(注:昨年度、2019年度の卒アルの話なので、集合写真や行事で人が集まったエピソードはすべてコロナ以前に行われた思い出話です。燃やさないでください)
はい、前回箇条書きにするつもりがええ!?そんなつもりだったの!?ってくらいど長文になってしまいましたが、他の方のお役に立ちそうな、制作に必要な事柄は大体盛り込めたと思うので、今回はほぼほぼわたくしの述懐、想ひ出語り、豆腐メンタルが故の独り相撲などなどについてど長文でいきたいと思います。またかよど長文。まだかよど長文。言うても正直自分ではど長文だとは思ってないけんね?世間様の基準に照らして、140字のついったらんどに慣れてる人にとってはそらど長文でしょうさと思って控えめに言ってるだけで自分ではどがつくほどの長文だとは思っていなくてほどほどの長さだと思ってるんよ?認めろ。ズレを。いや認めてるからこそど長文だとの申告をほらほらどんどん長くなる。そういうとこやぞ。こういうとこやね。すいませんつい。
えー(こほん)、豆腐メンタルな人が集団の中で役職についた時、その心がどのようにぷるぷると無駄な揺れを見せるのかをつぶさに語ろうと思います。なんの意味が。知ってる?こういうの昔のインターネッツ界隈では「チラ裏」って呼んでたんよ?ぶっちゃけ蔑称。チラ裏。正式名称「チラシの裏にでも書いてろよ」。いやもしかしたらどなたかのお役に立つかもしれませんじゃないですか。でもたぶん概ね「この人めんどくさ」「メンタル弱」ってなるだけのこと請け合いです。大丈夫、知ってる。自分めんどくさくてメンタル弱いって。知ってるだけ。なんの意味が。
そんなんでよければお付き合いくださいませぺこー。
はいひとつ前の記事の、昨年の卒園アルバム担当をした時のお話で、「アルバムに載せる個人写真を、各自で自宅で撮影し、スマホで係に送信してもらうことにしたらとんでもなく捗った!!」と書きました。
これが本当に素晴らしいアイディアだったのです。想像以上に、予想外の方向にも時短が起こってドミノ倒しのように楽になりました!
個人写真、っていわゆる一番卒アルらしいあれです。一人一人のバストショットと、その下に名前が書かれていたりするページですね。ついでに集合写真は主に園庭などで全員並んだ写真。大体園のアルバムってこの2つがどーんと冒頭を飾っていますよね。あ、あと園長先生がめっちゃフィーチャーされてる園も多いですね。でもうちは諸々のオトナの事情により園長ページはあっさり控えめにしました…フフ…あひるちゃん、タローくんの幼稚園すごく楽しそうで羨ましいな〜と思ってらしたそこなあなた様、そうでもなかったえ…?だんだんそうでもなくなってったんえ…?
まあそれはまた別のこんなとこに大々的には書けないお話なのでおいておくとして(最初から言うなよ)(いえ、色々あっても頑張ったよな…とちょっと小出しに残しておきたくてすいませんつい)
ここには、「個人写真を各自で撮影してもらうことになった」経緯をですね、書いていくとわたくしの豆腐ィなメンタルがいかにぷるぷるしたかの変遷そのままになっていたので、そこを書いていこうと思います。なんで思ったし。いやもういいからそこは。書いていこうと思っちゃったんだから!
最初はね、自分たちで制作するから、自分たちでカメラ持ってって一人一人撮影するつもりだったんです。
ただ、卒アル経験者の保護者さんたちに聞いたところ、何年か前に園の出入りのスタジオカメラマンさんと先生たちが個人写真を撮影する時に立ち会ったら、思った以上に時間がかかってタイヘンそうだった…と。みんな緊張しちゃってなかなか笑顔が出なかったり、一人一人撮影している間に飽きちゃってはしゃぎ出す子もいたり、そういう子たちを効率よく整列させたり、一人一人襟や髪を整えたりに人手が必要…。順番に一人一人パシャリと撮ってハイ終了、では全然なかったと。なるほど一筋縄ではいかん。経験者の体験談大事!
