離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと

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はい、あのですね。前々から書きたいと。書き残しておかねばなるまいと思っていた離乳食話を、うちの子10歳誕生日ケーキにつなげて書こうかと。時々ある子育て懺悔シリーズです。あの日の君に謝りたい。

前からちらっと書いてたと思うのですね、離乳食!超!大変だったアアアアって。ええ大変だったのです。うちの子食べない派で。食の細い赤さまであらせられました…(遠い目)。乳が好きすぎて。ちょっと食べてすぐ乳ィってなっちゃう。生後半年くらいからもう固形物食べさせた方がいいっていう説もあるんですね、検索してると。乳だけだと栄養が足らなくなってくるって。諸説ありますんですけども、栄養が足りなかったら困るじゃないですか!発育に影響したらまずいじゃないですか…保護者としては…!だから焦ってしまって。ええ。どっかで聞いた話。子供の発育に焦る母図。浮世絵とか古典の教科書に載ってるような絵柄でどなたかぜひ描いて欲しい。

あれはいつぐらいの時期、どのくらいの期間だったっけかな…(遠い目)もうね、1歳2歳の頃って1日が長くて。時間の感覚がおかしくなってて。
うん、2歳過ぎだ。離乳食本の購入履歴から割り出した。2016年8月14日でした。試行錯誤と七転八倒の果てに、いよいよ乳だけじゃ全然ダメなのでは!?文字通り乳離れさせないといけないのでは!?我が子を思うなら!と、本格的に離乳食に乗り出した期間、てのがあったんですね。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。

それまでも散々あったんです七転八倒が。マジで文字通り。乳ィ!食べてからね、乳ィ!?食べてからだって!乳ィ!!ちょま、食べてから…!引き倒されてめくられて飲まれる、という。転がされて倒されとる。文字通り。

それをもう、今度こそ!と。ご飯をしっかり食べようね、と。乳の前にちゃんとご飯を食べなさい、と。これを食べ切ったら乳飲んでもいいよと。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。(さっきも見たよ?編集ミス?)(違います)

ネットでもよく言われていることですけども、赤子といえども目を見てゆっくりと語り聞かせれば通じません。乳ィ!?おこ。赤子といえども本物の味がわかるのでおだしをしっかり取ってふっくら仕上げれば乳ィ!食べません。たくさん遊ばせてお腹を空かせれば乳乳ィ!ますます食べません。もうね!通りいっぺんのこたやったの!食べないの!乳っ子乳太郎なの!

うちの子アルバムに保存されている動画の音声を許されるなら皆さんにもお聞かせしたい。寝起きで頭ぐらぐらしながらにじり寄ってきて吐息混じりに「乳ィィ…」とつぶやくうちの子。かわいいんだが。でもね、発育に必要な栄養が足りないかもしれない、という恐怖がありまして。何とかして食べさせなければ!心を鬼にして!

と、泣き叫ぶうちの子に食べて!これ食べないと遊べないよ!とスプーンぐいぐい押し付ける私…
あかんやつ…
そういうね、焦りと不安のあまり、あかんやり方をしてしまっていた期間が、1週間か2週間くらい…
長かった…

で、夜になったら「2歳 食べない」で検索し、同じように悩んでいるお母さんたちの苦悩や工夫や解決策などなどを読み漁り、おんなじすぎてドッペルゲンガーかと思いました。合わせ鏡のように無限の私が。そして「こんなやり方は逆効果」を片っ端からやっている自分に気づいて反省。いや知ってたけど!逆効果なの知ってたけど!

その時ネットで紹介されていた『好き嫌いをなくす幼児食』の冒頭文にいたく感銘を受けまして。
これもね、当時は気にならなかったけど今読み返すとお母さんお母さん連呼してるので、お父さん何しとんねん!!と思いますよね。お父さんも悩めや。作れや。這いつくばって拾えや(吐き出された離乳食を)。ついでに命乞いをしろや(わしに)

でもまあ当時はとりあえず我が身にハッとしまして。
そこに、「お世話をする人の気分次第で、食べたから受け入れられる、食べないから許しません、どうしてできないの…と不満げな態度を示されるのは、子供にとって不本意で不条理なことです」というふうに書かれていて(「お母さん」の部分を私が「お世話をする人」に書き換えました)、た、確かに!!と思ったんですね。

さらによくよく考えてみると、「栄養を取らないと、成長のためだから」という心配ももちろんあったけれど、「せっかく作ったのに食べてくれない!」というこちらの事情で、意地になって食べさせようとしていた部分もあったな…とも改めて気づくことができて。気づけて良かった…と思いました。いくつかの有名な心理学の実験のように、大義は人を簡単に暴力的にさせると実感。

そうして反省したある日…。
ここからです。うちの子2歳のみぎりの心に残るご発言ここからです。
用事で外出した時、食事休憩のためカフェに寄ったのですね。MUJIカフェ。そしたらいつもよりけっこう食べるうちの子!あらすごい!たくさん食べるねえ(当社比)、とニコニコ見守っておりましたら。

うちの子タロさん2歳半が私を振り仰いでニッコニコで、

幼TR「たりょーがごはんたくさんたべると、かあちゃんとってもうれしいよ?」

幼TR「たりょーがごはんたくさんたべると、かあちゃんとってもわらうねえ!」

と…のたまわれ…
キャキャッ!と楽しそうな笑い声をおあげになられ…子供ってほんとにキャキャキャッ!って笑いますよね…?

