卒園ソングで鈴を打ち鳴らした話

あなたが産まれた日/桜待つ朝に おおもと友子 (アーティスト)

はい。突然ですが、いや季節的には卒園シーズンなんですが、うちの子が卒園したのはもう2年前。なので突然感が否めないのですが、卒園のお話です。

幼稚園の卒園式がね、2020年とちょうどコロナ勃発の3月だったもので一時期は開催も危ぶまれましたが、なんとかできまして。と、2年前には正直書くのも憚られるような雰囲気だったじゃないですか世間が…そんな人数で集まったなんて!?って…全員マスクで超時短で、窓も開け放って、飲食する謝恩会は中止でささっと解散したので今となっては感染対策としてできることは十分やっていたとわかりますが、当時はその辺もまだはっきりしてなかったし…。

そんなわけで書きそびれてしまっていた卒園式ネタを、記録しておこうと思います。社会人バンドやってたスキルがちょっとだけ役に立った話でもあります。

んと、卒園式で、ママさんたちが一曲合唱することになってまして。
ほんとは謝恩会でダンスとか色々企画があったんだけどコロナで根こそぎダメになってしまったので(でも謝恩会のダンス実は一部のママたちはすごくやりたくなかったらしく、中止になってホッとしてる人たちもいたとかいないとか。私は頼まれなくても踊るたちなのでめっちゃ練習してたんですけどね!残念!)、せめて歌一曲くらいはやろうと。

でも、式の時間を短くするために歌はカットで、と園長先生から言われたんですって。PTA的な、保護者代表の人たちによると。
そのわりに、保護者代表挨拶はやってください、と言われたと。

これがママたちに大不評。そんなお言葉なんて子供たち退屈なだけじゃん!それこそいらんだろ!と。えーっとうちの園、実は園長先生があんまり好かれてなくて。だいぶご高齢のおじいちゃん園長、一見優しく子供好きの楽しいおじいちゃんなんだけど、実は時代錯誤で頑固でパワハラな一面もむちゃくちゃ持ち合わせていらして、一部の保護者との仲がすんごい紛糾したこともあったんですよね…ふふ…。

それもあって、こう、反感が募っており。
みんなして卒園式についてLINEで相談しているうちに、「どうせPTA挨拶の時間は確保されてるんだからさ、その時間に歌い出しちゃえば良くない!?」という話になり。
まさかのゲリラ合唱!!
イイネ!まるでラピュタの海賊さんたちと炭鉱の男たちの喧嘩のシーンのようにやっちゃえやっちゃえ!とみんな大盛り上がり。
けど結局は大人らしく、ちゃんと園長先生に事前に許可取ることにしましたけどね。挨拶の代わりにこういうふうな演出で歌っていいでしょうか、って。みんな大人だから。

今思えば、園長個人への反感だけでなく、みんな不安だったんだと思う。卒園式がどうなってしまうのかギリギリまではっきりしないし、世界的にも大変な騒ぎになっているし。

本来であれば卒園までの2月3月って、のんびりと日常の園生活を送りつつ、お別れイベントをひとつひとつこなしながらゆっくりとお別れしていくものだったはずなのに、新型コロナウィルスが降って沸いて、2月末の発表会(こどもたちの劇)も開催できるかできないか誰にもまったくわからない状態になってしまって。発表会はなんとか例年と違って保護者の人数を絞って入れ替え制にして園が敢行してくれたけれど、さらに3月頭からは政府による突然の全国休校要請で、うちの園も最初の10日間ほど休園になってしまい。

せっかくのお別れイベントが根こそぎ中止になってしまって。みんなそうだったと思うのですけど、お別れ遠足も行けず、年長さんたちが年中さん年少さんに手作りサンドイッチをふるまうお別れ会食ももちろんできず、最後の制作「自分の顔」も描く時間がないまま。これね、上の子ママや先生から聞いて楽しみにしてたんですけど、年少さんの時に描いた「自分の顔」と比べてみると成長ぶりが一目瞭然ですごく感激する、はずだったんですけどね。

その後、うちの園は1学年20人の小規模園だし、卒園式までの最後の10日ほど希望者のみ登園可能という形に園がしてくれて、子供たちも先生たちもマスクをつけながら卒園式の練習をがんばってやってくれました。通常の半分以下しか練習期間がなくて、先生たちずいぶん焦ったらしい…ありがとうございました…!
式も、通常は祖父母まで入れるのですが保護者列席は各家庭2名までの制限。でも2名でまだ良かった、両親で出ることができたので。

そんなこんなも、本当に直前になるまで決まらなくて。決まったとしても覆るかもしれないし。一体どうなるんだろう、どうするんだろう、どうしたらいいんだろう、子供たちを登園させることも危険なの?休ませるべき?でも仕事どうするの?それに最後の日々を登園させずに家に閉じ込めて過ごさせて本当にいいの?