そもそも事前準備も必要で。
・髪型や服装などを可愛く、きちんとしたい親御さんのために、撮影日は事前に余裕をもって告知しておく。
・髪や服装が乱れる前、朝一で撮影する。
・園のスケジュールを確認!
保育の邪魔にならないように事前に先生に聞いてみる必要がありまして。たとえば朝礼、体育、スモッグを着る工作や、行事の練習などが予定されている日は避ける…
すると週1、ヘタしたら隔週1日くらいしか候補日が残らない!さらに、この日にできるだけ多くの保護者が参加できる日となると、かなりタイト!
しかも条件はまだあって!
・できるだけ晴れた日に撮影したい!自然光大事!
・秋冬はインフルエンザなどの感染症も流行しがち!欠席者が多い場合どうするか考えておく必要あり!
(注:2019年度の話なのでインフルエンザの心配をしています。この時はまだ世界中がコロナでこんなことになるとは思ってもいなかった)
ますますタイト!
年長の9月10月は行事が目白押しだったので活動を控えて、10月半ばからそろそろ撮影日を決めようか、といざ考え始めたらこうだったので焦りました。今月はちょっともう無理かもね、11月かも…えっ年内に終わる!?撮影したら今度は膨大な写真の選別や加工もあるのに!?(私が家のPCやらPhotoshopやらでやるつもりだった)
卒アルを園が作ってくれる場合や、園と付き合いのあるカメラマンさんや先生たちが撮影する場合は、卒アル撮影も保育の一環ですが、うちの場合はあくまで保護者有志による企画という扱いだったため、保育の時間をできるだけ削らないよう、先生方の手間を極力増やさないようにした方がいいよ、と、真面目な先輩保護者さんの進言もあり、なるほど確かにそうかも…その方向でがんばろう、となりまして。
デジカメを持っている保護者2名(1人は私)が三脚を持って行き、2列に分かれて2人ずつ撮影していけば効率良いかも!と計画を練っていたのですが…。
ここで問題発生。
デジカメ係の1人が、上のお子さんの小学校の関係で午前中のスケジュールが不透明になってしまい…園の都合で撮影日を定めてもその日に参加できないかも…という状況に。
みんな上の子も下の子もいるし、育児や仕事やなんなら介護の都合!(←私)なども急に挟まれてくるので、保護者の予定合わせがなかなかタイヘンでした。
で、どうしたかというと。
集合写真(アルバム表紙)は、夏休み前に撮っておいた夏服の集合写真がすでにあったので、それを使うことに変更!
ちょうど、「カメラマンさんが撮ってくれる集合写真って冬服か遠足などの私服だけで、夏服のきちんとした写真がないの残念だよね〜」という声があったため、じゃあせっかくだから撮ろう!と夏休み前に先生にお話しして撮影してあったのです。しかもちょうど壁一面くらいの巨大な絵をみんなで描いた直後だったので、この絵を背景にして撮りましょうよ!となってとっても良い集合写真が撮れたのでした。ばっちり晴れたしね!自然光は勝利!
冬服の集合写真は、最後の卒園式のページにカメラマンさんが撮ってくれたものを載せればok!
(写真スタジオに連絡して、カメラマンさんが撮影した写真を保護者作成の卒アルに使用してもよいかどうか事前に許可を取りました。デジタルデータはあげられないけれど、保護者として購入した写真を載せるのはokですよ、と言って頂けて有り難かった!場合によってはそれもNG出されたりするらしい…)
ーー
さて。ここからようやく。
□あひるちゃんの豆腐メンタルこぼれ話…
です…
太字にするなよ。いや章立てわかりやすい方が読みやすいかなって。
卒アル代表だった私としては…この「個人写真を各自にお願いする」って方法は、一人一人に負担をかけすぎじゃないか…とすごく逡巡したのです。自分たちで撮るものなのに…って。特に仕事してる保護者さんたちは迷惑がるんじゃないかな…と。
でも、提案してくれたフルタイム勤務のママさんの、こんな言葉が背中を押してくれまして。
「別に写真一枚撮るくらい大した手間じゃないよ?
