南国旅行記のフォロー(になってないかもだけど)、オットと介護について [まじめに][介護、看取り]

<ねじまき鳥クロニクル 村上春樹>

南国旅行記の続きです。
相変わらず!相変わらずわーっと書いたら書いたでひゃーっと不安になってフォロー記事を書くことにしてしまったあひるちゃん。

前半は次男(オット弟)に関するフォロー…かどうかはわからない追記と、後半はオットについて。母に対する姿勢が、オットは家族の中で一番共感も尊敬もできたな、という珍しいお話です(珍しいて)。嘘。書いてみたら呪詛怨恨の方がずっしり大ボリュームんなった(やっぱり)。
“南国旅行記のフォロー(になってないかもだけど)、オットと介護について [まじめに][介護、看取り]” の続きを読む

暗くて明るい南国旅行記、ここ最近の親族ストレスにもういいかな、と思えた話 [まじめに][介護、看取り]

<ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹>

えー2022年のお正月記事を皮切りに、親族ストレスについてちょいちょい書いてきてしまいましたが。それがね、この夏の旅行中に、もういいかな、と思えるようになりまして。
今回はそのご報告というか備忘録記事です。暗めの旅行記のようなもの(暗めのかよ)。や、私にとっては久々の清々しさだったんですけども。

もしかして2年ぶり?に、だいぶ気持ちに整理がついた気がしています。
日本より赤道に近く日が長いので、夕方という時刻の割には奇妙に明るい国の、ホテルの一室で。まるで村上春樹。

“暗くて明るい南国旅行記、ここ最近の親族ストレスにもういいかな、と思えた話 [まじめに][介護、看取り]” の続きを読む

スキップとローファーの文化祭回、志摩くんのお母さんに思う [まじめに][機能不全家庭]

<スキップとローファー 上巻【Blu-ray】>

いーやー、終わっちゃいましたねアニメスキップとローファー!楽しかった!!最終回、できれば文化祭終わった後の日常までチラッと見せて欲しかったなー!特殊エンディングほしかったなー!終わりの方でオープニング曲かかるやつとか。でもそのあっさりほっこりいつも通りがスキローらしいのかな。

でね。すいません。この、文化祭でね。志摩くんの内面だいぶ掘り下げたじゃないですか。そこら辺について、親として思うところ色々あるので書いておきます。今のうちに。原作の、今後の展開についてもちょっとだけどネタバレします。無駄に暑苦しいです。スキップとローファーはあんなに爽やかなのに。
“スキップとローファーの文化祭回、志摩くんのお母さんに思う [まじめに][機能不全家庭]” の続きを読む

NHKドラマ大奥、怪物治済が仲間由紀恵!![原作ネタバレあり]


<大奥 11 よしながふみ>

ちょっと待って!?治済(はるさだ)!!

ふおおおお、ふおおおお。

そっそして、吉宗の孫、生真面目な性格の定信が、安達祐実ちゃんとな!
ふおおおおお。

以下、原作ネタバレを含みますのでご注意ください。
“NHKドラマ大奥、怪物治済が仲間由紀恵!![原作ネタバレあり]” の続きを読む

更年期障害と漢方医と長年眠れていなかった私 [まじめに][機能不全家庭]

<枕 パイプ 43×63>

はい、体調メンテナンスメモの続きです。そうなんです!更年期!

あひるちゃん、しばらく前から更年期突入していた。
母の介護で気づいてなかったけど。他のストレスで気付くの遅れたけど。

諸々の不調にやっと意識を向けられるようになって、これって更年期障害なんじゃないかしら…?と思い、母が亡くなってから半年後くらいに、ようやく婦人科に行ってみたんですね。

それで、婦人科の問診票って最終月経について書くじゃないですか。
そこで私、あれ?前の生理って…いつだった…?そういえばしばらく来てない…?って。妊娠かよ。いやそんなわけないのよ。もしや!生理、上がってるーーー!?(入れ替わってるーー!?かよ)
“更年期障害と漢方医と長年眠れていなかった私 [まじめに][機能不全家庭]” の続きを読む

健康メンテナンスあれこれ、整体とストレスとヨガとか [介護][まじめに]

<折りたたみ ヨガマット>

そんなわけでー。
長々と続けたほぼ10年前の出産記録がひと段落し、やっと最近の話です。といっても半年前くらいに遡るけど。

えー、こういう健康記事を書くのも久々なのでもうちょっと遡っておきます。
ここ3〜4年、5年ほど、コロナより少し前から介護でバタバタ過ごしており。2021年からは一気にそれが激化、親族ストレスも勃発してんもう大変な騒ぎに。自分のストレス値が。それでもなんとかかんとかやるしかなくて奔走する中、22年夏に母が亡くなり。事後処理でもまたあれこれストレス事案に苛まれ、気づけば22年の12月にですね。

首を寝違えまして。

そんだけ?と侮るなかれ、すんごい痛い。2〜3日経っても余裕で痛い。これはまずいな、きっと早めに対処した方がいいやつ、と思いまして。 “健康メンテナンスあれこれ、整体とストレスとヨガとか [介護][まじめに]” の続きを読む

