42歳のお誕生日さま

今日はあひるちゃんお誕生日です。42歳になりましたー。タローさんには何日か前に話したら、「今日寝て起きたら、母ちゃんのお誕生日?」ううんあさってだよ。「じゃあ今日寝て起きたら、明日がお誕生日になってる?」そうだね飲み込み早いな天才かな?

なんて楽しみにしてくれており、晴れて当日の今朝、「母ちゃんお誕生日だね!」そうだよー。「ケーキは?」えっ「ケーキ食べる!」いやケーキは先週末に父ちゃんと買いに行って食べたじゃない。しかもいま朝だし朝ごはんだよ。「ケーキ食べる!!」ケーキが楽しみだったようでしたがお誕生日様です。今年も穏やかに過ごせて無事に歳を取ることができ、有難い限りです。

これ!このくまちゃんシリーズの絵本大好きで、しかもかなり再現度の高いぬいぐるみセットがある!!とタロー3歳のお誕生日用に奮発しちゃったのですが、Amazonで倍額プレミアついてる!!定価は5000円前後でしたよ。いつか紹介しようと思ってたのに、もう廃盤になっちゃったのかな。

ぬいぐるみ4体付 おめでとうくまちゃん
シャーリー・パレントー
岩崎書店
2015-10-26


『おげんさん』のネズミの低い声とうちの子と私

『亜人』とオットくんと私の低い声に続き、うちの子タロー3歳半の『おげんさん』話です。すいません。なんかすいません

「ネズミの低い声?」と宮野まもが低い声を出すのの真似をするとタローが喜びます。『孤独のグルメ』お正月スペシャルのゴローさん見る!とどハマリした次のブーム、GW放送の『おげんさん』を文字通り毎日60日間くらい視聴し続けたタロー。本気で60回観ました。他の番組にしようとすると泣き叫ぶんですもん。

TR「母ちゃんなんでそんな低い声出せんの?( ´▽`)」

ん?母ちゃんこういうのわりと得意なんだぞ?絵本を読む時もじいちゃんばあちゃん声を無駄にリアルに発声します。横で聞いてた父ちゃん吹いてた。

TR「父ちゃんも出せる?( ´▽`)」

や、父ちゃんは恥ずかしがりだから難しいんじゃないかな?その気になれば母ちゃんより低い声出るはずだけどね、男の人だし。

なんて話をしてたらタローがふいに、

TR「僕は小さいのでネズミさんね( ´▽`)」

ん?子供話変えるなあ。

TR「母ちゃんがおげんさん( ´▽`)」

まあそうかもね。父ちゃんは?

TR「お父さん…?(・ω・)」

高畑充希ちゃんがやってた”お父さん”?それじゃつまんないな、やっぱ隆子(たかしこ)でしょ。

TR「父ちゃん隆子!ヽ( ´▽`)ノ」

よしよし。

という家庭内キャスティングになったから。

OT「めっちゃ誘導してるだろ!(゚Д゚)」

だって面白いじゃない。

そんな徒然あひるご一家でした。今日もみんな元気です。

おげんさん仕様のPV、友人が教えてくれて観ました!でもタローの食いつき今イチ…トークとか、人が楽しそうに笑ってる場面が好きみたいです。




『おだんごぱん』はじじばばの会話で始まるのでやりがいがあります。じじばば声の。最後に出てくる詐欺師的なきつねさんもやりがいあります。

母ちゃんが飲み会の時のうちの子とオットくん

そういえば私が午前3時まで飲んだくれていた日のタローさんとオットくんですが、私が家にいるうちから「もう父ちゃんとおでかけする!」とタローさん号泣大暴れ、家でご飯食べてもらうつもりで解凍してしまっていたお刺身をまた冷凍庫に戻し(あ、今日これ食べてもらおうかしら)、2人で外食することに。

「母ちゃんまだ家にいるけどいいの?」
「いいの!置いていこう!早く行こう!」
と大はしゃぎでした。楽しそうで何よりです。そして真夜中に帰って翌日もへたばっている私を「大丈夫?」と半笑いでねぎらってくれるオットくんでした。ありがとう。

でもオットくんが私の外出に協力的なのは、私さえいなければ普段冷たいタローが手のひらを返したように父ちゃんにべったりになるからという私利私欲のためだったりします。本当です。一度はそのためだけに「今日はタローとくっついて寝たいから母ちゃんはどっか行ってこい」と夜追い出されたこともあります(本当)。でもなんだかんだ言ってタローは「母ちゃんどこいったの?」「どうしていないの?」と3分おきくらいに聞いてくるそうです。ちゃんと父ちゃんが追い出したんだよって言ってるのかしら。


