不妊治療のクリニックで受けたセクハラ、ドクハラについて [生殖医療の記録2]


<寄生獣(2)岩明均/amazon>


もうね!書くよ!
深刻な話が続きましたが今回は振り切れてます。でも内容的には胸糞案件なので気をつけてください。嫌な話がしんどい人は無理しないでくださいどうぞくれぐれも。
逆に腹立つ話を聞いてアドレナリン出したい人はウェルカム!出るよ!ムッキイイイイ!!!って。クリリンのことかああああ!!!くらい出るよ?レッツ怒髪天!

36歳で、一年半の間に初期流産を2度繰り返し、当初通っていたクリニックでは精密検査を希望したのにやってくれず、自力で調べて別のクリニックに検査を受けに行った時の話です。

「大変申し上げにくいのですが…」とドラマでよくあるように医師が深刻な表情で前置きしてくれるほどに数値が低く、それ自体もとてもとてもショックでしたが。真面目にショックを受けた時のつぶさな心の動きに関しては先の記事にしたためました。だが今回はもっと猛々しいよ?

前回の記事と同じ2017年頃に書いたものです。4900字。

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不妊治療で妊娠しにくい体質だと告げられた時のこと [生殖医療の記録1][まじめに]


<胚培養士ミズイロ〜不妊治療のスペシャリスト~(1)おかざき真里/amazon>


はい、シリーズ生殖医療の記録(NHKみ)、前回は全体の流れをまとめましたが、今回はひとつの山場、クリニックで妊娠しにくい体質だと告げられた瞬間の話です。もうね、自分で言うのもなんだけどドラマみたいでしたよ。

例によって、育児中に時間と気力があいた時に書き留めておいた文章を元にお送りします。ラジオの収録回みたい。今読み返すとちょっと拙い部分もあるんだけれど、38歳と42歳の自分の率直な気持ちということで、最小限の手直しで載せることにしました。6500字。

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生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


はい。ええと、NHKドラマ『燕は戻ってこない』を機に、ここ数年綴ってきた自分史的なものを少し進めようかと思います。不妊治療をしていた時期の話です。

2009年から妊娠を望み、一年後の2010年には流産、その後2年ほど、生殖医療のクリニックに通った話を、もう少し詳細に。なんでかというと、人生で何度か訪れた、価値観が転換した時期のひとつだったから。すごく色んなことを知ったし、考えたので、書き記しておきたくて。

その後、2014年春に第一子を産むところまでこぎつけたものの、分娩直後に胎盤トラブルで大変なことになった実体験も含めて、ここ数年で急に表立って話題にされ始めた代理出産卵子凍結も、危険を伴うものだと身を持って痛感したため、そんな簡単なものじゃないです、と伝えたい、という気持ちもあります。

例によって、当時書き残したメモや文章を元に再構成していきます。情報としてはもう10年以上前のものなので古く、あまり有用ではないと思いますが、自分史なので自分の身に起こったこと、考えたことを記録しておくことがこの文章の目的です。内容も物量もきっと重くなってしまいますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。4000字。 “生殖医療を受ける日々、序章 [生殖医療の記録0][まじめに]” の続きを読む

NHKドラマ『燕は戻ってこない』がすごい…代理出産の闇と真実を突きつけまくる…[生殖医療][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


いやあすごい…すごいものを見てしまった…
1回目からすごかった…

確かに私も書きました。代理出産に反対ですと書きましたが…それでも、この技術に望みを託している人たちもいるだろうなと思うとあまり辛辣な書き方はできないなと、かなり言葉を選んだのですがそんな私の葛藤レシーブを強烈スパイクで叩き落としてくれるNHKさん…すごい…

え、国営放送ってこんなに、真っ向反対の立場取っていいんでしたっけ…?商品名や企業名さえ出さなきゃ何やってもいいの…?

まあ…原作が桐野夏生さんなら!エグい内容になるか!
『OUT』が怖すぎて他を手に取れないままなのですが、それでも桐野夏生らしい…と納得してしまうひたひたとにじり寄る不快感…(褒めてます…)

あとね。前回代理出産について書いた時はそうやって躊躇があったために大事なことを明記し損ねていたことに気づいたのですが。

今回のドラマのテーマは他人の卵子や子宮を使う「代理出産」「代理母」だけれど、若い女性たちに向けて今カジュアルに提案されている「卵子凍結」にも、必ず「体外受精」が必要になるのです。

そして、若いうちに卵子を凍結しておけば、いつでも好きな時に子供が産めるわけでは決してない。
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あさイチの共同親権特集が良かった!5/13月曜にも2回目の特集放送予定![共同親権を廃案に][まじめに]

なんと!共同親権について、NHKあさイチで5/9木曜に放送された特集が!素晴らしかった!
良かった!
すごくほっとしました。短い中で改正法案の懸念や不安をしっかり伝えてくれたように思います。さらに、木曜の15分間だけでなく、来週5/13(月)にもまた取り上げてくれるとのこと!