ともう、今思えば、今となってはすっかり日常となっているコロナ下の生活様式がですね。あっ濃厚接触者出ちゃったじゃあ中止だねーとさくっと。人が集まるのは避けた方がいいよねーとあっさり。いやさくっとあっさりではないけども。いちいち悲しいけども。でももう今ならいい加減諦めがついたり慣れたりしてきたけれど、当時はそれがまさに始まったばかりだったからもう、不安と動揺のさなかだったんだと思う。みんな。

そんな時だったもんだから。
なんとか迎えられた卒園式当日、感慨もひとしおでした。

一人一人の保育証書授与と(卒業証書じゃなく!保育証書!かわゆ)、それを保護者(たいていママさん)にとことこ持っていって感謝のひとことを園児が順番に。トップバッターのね!うちの子と一番仲良くしてくれたみおちゃん(仮名)がもうここですでに号泣してて!みおちゃんママはいやうちの子泣きすぎやろって笑ってたけど他のママさんたちはさっそくもらい泣きでしたよね!みんなごそごそハンカチ出す出す。

他にも9月に転園してきたばかりの女の子が「ママ、この園を選んでくれてありがとう」とか言ってて!全ママが号泣しましたよね!やだみんな攻めすぎやめて。小さな園なのでもう20人全員、20組全親子が親戚みたいな気持ちで。うちのタローも引っ込み思案な子ですけど、立派に大きな声でハイと返事して、「毎日お弁当作ってくれてありがとうございました」と言いながらもらったばかりの証書を私に両手で渡してくれました。

そしてつつがなく会は進行し、いよいよ!
保護者代表による挨拶です、と呼ばれて代表さんが前に出て、マイクの前でご卒園おめでとうございます、と一言挨拶、したと思ったらやおら「感謝の気持ちを込めて、歌を歌います」、突然ワンフレーズ歌い出す代表さん!
他のママさんたちみんなもザッと立って、2小節目から全員で合唱!(マスクしたまま)

曲はこちらです。
とっても良い曲。

『桜待つ朝に』トモ子 OFFICIAL SITE

とってもすてき〜。
ただね、こちらの公式動画は最後の方が途切れちゃってて。
なので謝恩会係の人たちが、担任の先生のピアノ演奏を録音してくれて皆に共有してくれたんですが、伴奏はフルで入ってるんだけど最後のサビは歌詞を見ながら手探り…耳探り?であわせるしかない状態で。

私YouTubeで検索してみて、他の園の方がアップしてるフルで歌まで入ってるバージョンを聴いて補完して練習したりしてたんですね。
あと、この作曲者さんの公式動画の歌い方だとどうしてもシンガーソングライター調の節回しなので、合唱向きじゃないよな…ところどころ音を跳ねさせたり拍をずらしたりしてるし…そこが素敵ではあるけども。

で、他のママさんたちに、そういうとこどうする?統一した方が良くない?と聞いてみたら、誰もそこまで準備してなくて。
あれっ?あひるちゃんやりすぎ?前のめりすぎ?
でもこれ…けっこう聴き込んでしっかり合わせないと…せっかくの合唱がてんでバラバラになっちゃわない…?ほんとは、みんなで集まって練習する日があったんですよ!でもほらコロナで!それできなくなっちゃったから!

なので私。
いつも社会人バンドでやってたみたいに、歌詞をひらがなで書き出して、曲の構成にあわせて目印書いたり、伸ばすとこはスペースあけたり、詰まるとこ詰まるって書き込んだりして、それをLINEで共有。要はカラオケの字幕みたいのを紙で作りまして。

さらに、フルバージョンの歌入りサンプルを自作。先生の伴奏に重ねて自分で歌って吹き込んで、LINEで共有!
ちょっと恥ずかしかったけど、合唱向きの素直な節で、覚えやすいように。

やりすぎ!?あひるちゃん前のめりすぎ!?
でも…長らく社会人バンドで歌ってきた身として…せっかくの歌なら!できる限りコンディションを上げて臨みたかったの!
結果的にはみんなにかなり喜んでもらえて良かった(まあ迷惑だよねって面と向かって言う人はそうはいないかテヘってそういうのももういいから!痛々しいからヤメテ!)。
私はカラオケのガイドメロディ的な役割やるから当日みんな安心してついてきてねって。泣いちゃって歌えないかも…というママさんには堪えるのよ!泣いちゃっても歌えるのは聖子ちゃんだけよ!と昭和な檄を飛ばしたり。

