投稿日: 投稿者: ahiru178

うる星やつら令和2期OP『ロックオン』には48歳更年期で倦怠期の私も撃ち抜かれたよ（夫婦を超えたくてもがく私）

はい。鈴木祥子さんの時も思ったんですけど。私の今のつらさは恋なのかもしれないとかなんとか。

あのね、ここ数年再三再四に渡って書き綴ってきたオットへのわだかまりの果てにそれが恋かもしれないってあーた。っつーお話です。

そうなのです、うる星2期が素晴らしーって話は先ほど書きましたが、1月にオープニング聴いた瞬間から実は爆泣きだったの。

【609】[feat. はしメロ, 巡巡] ロックオン / MAISONdes

これ。
まさか…
ここへきて、ラムのあたるへの気持ちにシンクロして泣く日が来るとはね！！
令和恐ろしいわ！！

だって歌詞が！のっけから、

ねえ聞いて辛いんだもう
心がもう繋いで離れられない

って。

少しくらい見せてもいいじゃない
淋しいとか呟いたって茶化すんでしょ
なんでもっとちゃんと見てくれないのかな

って。

見つめあってまた絡まって解け
気持ちに気づいた
笑い合って生きたいの
それが何年先の未来でもいいの、聴けるのなら

って。
こちとら結婚21年目なんですけども！そんなに先の未来想定してるかい！？ラムよ！今17歳じゃろ！？
15で出会って17で好きになって19で付き合って別れてまた付き合って27で結婚して48になってもまだこんなに苦しんでるって思った！？
いや知らねえよって話か。
一生かけて言わせてみせるっちゃ、今際の際に言ってやるじゃねえんだよこのあたる野郎！言ってんじゃん！それをもっとまともに言えっつうの！

こうね。まさかほんとに。小学生の頃から読んでる作品の内容をぎゅっと凝縮した主題歌に、自分と他ならぬオットとの子が小学生になってるくらいの令和も5年に、こんなに心かき乱されるとか思ってなかったってばよ。因幡くん勘弁して？この未来どうなん。しのぶの理想かい。みんな変わらずわいわいやってたらいいなあって。変わらなすぎだろっつー。

いや、もう、ね。うん。はあ。
すごい良い曲で大好きです。撃ち抜かれたし鷲掴まれたよ。更年期と倦怠期を抱える4回目の年女である48歳にね、まさかここまで響くとはきっと作り手さんも思っておられなんだに違いない。メゾンデもびっくりだわ。すごいの入居してきちゃったわ。めぞん一刻か。一ノ瀬のおばさんが身長170cmみたいなね。声も太いしな。いや正確には太いだけじゃなくいろんな声出せるんだけどな。それはいいとして。素晴らしいもの作りをありがとうございます。いい曲。いい曲。

2期開始前の予告編。うわ！「幸せそうに…泣いてやんの」出てるじゃん！一番いいとこを先に公開なんて。


ノンクレジットオープニング映像はこちら。このさ…因幡くんの未来回に寄せた映像作ってくるからもう…ぐっとくるのわかってる上でこの曲ってほんとに…


またね、ネットでどなたかが言ってらしたんだけど、「ヒロインがカメラ目線で視聴者に媚びてくる演出好きじゃないんだけど令和ラムはちゃんとあたるしか見てないからそこが良き」って。そう言われると確かにこのラムめっちゃ目つむっちゃってね、恋は盲目を体現してるし。

うん、あのですね。この曲ももちろん私を動かしてくれた引力のひとつなのですが、他にも色々な要素がおそらく少しずつようやく響きあって積み重なって、ここ数年の一連の夫婦を超えたくてもがく私シリーズが（そんなシリーズが…）、やや落ち着きを見せつつある気がしています。ここにこうして書き連ねてこれたこともひとつ。読んでくださって本当にありがとうございます。また揺れることもきっとあるけど。やっと少しなんとかなってきた。かも。

なんでこんなに一人相撲というか、ここまで自信が持てないのかって言ったら、やはり根本的に不安があるんだろうな、と思うんですよね。親との関係が良くなくて、子供の頃から安心したことがないから。愛される自信がない、大切にされる資格がないと思っている。心のどこかで。だから傷ついても言えないし、不当な扱いだと声を上げることもできない。怖くて。

自分がそういう状態なのだと、介護と更年期を機に気づくことができたのが大きな進歩だったな、と思います。自覚しないとオットにも言えないわけで。

こんな私が、子供から普通に母ちゃん〜って懐かれる程度には愛されているということは、私が親からもらえなかった安心感を子に与えることができているということだろうなと思うので、頑張ってるよなわし、と時々思います。

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関連あひる
他所様の青春にしょっぱいとか酸っぱいとかいう味付けすんのほんとやめて。

