街コロに学ぶ、カフェのえげつなさ

さて今日は日常回です。
先日、うちの子タロー11歳のお誕生日会の際にですね、私の社会人バンドの友人たちと一緒にカードゲームをしたいとタロー氏。街コロというカードゲームにハマっておりまして。

これがすっごい面白いのです!
人生ゲームがちょっと複雑になったような、わりとリアルになったような感覚のゲームです。

公式サイトはこちら。
Board Game | 街コロ Grounding

今は残念ながら公式は絶版で中古もプレミア価格…ぜひ公式から再販してほしい!

で。
普段は私と二人でやってるのですが、ほんとは4人でできるゲームだから4人でやってみたい、とタロー。なるほど。友人たちにも快諾頂けて、みんなでやりはじめてみましたらば。

カフェのカードが、ものすごくえげつない働きをしてくれまして…。
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米津玄師羽生結弦『BOW AND ARROW』と、ハリール・ジブラーンの詩『こどもについて』

ご覧になりましたかご覧になりましたか皆さん。まだの方はぜひどうぞ。


米津「生まれてきたんだ!」
結弦「(生まれてきたんだ!)」
見てる人「オンギャー!」

すいません生まれました。取り乱しました。えと、たぶんもう皆さん公開から1ヶ月毎日5回ずつとしても最低150回は再生してるのにちっとも見慣れない何度見ても新鮮にオンギャーなってはると思うんですけど一応ざっくり概要を説明しますと、フィギュアスケートアニメ『メダリスト』の主題歌として、原作漫画の大ファンだった米津自ら主題歌書かせてくださいと売り込んだという。ナニソレ。

で、アニメ版公開の後なかなか米津自身のMVが出なかったのできっと今米津ダブルトウループの練習してるとかトリプルサルコウの練習してるとかまことしやかに言われてたらまさかの!!はにゅ、羽生くんが!?滑ってるーーーー!!という衝撃のMVなのです。

という感じで今回わーっとしゃべってます。後半はちょっと真面目に子育てについての話、かも。 “米津玄師羽生結弦『BOW AND ARROW』と、ハリール・ジブラーンの詩『こどもについて』” の続きを読む

うちの子の予測変換精度の高さ

さて小ネタです。

そんなわけで先日無事11歳を迎えたうちの子タロー氏、元気いっぱい揉める日々。揉めてるんかーい。ええ元気いっぱいです。でも最近回復も早くなってきた気がする。前は私がもっと翻弄されて、キレ返したり渋々折れたり、いやこんなことじゃいかんと毅然とした態度を取っては前は良いって言ったのに!とキレられいやそれあんたのせいやろがーい!ダメに決まっとろうもん!?とキレ返しては猛省の日々を送りまくってですね。

でも最近は、お互い戻るの早くなった気がするよね、という話を先日もしようとしまして。歯磨きの時洗面所で鏡越しに。

ほらあれ、なんだっけあの、えーーーーおすぎとピーコじゃなくて、およねとけんたろうじゃなくて、

TR「おつたとでんじろう?」

なんでわかるの!!??
自分で言うのもなんだけどなんでわかったの!!?? “うちの子の予測変換精度の高さ” の続きを読む

うちの子11歳のお誕生日会と風船とクラッカー



はい!すいません矢のように過ぎ去った3月に間に合わず、4月に入ったのに日付をいじって3月中ということにしてお誕生日記事です。
うちの子タロー(仮名)、祝◎11歳〜。

今年ね、いろいろあってお誕生日会を3回もやってしまいまして。ケーキも3個!ホールサイズ!食べ過ぎィ!
今回はそんなお誕生日月間日記です。

冒頭の白いケーキは私の社会人バンドの友人たちと。ハッピーバースデーの歌をハモったぜ!
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幼い頃の私も、今の私も [夫16年不倫/近況報告2]



<MIU404シナリオブック 野木亜紀子/amazon>


ひとつ前の記事
私の大嫌いだったエスプレッソと夫と、10年前の私も

もうひとつ、近況報告の続きです。

最近続けて書いていた過去の出来事について、友人が紹介してくれたキャリアカウンセラーの先生に話したのですね。これまた私の友人の素晴らしい人脈の賜物なんですけど、昨年10月11月に、私がだいぶ人生の底まで落ち込んでいた時、臨床心理士をやっている友人が同業の親しい方々に相談してくれて。その中のお一人と、オンラインで時々面談させてもらってまして。

友人が聞いてくれたのは、キャリアカウンセリングというのは、今就労中じゃなくても、専業主婦でこれから職を探したいという私のような立場の人の相談にも乗れるもんなんでしょうか?というもので。もちろんウェルカムですよ!と言ってくださって。仕事だけでなく、人生通してこれまでどんな経験をしてきて、何を重要と考えて、何を大事にしていきたいか、などを聞き取って、本人が気づいていない潜在的な希望についても、意識するお手伝いができれば、と。

そんなわけで、時々あれこれお話させていただく中でですね。そういえばこんなこともありました、と、20歳ごろのいとこを庇ったお話をしまして。
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私の大嫌いだったエスプレッソと夫と、10年前の私も [夫16年不倫/近況報告1]