幼稚園のママ友飲み会で3時まで飲む

そんなわけで9月、新学期の幕開けですね。わたくしは先週末、初めての幼稚園ママ友飲み会でした。超!楽しかった!19時から3時まで飲んでました!
3時まで!?
23時の間違いじゃなくて!?
3時です。午前3時。すごすぎる。いろいろひどい。
さすがに全員こっぴどい二日酔い(私含む)だったようですが、飲み屋を出た時点で「常連のお店で飲んで来る!」と言って離脱した1人からは翌日お昼頃に「まだ飲んでまーす☆」と連絡がきたり、その日の夕方には「突然友人がきてまた酒盛りでーす☆」と連絡が来たりでミラクルすぎました。この人がチャンピオンです。もう1人は朝から3人子供連れてディズニーランドだったらしいです(敬礼)
そうなのです、全員幼稚園児の母だったのです。忘れそうだったけど。

飲み屋さんでは6人でワインを5本、クーポンでサービスの生ビール1杯ずつ(自主的に生お代わりしてる人もいたけど)、お店を出てから飲みきれなかったボトル持って近くの公園に移動してコンビニでプラコップとスナック菓子買ってワイワイやって(学生さんか)、気づいたらスナック菓子のお代わり買いに行った人がまたワイン買い足して戻って来てた気がする…けど正直よく覚えてない。

6人順番に「ダンナさんとの馴れ初めだー!」って話になったのはいいけど話飛びまくって半分も順番回らなかった気がする。正直よく覚えてない。 “幼稚園のママ友飲み会で3時まで飲む” の続きを読む

『赤ちゃん本部長』面白い!

やーあちこちで話題になっていてようやく読んでみたら面白い!しかもwebで読めるのは8月末までのようなので急ぎお知らせ!

#1 赤ちゃん本部長誕生! – BABY! by モーニング + FRaU

子育てあるある満載で、風刺も効いていて、しかも楽しい。面白い。
西浦くんが育児に詳しすぎて、月齢に応じた離乳食とか(私だってもはや忘れていますが)普通程度のイクメンではここまでわからないだろうなー相当やり込んでんな、と思っていたら、まさかのそういう事情!いやそこで納得してちゃいかんよなうん、とか、なんかこう色々と固定観念をきゅきゅっと絞り直されている感じがします。

どの場面も超面白かったのですが、社長に抱っこされて寝ちゃうとこが一番和みました。

お、2話100円でKindle版も。


他の著作も検索してみた。お~、こういう方なのですね。ヨルタモリの能町みね子さんとの共著も。



美味しいビストロとうちの子に向けられた謎めいたキーワード

子供の幼稚園のお盆休みとトイトレが重なってゆっくりブログを書く時間がまったく取れない夏のまんなかに、なんてことのない日記っぽいお話。

今日(昨日)は家族でちょっとだけ遠出をして、いつも行かない方角の駅で降りて大きな公園に行き、近くでお夕飯を食べられるお店を探して行ってみたら超美味しかった!
まず上品かつ気さくな物腰の女性の店員さんから勧めて頂いた白ワインのグラスがまさしく今飲みたかった味!というぴったし感で感激。普通のサラダもひとつひとつの野菜がハッとするほど美味しくて、ドレッシングも味は薄めでこれといって特徴はないんだけど美味しい。サラダだけで大興奮でまた来たい!と思いましたが行きづらい!電車やら何やらを3本くらい乗り継がないとたどり着けない。でもまた来たい。

うちの子も、公園で遊びすぎて眠かったりで微妙にご機嫌斜めで叫んだり、ご機嫌戻ったかと思えばテーブルクロスを思いきり引っ張ろうとしたり(それはマチャアキにしか許されない芸だからやめて!と大昔の新春隠し芸大会のネタで止めました)、外食中は概ねお行儀良くしてくれるのにたまにある普通のお子さんモードで恐縮でしたがもうひと組も似たような年齢のお子様のご家族連れだったので肩身の狭さも軽減でした。
トイトレ真っ最中のうちの子、ちゃんとトイレでおしっこできたしパンはもりもり食べたしカルパッチョも食べて偉かった(他のものは勧められただけで叫ぶほど拒否でしたが)。

