『いだてん』素晴らしかった!!

大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 前編
大友良英
ビクターエンタテインメント
2019-03-06


大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 後編
大友良英
ビクターエンタテインメント
2019-07-24



いやあ……素晴らしかったです!!!
感無量です!!!
ほんっとうに面白かった!!

1年間観続けてきた甲斐があった。ほんっとうに面白かった!!

公式サイト
NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』

特にインタビュー集『IDATEN倶楽部』が毎回面白い!!
IDATEN倶楽部 | NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』

いつも録画で後追いで、時には1ヶ月分くらためてから一気見せざるをえないことも多かったので飛び飛びにしか読んでないから今後改めてじっくり読むぞ!
まだまだ楽しみたい!

そうなんですよもう本当に。主なメディアからは視聴率が低いとかで妙に臭されていてしぬほどどうでもいいと思ってましたそういうの見かけるたびに。毎回ほんっとうに面白かったよ!!
面白いだけじゃなく、なんというか、重かった。考えさせられた。時につらかった。激動の時代に翻弄され、飲み込まれて消えていってしまう一人一人の思いや、無念や、希望なんかが、これでもかと描かれて。
『十二国記』もそうでしたね。18年ぶりの新刊がね、amazonレビューちらっと読むと「重すぎる」「暗すぎる」「スッキリしない」、「どうでもいいエピソードが多すぎる」「登場人物が死にすぎる」とかいう低評価が散見されて。
もうどうしたってそういうの真正面から描こうと思うとそういうふうになってしまうし、それがフィクションに不要だと思う人からすれば「低評価」「低視聴率」という形になってしまうんだろうなと。わかるんです重すぎるし暗すぎる。読んでて、見ててしんどい。つらい。もうやだ、こういうの求めてない、と言いたくなる気持ちもわかる。

それでも、『十二国記』にしろ『いだてん』にしろ、そういう細部にこそ真実がある、魂が宿る、そこを疎かにしてはいけない、目を背けてはいられないのだ、と作者は訴えたいんだろうし、その心意気こそ良しと思う読者、視聴者もたくさんいるわけで。
特に『いだてん』の、第二次世界大戦を書いたところが凄かったです。これをよくぞNHKで、大河でやったなあと。やっぱり描き方が手ぬるいとか足りないとかいう意見もあったみたいですが、切り込んだことに意義があると思う。知っていたこともあったけれど知らなかったことの方が断然多くて、恐ろしいなと思いました。本当にこんなことがあったのだなあと。

それまでのいわゆる「戦争もの」だと、戦争ものだって知ってて見始めてるから、ある意味心構えができているというか。ああこの人たちが戦禍に巻き込まれてしまうんだなあと思いながら見てるじゃないですか。
でも『いだてん』の場合はそうじゃなかったので。親しみを覚えた登場人物たちの日常生活に少しずつ忍び寄ってくる戦争の影で、えっこの人たちのもとに本当にあんなことが起こるの…?え…?と思っているまにどんどん戦況が悪化していって。

だからなのか、自分にとっては、これまでのどの「戦争もの」よりも、より真に迫って感じられました。
3万人の若者を戦地に送り出すというのがどういうことなのか、式典運営側の視点からも見せつけられるだなんて。それもあんなにも苦々しい形で。
さらにはその時の悔恨を、最終回で、オリンピック開会式で拾ってくれたり!

もうなんだか本当に、こういうのが「大河」なんじゃないだろうかとすら。
それまでの人々の人生や、積み重ねてきた政治的な、国内外での戦い、努力、人との繋がりや、熱意、そういったものが全てこの日に集約されている、あの晴れがましさ!!
1年間を通して、金栗さんと田畑さん、二人の人生を子供の頃からずっと見守ってきて、その人たちの50年、70年がここにたどり着いた…!という。
感無量ですよ!!本当に。

正直今度の2020年の東京オリンピックにはあんまり興味がわかなくてですね。個人的には。いや世の中的にもエンブレムが盗作だったりとか猛暑対策に打ち水とか頭につける傘とかマラソンが札幌になったりとかさんざんケチがつきまくってますけど。マラソンを東京でやらないのは賢明な判断だと思うけど、そもそもじゃあなんで東京でやることにしたのか疑問だし、そもそも時期からしてアメリカのテレビ局のゴリ押しに屈してるとこから間違いなんじゃないのと思わないでもない程度で。

