母の日のお花2022、あげたりもらったり


今年も母の日の花をあげたりもらったりしましたよ。ありがとうありがとう。
こちらは5日の子供の日にオット母の施設に面会に行って渡してきたお花です。あらちょうど3人の手が写ってる。手前から母の手、私の手、うちの子タロー8歳の手。撮ったのはオット。
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12年前の最初の妊娠と初期流産の記録 [まじめに][生殖医療]

永遠の野原 7 逢坂みえこ (著)

[まじめに]記事です。

昨年末にも少し書いたのですが、昨年はこれまで書かなかった実の親との確執などについて書いてきました。たまたま見たドラマなどをきっかけにふいに、思いつくままに書き始めたつもりだったのですが、気づけば自分の人生の節目節目を順にまとめ直すような内容になっていったので、その流れに従って、今年はその後の自分の人生に起こった大きな出来事、妊娠出産…とその前に、なかなか授からなくて生殖医療(不妊治療)のクニリックに通った話を書いていこうと思います。
と去年から思っていたのに早くも春。あかん。

そんなわけで、またしても重い内容だし1万字超えのど長文で誠に恐縮ですが…、まずは一番最初の妊娠が流れてしまったお話から始めさせてください。古い話だし、制度や料金も地域や病院によるし、情報としてはあまり役に立たないのですが、あくまで当時を振り返る個人の日記として載せておきます。

初期流産についてのかなり詳細な記述なので、しんどくなりそうなかたは無理して読まずにそっ閉じしてくださいね。
ベースは2010年当時、妊娠発覚の段階からリアルタイムに書いたもので、2018年に一度公開準備のため手直ししつつ追記した箇所もあります。
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巨大迷路でコンプリート魂が炸裂して1時間半さまよった私たち(オットとうちの子大活躍)

ハムナプトラ2/黄金のピラミッド [Blu-ray]

ピクミンブルームでオットくんがコンプリートにこだわっていた記事で思い出した、一家でコンプリートにこだわってしまったお話をお送りします。ハムナプトラもびっくりの一家冒険譚が爆誕しました(ん?ハムナプトラってもしかしてマイナー?みんな知らない?)。

去年2021年の感染状況がもっと落ち着いていた時期に、オット弟妹たちと3世帯で旅行にいったのですね。その時訪れたのが栃木県のツインリンクもてぎで。
その中にあった巨大迷路イタダキ。

迷宮森殿 ITADAKI|ツインリンクもてぎ


これこれこんなかんじでした!
最初にね、入る時に。入り口に「所要時間40〜60分」って書かれてたんですよ。えっけっこう長いね、と思ったけども。

我々一家、脱出までにたっぷり1時間半かかりました。
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あけまして2022年のご挨拶と、年末年始備忘録(介護の話)


あけましてもなにも既にあけまくりまくってましてご挨拶が遅れて申し訳おめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年はね、お正月休み短くなかったですか?みなさん。うちはある意味では短かったとも言えるし、またある意味においては長かったとも言える。春樹か。ええ、小学校の冬休みが長かったのでございます。たいへんだったね。他人事か。他人事通り越して幽体離脱するくらい大変でした。それはいいとして。せっかくなので恒例のおせち記録と、年末年始の過ごし方の日記的備忘録です。
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2021年もお世話になりました、これまでの[まじめに]記事まとめ

ほんとにもー。ほんとーにもーひときわお世話になった気がしております2021年。ありがとうございました。今年は更新頻度はなかなか下がってしまったのですが、密度は濃かったように私としては思っています。期待されている内容が楽しい小ネタだったなら申し訳ないのですが…。

数年前から少しずつ、真面目な長文記事を書いてみよう、と試みてはいました。

2017-12-01 [真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う

こちらが大変に受け入れていただけて。本当に、本当にありがたかったです。みなさんからのエール、すごくしっかりと届きました。

そこから時々「まじめに記事」を書くようになり。
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オットお父さんの葬儀の話あれこれ [まじめに][亡きオット父の話3]

千の風になって
秋川雅史
テイチクエンタテインメント
2006-05-24



オット父とオット家族の話を読んでくださって、たくさんのハートをくださって本当にありがとうございます。

書いたの自体は亡くなった直後で、それから何年か、10月がくるたびにアップしようかな、とふと考えることがありました。でもなんとなくふんぎりがつかないまま5年経ち、7年経ち、10年が経って。12年を経た今年様々なきっかけがあったので、今、当時の気持ちをできるだけそのまま、保存しておこう、と思ったのでした。

そんな極々個人的なきっかけと内容でしたが、こうしてお付き合いいただけてとても嬉しい。なんというか、すごく励まされています。本当にありがとうございます。

今回は本編に差し込めなかった話をちょこちょこと…のつもりがまたど長文になってしまいましたごめんなさい!!
小ネタもあるよ。笑えるのか!?とも思うんですけど!でもこの小ネタ部分こそ、別に12年経って書けるようになった、というわけでは全然なくむしろ父が亡くなった直後に知人向けのSNSに書いたものです。人が亡くなるってただ悲しいだけじゃなく、怒涛のような悲しみの合間にも笑えたり、微笑ましかったり、そんなこともぐるぐると切れ間なく起こるものなんだな、と当時初めて知りました。