2歳半なので舌ったらずで、より正確に表記すると「たりょーがたくしゃんたべりゅと」みたいな感じになるんですよ?そんなにもたどたどしく、ニコニコけなげなことを言い募られてあなた…私は泣きました。申し訳なさ過ぎて。MUJIカフェのテーブルで泣く私(注:本当)。今までいやだったんだね…そうだよね…

偶然もあると思うし、直接言葉にしなくても態度が柔和になって子供もほっとしたというのが一番大きいかと思う。こちらの受け止め方が変わったのもあるだろう(同じ量でもこれしか食べてない!と感じる時もあったと思う)。翌日からは普通に食べませんでしたしね!(ここ重要!)この日を境にもりもり食べるようになっためでたしめでたしでは全然なかった。そんな日は10歳の今もまだ来ておらぬ!
いずれにせよ、楽しく食べる、気楽な空気、というのは重要なのかもなあと思わされた出来事でした。

この当時の家族親戚田中webアルバムに弟ツマさんが「お疲れ様です…絶対食べないおかずを作るために泣いている子どもを待たせるとか…うちはよくありますけどむなしいですよね。本当によくありますけど」ってコメントくれて涙ちょちょぎれましたよね。わかりすぎる!!!絶対食べないおかずを作るために台所に入り、危ないからゲートを閉めておくとそこにお子がむしゃぶりついて号泣しまくることこの上なし…待って〜!待ってもうちょっとだからね!おいしいご飯作ってるからね〜と千手観音のように熱したり冷ましたり熱したり冷ましたりハイ!ようやくできたよ〜!と運んでももう泣き過ぎて怒り狂ってて乳出さないと収まりつかなくなってたり、泣き過ぎて怒り狂って寝てしまってて起こしたら乳ィ…ってなったりね…とにかく近寄ると飲まれるから…どうにもならん…

それでもなんとかかんとか10歳まで無事に育ってくれてて良かったな…と胸を撫で下ろしております。

そんなあひるちゃんの離乳食懺悔でした…。今現在進行形で離乳食に奮闘している保護者の皆様におかれましては超おつかれさまですマジお気持ちわかりみがすぎる。こんなへろへろ体験談が少しでもお役に立てたら幸いです…。

うちの子10歳の給食事情についてももうちょっと書こうと思います。給食はすごく食べてるらしい…えっそうなの!?良かったけど!!

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関連リンク。
当時読んで励まされた記事たちです。

このかた、すんごいがんばってる!すんごいがんばってる…!
2歳の子供がやっぱりごはんを食べない!原因はこんなところにあるのかも?|私だってていねいに暮らしたい!

【2歳の食トレ1】間食の甘いもの・ご飯のテレビ制限がさっそく効いた?!|私だってていねいに暮らしたい!

あっこれいつも読んでるきなこさんの記事だったのか!
「食べない子」と悩む母の10年戦争。しつこい不安がついに成仏するまで | Conobie[コノビー]

こちらがもう本当につらい。ついアドバイスしがち…妙に慰めたり励ましたりしがち…!私もついついやってしまうし、やられて微妙な(あるいはアアア!って)気持ちになってしまうこともある…
「たべない子」の親に会ったら、思い出してほしいこと | Conobie[コノビー]

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関連書籍。

今見るとね、とんでもなく!細かい分量書いてあるからあまり良い本とは言えない…やってられっか!!てなる…でもメニューや味付けのバリエーションや、切り方などは参考になった。

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“離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと” への4件の返信

  1. 本当に…本当に、子供を育てるって、なんて大変なんだろう。
    出産経験もない私には、想像するしかできませんが、横っ面を殴られたような気がしました。
    そうだよな…2歳だって1人の人間で、意思があるんだよな。
    だけど大概は母親が孤独な戦いを強いられて、どんどん追い詰められていくのですね。
    いろいろ考えさせられました。
    ありがとうございます。

  2. k.satさん
    わあ!ありがとうございます、すいません!あまり育児の大変さを強調したくはないのですがついついこんなんで…!
    でも寄り添ってくださってありがとうございます…嬉しいです。ほんと、主に母親が孤独な戦いを強いられ追い詰められていく、というのもその通りだと思います。だから虐待のニュースを見てもまったく他人事と思えないし、個人の資質や性格の問題ではなく状況に問題があり、それを放置している行政の問題だと感じています。

    自分でもやってみてびっくりしたのですが、育児って楽しい面もすごく多いので、そういうことももっと書き残しておきたいなと思っています。

  3. いえ、こちらこそ、いつもコメントというより単なる感想ばかりですみません。
    あひるさんとこのコメント欄って、有益な知識とか追加情報がたくさんなのに、脳直の感想しか書けてないのが何だかな。
    友人達が「他人の子供は育つのあっという間でしょ?」って言ってたのが、今更ながら胸に痛いです。
    どんな孤独の中で発した台詞だったのかと…。      あひるさんの、楽しく子育てなさってる様子も、こういう辛さや懺悔も、隠さず仰る語り口に惹かれております。  

  4. k.satさん
    いえいえ、k.satさんの感想いつも嬉しいです!素朴な感想だけでももちろん嬉しいですし、すごく内容を読み込んでくださっているのが伝わってきて励まされます。うる星記事に「恋してるあひるさんがかわいい」と書いてくださったの本当に沁みました…

    他人の子供は育つの早い、ほんとそうなんですよね!友人の子とかもう大学!?もう就職!?って新鮮な衝撃です。大人にとっての数年はあっという間だけれど、成長期の子供にとっては劇的な変化ですものね。エルフになったような気分。

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