結果、当日もみんなしっかり声を合わせて歌えて良かったです!
私も鈴持ってったで!歌いながらシャラララ鳴らしたで!
こんなやつ。前にライブで使ったやつ。

ゼンオン スレイベル ZS-13

ひとつ誤算だったのは…ほんとはママさんたちで子供たちの前に出て歌うはずだったのが、1人のママさんがいや、それは感染が…と懸念して反対したので、子供たちの背後の保護者席から動かず立ち上がるだけで歌うことにしちゃったんですよね。きっと歌い出したら子供たちもこっち向いてくれるよね、と。そしたら子供たち、しばらくずーっと前向いて座ったままで。子供たちの後ろ頭に向かって歌うママたち。後でうちの子に聞いたら、お式の間は前を向いて手はお膝で座ってること、と先生たちにけっこう言われていたからずっと我慢してたんだそうで。子供たちみんなチラチラこっち向きながらも振り返れずに微妙な空気になってしまって。あれは、いや前に出て歌おうよって言えば良かったな、と後でムービー見てて思いました。マスクだってしてるんだし窓もドアも開け放ってるし、そのくらいのことで感染率変わらないよ、って言えば良かった。んだけど…当時はほんとに何がどこまでセーフでアウトなのかはっきりしなかったし…不安から出てる反対意見を押しとどめるほどの強さは持てなかったな。

結局1サビ終わったあたりで先生たちが慌てて子供たちに振り向くように促してくれて、ようやく向き合って歌えるようになったのですがそれはそれで!子供たちのつぶらな瞳たちに真正面から見つめられて感極まるママ多数でしたよ。

で。保護者のサプライズが終わったら、次はメインイベント、子供たちの歌。
ここでも!鈴!鳴らしたった!

『ずっといっしょ』ぼくときみ。

このですね。子供たちの歌の、こちらの動画では、2番の後にすぐCメロ(最後のサビの前のちょっと特別なメロディ)、ラスサビ(ラストのサビ。そのまんまや)、とわりとすんなり繋がってますけども。卒園式の演出ではですね、Cメロの前に長い間奏を入れてあって、そこで子供たちのお言葉ですよ。声を合わせて唱和するやつ。いかにも卒園、卒業的なやつ。

今まで、僕たち、わたくしたちを、
大切に、育ててくださって、
どうも、ありがとうございました(ぺこり)
たくさんの、思い出を胸に、
これからも、がんばります。

そこでCメロ。

♪桜の花が咲いたら〜僕らは小学生〜
♪お父さん、お母さん、
 おじいさん、おばあさん(切々と)
♪こんなに大きくなったよ
 これからもよろしくね〜〜〜

盛り上がる間奏!
ここからラスサビだな!?
と、わたしくめっちゃさっきの鈴!
シャララララララーーーーーっと鳴り響かせまして。保護者席から渾身のクレッシェンド!

あとでオットが録ってくれていたビデオで、この時ママさんの1人がぐおおおきたああああみたいにのけぞってくれてたのを見てヨシ!!とガッツポーズでした。式の後で「この曲でもさっきの鈴鳴らしてほしい!ってずっと思ってて!よっぽど振り返って鳴らして!って言おうかと思ってたの!そしたら鳴ったからさあああ!!もおおおお!!」って。
やったーイエーイ。やったで。俺、パーカッショニストとしていい仕事したで。

あひるちゃん、感動はどうした。
保護者として、お子さんのご卒園で感極まったりはいいのかせんでも。
や、しましたよそれなりに。それなりにって言うなよ。でもほらもう、歌と鈴のことで頭いっぱいで。進行で。どちらかというと他の保護者の皆さんを感動させる係っていうか。あとは子供たちの邪魔にならないように。あと卒アル写真係でもあったしね。雑念が多い。いや雑念はむしろ感動の方。雑念を抑え職務を全うせねば!って気持ちでした。

前日にね、うちの子がリハやってくれてたんですよ。1人で。独唱。いやリハのつもりなかったかもだけど。アカペラ独唱なのにちゃんとリズム正確に刻めててすごいわうちの子、音も安定してるわさすがね、とちゃんと親バカみも醸しつつ(ちゃんと?)。おかげで曲構成は事前に把握できてたの有り難かった。ありがとうタロさん。でも1回しか聴いてないから…子供たちの歌の間、これどっかで鈴鳴らしたいなどこで入る?どこで入る?とすごい神経を研ぎ澄ませまして。気分は大縄跳び。どこで入る?ここか?次か?と保護者席で身構えるあひるちゃん。結果的にはギリギリ引っ張ってラスサビ直前というジャストなタイミングで入れて良かった!皆さんめっちゃ喜んでくれました。イエーイ。

