『監獄のお姫さま』9話を見ていて思い出した、書きそびれネタ。
けっこう前なんですけどね、社会人バンド仲間の(あひるちゃんの世界の狭さが伺える感じですね、最近『監獄のお姫さま』の話題と社会人バンド仲間の話題ばっかし。ええやんどっちも大好きやん!ほっといて!うそほっとかないで!仲良くして!)結婚パーリィの帰りにね、酔っ払い数人でおされして銀座新橋界隈を歩きながら楽しかったねー新婦ちゃんの松浦亜弥すごかったね!マジ上手かったし超可愛かった!しかもお客さん全員バンド仲間だから「新郎新婦の友人の出し物」の歌や演奏がどれもこれもクオリティー高すぎで。めっちゃ盛り上がった。
もう一軒どっか入ろうよー、って言ってたら、目に飛び込んできたフーターズのオレンジ色の看板。
■赤坂・銀座・渋谷・新宿・名古屋・大阪・福岡でアメリカンパーティー!カジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー「HOOTERS」
あっフーターズ!行ってみたーい!行っとくか!
って、行ってきたんです。イエーイって。女たちでぞろぞろと。
ってすいません男性もいました。完全においてけぼり。すごく嫌だったと思います。どうせなら男性だけで楽しみたかったと思います。
そんな知人男性の気持ちガン無視、店内にぐいぐい入る我々女たち。結婚パーリィ帰りのドレスで着飾ったほろ酔いウィメンズがヒールでカツカツ颯爽と、まるでSATC(セックスアンドザシティ)!すいません言い過ぎました。改行もせず早々に謝っておきます。似てるのは年齢だけです。歳は近くても都市も違いすぎる。ニューヨークと新橋。
店内はもちろんほぼ男性オンリー。フーターズのおねいさんたちの健康美を静かに座ってこっそり盗み見たり、いや別にフーターズじゃなくても良かったんですよ仕事の打ち合わせの店を探していたらたまたま目についたのがここだっただけで私はやましい気持ちなどない勤勉なサラリーマンですよと心で小芝居をしつつ盗み見たりしているであろうことは想像に難くないシャイでねんねな男性たちのテーブルの間を大はしゃぎでぶいぶい練り歩きながらお店の奥に案内される我々自称SATCウィメンズ(言ってるの私だけか)。男ウケ要素ゼロ。むしろマイナスしかない。皆さんすごく嫌だったと思います。
だがすまぬ、私たちも超楽しかった!テーブル担当になってくれたおねいさんも超喜んでくれました。女性のお客様少ないので嬉しいです~、しかも皆さん超オシャレじゃないですか!?ステキ~って。さすが接客業です。男も女も良い気分にさせてくれます。
で、フーターズってね、なんか、ダンスの時間があるんですね?皆さんご存知でした?
店内のBGMがひときわ大きくなって、タンクトップにホットパンツのむちむちぱつぱつおねいさんたちがニコニコイエーイってテーブルの間にぱーっと並んで、ミュージックに合わせてフーフーって踊ってくれるの。明るい。健康的。アメリカーン。わーこんな出し物の時間あるんだね~!(出し物って言葉が古いわ)って驚いてたら、その時かかったBGMが『ヤングマン』で。超ヒデキ。ヒデキ感激。いやもちろんヒデキの方じゃなくて英語の方だけど。
いずれにせよ踊るよね。もちろん。ヒデキであろうとなかろうと。そんなことは問題じゃない(もっと他の問題が色々とあれだと思う)。酔っ払いだから。40代だから。昭和50年生まれだから。
ええ『ヤングマン』、踊ってきましたとも。
超YMCAめっちゃやってきましたとも。
ワーイエムシーエー!チャチャラチャラチャラワーイエムシーエー!着飾った我々踊る踊る。近くの男性のお客さんたち皆さんすごく嫌だったと思います。気が散って。
