はい、体調メンテナンスメモの続きです。そうなんです!更年期!
あひるちゃん、しばらく前から更年期突入していた。
母の介護で気づいてなかったけど。他のストレスで気付くの遅れたけど。
諸々の不調にやっと意識を向けられるようになって、これって更年期障害なんじゃないかしら…?と思い、母が亡くなってから半年後くらいに、ようやく婦人科に行ってみたんですね。
それで、婦人科の問診票って最終月経について書くじゃないですか。
そこで私、あれ?前の生理って…いつだった…?そういえばしばらく来てない…?って。妊娠かよ。いやそんなわけないのよ。もしや!生理、上がってるーーー!?(入れ替わってるーー!?かよ)
いやすいませんこんなノリでほんと。
でね、前にも書きましたけどあひるちゃん、分娩トラブルで手術したので、いわゆる普通の生理はもうない状態が10年近く続いてるんだけど、軽めのはあったの。それが健康バロメーターになってました。
普通の生理って、個人差は大きいけれど、5〜6日どろっとした出血が続くあれですね。あと、腹痛や頭重感や気持ちの乱れがあったり。PMSの症状ですね。
それが私の場合は、産後、出血はほとんどなくなった。2日くらい茶色のおりもの出るくらいだった。腹痛も、通常の生理のぎゅうーっと下腹部を捻られるような痛みの軽めのやつが2日くらいあった。
ただ、PMSがめちゃ重くなった!すんごいイライラするしめっちゃネガティブになる。いや待って、もしかしたら産前もずっとそうだったのかも?自分の性格のせいとか、人としての至らなさのせいとか思い込んできたけれど、もしやホルモンのせいだったのか!?生理が終わってようやく気づくそんな悲しい女の身体の仕組み。マジかよ。ひどくない?(素直な感想)
いや本当にね、イヤイヤやっぱ本人の資質とか性格もあるでしょ、って思う人もいるでしょうし確かにないとは言わんけども、この年齢になるとね、親の認知症とか、脳の機能障害とかで性格がね、人が変わったようになるって話を見聞きするようになるじゃないですか。
そうか、ネガティブな考え方とか、気分が落ち込んだりとか、そういうのは決して単なる前向きな発想の転換だとか、自己責任で片付けられるものばかりではない。どうにもならない、生理現象。身体機能の、脳やら内臓やらの分泌物の問題なんじゃないの?と。
そこにやっと思い至りつつ婦人科の門をくぐってみたら、え、最後の生理いつだっけ…?となりまして。
カレンダーのメモを遡ってみたら、生理が最後にあったのが、8月。お、お母さんが亡くなった直後。それより遺産相続の手続きがすぐ済まず、12月まで引き伸ばされると判明したことの方がより激しいストレスでしたが。まさにドンピシャでその時期に生理来なくなってる。んー。
で、婦人科でやったことは血液検査です。それで一週間後くらいに結果を聞きに行ったら、やっぱりホルモン数値的に閉経していると言えますね、と。ほうー。
それでね、更年期障害って、閉経と、その前後のホルモンバランスの乱れによって心身が影響を受けることを指す、と。そして更年期障害の期間は、個人差はあれど5〜10年と。
長!
なっが!
え、5年とか10年とかこの不調抱えっぱなしなの!?
先輩女性たちによると、逆にその期間が過ぎるとスッと抜けてまたいつもの自分に戻れますよ、と。それはまあ、励まされるけれども…いつもの自分ってどれ…?もはやわからん。常に不安でイライラしてる。これがPMSのせいだとしても、あの、生理は4週に1回だけど、間に排卵の乱れもあるから2週に1回心身に不調をきたすのよ。あと天候。低気圧。あとオットやら子供やらね。ほんとイライラさせてくれはる。そんな元気な時ある?本当のワタシって何それ元気なの?明るくて気立ての良い子なの?もう全然わかんない。
でもまあとりあえず、イライラしたり、眠れなかったりするのを、もしか投薬によって改善するのであれば有難いわけで…。
ただね、私の場合またしても特殊事例で。
通常、更年期治療に一番よく効くのがホルモン療法。ただそれは、子宮全摘している人にだったら問題なく使えるんだけど、私の場合はいわゆる全摘ではなく、膣や頸部、体部の一部が残っている(だから少量なりとも経血が出る)。そうすると、その残っている部分に子宮癌のリスクが発生してしまうので、用量に気をつけないといけないんだそうで。
なので、ちょっと調べておきますね、と先生。
それからもう一つ、更年期治療としてはプラセンタ注射もあるそうです。ただこれも、やや高額…。そして週2とかで注射を打ちに通わないといけないので、効果は高いけれどちょっと大変。
そんなわけで、まずはマイルドに漢方から試してみますか?ということになり。でも最初に処方されたものは今ひとつ効いてるのかよくわからず。
そしたらオット妹(薬剤師さん!)が、漢方医がいいかも、と教えてくれまして。
えっでも、漢方専門のとこって高いよね…?と思ったら、「保険適用の漢方医」に行くと良い、と。わからなければ電話して「そちらで出される漢方薬は保険適用されますか?」とか聞けば教えてくれますよ、と。ほう!
