NHK朝ドラ『虎に翼』股間を蹴り上げる [まじめに]

<虎に翼 Part1 [吉田恵里香]/楽天>

<NHK大河ドラマ『いだてん』完全シナリオ集 第1部 [宮藤官九郎]/楽天>

股間を蹴り上げる[まじめに]って。いや、でもそうとしか言いようがないな。今からまじめに股間を蹴り上げる話をします。今回4000字くらいです。

ええ前回は週まとめはカットされまくっててもったいないから!と1週目をコマ送りでお送りしましたが、まだまだ書きたいことがあるとらつば。すごく勧めたいのに短く書けないので、とにかく見て!としか。見て!の3文字でOKなんですけど。

今回は、「殿方の股間を蹴り上げる」についてです。(殿方の股間を蹴り上げる)(なんで2回言った?)

華族の涼子お嬢様が、わたくしも毅然と、殿方の股間を蹴り上げられるようになりたい!と仰っておられましたが。「殿方の股間を蹴り上げる」といえばね?村上春樹の『1Q84』にも出てくるよね! “NHK朝ドラ『虎に翼』股間を蹴り上げる [まじめに]” の続きを読む

離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと

<好き嫌いをなくす幼児食 心に栄養、頭に栄養 [加藤初枝]楽天ブックス>

はい、あのですね。前々から書きたいと。書き残しておかねばなるまいと思っていた離乳食話を、うちの子10歳誕生日ケーキにつなげて書こうかと。時々ある子育て懺悔シリーズです。あの日の君に謝りたい。

前からちらっと書いてたと思うのですね、離乳食!超!大変だったアアアアって。ええ大変だったのです。うちの子食べない派で。食の細い赤さまであらせられました…(遠い目)。乳が好きすぎて。ちょっと食べてすぐ乳ィってなっちゃう。生後半年くらいからもう固形物食べさせた方がいいっていう説もあるんですね、検索してると。乳だけだと栄養が足らなくなってくるって。諸説ありますんですけども、栄養が足りなかったら困るじゃないですか!発育に影響したらまずいじゃないですか…保護者としては…!だから焦ってしまって。ええ。どっかで聞いた話。子供の発育に焦る母図。浮世絵とか古典の教科書に載ってるような絵柄でどなたかぜひ描いて欲しい。

あれはいつぐらいの時期、どのくらいの期間だったっけかな…(遠い目)もうね、1歳2歳の頃って1日が長くて。時間の感覚がおかしくなってて。
うん、2歳過ぎだ。離乳食本の購入履歴から割り出した。2016年8月14日でした。試行錯誤と七転八倒の果てに、いよいよ乳だけじゃ全然ダメなのでは!?文字通り乳離れさせないといけないのでは!?我が子を思うなら!と、本格的に離乳食に乗り出した期間、てのがあったんですね。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。
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うるう年日記、ささってくるうちの子 [ちょっとゾンビ]

やあ、今日は2月29日、うるう年。せっかくなので日常日記回です。

えー、うちの子9歳小4が刺さってくる、というお話は前にいたしましたが、今日も元気に刺さってきます。今朝も無事刺さられました。ここ最近私は安眠のため一緒に寝てないんですが、オットが出張の時は一緒に寝てまして。うちの子大喜び。かわゆ。しかし刺さってはくる。

いやどちらかというと、刺さってくることは問題じゃない。布団を剥ぎにくる。
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私の風邪とうちの子とオット

なんかとっても既視感のあるタイトル…前にも書いた気がするこういうの…

ええと、まあ引きまして。風邪を。うちの子タロー仮名9歳小4、私がゼイゼイしてたら心配してくれます。やさしい子だよ。手繋いだら母ちゃん手熱い!と心配してくれたり。やさし。そして布団で寝込んでいるとぬいぐるみたちをそっと枕元に運んできて取り囲んでくれます。かわい。最後に本体がスボっと潜り込んでくるまでがセットです。かわい。逆なら止めるんだけどね、この風邪明らかにタロー風邪だからあなたもううつる心配ないもんね。思う存分かわいがらせてもらうぜ!

一方オットくんです。

OT「体調は?」

んー微妙なんよな…鼻水すごい出るだけっちゃだけなんだけど、どうにもだるくて。これ絶対熱あるなと思って計ってみてもないんだよね。せいぜい7.6くらいで。

OT「計ってみたら?」

ん?そうねえー(体温計を手に取る)

OT「(手)」

えっ?
オットくんが計るんかい!!

OT「(ドヤ)」

何その「今なら勝てそうな気がする」みたいな顔。
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2024年のおせちとお雑煮とおもち、今年は手作り黒蜜バターもち

毎年恒例、おせちメモですー。今年は久々にたくさん写真を載せてみる!

