2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族

<ブラッシュアップライフ MIX CD>

はいもう本当に、お世話になりました!
昨年2022年夏に母が亡くなったせいか、今年は妙に早かった。えっもう終わり?一年経った?感。うちの子がね、塾を替わったのが2月からで、オットと二人で説明会とか行ったのが12月下旬頃だったんですね、去年の。その時あまり行かないおしゃな街で(おしゃ)通りかかった肉屋さんのミートローフが美味しそうだったからってオットがクリスマス用に予約して、数日後のクリスマスに私体調崩して寝込んでたからオットがわざわざ取りに行ったの、肉のために再び。滅多に行かないおしゃ街でなぜミートローフかっていううちらしさ。今年のクリスマスにオットもえっじゃああのミートローフから一年経ったってこと?早いな、て言ってたので私だけじゃないっぽい。早いよね。

そんな日常日記的一年の振り返り記事です。5千字くらい。

んとね、そんな感じで、オットはここ数年ストレスとか更年期とかで体調を崩しがちな私に代わって動いてくれることも増えたかな、と。ミートローフを取りに行ってくれたりっていや予約したのもオットか。ならオットが行って当たり前やんけ。いやほんとは私行きたかったの、おしゃ街におしゃして(おしゃ)。

私がしんどいので代わってくださいって言うようになった、というのもここ数年の変化かもしれない。言えないこともまだまだあるけど。でもまあ、言えば大体は動いてくれる。そこは有難いですよね。

今年ね、うん、オットへのモヤモヤをしたためて、そこにめっちゃハートを頂けたのが本当に有り難くて。ほんとーにありがとうございますむちゃくちゃ励まされました。本当に。

でね、散々書いたけど、オットの今のいけてないとこをめっちゃ書いたけども。今年の最後に、オットも変わってきてくれてるな、と思うところについても書いておこうかと。

有難いところ、尊敬できるところについては書きましたね。あの冠婚葬祭のやつ。走馬灯に出るくらい、めっちゃ盛り上がる挿入歌と一緒にきっとぱっぱぱっぱ映るやつ。ああいう劇的なやつじゃなく、もっと日常の。

例えばあの、うちの子がね、タロー仮名9歳小4がね、すぐありがとうって言ってくれるんですね。何かするとありがと!って。言ってくれるよね、という話をオットにしたら、「それは、あなたがそうだからじゃないの?」と。ああ、私がよくありがとうって言ってるから、うちの子もそこから学んでいるんじゃないかと。私がうちの子に良い影響を与えていると。私の人徳がうちの子に及ぼしてると。徳を積んでいると(ブラッシュアップライフ見ました超面白かった!)。

そういうことが言いたいのかなと。オットなりの私への労いというか敬いというか。オットこそありがとうが足りてない人なんですけど、でもはっきり言葉や態度にしないだけで、オットなりの精一杯の私への感謝なのかな、と思ったんですね。

と、大体月一で通ってるカウンセラーの先生(ちょうど通い始めて一年くらいになる。良い先生に出会えて良かった)にふと話したら、「旦那さんわかりにく!!」て爆笑されまして。いや意訳ですけど。ほんとにここまでフランクだったわけじゃないんだけど、でもニュアンスとしてはこんな感じで。先生動揺してた。わかりにく!いですね!?って。

そして、そのわかりにくい旦那さんの愛情表現を逃さずキャッチして、旦那さんなりの精一杯の表現なのだろうと、旦那さんの良き変化であると好意的に捉えてあげるあひるさんの能力もすごいと思う、みたいなことを言ってくださって。あらそうでしょうか。ありがとうございます。そうなのかな?だってね、自分だってできてないことばっかり指摘されたら嫌だものね。感謝するとこはちゃんとしたいじゃないですか。

あ!?もしやそうやって私が少ない感謝成分を独自の技法で抽出することに成功してしまったからオットもいつまで経っても微量しか分泌しないままなのか!?えっ私もラピュタびとだったってこと?あかんやん。

じゃあ、疲れるんだけど、やっぱりもっと主張しないとなんだなあ。微量でいいならいいけれど、もうそれだとしんどくなってきちゃったんで。加齢でね、たぶん知らんけど。私の方も抽出力とか吸収力とか弱まってきてるんで。

今の夫婦二人の、こう、バランス的なものってたぶん、少なくとも私にとっては、オットの分まで私が肩代わりしてきた分を、ようやくやりませんと言えるようになってきた、っていうだけで。例えば遺産手続きの話。去年の今頃に私が一切やりませんって宣言してからどうなったかというと(ふいのつげ義春)、実はまだ終わってないらしいのです。まる一年半経ったのに!?知らんけど。まあ一応分配金額とかは決まったらしい。必要書類の手配とかも終わったらしい。進んではいる。らしい。知らんけど。書類の書き込みやら取り寄せやらはオットが自分でやってるようだし。