それより、自分の子を一番可愛く撮影できるのはやっぱり保護者だから、人が撮った写真よりも自分で納得できる一枚を使ってもらえる方が嬉しいと思う」
な、なるほどー!!
確かに、「その子の一番良い表情をおさめたい」と思うからこそ撮影にも時間がかかるし、撮った写真の選別も悩むんですよね!私はくしゃっとした笑顔が可愛いと思うけど保護者さんはもっときちんとした感じが好みかも…?とか考え出したらキリがないし!
それを人数分…撮影にも写真選別にもかかるその膨大な時間を、一気に短縮できる!!
しかも確かにその方が絶対満足度も高い!!
そのママさん曰く、
「あ〜うちの子このカオか〜、この子の中で最近流行ってるだけで私正直あんまりカワイイと思ってないんだけどな〜(あるあるある!)でもみんな頑張って撮ってくれたし選んでくれたんだから文句言っちゃいけないよね〜…っていう、ビミョウな気持ちもなくせると思うの!」
「いっそいつもの行事カメラマンさんが撮ってスタジオが編集したアルバムなら諦めもついたり、こんなカオ使わないでほしかったよね〜!って保護者同士でちょっとグチったりもできるけど、保護者有志で作ったとなるとそんなこと誰にも言えないじゃない!そういうモヤモヤもなくせると思うのね…!」
たっ確かに!!!
ほんとその通りだわ…!!
難点は、「各自で撮ったら統一感がないのでは?」という点でしたが、それも「私たちこんな小規模な園なんだし、安く上げるために自分たちで作ることにみんなで決めたんだから、多少ばらつきがあってもいいじゃん!係の人たちが自主的にがんばってくれてるのわかってるから誰も文句なんて言わないよ!」というこれまた心強い後押しのご意見多数で…本当に保護者に恵まれた…
□あひるちゃんの豆腐メンタル話その2
…でも実はね…反対意見も出ましたよね…
(ぶっちゃけるとですね…カッコ内でこっそりぶっちゃけるとですね…「やっぱり統一感がなくなりそうだから、ちゃんと同じ日にまとめて撮った方がいいんじゃない?私は手伝えないから申し訳ないんだけど」という意見も出たんですよね…(それもグループLINEにではなく私個人宛に…)それですごーく悩んだりもしたのですよね…)
(でも「良いアイディアだと思う!」「負担はできるだけ減らした方がいいよ!」とちゃんと?グループLINE上で堂々と賛同してくれる人の意見が続々と集まったし、どう考えても各自で撮影方式にした方がその時抱えていたスケジュール調整や作業時間過多の問題が一気に解決してメリットが多すぎたので、各自で撮影方式に舵を切ったのでした)
(うちの園の保護者たちは基本仲が良かったけれど、やっぱりいろんな感じ方をする人や、いろんな表明の仕方をする人がいるので、もにょったり揉めたりも若干はありましたよね。最終的には、たまたま反対意見を出した人と最初に提案してくれた人が近くにいる瞬間があったからチャンス!と思ってねえねえ個人撮影なんだけど〜とさりげなく話を振って(暗躍するあひるちゃん)、提案者さんから直接説明してもらったら反対してた人も「あ〜確かにそうかも…」と納得してくれたのですごくホッとしました。100%無風というわけにはいかなかったけれど、結果的には大団円で、素晴らしい一冊が無事完成したので良し!!)
□豆腐メンタル話その3…
適材適所!告知文はサラッと明るく…書ける人にお任せする!
