クドカン『季節のない街』2話の毒母、ゲス兄描写が容赦なくて素晴らしかった [まじめに][機能不全家庭]

季節のない街 シナリオ

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はい。さっき9000字もかけてクドカンふてほど(不適切にもほどがある)にダメ出ししまくったのに。すいません。クドカン大好きなんです…。でね、今やってる『季節のない街』は、2話まで見た今のところ、あまり引っかからずに見ることができています。2話の毒母、ゲス兄回は良かった。良くない。胸糞悪くて良かった。良くない。(『いだてん』か。違う!そう!違う!て)

えっとですね。しばらく前のなんですけど、残念だったドラマの話をまたします…仲野太賀くん繋がりで思い出したの。『コントが始まる』です。脚本は金子茂樹さん。菅田将暉くんと神木隆之介くんに有村架純ちゃんというすんげえキャスティングで。とっても面白かったの大好きだったの途中まで。

そうですよ、神木隆之介くんの毒母回ですよ。

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離乳食を諦めた時、2歳だったうちの子が言ったこと

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はい、あのですね。前々から書きたいと。書き残しておかねばなるまいと思っていた離乳食話を、うちの子10歳誕生日ケーキにつなげて書こうかと。時々ある子育て懺悔シリーズです。あの日の君に謝りたい。

前からちらっと書いてたと思うのですね、離乳食!超!大変だったアアアアって。ええ大変だったのです。うちの子食べない派で。食の細い赤さまであらせられました…(遠い目)。乳が好きすぎて。ちょっと食べてすぐ乳ィってなっちゃう。生後半年くらいからもう固形物食べさせた方がいいっていう説もあるんですね、検索してると。乳だけだと栄養が足らなくなってくるって。諸説ありますんですけども、栄養が足りなかったら困るじゃないですか!発育に影響したらまずいじゃないですか…保護者としては…!だから焦ってしまって。ええ。どっかで聞いた話。子供の発育に焦る母図。浮世絵とか古典の教科書に載ってるような絵柄でどなたかぜひ描いて欲しい。

あれはいつぐらいの時期、どのくらいの期間だったっけかな…(遠い目)もうね、1歳2歳の頃って1日が長くて。時間の感覚がおかしくなってて。
うん、2歳過ぎだ。離乳食本の購入履歴から割り出した。2016年8月14日でした。試行錯誤と七転八倒の果てに、いよいよ乳だけじゃ全然ダメなのでは!?文字通り乳離れさせないといけないのでは!?我が子を思うなら!と、本格的に離乳食に乗り出した期間、てのがあったんですね。

当然うちの子おこ。泣いて抗議。
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うる星やつら令和2期OP『ロックオン』には48歳更年期で倦怠期の私も撃ち抜かれたよ(夫婦を超えたくてもがく私)

はい。鈴木祥子さんの時も思ったんですけど。私の今のつらさは恋なのかもしれないとかなんとか。

あのね、ここ数年再三再四に渡って書き綴ってきたオットへのわだかまりの果てにそれが恋かもしれないってあーた。っつーお話です。

そうなのです、うる星2期が素晴らしーって話は先ほど書きましたが、1月にオープニング聴いた瞬間から実は爆泣きだったの。

【609】[feat. はしメロ, 巡巡] ロックオン / MAISONdes

これ。
まさか…
ここへきて、ラムのあたるへの気持ちにシンクロして泣く日が来るとはね!!
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共同親権に反対します、オンライン署名にも賛同しました [まじめに][機能不全家庭]

※以下、本文にもリンク先にも、機能不全家庭の描写や、精神的暴力の描写がありますので、ご注意ください。

署名ページへの直リンクはこちら。

#STOP共同親権 〜両親のハンコなしでは進学も治療も引越しもできない!実質的な離婚禁止制度〜 オンライン署名change.org

私も署名しました。
1/30の16時頃にこの署名ページを見つけ、最初の30分ではまだ500足らずだったのが小一時間で1000人超え、18時頃には3500人。丸一日経った1/31夕方にはもうすぐ1万7千人を超えそうに。その後、2/7の今は4万6千人。

このまま増えていって、この問題を知らない人たちにも届いてほしいです。

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フェミニズムについて、ドラマ『SHUT UP』も『MIU404』も、Feticoも、楠本まきもヤマシタトモコもよしながふみも [フェミニズム][まじめに]

赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ (マーガレットコミックスDIGITAL)


一つ前の記事、女性の貧困と性被害、性の同意を真っ向からテーマにした社会派ドラマ『SHUT UP』について検索してたら見つけたインタビュー記事が素晴らしすぎて。

えっこれJJのインタビューなの!?キラキラおしゃれファッション誌だと思ってたのにこの硬派な内容…いやこれ自体が偏見だわ。キラキラおしゃれ女子を対象としたファッション誌にこんな小難しい内容載せるなんてってびっくりしてる時点で失礼だわ。すみませんでした。