そんなお出かけの日の夜、お布団に入って絵本も読み終わり、電気を消すよ、という段になってうちの子がはたと顔を上げ、

「ねえねえ母ちゃん、なんでお店の人、アイス持ってきた時に『おこめ』って言ったの?」

そうだね言ってたねえ!
そうなのです言ってたのです。
ええと、父ちゃんも一緒のお出かけの時や、お客さんと一緒の時には特別にデザートを注文しても良い、といううちルールにのっとって、今回も食後にバニラアイスを注文したのですが。
お店の感じの良い女性が、アイスを持ってきてうちの子の前に置いてくれながらにこやかに、

「おこめ」

えっ。
にこやかに去っていく女性。
米粉のアイス、とかなのかな?と思ったけど食べてみるとそんな感じでもない、ごく普通のバニラアイス(たぶん自家製というわけでもないと思う)。上にかかっている赤いソースもラズベリーの味。タイミング的には「お米のソースですよ」という意味に取れるような言葉とお皿の置き方だったけど普通にラズベリー。
なんだったんだろう!?あの「おこめ」なんだったんだろう!?聞き間違い!?だったら何て?「お食べ」?いや違うよねカジュアルとはいえフレンチビストロで「お食べ」はカジュアルすぎるよね!?カジュアルっていうか田舎のおばあちゃん感出ちゃってるし!

何だったんでしょう…あれは一体。気になって眠れなくなって腕の中でくるくる回ってひとしきり寝ポジション探しをしてからすやすや眠る子供の眠気を誘う温かさにも打ち勝ってしまい、起きてきて今これを書いています。

ちなみに寝ポジ探し、今日は帰りの電車の中でも始まってびっくりしました。電車で隣の席から私の膝によじ登ってきて向かい合わせにぺしょんとくっついていたかと思ったらそのままもぞもぞ回転し始めて正面向いたりもう一周して向かい合わせになったり。くるくる。

お店は王子駅の「ビストロジュン」です(食べログ)。

 

堺正章 HIC-1021
堺正章
ビクター エンタテイメント株式会社
2008-09-01

 

続・うちの子の父ちゃんキライ問題

寝る前の絵本タイムにお布団にやってきた父ちゃん(この時点で叫ばれること多し)、この日は大丈夫なようだなと胸を撫でおろしながら平和に絵本の続きを読んでいたら、しばらくしておもむろに父ちゃんを振り向き淡々とタロー、

TR「なんでずっといんの?( ・ω・)」

OT「ごめんなさい( ´_ゝ`)」(即答→退場)

もうふざけてゴネることすらしない父ちゃん(号泣)幸あれ(号泣)
タローもさすが日本語覚えたて、言葉にエッジが効いています。それはまるで乳歯のよう(乳歯も薄くて尖ってるので噛まれるとすごく痛いです)。少ない語彙の中から確実に致命点を突いてくるなあ(のちのオットの述懐より)。
あまりに日常茶飯事なのでもはや記録するのも大変なほどなのですが、今後も続くかもしれません、うちの子の「父ちゃんキライ」シリーズ。

今までのまとめはこちら。
June 25, 2017 うちの子の「父ちゃんキライ」問題とオットくん

エディプスの恋人 (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社
1981-09-29


男の子のお母さんとお嫁さん

(前書き:嫁、とか言ったり書いたりしちゃいけないんですよね…すみません。でもここは、家に入る、というのは新しい家族として、娘の一人として迎え入れられる、という、私がオット家族からしてもらったような扱いについて「嫁」「嫁ぐ」という文字と言葉を使わせてもらっている、ということでひとつ。それから相手が女性か男性かによらず、お互いに大事にしあえる関係の人、ということで)

あのー、「男の子を産むと、この子を将来ヨメになんて盗られたくない!」とか思うとか思わないとか。嫁姑のアレとか。聞きますけども。

私は他の女に盗られるなんてー!とか今のところ思ってないし、むしろしっかり恋をして、相手を大事にして、大事にされてっていう関係を育んで巣立っていってほしいなと思っています。ニートは。ニートはちょっと。この家にこれ以上ニートはいりません!ここは私のテリトリーよ。ニートの椅子はたったひとつ!渡さないわよ。出ておいき。

ママっ子男子、なんていう言葉もありましたね、少し前。マザコンのことですよね。母親を普通に大切にするのはいいんです別に。いくえみ綾の地味な名セリフのひとつに、マザコン?と訊かれた香取慎吾くん似のかっこよかわいい高校生男子が「自分の母親は好きですが?」と真顔で答える場面がありましたが、そういうのはOKよ。そうじゃなくて、いい大人になっても母親みたいに何もかも面倒見てくれて理解してくれて許してくれて居心地良い関係から抜け出せない男、ってなんかあれじゃないかなと。まあそのママと男子ご本人たちが幸せならそれでいいような気もしますけど。

ただですね。
子供を育ててみて思ったのは、めっちゃ手かかる!

