『虎に翼』第9週、太平洋戦争の終わりと、河原の日本国憲法


<三淵嘉子の生涯〜人生を羽ばたいた”トラママ” 佐賀千惠美/amazon>

はい、しばらく続けた生殖医療シリーズひと段落したので、妊婦健診編を書く前に今期の豊作すぎるドラマの感想を書きます。

虎に翼、新章突入!!というわけで、先週第9週までと、今朝の10週目月曜日の感想もちらっと。いやどばっと。目から水の呼吸生々流転!!くらいどっぱあんと。5000字。

ネタバレです…以下ネタバレです…


はい…。
月曜に直道わかってるお兄ちゃん、火曜に優三さん、そして水曜に直言パパァンという、どんどん亡くなっていく猪爪家の男たち…。つらい。こんな現実がそこここで起こっていたというのが本当に恐ろしい。

でね。ツイッター見てたらね、直道兄ちゃんの死亡通知の内容から、詳しい方がこれは相当過酷な戦地に送られていたのでは、と情報を補足してくださっていて余計辛い気持ちになったりしていたら。

火曜にね、優三さんの死亡通知が画面に映ったじゃないですか。うちの子タロー10歳小5がそれを見て、「戦病死ってことは、戦死みたいに戦場とか海で行方不明で、実は生きてたって可能性もあんまりないよね…」そっそうね!?洞察力!!て思ったものです…

そして水曜、その死亡通知を隠していた直言パパンの、臨終前のエクストリーム懺悔に度肝を抜かれましたよね!朝ドラの死別をこんなに笑顔で迎えられたことある!?

パパンのっけから、死亡通知を隠していたのは今とらに倒れられたりしたら困るから!ええ!?とらを傷つけたくなかったとかじゃないのかよ!?いやそういう気持ちももちろんあったんでしょうけども!?

そもそも結婚相手、優三くんかあー(がっかり)って思ってたと!花岡くんがいいなーって!なぬううう!?お父さん退場間際だからって言っていいことと悪いことが!!名前の通りの人すぎる!直言さんんん!!

パパン、真っ先に花江さんは猪爪家にいられるのか法的なことをとらに確認して安堵したりとか、花江ちゃんの「お父さんそれ今じゃないです」と2度めの今じゃないですが出たこととか、とらに対して言いたいことがあるなら言っておいた方がいいとか、こんなお父さん許さなくてもいいと言い放って直明くんにぎょっとされたりしていた細かな素晴らしいやりとりの数々を押し流す!直言パパンの自由すぎる懺悔!!

あとね、ここへきてまたしても花岡の株が急上昇なんですよ!だって!花岡的には、父が手土産持って訪ねてきたり!父の知り合いが佐賀に実家見に来たり(これは花岡自身が知ってるかは不明だけど知ってたとしたら!?)そんなんもう親公認じゃないですか!!そりゃ浮かれるわ!!

それなのに!そんなことおくびにも出さず!とら本人の気持ちを確認してくれた花岡…そして「あ、これ無いな。自分への恋心全然ないな」と気づいて、きっぱりさっぱりと身を引く!花岡!!

ごめん花岡、三鷹さんとか言ってギルバートでないどころか三鷹さんですらなかった!三鷹さんなんて親を先に籠絡して響子さんを囲い込もうと画策したことあるもの!だが花岡はそれをしなかった…!漢だ!か…漢!

いやあ…当時の時代考えたら親が公認してるのであればそのまま結婚に持ち込んで全然OKだったはずなのに、とらの意思を最後まで尊重してくれた花岡…お前ってやつは!
ツイッタランドで言ってる方がいらしたのですが、轟が花岡に対して「お前は本当にそれでいいのか!?」とやけに押してたのも下宿にパパンがちょいちょい来てたの見てたからじゃないのか!?と。いやいやちょいちょいかは知らんけどあのパパンならちょいちょい来そうで!来ちゃった(はぁと)ってちょいちょい来てそうで!