(さらにですね…これをクラスの皆さんにご説明する際にですね…私、撮影係としてはね、最初は、「本来であれば私たちで撮影しなければならないのにお忙しい中皆さんにお手数をおかけしてしまって本当に申し訳」って謝り倒すつもりだったのですね…)
いやもうカッコでぼそぼそ言うのやめるか。
でもね、なんか…そんなふうだと言われる側もかえってストレスじゃない!?って。
いろんな事情が重なって卒アル班だけで回すのが厳しくなってしまったのです、でも意外とメリットも多いと思います、皆様どうぞご協力ください!(ぺこー)(汗)(キラキラ)って明るくお願いした方が、頼まれる側も気楽なんじゃない!?
と思いまして。(注:あひるちゃんはLINEでの絵文字の出し方がわからなくて他の保護者さんたちに教えてもらったことがありますよね)
でも私そういう楽観的なお願い事って苦手なので、得意なママさんに頼みましたよね!!丸投げ!!
私だったら、なんて書けば不快な思いをする人が少ないだろうか…こんなふうに書いたら嫌な気持ちにさせるかもっていうか私が嫌われるかも…とぐるぐるぐるぐるこね回してね。もうむり。それだけで寝込む。メンタル豆腐。ピータンあひるちゃん。
なので、そういう告知文とか書くの別に?苦にならないよやろっか?って言ってくれる人にお願いいいい!!!ってシータがパズーに飛行石渡す時みたいに渡しました。海に捨ててェェェ!のあれね。いや海には捨てないでほしいけども。
ーーー
□自分1人で悩まない
ほんとね。今回の卒アル制作で、私、人に仕事を投げることの難しさと、重要性を痛感しました。
自分でやっちゃうのは簡単なの。豆腐メンタルだから人に投げるよりラクなの。ひとりがだいすき。
でも、そこをぐっとこらえて、めんどくさいと思われるかもしれないけど、内心ええ〜って思われるかもしれないけど、人とやった方が良い。周りも巻き込んだ方が良い。自分1人でやっちゃうと、みんなで作ってることにならないんで。何かミスがあった時だって気づきにくいし、その時それこそ自分1人の責任問題になるしブラックボックス化してると。
なので、早い段階で、手を貸してください!って言うこと大事だな、と思いました。
今回特に、もう、ぶっちゃけ夏休み中とかがすっごいつらくて。ああ気が重い。行事の写真も今まで楽しく撮ってたけれど、単に趣味で。みんな喜んでくれるし。
でも卒アルに使うとなると、お金払って買ってもらうわけで。そしたら途端に、全員分きちんと良い写真を残さなければ!!というプレッシャーがのしかかってきて。
特に夏休み明けて二学期って行事目白押しじゃないですか。運動会に遠足に展覧会に。ああ全員分撮らなきゃ…うちの子の写真なんて後回しでいいや…運動会中止にならないかな組体操なんて危険なことやってるとこ見たくも撮りたくもないし…
とどんどんねろねろと黒いものが染み出してゆくあひるちゃんのこころ。やばい。まずい。わりと。ほんと。
そこへですね。私の介護問題発生ですよ。
オット母がね、長らく身体を悪くしていたのが、ちょうどこの時期に急な通院とその付き添いとかがすごく頻繁に必要になってしまって。ケアマネさんとの面談などもあったし、突然呼び出されて駆けつけないといけないこともしばしばで。どうしても平日昼間になるからオットや兄弟たちよりも私が行くことが多くて。
それが、考えてみたらちょうどこの卒アルが本格始動した時期と重なっててですね。ああこれがしんどかったのか…とやっと思い至って。両方とも自分がやらないとダメなものだと思い込んでいたので、しばらく気づかなかったんですけど。
でもこのまま自分で抱えていたんでは卒アルに支障をきたすな、とようやく気づいたので、二学期が始まった頃だったかな、卒アル班のグループLINEに、実はこれこれこういうわけで、自宅で卒アル作業をする時間が思うように取れなくなってしまって…今後もどうなるかまったく先行き不透明で、撮影のために日にちを決めて園に出向くのも厳しいかも…って相談したのですね。
そしたら、みんなパーっと応援、サーっと協力してくれて。なんて有難いんだ…
むしろこれまで任せっきりにしてごめんね!もっと分担しよう!って言ってくれて。そのおかげで、クラスへの連絡など私が苦手な業務を他の人が担当してくれたり、他の人に頼みやすくなったりしました。すごくすごーく助かった…。
