医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]


おたんこナース1[佐々木倫子]

スプートニクとライカ犬と私の排出された卵子 [まじめに][分娩記録1]

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい今回は分娩記録2つめです。感謝シリーズ、看護師さん編。
これも前回の記事もそうですが…産んだ2014年も書いた2017年も、こんな潤沢な医療を当たり前のように受けることができていたなんて隔世の感がありますね…。本当に、コロナ以降もこういうものを提供しようと必死になってくれている現場の医療従事者の方々には頭が下がります。我々にできることは、せめてそんな人たちに精一杯のエールを送ることだなと。自分と家族の健康に気を配ることが、きっとそこに繋がると信じて。
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スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい(あひるちゃんブログを「はい」で始めすぎ問題)、突然お送りしたど長文出産日記を読んでくださってありがとうございます。エグすぎ。こんな死に瀕した出産日記なかなかなくない。測れただけで4000ml。ゼロいっこ多すぎない?打ちミスじゃない?残念ながら違います。まごうかたなき4千ミリリットルでございます。口頭で友人に喋る時4千リットルって言い間違えたことならある。すごいびっくりされた。ごめんそれは多すぎた。ダムか。それには少なすぎか。タンカーか。どっちでもいいわ。もはやどこに驚けばいいのかわからん。

それはさておき。
2014年の大パニック分娩ドキュメントをですね、3年後の2017年に振り返って書いた文章だったのですが、より正確には、2014年の出産直後にも数値や時刻、人の発言など記憶が新しいうちに詳細を書き留めておいて、それを基に2017年に改めて書き起こしたものです。

それを2023年の今読み返して気になるのはですね、3歳児を抱えるあひるちゃん、追い詰められすぎ。ってとこでしょうかね。

ほんとはこの分娩ドキュメントシリーズまだ続きがいくつかあるんですが、続きを載せる前に、そこを振り返っておきたいと思います。ここ1〜2年自分が抱えてきた、いや違うな、ここ1〜2年でやっと気づいた、これまで自分がずっと抱えてきた問題が、図らずもめちゃくちゃ顕著に書き記されていたので。

んーまずですねえ、オット、何とかしろよでございますよね。
私だけに家事育児させすぎ問題。
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鈴木祥子ソロライブ at ロバハウスが素晴らしくて、私の今のつらさは恋なのかもしれないと思った

そうなのです。いやそれはいいとして(どれ?)
こんな素敵な会場で!完全アコースティック、マイク無しの生歌ライブだったのです!

こちらのツイ主の中山佳敬さん、最近祥子さんのライブやレコーディングで一緒にお仕事してらっしゃるエンジニアさんだそうです、が、会場にもまるで雑用スタッフさんのように普通にいらしてお客さんをご案内してくださってました。もしや他のスタッフさんも皆アーティストさんとか関係者…?どの方も皆優しくて、雨の中小一時間外に並んでいた私たちを気遣ってくださって。アットホームな良いライブでした。

中はこんな!

あらっわたくし写っとらす!後ろ姿だし影の中だから完全に自分にしかわからないレベルだけど!嬉しい!
もう本当にかつてない近さで大興奮でした…。

今回は、私も実にコロナ以降初のプロのライブ…!社会人バンドの友人たちのライブには時々お邪魔していたけれど、そのバンド仲間たちともこの会場でかなり久しぶりに顔を合わせることができたり、とっても楽しいひとときだったので、せっかくだからライブの様子を詳しく綴りつつ、47歳の今、35年前の曲たちを聴いて思ったことを書いていきます。 “鈴木祥子ソロライブ at ロバハウスが素晴らしくて、私の今のつらさは恋なのかもしれないと思った” の続きを読む

『スキップとローファー』の高校青春群像劇が眩しすぎて更年期倦怠期反抗期を抱えた我が身に痛すぎる

スキップとローファー(1) (アフタヌーンKC) [ 高松 美咲 ]



タイトルが痛い。長いし痛い。あひるちゃんまたかと。また徒然チルドレンの時のように爽やか青春譚に自分の爽やかでない思い出を重ねすぎて酸っぱいことになってんのかと。甘酸っぱさから甘さを抜いて酸っぱい私の青春。いやそうじゃないの、昔の自分に重ねて酸っぱくなってるんじゃないの。今の自分に重ねて酸っぱくなってんの(酸っぱくなるのをやめろ)。

いやもうマジで!大好きなんですスキロー。スキップとローファー、原作も大好きでね。そしたらアニメ始まったらもう!動くじゃないですか!!(そりゃあな)(いや!動かないアニメもあるからね!?マジで!!)二人が!オープニングで主役のみつみちゃんと志摩くんが!踊ってるー!!!超かわいい!!!良い動き!!尊い!!