まあでもあの、それはいいんですよ。良くないけど。色々良くないけど。
直言パパンのね、優三くんより花岡くんが良かったなーっていうのほんと酷すぎるけど、でもきっと割合で言えば本当にほんの少しのことだったんじゃないかと。ほんと言わなくていいやつ。だって「直明優秀すぎてほんとに俺の子?って疑ったり」って!酷すぎる!花江ちゃんに対しても「直道と花江さんの結婚とは違うもん!」と持ち上げてたわりに「花江さんがどんどん強くなるのもイヤだった!」て言ったり、とらのこともはるさんのことも愛してるくせに「うちは女が強いから!」て不満げにしたり。そういう、二面性?清濁併せ持つ?そういうことだったんじゃないかなと。

しかもそれを、全部言っちゃう弱さ…ほんとにパパン…弱い人だったよ…でも、その自分の弱さを認めて、吐き出す強さを持っている人だったな、と。男性にはなかなか難しい、弱さの開示。しかも岡部たかしさんの人となりで…笑い事じゃない内容の心情吐露をマーライオンのようにぺれぺれ出しまくってなおチャーミング!「ごめん寝」!(土下座スタイルで寝落ちしてしまう乳幼児あるある)もーすごかった。

でね!
これもツイッタランドで見かけた解釈なのですが、「もしかして優三さんがとらを実はずっと好きだった、と知ってるのはとらと視聴者だけなのでは!?」と。ほ、ほんとだ!?こんな偽装結婚みたいなことを承諾して、優三さんにとっての旨味は何?とはるさんに聞かれて、天涯孤独の自分にとって猪爪家の本当の家族になれるのはこれ以上ない旨味ですとだけ答えてたから、はるさんも直言もそれしか聞いてないのでは!?

で、もしや、「直道と花江ちゃんの結婚とは違う」って、私は花江ちゃんの家柄も猪爪家にとって申し分ない、という意味かなと受け取ったのだけど、これ「恋愛結婚」という意味だったのでは?という解釈をしてる方もいらして。直言とはるさんも当時珍しく親が決めたわけじゃなく、恋愛結婚だったように。
もしかして、「優三くんはいい子だけど、とらに惚れてるわけじゃないじゃん!人助けのつもりじゃん!」みたいなことが引っかかってたのでは!?と。

だからきっと、実はずっととらちゃんのこと好きだったんです、を直言にもちゃんと言っておけば、直言も「そっかあ!そうだよねだってとら可愛いもん!」と大納得できたのでは、と。なるほどー!!確かにそうかも!
いや〜、いろんな解釈あるな〜。ネット上でそういういろんな感想、解釈に触れて新たな知見を得ることができるのも、最近のドラマ視聴の楽しく豊かなところですね。

あさイチに岡部たかしさんが出演された時、華丸さんが「自分が直道の戦死を知らせた時の花江ちゃんの嘆きようを見て、なおさらとらには言えなかったんじゃないか」と仰っていて、ああーそうかもしれないなあ…とも思いました。全部本当の気持ちなんですよね。

その直道お兄ちゃんの戦死通知の情報にもね…。詳しい方が「南方は物資もなく、餓死者がたくさん出た地域だった、そんな苦境を一切記さず、花江さんへの最後の手紙に『炊事係になってお母さんや花江ちゃんのすごさがわかったよ』と書いて寄越した直道の心情を思うと」思うと…!ぐううう…そんなことまで…!そんなことまであの一瞬写った死亡通知から読み取れるなんて…知識は想像を深めるなあ…

そして…
優三さんのね、お守りを持ってきてくれた復員兵の方についても。
私ね、最初、お守りを握らせてくれたって言うの、ええ!?嫌だ!!って思ってしまったんですよ。あなたのために作ったのに!他人になんて渡さないでよ!優しいにもほどがない!?て。
でもそれを「私がご利益を吸い取ってしまったせいで優三さんは亡くなってしまったんじゃないかと」とご本人も気に病まれていて…(ずっと声が震えてらして…短いながら圧巻の演技でした…)とら子もそんなことないですよ、と笑顔で慰めていて。

でね。ここに関してもツイッターで、「お守りの効力が無かった、ととら子が自分を責めないで済むように、お守りが効いたことを示す優しい演出」と仰ってる方が…!ふおお…!なるほど…!!
そうですね…お守りが効かなかったせいじゃない、優三さんはすごいご利益があると信じてくれていたし、ベッドが隣り合っただけの人にも貸してしまうほど優しい人だったし、おかげで助かったその人も、わざわざ家を調べて探し歩いて届けにきてくれるくらい、そんなふうに人を突き動かす力が優三さんには備わっていて。

(子供に引ったくられても必死で取り返してくれるくらい…うちの子が「子供でもあんな、泥棒みたいな犯罪行為するんだね…」とびっくりしていました。そうだね、困窮していると生きるためにああいうことをしてしまう、今でも変わらないよ、と言ったらまたびっくりしていました)