それもあって、個人写真や他の写真を各自から集めよう、という方針になったのでした。
でもこれも、私1人の事情だったら、みんなにお願い、ってできなかったかもしれないな、と後になって思いました。
もう1人のデジカメ担当さんが、上の子の学校の件で撮影に行けないかもしれないのが申し訳ない…ってすごく気にしてくれていたので、その人の負担を取り除くためにも、その人の代わりに誰かが無理するんじゃなく、抜本的にやり方を変えて、「クラスのみんなに分担してもらう」という形にした方が収まりが良いな、と思えたんですよね。特に、各自撮影に反対する意見に対して、私1人だったら抗えなかった気がする。豆腐メンタルだから。ですよね〜じゃあやっぱり私がやるしかないか〜…って無理してやろうとしてたんじゃないかという気がすごくする。
だから、デジカメ係さんが無理かもって相談してくれたおかげで結果的に私も助けられたし、そもそも最初にデジカメ担当やるよ〜って言い出してくれたことだけでもすごく心強かったんだよ〜ほんとありがとう〜!なんて話を後日直接したりもしました。いやいやそんな〜!いやいやほんとほんと!いやいやいや、いやいやいや、って。
いやあー、色々あるうー。
卒アル色々あるうー。
一見卒アルに関係ないことも色々あるうー。
でもね、関係なさそうに見えて関係なくもないんですよねやっぱり。
これまでがんばって保護者保護者書いてきてたけどぶっちゃけママさんオンリーやし。幼稚園児の卒アル係なんて100%ママさんやし。そうするとね、家庭内でのいろんな役割も、ご飯作るとか上の子の習い事やら下の子のお迎えやらも全部全部ママさんの仕事じゃないですか。平日はもちろんのこと土日のご飯作りも掃除洗濯も基本ママさんじゃないですか。うちみたいに介護も基本妻じゃないですか(私が思い切って話してみたら、他にもちらほら介護抱えてる人いた)。
そんな中で、子供の卒アル、とかにどれだけ自分の時間や労力を割くか、っていうのもまた人それぞれで。
私はまあ、班長だったし自分が撮った写真が多かったし、なんで多いかっていうとそもそも写真が好きなので(撮るのも見るのも編集するのも)、まあやりますが、他の人に同じ温度を期待しちゃいけない、のか、それとも卒アル担当やりたいって言い出してくれた人たちなんだからみんなに仕事を分担した方がいいのかな…?とか悩んだこともあって。豆腐メンタル、っていうかなんていうか、私たぶん、言葉通りに受け取りすぎだったんですよね今思うと。
あの、園庭とかでね、朝会うたびに「ごめんね〜なんにもしてなくて!」って言ってくるママさんとかね、「できることあったら言ってね!仕事回してね!」って言われたりすると、何か回さないといけないのかな…って悩んだり。まじめか。額面通りか。そうなんですよほんと。
LINEであれこれ相談してると、「みんな色々考えてくれてるのになんにもできなくてほんとごめんねー!」って言われたり。だからLINEで相談もあんまりしない方がいいのかな…とか。
でもそれを、後にレイアウト班(実働部隊)として活躍してくれることになるおっとり落ち着いたママさんに話したら、
「ん〜〜、それはあんまり考えなくていいんじゃないかなあ?もし私だったら、あんまり参加できてない状況で、みんながどんどん話を進めてくれてても、わ〜すご〜いありがと〜とは思うけど、申し訳ない…とかはそこまで思わないんじゃないかな〜」
って言われて、なんか目が覚めて。
そっか!もしかしてみんなあれ、挨拶がわりに言ってただけ!?って。
ヘレンケラーが水を理解した瞬間!的な。劇的かよ。いやほんとそのくらい。ユリイカ!って叫びたかった。なあんだ卒アル作業できてなくて申し訳ない…なんて本気で悩んで毎日そのこと考えてる人なんていなかったんだね。毎日卒アルで頭悩まして寝ても覚めても卒アルで運動会中止になればいいのにとまで思い詰めてたの私だけだった。病的かよ。ああ良かった。良くはないよ。
それから、オットの一言でも目が覚めました。
卒アルって保護者みんなで作る卒業制作的な意味合いもあるものなのかもしれないから、できる人だけでぱっぱと進めちゃうだけじゃなく、効率や進捗を多少犠牲にしてもなるべくみんなで作業ができるように調整した方がいいのかなあ、と悩んでた時ぽそぽそ話したんですね。
そしたら、
OT「それをやってると、仕事できる人が逃げていくよ」
そっそれは嫌!!!