■2023-04-21 『スキップとローファー』の高校青春群像劇が眩しすぎて更年期倦怠期反抗期を抱えた我が身に痛すぎる

■2015-07-26 甘酢っぺえ高校生の恋愛web漫画『徒然チルドレン』と甘酸っぱくない私の思い出

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まじめなオット関連あひる
ここではちょっと、発表順ではなく時系列順に並べてみます。

これはそのまま2013年3月。
■2013-03-03 10th wedding anniversary

2009年10月の話。
■2021-10-07 家庭というものがうまく機能する時、後編 [まじめに][亡きオット父の話2]

2014年3月の話。
■2023-05-11 2人目以降を授かれなくなった私に、オットが言ってくれたこと [まじめに][分娩記録6]

2022年秋に思ったこと。
■2023-08-31 南国旅行記のフォロー（になってないかもだけど）、オットと介護について [まじめに][介護、看取り]

ここからは日付通りに、その時々で色々と振り返って考えたこと。
■2023-04-24 鈴木祥子ソロライブ at ロバハウスが素晴らしくて、私の今のつらさは恋なのかもしれないと思った

■2023-12-11 ドラマ『きのう何食べた？』で考えた、人生の岐路でパートナーのどんな言動を思い出すか

■2023-12-12 野木亜紀子x新垣結衣『獣になれない私たち』の溢れんばかりの女性たちへのエールと、夫婦を超えてゆきたくてもがくここ数年の私 [まじめに]

自分で言うのもなんだけど、これは本当にドラマチックな出来事だったな。
■2023-12-21 父の日記（夫婦を超えたくてもがく私・続き）[まじめに]


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“うる星やつら令和2期OP『ロックオン』には48歳更年期で倦怠期の私も撃ち抜かれたよ（夫婦を超えたくてもがく私）” への4件の返信

  1. この曲いいですよね！
    コミケサークル初参加がうる星スペースだった(当時はらんま連載中)くらい好きなので、毎週分かる、分かるよラム！ってなってます。
    そうか、あひるさんのオットさんへの想いは、ラムと同じなのですね。
    それは気付けなきゃ、とても苦しいし辛くなりますね…。
    ラムは盲目的にあたるを好きでいられる強さを持っていて、程度の差はあれど、あたるも自分を想ってると信じてるけど、時々折れそうになってるその姿がいじらしくて可愛くて、きゅんとしてしまうのですが、実際この立場だったらと思うと。
    つらいな、しんどいだろうなというのと共に、羨ましいな、とも思います。
    そういうたった1人がいるって、なんて幸福な地獄でしょう。
    そのたった1人が自分をどう思ってるか、どう扱うか、で悩み苦しむのは、恋してるから。
    素敵だなあ、と。
    うまく言えない上に長々すみません。
    あひるさんが折り合いを付けられてよかったです。

  2. うわあん！k.satさんんんん！ありがとうございますうううう！！
    なんでこんなにわかってくださるのか…ぶるわああああん！！（泣き方）

    コミケうる星スペースだったんですね！？すごーい！！いやーうる星ほんといいですよね。もう、全てのキャラが立ちまくりだし、関係性が面白すぎて。二次創作みたい、っていうのが賛辞になるのかわからないんですが、派生話が無限に作れそうですよね。

    確かに…ラムがあそこまで盲目的にあたるを好きでいられるのって強さですね…押しかけ女房なのにすごい。響子さんも愛されてることに甘えまくりの強キャラだし、もしや一番控えめなのあかねちゃんか…？（犬夜叉以降は読んでないのですが）

  3. うる星で初参加し、その後10年くらい美少女系(別アニメ)にいて、ご近所はエロサークルだったり(笑)
    でも私はエロ描く画力はなくて、少女マンガ描いてました。
    とは言えそのおかげで、おがきさんを知る事ができ、同じ本に参加できたのは幸運でした！
    30年くらい前の話ですが(^^;
    うる星本は1冊だけ、あとは他アニメキャラとのデュエット本を2冊出しました。
    あたるが大好きなラムが大好きです。
    というか私、恋する女の子が好きなんですよね。
    だから、あひるさんの文章に惹かれるのかなあ。
    一生懸命オットさんに恋するあひるさん、めっちゃかわいいんですもの。
    真剣に悩んで苦しんでいるあひるさんに、とても失礼なんですけど、今回の記事で自覚してしまいました。
    どうなの私。

  4. k.satさん
    えーっ！おがきさんと同じ本に！！すごーい！！エロといえばチカマニアックス大好きです！かわいい女の子たちがあっけらかんとエロくて楽しい。

    恋する女の子…！ぎゃーありがとうございます！！嬉し恥ずかしい。そんなふうに言って頂けると、ほんとこんなわざわざ公開するのどうなのっていう、いんいんめつめつもじもじくよくよな心情吐露をアップした甲斐があるというものです…ありがとうございます…！

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