分娩後大変だったこと、『屍鬼』の多臓器不全を実感、産後1ヶ月は水に触るな [ゾンビ][分娩記録8]


<屍鬼(一)[小野 不由美]>

はい!そんなわけで、ようやくひと段落つきました、2014年に出産したあひるちゃんの分娩記録シリーズ。壮絶。分娩日記ってもうちょっと牧歌的なものじゃないのか。すいませんほんと。重くてヘビーな内容(ダンシング盆踊りみたいな表現)に、お付き合いいただきありがとうございました(てかダンシング盆踊りって何)。

さて。ここでは各エピソードに入りきらなかったこぼれ話を、これを機に2023年の今改めて振り返っておこうと思います。

まずは失血から。
オットくんの相変わらずなゾンビ発言の話を書きましたが、ゾンビといえばついでにこれも書いておきますとね?(だからそこの補足必要かな!?ほんとあひるちゃんもたいがいだよね!)

担当医師T先生が「これだけの出血量だとどんな臓器にどんな影響が出るかわからないから怖くて休みが取れない」と仰っていた言葉にですね、私が思い出したのは小野不由美主上『屍鬼の死因でした。あれ、まあゾンビじゃないですか。作内では「起き上がり」ね。怖い呼称だな〜普通の言葉なのに怖いな〜さすが主上だな〜。
“分娩後大変だったこと、『屍鬼』の多臓器不全を実感、産後1ヶ月は水に触るな [ゾンビ][分娩記録8]” の続きを読む

分娩で命を落としかけた私に、オット母の心から尊敬する振る舞い [まじめに][分娩記録5]


赤毛のアン[モンゴメリ 松本侑子]

出産で命を落としかけた話の派生エピソード、オット母の話です。緊急手術などの緊迫した状況を詳細に書いているので、苦手な方は無理せず避けてくださいませ。

産科の看護師は全員助産師の資格も持っている、という総合病院での出産でした。なんでこれを何度も書くかっていうと、出産ってやっぱり何があるか分からないので、できるだけ設備の整った病院で産むことをお勧めしたいからです。その辺についてもそのうちしっかりまとめて書いておきたい。

ーーー

これまでのお話。

スプートニクとライカ犬と私の排出された卵子 [まじめに][分娩記録1]

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]

ヘルプ産科医、高橋克実(仮名)[分娩記録3]

医療従事者にエールその2、主治医のT先生 [まじめに][分娩記録4]

2014年の出産直後に書いたメモを基に、2017年に書き起こしてShortNote(日記系ほっこりSNS)に投稿した文章を、2023年現在ブログ向けに整えたものです。
“分娩で命を落としかけた私に、オット母の心から尊敬する振る舞い [まじめに][分娩記録5]” の続きを読む

医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]


おたんこナース1[佐々木倫子]

スプートニクとライカ犬と私の排出された卵子 [まじめに][分娩記録1]

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい今回は分娩記録2つめです。感謝シリーズ、看護師さん編。
これも前回の記事もそうですが…産んだ2014年も書いた2017年も、こんな潤沢な医療を当たり前のように受けることができていたなんて隔世の感がありますね…。本当に、コロナ以降もこういうものを提供しようと必死になってくれている現場の医療従事者の方々には頭が下がります。我々にできることは、せめてそんな人たちに精一杯のエールを送ることだなと。自分と家族の健康に気を配ることが、きっとそこに繋がると信じて。
“医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]” の続きを読む

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい(あひるちゃんブログを「はい」で始めすぎ問題)、突然お送りしたど長文出産日記を読んでくださってありがとうございます。エグすぎ。こんな死に瀕した出産日記なかなかなくない。測れただけで4000ml。ゼロいっこ多すぎない?打ちミスじゃない?残念ながら違います。まごうかたなき4千ミリリットルでございます。口頭で友人に喋る時4千リットルって言い間違えたことならある。すごいびっくりされた。ごめんそれは多すぎた。ダムか。それには少なすぎか。タンカーか。どっちでもいいわ。もはやどこに驚けばいいのかわからん。

それはさておき。
2014年の大パニック分娩ドキュメントをですね、3年後の2017年に振り返って書いた文章だったのですが、より正確には、2014年の出産直後にも数値や時刻、人の発言など記憶が新しいうちに詳細を書き留めておいて、それを基に2017年に改めて書き起こしたものです。

それを2023年の今読み返して気になるのはですね、3歳児を抱えるあひるちゃん、追い詰められすぎ。ってとこでしょうかね。

ほんとはこの分娩ドキュメントシリーズまだ続きがいくつかあるんですが、続きを載せる前に、そこを振り返っておきたいと思います。ここ1〜2年自分が抱えてきた、いや違うな、ここ1〜2年でやっと気づいた、これまで自分がずっと抱えてきた問題が、図らずもめちゃくちゃ顕著に書き記されていたので。

んーまずですねえ、オット、何とかしろよでございますよね。
私だけに家事育児させすぎ問題。
“スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]” の続きを読む