でもこの『いだてん』を見ていると、あの当時東京招致に全力をかけた人たちがいて、根底には世界平和という思想があって、理想があって、それが敵わずに屈服させられてきた歴史もあって、満を辞しての!努力の結実が、あの1964年の東京オリンピックだったのだと思うと、もしかしたら次のオリンピックでも水面下ではこういう理想に燃えた人たちの熱い思いがあるのかなあ、と思いたいけど残念ながらあんまりそうは思えないままなので、このドラマ発表当時に「えっクドカンが五輪ヨイショドラマ書くの?がっかり」なんて揶揄していた一部のご意見は的はずれだったことになるかなと思いますが。
でも現代にもいてほしいな。オリンピックほどの大舞台でなくとも、ひとつひとつのイベントに、熱い思いを抱きながら、あるいは熱くなくても静かに粛々と、自分のやるべき仕事をこなしていく人たちがきっといるんですよね。

いやもう、本当に面白かった。

とりあえず総集編 放送決定!だそうです!

総合テレビ
●12月30日(月)
午後1:05~3:20 〈第1部〉前・後編
午後3:25~5:40 〈第2部〉前・後編

これを観る!
そして来週からは自主的に再放送をする!録画してあるからちょっとずつ見る!!
これはボックス買って持っておきたいドラマだなあ…最近そういうの多くて困ります!場所が!スペースがない!

ああ本当に面白かった…
クドカン好きで良かった!!
カメオ出演にも笑いました!
あと三谷幸喜にも笑った!
最後の最後のたけしさんのおちゃめにも笑ったわ!

泣けたとこは数知れないんですが、特には綾瀬はるかさんのスヤさんと、お姑の大竹しのぶさん、幾江さんとの絆の話とか、それから同じく大竹しのぶさんが四三さんに対して「寂しくなかこつ、あるわけなかろが!」ってシーンとか。
他にも色々あるけれど!
森山未来さんの声も良かった!何もかも良かったけれど、ナレーションも素晴らしかった。満洲の回が本当に凄かった。

忘れちゃいけない女子の生き方についても!
シマちゃんの走る姿や、女学校での四三さんの指導やら、人見絹枝さん(菅原小春さんが素晴らしい佇まいだった!)やら。
女子バレーの安藤サクラさんをはじめとするいろんな話も。
すべてがね、女子が走るだけで奇異な目で見られていた時代から、国民の代表という重圧を背負わされたり、それが「やりたいからやる」と言い切れるところまで。ここまできたのだなあと。あれも感慨深かった。
ああ本当に面白かった。

そうそう、むちゃくちゃ個人的な話ですけど、エキストラとして友人が出てたのにもむちゃくちゃ笑いました!
森山未来さん演じる若き志ん生さんの落語を聞いているお客さん役として。すんごいニコニコしてるの。んっこの笑顔、どう見てもいつも笑顔が地顔なあの田中パイセン(実名)なんだけど!?
カメ止めですれ違った映研だった田中パイセン(実名)!?
とご本人に連絡したらほんとにご本人だった!
他の場面にも出てるよ、と教えてくれたりなど。
パイセンの笑顔がとうとうNHK公認に!(?)
個人的にはとっても記念すべきことでしたよ。




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2 Replies to “『いだてん』素晴らしかった!!”

  1. 違う!そう!実名!?こういう群像劇を一年かけて積み上げて、ひとつのテーマを描ききるって、これこそまさに大河じゃんねー。

    こぎゃんとつけむにゃあ名作ばこさえる現場さかたれてほんなこつよかでした。ばってんメイクばしとってぎゃん映ってぎゃん消えとったとにあーたよう見んしゃったばい。
    さしよりおいもボックスのメイキング待ちなんかね。

  2. 田中パイセン(実名)
    いやあほんとにこれこそ大河でしたねえ!そしてぎゃん映ってぎゃん消えとったにもかかわらずパイセンの笑顔は見逃しようがなかけん。金メダルったい!
    ほんと楽しいサプライズをありがとうございました!私にとっては美川ばりのナイスキャラでした!

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