公式ツイッターにOP載ってた!ぜひ!観て! “『スキップとローファー』の高校青春群像劇が眩しすぎて更年期倦怠期反抗期を抱えた我が身に痛すぎる” の続きを読む

よしながふみ原作、NHKドラマ大奥が圧巻だった!吉宗編、綱吉編について。この国で女として生きることの苦しみ [まじめに]

オリジナル・サウンドトラック ドラマ10 大奥 [ KOHTA YAMAMOTO ]

いやあもう…素晴らしすぎた…素晴らしすぎましたNHKドラマ大奥…!
オリジナル要素がてんこ盛りで!
なおかつ原作準拠で!
原作をより膨らませて!
我々は何もねえ!(突然誰の代表か)原作厨ではないのですよ!ということを証明してくださった!(原作厨の代表やった)(正確には「とかく原作厨との謗りを受けがちな、ただ原作を愛しているだけの会」代表です)

以下、ドラマと原作や、過去の映像化とも比較しつつの感想です。最終回から遡って、思いついた感想をどんどんしたためて参ります。
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土井善晴先生が素敵すぎる「料理するひとを大切にしてください。あなたを守ってくれているのです」

一汁一菜でよいという提案 (新潮文庫) [ 土井 善晴 ]

先日衝撃的だった先生のこちらの表現。

「この時間に、情緒が生まれます」

情緒が!!!
先生!!!
土井善晴先生ええええ!!!!!!!
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[まじめに] 国際女性デーと20回目の結婚記念日(暗いです)(暗いのかよ)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC) [ 幸村誠 ]

そうなんですって。今日3月8日は国際女性デーだと。友人が教えてくれたの。調べてみたら制定されたのは1975年だった。私が生まれた年だ。そして、今日ではないけれどつい先日がふと気づいたら結婚記念日で。子供に説明したときにね、あ、そういえば今日父ちゃん母ちゃんの結婚記念日だよ、えーと2003年に…

って、おお。20年目やんけ。

と気づいてびっくり。

何がびっくりって、20年も経ってるのにちっとも落ち着いてないし安心できないし分かり合ってもいないっていう。もうちょっといい話聞かせて?20年!?おめでとうござ…ってハイタッチのために挙げた手の降ろしどころ頂戴?

ねえほんと。すいませんほんと。あひるちゃん最近ほんとのことだからってリアクションに困る内容多すぎ問題。
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オットくんからうちの子へ、プログラマとしての父の教え [バグ][ポエム]

<はじめてゲームプログラミング ニンテンドーSwitch>

また日常回です。

うちの子タロー(仮名)小3、ゲーム大好きだけどすぐイライラしがち。まあまだ子供なのでうまいこと操作できず焦れること多し。それはともかく、その際YouTube実況で覚えたのか「バグ」という言葉を連発しがちで。「バグじゃない!?これバグじゃない!?」とすぐバグのせいにしがち。

そんな我が子にある日、父であるオットくんが改まった口調で。

OT「タロー。バグ、というのは人をなじる言葉なので、気軽に使ってはいけません」

注:オットくん職業プログラマ。
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2022年末〜2023年新年のおせちと仕込み、母のいない年末年始


はい、いつもながら今更年末年始記事です。
まずはいつものおせちメモ。今年もこんなかんじの、好きなものだけ煮たり焼いたりしたおせちでしたー。うちの子、食べませんでした!去年かなんかは自分で仕込んだしひとつずつ食べる!と自ら言い出したので今年も盛り付けたらギャン怒り。元日早々ギスギスしました。

おもちお雑煮ローストビーフもいつも通り。今年はクリスマスに、オットが美味しいコンビーフのお店「腰塚」の自由が丘店でコンビーフパイ!を買ってきたついでにいつものコンビーフもしこたま買ってきたので、ローストビーフとコンビーフを交互に食べる肉々しいお正月でした。うちの子大喜び。
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2022年もお世話になりました [ややまじめに]

はい、今年も本当にお世話になりました。早いですね!早いです今年2022年ももう大晦日!いかがですか、皆さんにとっては早かったですかゆっくりでしたか今年。私にとっては早かったな〜。もはやないようなものだな2022年。言い過ぎ。ちょっと言いすぎましたがでもそのくらい早かった。去年立てたぼんやりした予定がまったく消化できなかった。

ブログ的に、今年はほんとはもっとこう、自分史的なやつを進めるつもりだったのです。生まれ育った元家族のことは書いた、次は結婚後、オット父の死と、子供が欲しいと心から思えるようになった、という、人生の大きな転換点についても書いた、次はその後の生殖医療(不妊治療)のお世話になった期間に色々考えたこと、ようやく授かった後も色々考えたこと、などなどを。セカンドシーズン的に。

書こうと思っていたら…今年の2月3月頃からかな、長患いで入退院を繰り返していたオット母の容態が落ち着かなくなって。5月から緊急入院で、そのまま夏に亡くなってしまいまして。 “2022年もお世話になりました [ややまじめに]” の続きを読む