何年か前に書いた気がするのですが、最初の頃は「手抜きおせち」とか「なんちゃっておせち」なんて言ってちょいちょい自虐に走ってたけど、そういうのもうやめようと思いまして。年末年始の習慣として自分なりに細々なりとも楽しく作り続けているんだし、何でわざわざ値引きすることがあるのかと。
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2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族

<ブラッシュアップライフ MIX CD>

はいもう本当に、お世話になりました!
昨年2022年夏に母が亡くなったせいか、今年は妙に早かった。えっもう終わり?一年経った?感。うちの子がね、塾を替わったのが2月からで、オットと二人で説明会とか行ったのが12月下旬頃だったんですね、去年の。その時あまり行かないおしゃな街で(おしゃ)通りかかった肉屋さんのミートローフが美味しそうだったからってオットがクリスマス用に予約して、数日後のクリスマスに私体調崩して寝込んでたからオットがわざわざ取りに行ったの、肉のために再び。滅多に行かないおしゃ街でなぜミートローフかっていううちらしさ。今年のクリスマスにオットもえっじゃああのミートローフから一年経ったってこと?早いな、て言ってたので私だけじゃないっぽい。早いよね。

そんな日常日記的一年の振り返り記事です。5千字くらい。 “2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族” の続きを読む

体外受精の分娩で大変な目に遭った私が、代理出産について思うこと[分娩記録][生殖医療][まじめに]

はい、少し久々、真面目な話です。
代理出産について。
とってもシビアでシリアスな話題なので書きあぐねてきたのですが、こんな体験をした私だからこそ書けることがあるのではないか、と思うので、書きます。

ここ2〜3年でしょうか、代理出産や、卵子の冷凍保存、子宮移植(子宮再建)というものを、女性のための素晴らしい選択肢であるかのように取り上げるニュースをよく目にするようになりました。

卵子凍結や代理出産が、女性を妊娠出産というくびきから解放し、キャリアを中断しなくても済む、先進的で合理的な方法である、かのように紹介し、だから若いうちに卵子凍結をしておく女性が今増えている、というようなニュース記事や、web雑誌のインタビューを見かけます。

ただ、そのような記事では、危険性についてはほとんど触れられていません。

今例に挙げた手段を経て子供を授かるためには、必ず体外受精をおこなう必要が生じます。そして、私には体外受精による出産でトラブルが起きた経験があるため、これを安易に他人に勧めようとはとても思えないのです。
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『AIの遺電子』アニメ1話に今更ながら深く衝撃を受ける、『異人たちとの夏』が現実になりつつある感[まじめに]

…何つうことしてくれてんの…。

これが第一感想でした。

顔を覆って泣いてしまったじゃないか(本当)。
人が、いや自分ね?わたくしが、48にもなろうという身で、いまだ自己とは…とかアイデンティティの獲得にもがいているというのにあなた…。
1週間前のバックアップは果たして自己と、その人と言えるのか、とか…。
そんな命題突きつけてくるのやめていただけないです!?

第二感想はブラックジャックか!だったんですが、まさしく秋田書店から出版されてるしチャンピオンで連載してたとか!合ってた!(何かが)

こんな感じの動揺でとっちらかった感想が続きます。
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南国旅行記のフォロー(になってないかもだけど)、オットと介護について [まじめに][介護、看取り]

<ねじまき鳥クロニクル 村上春樹>

南国旅行記の続きです。
相変わらず!相変わらずわーっと書いたら書いたでひゃーっと不安になってフォロー記事を書くことにしてしまったあひるちゃん。

前半は次男(オット弟)に関するフォロー…かどうかはわからない追記と、後半はオットについて。母に対する姿勢が、オットは家族の中で一番共感も尊敬もできたな、という珍しいお話です(珍しいて)。嘘。書いてみたら呪詛怨恨の方がずっしり大ボリュームんなった(やっぱり)。
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暗くて明るい南国旅行記、ここ最近の親族ストレスにもういいかな、と思えた話 [まじめに][介護、看取り]

<ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹>

えー2022年のお正月記事を皮切りに、親族ストレスについてちょいちょい書いてきてしまいましたが。それがね、この夏の旅行中に、もういいかな、と思えるようになりまして。
今回はそのご報告というか備忘録記事です。暗めの旅行記のようなもの(暗めのかよ)。や、私にとっては久々の清々しさだったんですけども。

もしかして2年ぶり?に、だいぶ気持ちに整理がついた気がしています。
日本より赤道に近く日が長いので、夕方という時刻の割には奇妙に明るい国の、ホテルの一室で。まるで村上春樹。

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