our little sister’s wedding

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10月上旬のよく晴れた日に、オット妹ちゃんの結婚式がありました。

入籍や新婚旅行、引越して一緒に暮らしはじめるなどのことを一年ほど前から少しずつ、じゅんぐりに進めていった妹ちゃんとダンナくん。家族だけの教会式と昼食会、それからこの日の夜には友人たちとの二次会パーティと、これで結婚イベントは一通り終わったことになるのかな。

20代の若い二人が隅々まで気を配ってくれて、こじんまりしつつきちんとした、素晴らしい結婚式でした。


教会は、ダンナくんのご両親も挙式したという思い出の教会なのだそうで、ダンナくんはここで式を挙げるのが夢だったとか(乙女)。住宅街の中にぽっかりと現れる大きな古い教会で、周囲の家並みに馴染みつつも存在感のある素敵な建物でした。

私たち長兄夫婦は、証人として祭壇の目の前、新郎新婦のすぐ後ろに控える特等席でした。
式直前のリハーサルから参加するため他の列席者より少し早めに教会に到着すると、妹ちゃんの輝くようなウェディングドレス姿。見上げるような天井の下、ひんやりとした影に包まれたホールの中央、ステンドグラスから午前中の柔らかい陽光が差し込む赤いカーペットの上を、留袖姿のお母さんに手を取られ、祭壇へ一歩ずつ近づいてゆく妹ちゃんの姿に、リハーサルだというのに目頭が熱くなってしまいました。

が、それもつかのま。
リハーサル巻き巻きで何をどうしたらいいのかわかんなすぎ!
新郎新婦も戸惑いまくり(あとで聞いたら毎週通った打ち合わせと当日が全然違ったそうです)。
誓いの言葉を間違え、イタリア人の神父様マルちゃん(新郎新婦が親しみを込めてそう呼んでいた)(ホームページには「好きなもの:イタリアのカンツォーネ。白くて小さな花。イエスの教えを説くこと。」って書いてあった。白くて小さな花!)に、「アナタ覚えてきてないネ( ・`ω・´)」と怒られる新郎くん(あとで聞いたら打ち合わせでは覚えないでいいって言われてたそうです)。

そして当日初めて知ったのですが、女性の証人はほとんど介添さん役!(サインするだけだと聞いていたし新郎新婦もそう思っていたらしい)
新婦が立ったり座ったりするたびにウェディングドレスのすそやヴェールを抱えて歩いたり綺麗に広げたり、手袋やブーケを受け取ったり渡したり、光栄ながら大忙しです!親族の皆様大注目の新婦のドレスのすそを数秒で美しくさりげなく広げないといけない!カメラマンも待ち構えてるし!あわわあわわ。

全員さっぱり流れがつかめていないまま、じゃあもう本番ですから!と慌ただしく入口の方へ追いやられ、もう本番!?マジで!?みたいな。おかげで泣いてる余裕はさっぱりなかったです。本番中もああっドレスの広げ方が足りなかった、足りなかった、でも今動いて直したらだめだよね神父様のお話中だし新婦も気が散るよ!でも直したい!写真超撮られてる!とかいうことが気になってしょうがなかったです。

そんな中ふと、そういえば知り合いの人たちから、「妹さんの結婚式だなんてオットくんも泣いちゃったりするのかな~」なんて言われていたことを思い出し、何を思っているのかなと新婦と新郎をはさんで向こう側に立っているオットを見やれば。

すっかり飽きちゃって、見たこともないような意識の飛んだ表情をしているオットくん。

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(参考:フレスコ画※修復後の方

勘弁してくれ!!絶対この目の前で行われている妹の人生の晴れ舞台と全然関係ないこと考えてるだろ!山の向こうの誰とも知れないお友達と脳内電波で交信しながらこの夏取ったクワガタの大きさの話を(byサイバラ)

