はい、突然ど長文でお送りしてきた卒アル制作秘話ですが。ようやくまとめです。
■2020-11-26 幼稚園の卒園アルバム制作の経験談1、個人写真を各自自宅で撮影してもらったらすごく助かった話
■2020-12-02 幼稚園の卒アル制作2、豆腐メンタルこぼれ話
まずは「人に恵まれたなあ」というお話から。
もともと年少の時から行事のたびにカメラマンやってたんですけど、それが卒アル班長になってからは、クラスの保護者さんたちみんなが行事のたびに一番良いポジションを譲ってくれるようになって!!
入園当初は、自分の子を撮るためにカメラ持ってくじゃないですか。でもお友達とキャッキャしてる写真とかがすごく良いじゃないですか。そのお友達のママさんにも感謝とともに写真渡したくなるじゃないですか。そんなかんじで、だんだん写真を渡す人が増えて、もういっそクラスLINEにパスワード付きで公開しちゃえと。だんだんなるべく全員撮っちゃえと。楽しそうにはしゃいでるグループがいたらうちの子そっちのけでバシバシ撮ったり、ママさんといい笑顔の場面があればスサササパシャっと。ともすればウザがられそうなものですが、毎回みんなすっごく感謝してくれて。それもわりとお世辞じゃなく本気なのが伝わってくる感じで。むしろ園の出入りのカメラマンさんより良い写真多い!って。そんな恐れ多い!でも子供写真はやはり身近な人間にアドバンテージがあるよね。20人全員の顔も名前も親子関係も性格も私の方がもちろん把握してるわけだし。大きな行事の時だけ呼ばれるカメラマンさんと違って日常的に通ってるから場数も増えるし。
なので、そんなクラス専属カメラマンたる私が晴れてというか満を辞してというか、約束された卒アル班長の座についたもんだからみんなめっちゃ歓迎してくれて…本当にありがとう。のびのび撮影もできたし感謝どころか協力までしてもらえて、充実した幼稚園生活でした。子供たちもくっそかわええし。カメラ貸して貸してー言われて貸したカメラで(有限のフィルムじゃなく無限のデジタル撮影だからこそできることですね…)子供たちが撮り合ったむちゃくちゃな写真がまた良いし。ドアップすぎて見切れまくってる笑顔や、何気ない上履きの足とかに味があって。
完成した卒アルを園に取りに行ってください、とみんなに連絡したのは、今年2020年、コロナ休校や自粛がようやくひと段落した7月でした。みんな続々と受け取りに行ってくれて、感激と感謝の声が続々と寄せられまして。
そもそもあひるちゃんが年少の頃からあんなにたくさん、誰に頼まれたわけでもないのに完全に好意で全員まんべんなく撮影を続けてくれて、おかげでこんなに充実したアルバムが完成したんだよ、本当にありがとう!唯一無二だよ!
と、みんなすごくすごーく喜んでくれて、私をねぎらってくれて、本当に嬉しかったです。
あとね、私とうちの子の写真もみんなが代わる代わる撮ってくれるようになったんですよね。それも卒アルやり始める前から!みんな良い人すぎない!?あひるちゃんばっかりいっつも撮ってくれてるから写真少ないんじゃない!?って。子供たちだけでなくママたちも私のカメラを奪ってバシバシ撮ってくれたので、おかげで私とうちの子の写真も卒アルにしっかり載せることができました。
皆さんもぜひ、卒アル係さんの親子写真も撮ってあげてください!ってこんなとこまで卒アルの情報収集のために読んでくれてる人がいたらむしろ申し訳ないけども!ごめんねど長文で!
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そして、ああよかった無事みんなに行き渡って、喜んでもらえて。これでようやく卒アルの仕事は終わりだわあ、と息をついたある日。
ふと、完成した卒アルを見ながら、うちの子に聞いてみたんです。
母ちゃんずっと写真係でさ、行事のたびにタローの近くにあんまりいないで他の子の写真ばっかり撮ってたよね。
TR「(頷)」
ごめんね、さみしかった?
TR「ううん」
そっか、よかった。
TR「母ちゃんカッコよかった」
おお?そうかい?
TR「うん。兵隊さんみたいだった」
おお!?銃のようにカメラを構えていたかい!?あ、あの有名なかっこよすぎるポージングのカメラマン(画像検索)のように…!?だったらどうしよう。でもありがとうそんなふうに思ってくれていたなんて嬉しいよ。
母ちゃんがみんなからありがとう!と言われているのも嬉しかったようです。良かった。いつも大人しく見守ってくれてありがとう。そして行事のたびにタローのそばにいてくれて、私を撮影に駆け回らせてくれたオットにもありがとう。
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それから今更だけれど、そもそも年少の頃から自分の子以外まで撮影に赴くほど写真が好きで、良い写真が多い!って言われるくらい撮影に慣れていたのも、思えばブログのおかげです。2004年から16年も続けているし、ブログのおかげで写真加工もそれなりにできる。各自から集めてやや不揃いだった個人写真の色味を調整したりはもちろん、集合写真でひとりだけ目つぶっちゃってる子の目を開けたり、寝ぐせ直したり、俯いちゃってる子の首から上だけちゃんと前向いてる笑顔を別の写真からコピペして馴染ませたり、真夜中の小人さんのような働きをちまちまやりました。
表紙に使った集合写真のね、背景になっていた子供たち制作の大きな絵も、ちまちまと手前の人物だけ選択して背景とレイヤーを分けて色補正をかけては卒アルソフトに読み込んで確認、を繰り返し、可能な限り実物の鮮やかな色味を復元してみたり。そういう1人作業も、やり甲斐あってとっても楽しかったです。誰にも言わなかったからたぶん誰も気づいてないけど。満足。
ブログのおかげということはですね、こんなど長文をね!ここまで読んでくださっているあなた様のおかげということなんですよ!?本当にいつもありがとうございます。いろんな人でできている。人はいろんな人でできているよねえ。
そんなあひるちゃんの卒アル制作豆腐メンタル秘話!でした!
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関連リンク
うちの園が依頼した印刷業者さんは「夢ふぉと」さんです。とにかくレイアウトソフトがむちゃくちゃ使いやすくて素晴らしかった!
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もう少し詳しくは、卒アル記事1に書きました。
■2020-11-26 幼稚園の卒園アルバム制作の経験談1、個人写真を各自自宅で撮影してもらったらすごく助かった話
卒アル記事2
■2020-12-02 幼稚園の卒アル制作2、豆腐メンタルこぼれ話
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卒アル撮影で活躍したうちのデジカメ。いまだにこれですねー、2016年のもの。もはやすっかりiPhone撮影…デジカメを出してくる機会はめっきり減りました。