今さら『亜人』にハマっていまして。まずは原作の方をほとんど一気読み。面白いですね!
そしたらオットくんが録りだめておいたアニメを見せてくれまして。オットくんは原作未読なので2人で1話を見ながらあれこれ話していたら。
主人公の声誰かな。エンディングを宮野真守が歌ってるらしいから宮野真守?でもよくわかんないな。男性の声にのみ発揮される謎のダメ絶対音感をお持ちのオットくんいかがです?
OT「宮野真守って、ネズミ?」
そう『おげんさん』の、ネズミの低い声?のネズミ。
とか言いつつしばらく亜人第1話視聴。
OT「宮野真守なんじゃない?」
そうなんだ。ちょっと違う声のような気もするけどオットくんが言うなら間違いないだろうね。しかしこのお母さんの声なんでこんな暗いの。
とかなんとか言いつつ検索してたら、やはり主人公圭くんの声は宮野真守だった。
OT「(`・ω・´)b」
嬉しいか。
とまるで圭くんのお母さんのような渋くて感情のない声が出てしまい。
しばらく無言でつかみあいになりました。
OT「なんだ今の冷たい物言いは!」
だって嬉しそうだったから!え、嬉しいのかなって(こんなことが)。
OT「」
私「」
(無言でつかみあい)
OT「圭くんのお母さんか南雲隊長しか出さないような渋い声出しやがって!」
南雲隊長ね!渋いね!だとか田中敦子さんとか、いっそ蟲師のナレーションね!
ちょっとのどの調子も悪いのでね、意図しない声が出ちゃってね。すいませんでしたね。
いつもより長めに無言でつかみあいになりました。
というわけで圭くんのお母さん、沢海陽子さん。リスパラのヴァンナ!あの渋かっこいいシェフのおばさま!いいなああ。
原作読んでたらお母さんまた登場して滔々と長ゼリ言ってたので嬉しいなー。アニメで見たい。楽しみ。
それはともかく。
『亜人』、今はアニメをがしがし視聴中ですが、最近よくあるポリゴンアニメなんですね。オットいわく「ポリピク」。無駄にかわいい略称。
OT「言うなれば『Peeping Life』と一緒ですよ」
言わないで!あれと一緒にしないでイメージだだ崩れだから!せめて『シドニア』の方にして!
OT「シドニアに比べたら(CGでのアニメ的描写や表情などが)だいぶこなれてるよ」
まあそうね。シドニアは原作の絵もデジタルタッチのよろよろとした雰囲気だったし、SFな世界観とかにもいっそ合ってた気もするけど。
にしても『亜人』は、原作の絵の大きな魅力である描き込みの緩急がまったくないのでところどころ残念感はありますが、音、声が付くのは良いですねー。原作漫画の描き込みの緩急を、アニメとしての演出で表現しようと創意工夫している箇所も多々あったし(佐藤さんの「衝戟に備えろ」とか)。キャストもなかなかぴったり。
絵がのっぺりしているのは、きっと原作がすごく好きな人にとっては残念なのかもな、と思うのですが(くるよ?くるよあひるちゃんの例のあれがくるよ?)、『寄生獣』ひどかったからね!(キター)『寄生獣』ほんと酷かったから!(はいキタ)声優さんはすごく頑張って良い仕事してくれてたけど、ストーリーや設定、セリフの改悪酷かったから!
