのこれ…?)。4300字。
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虐待の世代間連鎖は本当にあるのか [まじめに][機能不全家族]

さて。妊婦健診で、実母と疎遠にしていると言った時の助産師さんたちの反応に傷ついた話の、続きというか、調査です。調査、といっても、気になる文献を列挙してみただけといえばだけなのですが。

でも、世間では当たり前の常識のように言われている、「虐待されていた子供は、親になると我が子を虐待するようになる」という、呪い、のようなもの。
私の頭の中に、そして私と同じように、この言葉に苦しんでいる人にも、窓を作りたいな、と。
本当にそうだろうか?と疑いたい。
窓を開け、風を入れ、景色に目をこらしたら、違うものが見えてくるんじゃないかと。

そして、もしもそのような傾向が顕著だったとして、全体の何割ほどがそこに陥ってしまうのかを把握しておきたい。9割落ちるなら自分もまず確実にそうなると想定しておいた方がいいだろう。

その上で、なぜそれが起こるのかを知りたい。防ぐために。

と、そんな目的で調べたことを、書いていこうと思います。5500字。
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産後一ヶ月健診に、福祉センターの保健師さんが付き添ってくれた話

皆様、ここ最近の重い記事にもたくさんの温かい反応をありがとうございます…!ど重いど長文を読んでくださって…ほんとに…!
ここ何年も、いつかしっかりまとめたいなあと思ってきたテーマにようやく着手できて、そして区切りが見えてきたのでホッとしております。

今回は、前2つの記事、妊婦健診で、実母と疎遠にしていると言った時の助産師さんたちの反応に傷ついた話と、その後日談の派生話です。「保健師さんが産後1ヶ月健診に付き添ってくれた」ことについて詳しく。2017年7月に書いたものをベースに、ちょこちょこ直したり追記したりしています。2024年の今振り返ると、この7年で色々と世の中も変わったなあ…。3000字。

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保健師さん、ほんとにきちんとした、明るく朗らかで頼もしい同年代の女性が来てくれて、めちゃめちゃ助かりました!
なんと、産後一ヶ月健診のための通院にも付き添ってくれたのです!
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