ってそういうことをね、オットに“やらせている“ような気がして、罪悪感とか抱いてしまうんですよね私。うーんこの。ほんと慣れない。やらなくていいはずのことまで引き受けていたんだから、それを手放して元々の担当者に返しただけのことなのに、罪悪感。

別にオットにそれで小言とか言われるわけじゃないんだけど。でも内心ではめんどくさいなと思ってるんじゃないかとか、私がやればいいのにと思ってるんじゃないかとかしか思えなくて。この不信感ですよね、夫婦間の。問題は。

これをもう少し、抜いていきたいなーと思っています。毒抜き。難しいけど…。

そうそう遺産の話でね、自分の中で良い変化もあって。
去年の今頃もうやりませんて言った後、ほんとに私すっからかんに忘れていられたんですよね、遺産のこと。手続き上のある種のリミット?が5月だったらしいんですが、妹が家族LINE(しかも次男抜きのやつ)に、そろそろ期限のはずなんだけどどうなってるのかツマさん聞いてますか?兄ちゃんに言っても返信なくて、って言ってるのを見てあーそういえば、って思い出したくらいで。

これ、今までだったら絶対、言い出すの私だったんですよね!それも3月頃からやきもきし出す。そしてどうしよう、書き込もうかな(家族LINEに)、と逡巡し出す。その前にいつまでに何がどう必要なのか調べて有用な情報を提示しなきゃ、って下調べをする。そして意を決して書き込む、みたいなムーブをずっとやってきたので。それをすっからかんに忘れていられたのって、進歩!!手放せてる!!ってびっくりでした。

その後だったか、オットが遺産関係のやり取りをするために次男と妹でLINEの別グループ立てたんですって。私の目に触れないように。ストレスになるかなって思って、とオット。おう、そうなんだありがとう。私がこれまでやってきたような気の使い方を!こういうのもいちいち申し訳ないなと感じてしまうあひるちゃんなんですけどね!

あとね、こないだもちらっと書いた、次男がいる集まりに出るのもそんなに苦じゃなくなってきた話。それもね、妹やツマさん、オットが、私を気遣ってくれたおかげもあるな、と。

一番ピークに辛かった2021年の9月だか10月だかに(次男海外宣言があったのが8月頭、ちなみに母の退院と施設入居が7月末。どんだけ怒涛の展開だ)、私もう我慢の限界で言っちゃったんですよね、オットだけでなく妹とツマさんにも、次男と同席したくない、て。そしたらその時は二人とも「あーそうなんですか、いいんじゃないですか別に無理しないで」「でも兄ちゃんにはあひるさんの気持ち全然伝わらないと思いますけど」みたいな、しれーっとした反応、としか私には思えなくて最初はしんどさガン増しだったんだけど。

その約半年後の、うちの子の誕生日祝いの時(2022年3月)、私がどうしても、次男に来て欲しくないと思ってしまって。店で離れた席に着くとかならまだしも家に上がられるのは本当に無理、と。それまでの数回の機会では私が避けたり耐えたりして凌いだけれど、今回ばかりは他ならぬうちの子の誕生日で、私だけ席を外すというのもうちの子が寂しがるし、そもそも私が主催であれこれ準備するわけだし、こんなにも嫌なのに我慢することないのでは、て。ぎゅっと迷ったけど(かなり迷ったけど)えいっと言っちゃったんですね。無理、って。次男抜きのLINEグループ上で。そしたら妹はえっじゃあどうしよう…何て言えば…て困ってたんだけど(ごめんね…)、ツマさんが、

「わかりました私から言っときます!お前嫌われてんだよって」

ど直球!!
豪速球!!
めちゃめちゃ笑いました。隠し事のない明るい一族!!あとで話したらオットも笑ってました。

ほんとこのおかげかな、と。隠し事のない明るい一族。そして次にみんなで外食した時には妹が、次男と私が同じテーブルにならないようにさっと機転を利かせてくれたこともあって!おおっ!と感激したものです。

ていうかこれ改めてまとめて書いてて思ったんですけど…当の次男はどう思ったわけ…?「お前嫌われてんだよ」って言われた件について…アニヨメから、家に上がってほしくないってくらい激烈に嫌われてんだよってはっきり言われてるはずなんだけど…数ヶ月後には気にせず隣に座ろうとするムーブって…すごくない…?どんだけメンタル鋼なん…?こういうとこなのよ。正確に言うと嫌いというより怖いなの。そもそも母を置いてって介護丸投げしといてひとつも気にせずニコニコドヤドヤみんなの前で朗々と喋る人間性がもう怖い。それを前にすると自分が耐えられない。それを受け入れてこれまでと変わらず受け答えする他の皆も、もうその空間すべてが耐えられない。と思ったの。