それに比べると『亜人』はストーリーほぼほぼ原作そのままなんじゃないかな?なので大丈夫マイフレンド、絶望するほどじゃないよ。ちゃんと大事に作ってもらえてるよ。下を見て自分を慰めるのもどうかと思うけどね?下が無いつらさもあるのよ?『寄生獣』ファンは一体どう自分を納得させたらいいの?あの原作の素晴らしさとか他に類がないので比べようがないし。
あ、そういえば『ブラックジャック』アニメ版が酷いと手塚ファンの友人が超怒ってたな。いつも笑顔であんまりしゃべらない人が笑顔でめちゃくちゃ滔々とダメ出ししててすごいインパクトだった。って前にも書いてた。
あの、オープニングのモーターボートがスピード速すぎのやつです(もうちょっとわかりやすいバージョン説明はないのか)。岬の家だけめっちゃCGのやつ。それでエンディングが大塚愛の『牛タン』のやつ。ピノコの声を宇多田ヒカルがやったフラッシュアニメの方ではなく。あっちもある意味伝説だけど。
あ、検索してみたらこんな話が。ご本人も忘れたいんだ…まあすごかったので…歌が上手い人は演技も上手いと思っていたのですが、違った…。
■【黒歴史】宇多田ヒカル完全封印したい過去のお仕事? | ATLAS
いいとして。『寄生獣』の話ね。え、こっちもいい?わかりました続けますよ?
知名度も決して高くはないけれど深い、好きな人は本当に好き、知る人ぞ知るまごうかたなき名作で、そういう作品があそこまで適当な扱いを受けた例というのがないんですよ!皆無!知ってる!?他に知ってる!?『デビルマン』はいっそネタじゃん!立派に無かったことになってるってみんな知ってるじゃん!「見なかったことにしよう」という共通認識。でも『寄生獣』の場合は大騒ぎしてたのもこんなに経ってもまだ根に持ってるのも私だけで、放送中からすでにスルーされてたじゃん。話題にすらなってなさすぎ。その辺も悲しい。哀しい。そんな適当に通り過ぎられてしまうような作品じゃないのよ!?本当に面白いのに。絵といい発想といい登場人物の心理描写、心の動き、葛藤、倫理観とそれに対する疑念、そして決意、などなど、素晴らしすぎるのに。
ついまた書いちゃってますけどね。ほんとすいませんね。この辺にするか。止まらないから。忘れないよ?この恨み。あひるちゃんしつこいよ?いつか『寄生獣』がもっとまともなアニメ化してもらえるその日まで。いやその日が来てもまだ言うけどね。
話が逸れも逸れたりですが、それにしてもオットくんのダメ絶対音感もすごいのです。男性のみ。しかも声優に限らず。『グレンラガン』見てて「この声タカヤじゃね?」と言い出した時に本物だと確信しました。あのタカヤって上川隆也さんのことです。うち演劇集団キャラメルボックス好きで20代の頃よく観ていたので、タカヤの出ているドラマもわりと観たりしていたとはいえちょっと声聞いただけでなんでわかるの!?すごすぎる!
タカヤもタカヤであの人アニオタゲーオタなので『グレンラガン』も超好きで普通に観てたのに後半のラスボス役に抜擢されちゃったからネタバレ脚本送られてきてけっこう凹んだとか何かで読んだ。
そんなこんなで。どんなだ!
オマケ。
田中敦子さん関係ないけど、昔載せた攻殻機動隊の黒歴史。
■September 09, 2010 攻殻CM黒歴史
南雲隊長はもちろんパトレイバーのですよ。榊原良子さん。
劇場版2といえば後藤隊長の「だから、遅すぎたと言ってるんだ!」もね。
また観たいな~。
んん?これじゃないなあ、でもこんなの出てるんだ。
もうね、原作読もうよね。
亜人、何年か前に深夜アニメのCMで原作紹介されてて、それ以来原作買って読んでますが
アニメはやっぱり絵柄がツルッとしてるのが気になりましたねー。
原作の絵が最初と比べてかなり変わったので、どこにデザインを落とし込むか悩んだ結果なんでしょうけどね。
原作はクライマックスっぽいので、決着が楽しみですねえ。
けいいちさん
おお!原作読みました?ね、いよいよクライマックスっぽいですよね。ここでがんばってビシッと終わらせてほしいな、人気作はとかく引き延ばされがちですので…
アニメの絵、つるっとしてる!確かに…つるんとしてる…
音声だけ聞いてるぶんにはしっかり作られてるなーと思えるんですが。
いずれにせよ自分的には久々のヒットだったので、楽しかったです。って言うような内容じゃないんですけどね!ゾンビものの亜種、ってかんじかな?