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うちの子の「父ちゃんキライ」問題とオットくん

思春期男子の「クソババア」問題について、オットとも話してみた。
オットくんもオット弟くんも「クソババア」とか言わなかったそうです。まあ、ですよね。あんな赤毛のアンがそのまま大人になったかのような可愛らしくて上品で多趣味で発想豊かできちんとしているお母さんにそんなこと思う余地がなさすぎる。
OT「実際思ってるわけじゃないと思うんだけどね、(クソババアって)言ってる側も」
まあそうなんだろうけどさ。
周りがそうだからってなんとなく流されてみたりとか、反抗したい焦れた気持ちをそういう言葉に乗せてみるとかね。それだけなんだろうけど、わかってはいるんですけど、でもなんか、そういうのいやなのよ。自分で本当に思っているわけじゃないことを口に出したら、結局は本人にストレスがたまる気がするのね。本心じゃない言葉をぶつけて親が傷つく顔を見たり、しまったと思ったりするのもさ、成長には必要な通過儀礼みたいなものなのかもしれないけど、
とか話している間にも、タローさん3歳、遅れてきた2歳のイヤイヤ期なのか最近父ちゃんのことがキライでキライで仕方がなく、「父ちゃんあっち行ってあっち行ってあっち行ってあっち行って(`Д´)」と貫一お宮もかくやとばかりに父ちゃんを蹴り蹴り蹴り蹴り。母ちゃんのお膝元に寝転んだ姿勢から父ちゃんに向かって蹴りを蹴り蹴り繰り出し続けるタロー。
OT「そんな思春期とかの10年先の話より、いま本心から父ちゃんが嫌われているということですよ( ´_ゝ`)」(蹴り蹴り蹴り蹴り)
今そこにある問題な!心から蹴られてるな!魂から!
TR「父ちゃんあっち行ってあっち行ってあっち行ってあっち行って(`Д´)」(蹴り蹴り蹴り蹴り)
OT「(((( ´_ゝ`)))」(蹴り蹴り蹴り蹴り)

揺れてる。オットくん揺れてる。輪郭ぶれてる。物理的にも心理的にも。
毎晩毎朝もらい泣きです…父ちゃんに幸あれ…
以下、「父ちゃんキライ」問題を列挙します。

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思春期男子の「クソババア」問題って、男性のていの良い甘えではないのか?

先日うちの子タロー3歳の幼稚園の遠足でしてね?
ってこのタイトルでそののどかな書き出し!何が起こるの一体。
年少さんは親子参加だったので、お弁当の時間は他のママさんたちとあれこれおしゃべりしまして。他のママさんたち、みんな話しやすいし楽しくて、遠足に先立っておこなわれたランチ会では笑いすぎて顔が痛くなるほどで。有難い限りです。マジで。本当に。心の底から(そこまで?)(そこまでです)。
そんなママさんたちの中で、男の子ママたちが「いずれくるという、母親を『クソババア』と呼ぶ問題をどうするか」みたいな話題になり。
「友達同士でそう呼ぶのは仕方がないけど、直接言われるのは傷つくからやめてほしい!」なんてご意見も。なるほど~。
その後ちょっと考えてみて思ったのですが、私はどちらかというと逆の方がいいかもしれないなあ。直接言われるのもそりゃあ気分は良くないだろうけど、よそでそんな言葉を使わないでほしいかも。
なぜなら、人前で自分の母親を「クソババア」なんて言う男性を好きになれないから。
思春期ってそういうもんだとか男の子ってそういうもんだとか、実際思ってるかはともかくそういう言葉を使いたくなるもんだとか、そんなの言い訳じゃないだろうか。「男は浮気するもんだ」と変わらんように聞こえる。男だということに甘えて、身近な女性を傷つけることを、他ならぬ女性本人から許されようとしている。ものすごく身勝手!!

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