それから、漢方医で、脈を取ったりお腹を触ったり、診察をしてくれるとこが良い、と。ほう。いわゆる普通の西洋医さんよりも、漢方医さんの方が漢方に詳しいので、症状に合わせて色々試せるのがメリット、だそうで。ほうほう。
あとは、漢方って特に合う合わないの差があるから、いくつか試して効かないなーと思ったらホルモン剤などの西洋薬に切り替えちゃった方がいいかも、私はそうしました(何年か前の持病の治療の時)、と妹ちゃん。ほう!
そんなわけで、さっそく漢方医さんに行ってみて、あれこれ症状について話しているうちに、気づいたことがありまして…。
眠れない、というのはいつ頃から?と訊かれたんですね、優しげな女性医師さんに。
んん、産後…基本子供と一緒に寝てて、刺さってきたりするのでなかなか眠りが浅かったり。いや違うな、産む前から結構苦労してきたな…冷房問題で夏だけ寝室別にし始めたのは2007年頃から、夏だけじゃなくオットのいびきで眠れなかったり(いびきに関しては病院かかったり色々やりました)、結構長くないか?
や、何なら結婚前から…いっそ子供の頃から…
あれ?前回書いた整体師さんも言ってたけど、全身が緊張でこわばってリラックスできていないことが眠れない、入眠できないことにもつながっている、と考えると…私子供の頃から常に緊張状態で、リラックスできてないのでは…?
そういえば私、小学3〜4年生頃までおねしょしてたんですよね。よく責められたり小馬鹿にされたりしてたけど、あれも子供の心身症だと大人になってから知って驚愕というか納得というか。
あひるちゃん、またしても泣きそうに。漢方医の問診中泣きそうに。闇が深すぎん?いや、そのね、このしんどさ、私のせいではないのでは?と、気づけたことは良かったんじゃないかな、と。だからとっとと病院行こう、って思えて。昨年12月あたりから、カウンセリングにもまた通い始めたの。もうほんと、ようやく腰を上げる気力が出てきた。
漢方医さんでも、症状が色々と長期に渡るようだし複合的なので、漢方だけでなくホルモン治療なども併用すると良いでしょう、と言われました。ほうほう。なので、ここでいくつか試して合うのが見つかるか見極めたら、改めて最初に検査した婦人科にも行こうと思ってます。
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そんな最近の、あひるちゃんの健康事情でした。もうねえ!今年年女だからね4回目の!48歳!あちこちガタもくるし、自分のメンテナンスの仕方もわかってくる…いやわかってない。まだまだ手探り。だってコロコロ変わるやん!生理が来たり止まったり妊娠したり流れたり生殖医療通ったり授かったり産んだり子宮摘出したと思ったらちょっと残ってるおかげで更年期治療も微妙にやりづらいって。わかるかーい。
その都度色々試すしかないじゃないですか。
でもそれでいいんじゃないかと。
何より違うのはやはり肉体の衰え。体力の限界。だから不調をそのままにしておけないの。そんな余力はない!だからあちこち通ってお伺いを立てつつ、本当はもっと体力づくりとかした方がいいのよね…筋力作り…筋肉は裏切らないから…身の回りにもジム通ってる人多いい…。
そ、その辺はおいおい考えるとして、とりあえず健やかな日常作りを頑張ろうと思っておりまする。