鈴をね、こう、魔法をかけるみたいに、身体の前で大きく回すのん。キラキラキラ〜って。手首でふりふりしながら。前にライブで使った時はね、ちょうど桜色の細いスカーフを持ってたので、それを持ち手に巻きまして。そしたら大きく回す時にひらひらと動きが出て良いかなと。
そういえばそのライブ、オットお母さんをご招待したんですけど(オット本人はこういうの来ない)、お母さんが後で「鈴を鳴らす時、あひるさんの長い腕の動きにあわせてスカーフがひらひらと舞って、何とも言えず優雅でとっても美しかったわ」と言ってくれて。なんと具体的な賛辞。うれし。

なのでこの時も巻きました。回しました。ひらひらさせました。ひらひらキラキラさせましたとも。
終わってからうちの子、

TR「母ちゃんの声が一番大きかった」

えっそれは本意じゃないな!と焦りました。ビデオではそうでもないんだよな…私はあくまでガイドメロディのつもりで悪目立ちしないよう気を付けたんだけどな…とくよくよしてたら、

TR「あっ目の前にいたからかも」

フォローをありがとう。たぶんみんな自分のお母さんの声を一番拾ってたんじゃないかな。そういうもんだから。
母ちゃん社会人バンドで歌うことに慣れてるから、他のお母さんたちからみんなを引っ張ってって頼まれてたんだー、と話したら(そうなんですよ!?1人でやりすぎてただけじゃなくほんとに頼まれてたんですよ!?)、

TR「歌も一番歌ってたし写真も撮ってたし、母ちゃん主役だったね」

あらありがとう!目立ってたかい?

TR「ウン」

そっか。注目してくれてありがとね。でも母ちゃんは主役じゃないんだ、縁の下の力持ちって言うんだよ。

パーカッションやコーラスって、自分が主役じゃないので。センターを輝かせる、裏から支える屋台骨…はドラムやベースかなやっぱ。パーカッションは賑やかしとか、華やかせ?そんな言葉はないか。でもほんと鈴とかベルとか何か鳴るとキラキラしますよね〜曲。そういうとこが好きで。あひるちゃん楽器は弾けないど素人なのでほんとはパーカッションも冷や汗もんなの。めっちゃ難しい!!これが上手い人はほんと上手くて…自然に入れるの。大縄跳びもひょいひょいなの。あひるちゃんはそうはいかない…だから緊張するんですけど、でもどうしても、華を添えたくて。

先生のピアノ演奏の邪魔も極力したくなかったので(気持ちのこもった素晴らしい演奏でした!)、必要最低限に。子供たちも鈴鳴った瞬間ちょっと動揺してたし(ごめん!!)、歌い慣れたサビだけだったからすぐ立て直せたようでホッとしました。ほんとは力量さえあれば情熱のタンバリンみたいにずーっと鈴を打ち鳴らし続けても良かったんですけど(よくない)。何かのシャーマンみたいにね。鈴振りながら舞い踊るの。それは子供たちも先生がたも保護者の皆さんも歌も涙も引っ込むだろうなと思ってやめました。そんなに長いことしかも踊り狂いながらリズムを保てる自信もなかったし(なくていい)。

感染状況によっては中止もやむなし、という不安定ななか、なんとか迎えられた式当日は快晴でした。うちの子たちが年少さんの年に実習生としてやってきて翌年から勤め始めた新人先生は、初めての担任、初めての卒園児でずっと号泣しっぱなし。副担任だったベテラン先生は相変わらずの安定感でずっとニコニコと子供たちや保護者たちを見守ってくれました。子供たちも短い練習時間と、大人たちのざわざわとした緊張感が漂う非日常の中でも立派に式次第をこなしていました。なんとかすてきな卒園式ができて本当に良かった。

まさか2年経ってもちっとも収束していないとは当時思ってなかったなあ。さらにロシアがウクライナに軍事侵攻を仕掛けてしまうなんて。そして個人的にも、2年前にはまだオット母は一人暮らしができる程度には元気だったし(当時もすでにあちこち不自由で何度となく転倒しては怪我をして、かなり不穏だったのだけど…)、オット弟家族、妹家族たちともしょっちゅう集まって仲良くやれていたので、いろんなことが変わってしまったなあと思わざるを得ないですが、どっこい生きている。母の短歌のフレーズです。どっこい生きて、みんな無事で、それぞれそれなりに元気にしているので、それでよしだな。有難いことです。

今年ご卒業の皆様、節目の年、という皆様、おめでとうございます。いろんな先行きが不安定ではありますが、皆様にとってこの春が明るい門出になるようお祈り申し上げます。

ーーー
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