もう、ここ最近思ってたことがてんこ盛りすぎて、他で読んだあの作家さんもあの作品も繋がりすぎて、自分用リンクまとめを作りました。

【JJドラマ部】新進気鋭のテレ東ドラマPに制作裏話を根掘り葉掘り聞いてみた | JJ

「タイトルの『SHUT UP』(月曜23時06分~/テレビ東京系)には、身勝手な理由で女性たちの口を塞いできた社会に向かって、黙っていてほしいという制作サイドの気持ちを込めています。ドラマは最終回に向かって、大テーマでもある“性暴力”の問題に向かっていきますが、そこにも深く関連しています」

「身勝手な理由で女性たちの口を塞いできた社会に向かって、黙っていてほしいという制作サイドの気持ちを込めています」!!
ふおお!!Feticoか!(後述)
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2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族

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はいもう本当に、お世話になりました!
昨年2022年夏に母が亡くなったせいか、今年は妙に早かった。えっもう終わり?一年経った?感。うちの子がね、塾を替わったのが2月からで、オットと二人で説明会とか行ったのが12月下旬頃だったんですね、去年の。その時あまり行かないおしゃな街で(おしゃ)通りかかった肉屋さんのミートローフが美味しそうだったからってオットがクリスマス用に予約して、数日後のクリスマスに私体調崩して寝込んでたからオットがわざわざ取りに行ったの、肉のために再び。滅多に行かないおしゃ街でなぜミートローフかっていううちらしさ。今年のクリスマスにオットもえっじゃああのミートローフから一年経ったってこと?早いな、て言ってたので私だけじゃないっぽい。早いよね。

そんな日常日記的一年の振り返り記事です。5千字くらい。 “2023年もお世話になりました!今年のまとめ、隠し事のない明るい一族” の続きを読む

父の日記(夫婦を超えたくてもがく私・続き)[まじめに]


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ひとつ前の、ドラマけもなれ記事の続きです。(ほぼ8千字です、ど長文ですいません!)

はい、ドラマの中でとても美しくて印象的だった、親世代の出会いの頃の回想シーン。あんな体験をしてしまった…と言えばよいのでしょうか…。
私もなんと、亡きオットお父さんの日記を!読む機会があったのです。若い頃の。それこそ、母と出会った頃の!!
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野木亜紀子x新垣結衣『獣になれない私たち』の溢れんばかりの女性たちへのエールと、夫婦を超えてゆきたくてもがくここ数年の私 [まじめに]


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もう!あのね!一つ前のぐだっとした、オットに関するもにょっとした違和感記事にね、ハートが!ひと晩で50も!びっくりよ!

アップしたはいいけど我ながら全然とっちらかっててもう大幅に削除しようかなと開いてみたら50も!
誰!?50連打してくださったのは!
ありがとうございますめっちゃ励まされた!あひるちゃんちょっと泣いた!
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ドラマ『きのう何食べた?』で考えた、人生の岐路でパートナーのどんな言動を思い出すか


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またドラマをきっかけに人生を考え込むシリーズです。

きの何のね、あ、公式略称は「何食べ」なんですよね。ツイッターで検索してたら「きの何」だと「えのきの何か」というお夕飯の献立やランチに食べた美味しかったメニューみたいなつぶやきがヒットしまくって「きの何」という呼び名はほとんど使われていないことを実感しました。

それはいいとして。
今年も押し迫って参りましたので、ここ最近書いてきた記事のまとめも兼ねてちょうど良いかなというお話です。主にオットに対する悩みや葛藤をね。んもー街はすっかりクリスマスシーズンなのに相変わらずのあひるちゃんのすれっからしぶり。いやいや12月なんてね、もともと人恋しと泣け十二月だからね。漢字表記で『十二月』といえば中島みゆき様の名曲ですし、こう、一年の総決算を、ひいては人生を考え込んでしまう時期ですよね、わりと誰しもにとって。 “ドラマ『きのう何食べた?』で考えた、人生の岐路でパートナーのどんな言動を思い出すか” の続きを読む

体外受精の分娩で大変な目に遭った私が、代理出産について思うこと[分娩記録][生殖医療][まじめに]

はい、少し久々、真面目な話です。
代理出産について。
とってもシビアでシリアスな話題なので書きあぐねてきたのですが、こんな体験をした私だからこそ書けることがあるのではないか、と思うので、書きます。

ここ2〜3年でしょうか、代理出産や、卵子の冷凍保存、子宮移植(子宮再建)というものを、女性のための素晴らしい選択肢であるかのように取り上げるニュースをよく目にするようになりました。

卵子凍結や代理出産が、女性を妊娠出産というくびきから解放し、キャリアを中断しなくても済む、先進的で合理的な方法である、かのように紹介し、だから若いうちに卵子凍結をしておく女性が今増えている、というようなニュース記事や、web雑誌のインタビューを見かけます。

ただ、そのような記事では、危険性についてはほとんど触れられていません。

今例に挙げた手段を経て子供を授かるためには、必ず体外受精をおこなう必要が生じます。そして、私には体外受精による出産でトラブルが起きた経験があるため、これを安易に他人に勧めようとはとても思えないのです。
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