まあ、ツマさんから次男に伝える際に、もっとマイルドめに言ってあげたのかもしれない。あひるさん繊細だから的な。ここは引いてあげては…的な。そこは知らんしどっちでもいいの。私の「うちに上がって欲しくない」という希望を叶えようとしてくれたことが有難いのです。そんなこと生家でしてもらったことないから感激。

そして同時にね、誰が何を言い出しても、誰もそんなに気にしない、っていうところこそが、私を2021年の夏から苦しめたんですよね〜!次男が海外行くって言い出してもみんな最初こそ激震が走ったけれど、ああそう、そういうことならこうしましょう、ってシフトチェンジが速やかにできる人たちで、私はそこに取り残されてとっても取り乱したんですけども。彼らの同じ部分なのですよね、それって。私の次男に対する屈託を知っても否定せず受け流す、という(受け入れる、ではなく受け流す、という感じがするとこがみそ)同じムーブに私は2021年には傷つき、2022年を経て、2023年には助けられ。
ほんと、表裏一体というか、単純にはいかないものですよねー!もー!

ともあれ、次のうちの子の誕生日には、もういいかな。次男がうちに上がることに、そんな拒絶感はもうないかな。うん、ほんとにここ約2年の情緒激動だったな。そら疲れる。まだ終わってないし。まだまだ回復途上なので、ぼちぼちやっていこうと思います。

あのね、年末年始じゃないですか。親族イベントの季節だから、実家だったり義実家だったりからのストレスが増える方も多いと思うんですね。私ね、思うんですけど(整くんか)、家族だからこそ、気を遣ってもらう権利が私たちの側にだってあるはずなんですよね。私の場合は、オット実家で色々あったけれど、気を遣ってくれる人たちもいるから何とか関係を続けていられる。でも、そうじゃない家族親族だって世の中には多い。誰もが私をゴミ箱みたいに扱う。ストレスの吐け口に。そんなの嫌に決まってる。

だからもう嫌です、今年は帰りませんって言っていいんです、ってほんとは言いたい。帰らなくていいんですよ、自分を大事にしてくれない相手からは離れて良い、自分を蔑ろにする人たちに義理も礼儀も通すこたねえよ、ってほんとは言って差し上げたい。でも、そんなことできる人ばかりじゃないですよね。そもそもできる人は捌け口にされてないし。

嫌だけど帰らざるを得ない、その場にいざるを得ない、そういう人に、頑張ってますね、すごいよ、って伝えたいです。労いたい。だってすごいもの!!嫌なことを嫌だと言うのもすごいし、言えないまま頑張って、輪を乱さないように踏ん張るのもすごいことだと思う。

だからこそね、本当は嫌なんだ、っていうご自分の気持ちを大事にしてあげてほしいです。嫌で当たり前だよ。その嫌なことを頑張ってこなしてるんだから、終わったら自分を労ってあげてほしい。

実家や義実家が、そんなこと何にも考えずに楽しく力を抜いて過ごせる場所だ、という方にも心からの祝福を。来年が皆にとって、良い一年にになりますように。


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“2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族” への2件の返信

  1. 今年はこのブログに出会えて、後半からめっちゃ楽しくなりました。
    ありがとうございます。
    ちまちまリンクを読んだり、記事を遡ってる最中で、まだまだ先があるのが楽しみでなりません。
    いつも下書きなしの書きなぐりでコメントをしてしまい、後々なんだこいつ?と自分でも思ってしまうんですが、そうせずにはいられないパワーがあって困ります(困るんかい)
    伝えたいー!みたいな。
    唐突に気持ち悪いコメントを寄せてしまった事を、お詫びしながら年末のご挨拶とさせていただきます(酷)
    来年も楽しみにしております!

  2. k.satさん
    こちらこそ!本当にありがとうございます…!k.satさんから頂けるコメントに本当に励まされ、癒されております…。らっランドリファンにとってはこの物量も何のそのでしょうか!過去の記事では、特にジェンダー的な題材の扱いや表現が我ながら甘かったりアウトだったりしているので、遡って読んで頂くとそんな未熟な箇所も多々あるかと思うので恐縮ですが…楽しく読んで頂ける記事もあれば光栄です。

    本当に嬉しいご縁でした。来年もどうぞよろしくお願いします!

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