<女ともだち 一条ゆかり/amazon>


えと、ちょっと近況報告的、日記的記事です。
リアル友人と久しぶりに集まったので、いや実はこういうわけで、と話し出したら「ブログ読んでた…!」と言われ。あらっそうだったの!ありがとね!?よっぽどLINEしようかと思ったんだけど…でもかえって負担かもしれないし…と逡巡してくれてたそうで。ありがとうう〜〜。

でね、本当に、さぞ、どれだけ、辛かろうと。すごく心配してくれてて。ありがとうう〜〜〜いやそうだよね思うよね。私も逆の立場なら思うわ。
でも私、ほんとにスッキリしてて。

皆さんの想定がおそらく、夫婦仲が円満で、なんの疑問も問題もなかったはずなのに16年もの不倫が発覚だなんて!まさしく青天の霹靂…!さぞ傷つき混乱しているに違いない…というものなんじゃないかと。や、確かに傷ついたけど。でもあんまり混乱はしていないと思う。むしろ道がスッと見えるようになったというか。迷いがなくなったというか。

それをせっかくなので、ちょっとここに記しておこうかと。友人が言ってくれたすごく嬉しかったことも一緒に。

まずね、夫激白の翌日には、夫のコーヒーいれるのやめたの。

ちっさ!?あひるちゃん16年も不倫されといてそんな些細なことで解放感得ないで!?と思われるかもわかりませんが、まずは小さな一歩からです。もう、清々しくて!
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こどもの自分を明るい場所へ [自分史][機能不全家族]



<トーチソング・エコロジー いくえみ綾/amazon>


今回も、実母からいとこをかばった話や、母の耳鳴りの続きのようなものです。数年前に賑わっていた日記系サイトshortnoteでね、時折お便りで交流していた方の「こどもの自分をつかまえる」というノートに感銘を受けて、似た感覚を抱いた出来事について私も書いたのですね。その時の文章を手直しして載せます。2016年だから、ほとんど10年前か!そんなに経つのか〜。

自分史はこれでちょっとひと段落として、次からは米津羽生の話とか!書きたいと思ってます!
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母の耳鳴り [自分史][機能不全家族]



<イグアナの娘 萩尾望都/amazon>



はい、20歳頃、実母からいとこを庇った数日間の緊迫のサイコホラーの話に皆様温かい反応をありがとうございます!

次は30歳の、ハハが保険証を持っていないことが判明して震えた話に続けようかなと思ったのですが(なぬうう)、先にその間の掌編を書こうかと。それが耳鳴りの話です。20歳の頃のいとこの話を書いていて思い出したの。

いとこがね、えーハハに、わたくしの実母にいびられまして(何だったんだよほんと…克明に書いたけど根本的には何ひとつわからない。謎は深まるばかり)、彼女が自分のお母さんと電話で話しながら泣いてしまったのを見てね、ああ彼女はお母さんの声を聞いただけで安心して涙が出るくらい、お母さんのことが好きなんだなあ、お母さんってそういう存在のはずだよなあ、と思うともなく思ったものですが。

私にとって「母親の声」といえば、まず怒鳴り声でして。
悲しい話!悲しい話ヤメテ!すいません。ほんとですよね。悲しい話。まず怒鳴り声でして。(ヤメテって言ってるのに!)という、淡々と書きますけれども、悲しくてつらい、機能不全家族の話なのでそういうのしんどい人は無理せず避けてくださいませ。
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実母から従妹をかばった話(改)後編と、30年後の今振り返って [自分史][機能不全家族]

(機能不全家族や毒親、毒母関連が苦手な方は、具体的なやりとりを細かく書いているのでご注意ください)

実母から従妹をかばった20歳の頃の話(改)前編の続きです。30年前、事件直後に書いた小説を元にお送りしています。書いてるうちに稲川淳二さん風語り口調になってきたので怖いです…。

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実母から従妹をかばった20歳の頃の話(改)前編 [自分史][機能不全家族]


<エイリアン2/楽天>


(機能不全家族や毒親、毒母関連が苦手な方は、具体的なやりとりを細かく書いているのでご注意ください)

はい、少し前に一旦取り下げた、あひるちゃん大学時代、実母から従妹をかばったお話を少し修正しつつ、前後編に分けて載せることにしました。前はちょっと長すぎたので…。

20歳の頃の話なのですが、この体験が衝撃的アンド劇的すぎて私、大学の卒論として小説に仕立てたことがあるんですね。数日の間に目まぐるしく事態が転がっていってついには帰着するという家庭内サイコサスペンス。その小説を元にして、今回ダイジェスト版のような形でお送りしようかと。

最近ふとこの時のことを思い返して、私、この頃から今とやってることあんまり変わってないな、と思いまして。変わったのは、当時はものすごく狼狽しながら、翻弄されながらだったけれど、行動原理が変わってないなと改めて。あひるちゃん、割と一貫してるなと。

その最初の奮闘が、今回のお話でございます。
ちょっとなんか、書いてみたら口調が稲川淳二さんになってますが大丈夫、怖い話ですんで(大丈夫じゃないやつ)。
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