しかも仲間内の一人、ひときわ飲んべえのボーカリストがね(歌めっちゃ上手いし酒めっちゃ飲む)、近くのお客さんにまで「踊りましょうよ!ほら立って立って!」とか声かけに行っちゃって席を立たせて一緒に踊らせちゃってもう大変でした。そもそもまっさきに「踊ろうよ!」って席を立ったのも彼女で、私もそういうのには乗っていく方針なので「お、いっとく!?」と意気揚々と立ち上がったんだけど彼女に続いて立ち上がったの私一人で。うちのテーブルのあと4人くらい着席のまま苦笑い。えちょ!?踊んないの!?と戸惑う私をよそに彼女は他のテーブルのお客さん踊らせに行っちゃうし、おねえさんたちも笑ってるし、みんなが笑ってる~、身内も笑ってる~、ルールルルルッル~、今日も能天気~、な世界線でした。
踊り終わってお店のおねいさんたちや付き合いで踊ってくれたその辺の男性客さんたちとフーってハイタッチなどひとしきり必要な一連の動作をし終わってから(それ必要?)席に戻って「ちょっとなんでみんな踊んないのよ!?」とつっこんだら「踊ってたよ!席で!」って言われたけどダメよ!立たないと!席立って爪先踏み出さないと!そんなんじゃ全然伝わってこないよ!と踊り終わっても大騒ぎでした。
やー楽しかったです。これからのクリスマス忘年会シーズンに、このレポートをぜひお役立てください。とりあえずヤングマンかかったら踊っていいと思う。人は。(少し前のうちの子3歳の口癖です。何でもない言葉の最後に「人は」と付けるだけでいや増す使命感)。ましてやお店の人たちが踊る時間であるならば、なおさら一緒に踊ってもいいと思う。結婚式帰りならばもう二人の幸せを祈念して踊り狂うしかないと思う。周りのお客さんを立たせて踊らせるまでしていいかは私にはちょっとわからないが(乗ったくせに責任はパスしようとする往生際の悪いあひるちゃん)みんな楽しそうに付き合ってくれたからいいと思う。大人。優しい世界。
ぜひお役立てください。
あ、公式YouTubeチャンネルがある。ダンスタイムの様子も見られる。
こちらは求人ムービーです。一緒に働こう!みたいな。
わあみんなキラキラしとる。
なんか………反省した!!!
みんな真面目にお仕事で踊ってるのに!酔っ払ったど素人しかもおばちゃんが調子こいて混ざってすんませんした!!!(無茶する割に小心者)
やっぱ良いですよね、若い人たちが溌剌と楽しそうにしている様子って、鑑賞に値するものがあると思う。なんていうかこう、おっぱいとかお尻とか方面じゃなくても、十分魅力的で楽しい気持ちをもらえる。
でもお仕事の邪魔してほんとすいませんでした。先ほどの文言をちょっと訂正しますと、これからのクリスマス忘年会シーズンに、このレポートをぜひ反面教師としてお役立てください。あ、みんなそのつもりか最初から。
いやでもまあ、踊ってもいいとも思うよ?同じあほなら踊らな損、とまでは言わないけど。やっぱ踊ると踊らないとだと後悔にも差が出るし。よく言う「やらないで後悔するくらいならやって後悔した方が良い」ってのはあれ嘘だと思ってますんで。やった後悔取り返しつかないから。やらなきゃあくまで未遂だから。何が問題かっていうとたぶんあひるちゃんは今回フーターズで踊ったことを後悔はしていないってところですかね。反省はしたけどついさっき。店員さんたちの仕事の邪魔したな…って。でも後悔はしていない。楽しかった。
えー、お役立てください。何かに。
なんかひどいレビューがついてる。お一人が「胸がフーターズしておりませんでした」とか書かれているので次の「HOOTERSのガイドというにはボリュームが足りない」というレビューも胸か!?胸のボリュームの話か!?と空目してしまう悲劇が発生。
光恵ちゃんの健康的な女の子ががんばる漫画。ここではバニーですが、当時フーターズがあったら絶対登場しただろうなあ。私も若い頃バニーやってみたかったです。ボリュームが足りないから無理だけどな!!