見るんじゃなかった。吹いたらどうする。
あとで聞いたら、

OT「だってiPhoneも見れないし、日常生活でこんなにも何もしない時間ってないから、ひまだなーって」

そうだね本当にね。ほんと勘弁してくれ。

そんなこんなで(どんなだ)つつがなく式を終え、教会の前で入れ替わり立ち替わり記念撮影。
妹ちゃん、肩の大きくあいたシンプルなウェディングドレスが本当によく似合っていたし、いつもどおりいろんな人に向けて、ダンナくんのご家族ご親戚や教会の方々、一日付き添ってくれたメイクさんやカメラマンさんにもにこにこと笑顔を振りまいて、最高に美しくて可愛らしい花嫁さんでした。
ダンナくんも新郎としては珍しく自分の装いにかなりこだわりがあったそうで、靴から蝶ネクタイから熟考を重ねて選び抜いたとか。いつもおしゃれだし、妹ちゃんの服とかも選んでくれるそうです。キマってました。

プロのカメラマンさんが二人もいて、挙式中もインカムで連絡を取りながらあちこちから撮影してくれていたので私は今回はあんまりがんばらず(弟くんの結婚パーティーでははりきってゲスト全員を撮るのを目標にするもバッテリー切れで半泣き)、すきま的なショットを撮ることにしました。記念撮影で並んでいる途中、とか、ドレスの細部とか横顔とか、新郎新婦が神父様を見つけて弾けるような笑顔でご挨拶に駆け寄っているところとか。よく晴れた日だったのと(むしろ晴れすぎてまぶしかったくらい)、最近使い始めたミラーレス一眼(NEX-5N)のおかげで良い写真がたくさん撮れました。

やや余談ですが、ウェブアルバムにまとめたらオットお母さんから激賞メールが返ってきて感激でした。「期待しただけのことはありました、本当にありがとう。一家専属カメラマンの面目躍如です!」とまで。嬉しすぎる!ブログのために当たり前のようにカメラを持ち歩く生活を送ってきましたが、それが自分用の記録だけでなくこんなふうに役立って喜んでもらえるなんて。望外の喜びです。

場所を移動して、昼食は二人の行きつけのスペインレストラン。当初伝えたよりも大幅に増えてしまった人数にも快く対応してくれたそうで(結婚式って人数増えちゃうものですね)お料理もどれも美味しかったです。
途中でダンナくんのおじいさまがこちらの席にグラスを持ってお話にきてくださったのですが、「妹ちゃんの隣に座りたいだけだから!」と笑っていらして、あちらのご親戚にまでさっそく溶け込んで可愛がられてさすが妹ちゃんでした。思えば数年前はじめてダンナくんのご実家に遊びに行ってきたー、っていう時も「え?全然緊張しなかったよ?」って言ってた。すごすぎる。

いっぽうダンナくんはたまに顔を合わせる時などどちらかというと寡黙ではにかみ屋さんなかんじですが、妹ちゃんからたびたび聞くところによると、妹ちゃんに対してはもちろんのこと、ここ数年体調を崩しがちだったお母さんのことまで何かと気にかけてくれていたそうです。食事の最後の短い挨拶の中にもそんな彼の思いやり深さが垣間見えて、ダンナくんが心から妹ちゃんを大切に思ってくれていることを改めて感じることができました。

妹ちゃんも急きょひと言しゃべることになり、まったく予定外で何も考えてきていないんですけど、と切り出しつつもとてもそうは思えない、ダンナくんへの感謝と、両親への、成人した大人としての気づかいや労り、子供のままのてらいのない愛情に満ちた、素晴らしいスピーチでした。

そしてこの日のおみやげがキルフェボン。美味しいものや身につけるものにこだわりがあって、家族思いで仲の良い二人らしい、本当に良いパーティーでした。ぴかぴかに晴れ渡った幸せな一日だったな。

ちょうど式の少し前の妹ちゃんの誕生日にメールをした時、返信に「いつまでも末っ子のまま成長しませんが、これからもよろしくお願いします(^^)」と書かれていて、とんでもない、立派な社会人だししっかりしていると思います、と返したばかりでした。天真爛漫さや人なつっこさ、周囲を明るくするところなど、末っ子としての良いところばかりをたくさん持っている妹ちゃんです。改めて結婚おめでとう。こちらこそこれからもよろしくね。

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ダンナくん一家の愛犬マック氏。ブラックフォーマルです。

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“our little sister’s wedding” への2件の返信

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    こないだオット妹ちゃんが遊びに来てくれまして。なぜか話題が恋バナに。恋バナ!
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