とはいえ今回もやはり、家族の死の直後に書いた詳細な記録でもありますので、つらくなりそうな人はどうぞご無理のないように。
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家庭というものがうまく機能する時、後編 [まじめに][亡きオット父の話2]

博士の愛した数式
寺尾聰, 深津絵里
2013-08-31



ひとつ前の続き、12年前(2009年)に起きた出来事です。

2021-10-06 家庭というものがうまく機能する時、前編 [まじめに][亡きオット父の話]

家族の死についての内容で、一部には病院での詳細な記述もあります。苦手な方は無理せず、閲覧を避けていただけたらと思います。

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父が亡くなった最初の一週間は、異様に長かった。
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家庭というものがうまく機能する時、前編 [まじめに][亡きオット父の話1]

博士の愛した数式(新潮文庫)
小川洋子
新潮社
2012-07-01



今回は、「真面目に」系の長文です。
家族の死についての文章で、一部には詳細な記述もあります。苦手な方は無理せず、閲覧を避けていただけたらと思います。

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先日、私の実母の話を何回かに分けて書き綴りました。読んでくださって、そしてたくさんのハートをくださって本当にありがとうございました。

自分の育った背景の話、元の家庭の話がひと段落したので、今回からは、結婚後の新しい家庭、オットの生家と家族の話、そこから長く躊躇してきた子供を持つことについて、持ちたいと思えるようになるまでの、自分の心の軌跡をたどっていこうと思います。

ずっとどこかに書き残しておきたいな、と思って、オットの父が亡くなった12年前に書き留めておいたものを、何年かに一度ふと思い立った時に手を入れながら保管してきた文章です。一番の原型は5年前、父が亡くなって7年目の2016年に書いたもの。
5年も経っているので、書いた当時と今では変わってしまったことも多々ありますが、そのまま載せることにします。まずは前編から。

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うちの子、SFのセンスがエグい

V [ビジター] アンコール DVDコレクターズボックス
ジェーン・バドラー
ワーナー・ホーム・ビデオ
2011-08-03



はいもう夏休みつら。夏休みつっら。余力ゼロで気付けば8月も中旬にさしかかろうとしているのに全然記事書けてない。オリンピックとか色々書きたいことはあるけど楽しく書けない。そんなわけで昨年の下書き発掘記事です。またしてもすっからかんに忘れてた小ネタ。

えーなぜか「もしも父ちゃんが千人いて、父ちゃんだけ肉が好きで、他の二千万人の人は肉が嫌いだったら」という設定のストーリーを構築し始めるタロー氏。なぜなのか。父ちゃんキライじゃなかったのか。やっぱり実は好きなのか。
父ちゃんがそんなにいたら世の中良くなるねえ(いいこと言う〜あひるちゃんいいこと言う〜う)でも世界中の肉がなくなっちゃうねえ、と言ったら。

TR「父ちゃんが810人いて、1人だけ本物で、残りは偽物」

1人だけ本物キタ。てか810人て。ハンパな。

TR「偽物はメガネかけてない」

メガネが目印!

TR「偽物は白目むいてて」

キモ。

TR「動かなくて(直立姿勢)」

キモ。

TR「肉が近くにきたら(すぅっ)て吸う」

キモ!!きんもー!!
うちの子、SFのセンスがエグい。
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「母の愛」という箱(元家族の暗い話と救いの話4)[まじめに][機能不全家族]

愛すべき娘たち (ジェッツコミックス)
よしながふみ
白泉社
2015-09-01



母親との確執、機能不全家庭、毒親の話ですので、苦手な方はご注意ください。

一連の、突然の暗い生い立ち語りにお付き合いいただき、本当にありがとうございます。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』をきっかけに、「母は私を憎んでいない」という気づきの話をここに書こうと思い立って始めたのですが、そういえば3編目を書いた2019年のさらに一年後に、もう一段階気づきがやってきたのでした。それも一緒に載せておきます。

この4編目でひとまず、実母にまつわる重い語りはひと段落です。改めて、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!ほんとに突然すみません!いつもと違いすぎる!いつもと違いすぎてほんとにすみません!

親との、あるいはきょうだいとの、家族の関係って人それぞれ千差万別で、こうと簡単に論じたり断じたりは決してできないものですよね。家族だからこそ、ままならない。これを読んでくれる皆さんも、きっとそれぞれに色々な経緯や思いを抱えているのではないかと拝察します。本当にお疲れ様です。あなたはがんばってる。間違いなく、すごくがんばっていると思います。

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4 「母の愛」という箱、序文
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