とむちゃくちゃ目が覚めました。
「気持ちはわかるけど、低い方に合わせると、能力ややる気のある人のモチベーションを下げる」と。確かに!!確かにオットの言う通りだ!!みんな仕事や家事育児介護やら色々抱えつつ、その中で最大限働いてくれている人がせっかく何人もいるのに、あんまり参加できてない人たちのためにちょっとペース落として、とか言った日には!あかん!私なら下がるわ!
あともうひとつ、「個人写真を各自にお願い」とか「転入生から写真募集」などの革新的アイディアをガンガン出してくれたママさんから、「ぶっちゃけ4月からフルタイム勤務になるので、今年度中になんとかケリをつけたい」との提言があったのも大きかった。なっなるほど!私は卒業後の春休みやら、小学校入学後の一学期にもなんなら暇を見つけてちょこちょこ集まってのんびり作業を進めればいいんじゃないかな?と最初は思っていたんです。でも結果的に、そのママさんのおかげで作業を急いでいたから、2月3月の突然のコロナ休園に対応できたんですよね…。もしも入学後に子供が学校行ってる間に集まればいいか〜なんてペースのままにしていたら、2ヶ月も休校で子供ずっと家にいるわ集まって作業なんてしちゃいけないわですっごく大変だったはず…。
そんな色々が積み重なって、動ける人だけでガンガンいこうぜモードに舵を切る決断ができたのでした。
いやーほんと。人に頼るの大事。
1人で抱えないの大事。
自分と違う感じ方、考え方をする存在の素晴らしさ。
ーーー
□「ごめんね」より「ありがとう」
そんなこんなでね。みんなに助けられて、なんとか完成したアルバムだったのでした。
あ、1人ね、むちゃくちゃ飲兵衛のママさんがね、園庭で会うたびに、「卒アル大変じゃない?」って他のママさんたちみたいに声をかけてくれたんですけど、彼女だけは他の人たちがごめんね何もできなくて、っていう代わりにいつも、
真顔で目を見て、
「ありがとね」
って言ってくれてたのです。
それがすごく印象に残っています。「ありがとう」って、顔をまっすぐこちらに向けて。すごく嬉しかった。シンプルに励まされた。ああ私も似たような立場になったらごめんねよりも「ありがとう」って言おう、と思いました。
ほんとに人に恵まれたなあと思います。
ーーー
うーん…これ以上足すとさすがに長すぎるので記事を分けるか…
あとちょっとだけ続くんじゃ。
ーーー
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■夢ふぉと – 高品質な卒業アルバム・卒園アルバムを5冊から格安・低価格で
もう少し詳しくは、卒アル記事1に書きました。年中からの卒アル制作スケジュールも。
■2020-11-26 幼稚園の卒園アルバム制作の経験談1、個人写真を各自自宅で撮影してもらったらすごく助かった話