以下、番組について思ったことと、5月7日におこなわれた参議院法務委員会で、共同親権に反対する立場の方々の弁論をメモとして載せておきます。

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離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと

<好き嫌いをなくす幼児食 心に栄養、頭に栄養 [加藤初枝]楽天ブックス>

はい、あのですね。前々から書きたいと。書き残しておかねばなるまいと思っていた離乳食話を、うちの子10歳誕生日ケーキにつなげて書こうかと。時々ある子育て懺悔シリーズです。あの日の君に謝りたい。

前からちらっと書いてたと思うのですね、離乳食!超!大変だったアアアアって。ええ大変だったのです。うちの子食べない派で。食の細い赤さまであらせられました…(遠い目)。乳が好きすぎて。ちょっと食べてすぐ乳ィってなっちゃう。生後半年くらいからもう固形物食べさせた方がいいっていう説もあるんですね、検索してると。乳だけだと栄養が足らなくなってくるって。諸説ありますんですけども、栄養が足りなかったら困るじゃないですか!発育に影響したらまずいじゃないですか…保護者としては…!だから焦ってしまって。ええ。どっかで聞いた話。子供の発育に焦る母図。浮世絵とか古典の教科書に載ってるような絵柄でどなたかぜひ描いて欲しい。

あれはいつぐらいの時期、どのくらいの期間だったっけかな…(遠い目)もうね、1歳2歳の頃って1日が長くて。時間の感覚がおかしくなってて。
うん、2歳過ぎだ。離乳食本の購入履歴から割り出した。2016年8月14日でした。試行錯誤と七転八倒の果てに、いよいよ乳だけじゃ全然ダメなのでは!?文字通り乳離れさせないといけないのでは!?我が子を思うなら!と、本格的に離乳食に乗り出した期間、てのがあったんですね。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。
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うる星やつら令和2期OP『ロックオン』には48歳更年期で倦怠期の私も撃ち抜かれたよ(夫婦を超えたくてもがく私)

はい。鈴木祥子さんの時も思ったんですけど。私の今のつらさは恋なのかもしれないとかなんとか。

あのね、ここ数年再三再四に渡って書き綴ってきたオットへのわだかまりの果てにそれが恋かもしれないってあーた。っつーお話です。

そうなのです、うる星2期が素晴らしーって話は先ほど書きましたが、1月にオープニング聴いた瞬間から実は爆泣きだったの。

【609】[feat. はしメロ, 巡巡] ロックオン / MAISONdes

これ。
まさか…
ここへきて、ラムのあたるへの気持ちにシンクロして泣く日が来るとはね!!
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共同親権に反対します、オンライン署名にも賛同しました [まじめに][機能不全家庭]

※以下、本文にもリンク先にも、機能不全家庭の描写や、精神的暴力の描写がありますので、ご注意ください。

署名ページへの直リンクはこちら。

#STOP共同親権 〜両親のハンコなしでは進学も治療も引越しもできない!実質的な離婚禁止制度〜 オンライン署名change.org

私も署名しました。
1/30の16時頃にこの署名ページを見つけ、最初の30分ではまだ500足らずだったのが小一時間で1000人超え、18時頃には3500人。丸一日経った1/31夕方にはもうすぐ1万7千人を超えそうに。その後、2/7の今は4万6千人。

このまま増えていって、この問題を知らない人たちにも届いてほしいです。

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2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族

<ブラッシュアップライフ MIX CD>

はいもう本当に、お世話になりました!
昨年2022年夏に母が亡くなったせいか、今年は妙に早かった。えっもう終わり?一年経った?感。うちの子がね、塾を替わったのが2月からで、オットと二人で説明会とか行ったのが12月下旬頃だったんですね、去年の。その時あまり行かないおしゃな街で(おしゃ)通りかかった肉屋さんのミートローフが美味しそうだったからってオットがクリスマス用に予約して、数日後のクリスマスに私体調崩して寝込んでたからオットがわざわざ取りに行ったの、肉のために再び。滅多に行かないおしゃ街でなぜミートローフかっていううちらしさ。今年のクリスマスにオットもえっじゃああのミートローフから一年経ったってこと?早いな、て言ってたので私だけじゃないっぽい。早いよね。

そんな日常日記的一年の振り返り記事です。5千字くらい。 “2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族” の続きを読む

父の日記(夫婦を超えたくてもがく私・続き)[まじめに]


<獣になれない私たちシナリオブック[野木亜紀子]/amazon>

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ひとつ前の、ドラマけもなれ記事の続きです。(ほぼ8千字です、ど長文ですいません!)

はい、ドラマの中でとても美しくて印象的だった、親世代の出会いの頃の回想シーン。あんな体験をしてしまった…と言えばよいのでしょうか…。
私もなんと、亡きオットお父さんの日記を!読む機会があったのです。若い頃の。それこそ、母と出会った頃の!!
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