その後…
はるさんが直言さんの形見のカメラを売って作ったお金を、自分のためだけに使いなさい、ととらに持たせてくれて。屋台で頼んだ焼き鳥をね、食べる気になれずに置いて席を立ったのに、わざわざ追いかけてきて包んで持たせてくれた屋台のおばちゃんの「しっかり、するんだよ」の時点でももう号泣だったんですけど。見ず知らずの、街でほんの少しすれ違うだけの存在が支えになる時ってありますよね…。

河原で包みを開いたら…焼鳥が包まれていた新聞紙に、新しい日本国憲法が…!!

ここで!!第一話のあの!!
新聞の日本国憲法を読んで涙するシーンに!
こういう涙だったの!!??と!!
確かに私も第一話から泣いたけど。ナレーションが読み上げる日本国憲法第14条には、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分または門地により、政治的、経済的、社会的関係において、差別されない」と書かれていて、いまだに全然守られてないな…とつらい気持ちになって涙してしまったのですが、ドラマの中のとら子の涙はきっと、それまでの明治憲法との違いに、新しい時代の幕開けを感じた感激の涙なんだろうな、と勝手に思っていたら。

夫を、兄を、父を相次いで喪い、絶望の淵にいた涙だった。
思い出の河原で、つらい時は美味しいものを一緒に食べようと言ってくれた夫を戦争に奪われ、一番つらい時に一緒にいられない現実を突きつけられている瞬間の涙だった。異例の4分長回し!

そこで偶然目にした日本国憲法14条に…
優三さんがとら子にかけた言葉が重なって…
弁護士として働いてもいい、優未のいいお母さんでいてもいい、頑張らなくてもいい、とらちゃんが後悔せず心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです。と。

これだけでも。この全肯定の呼吸だけでも目から水の呼吸だったんですけども。これをね、またしてもツイッターで複数の方が、優三さんのセリフこそ日本国憲法そのもの、優三さんは日本国憲法の化身のような存在なのでは!と言っておられて。ふお!?と。だから高等試験に落ち続けたのか、と。昭和初期の明治憲法の元では、日本国憲法は相容れない存在だから、と。ふおお!!!となりました。

それから!
女子部の友人たちも、もしやこの14条を体現しているのでは!?との解釈も!「人種(ヒャンちゃん!)、信条(梅子さん!?)、性別(よねさん!!)、社会的身分または門地により(涼子様!)、差別されない」というこの部分に…全員が当てはまるのではと!!ふおおおお!!!

皆さんすごすぎる…!考察が深すぎる!その深すぎる考察しがいのある吉田恵里香さんによる脚本も、それを活かし切る演出も演者の皆さんもすべてがすごすぎる。

そこからの!!
第一話の冒頭をなぞるように、広場を歩いていく寅子、桂場さんのおやつを遮り(甘味処『竹もと』のふかしいもだったとは!!)、

「佐田寅子、私を裁判官として雇ってください!」
「♪どこから春が、巡り来るのか」
「連続テレビ小説、虎に翼」

オーーープニング!!!
8:13からオープニング流す!!かっっっこよ!!!!
アガる!!!これから!ここからいよいよ!とら子の第二の人生が幕をあk

桂場「なぜだ」
とら「えっ」
えっ。

まさかの!歌終わりにも続きがあるとか!引きがうますぎる!
そして始まった今週10週目の月曜日からもう!発芽玄米くんがフィーチャーされすぎてたりとか!小橋くんね。ハーシーとか呼ばれて。あの発芽部分はハーシーズのキスチョコだったのかって言ってる人もいたよ!ぶは!!あの引っ張るとこ!
失礼たれ流し野郎!おる!(おる)まさかお前ニールみたいに今更とら子好きになるつもりじゃあるまいな!?突然のキャンディキャンディ。ニールっていたじゃないですか失礼たれ流し野郎。あいつ突然キャンディにアプローチしてくるんですよね。子供心にハア!?って思ったものです。

それはいいとして。良くないが。
ハーシーの名付け親、沢村一樹さんも顔もキャラも濃すぎたりとか!猪爪家の「ライアン…?」「サディ…?」という視聴者の声を代弁してくれるギリシャ悲劇のコロスのような役割とか。

一個だけ苦言を呈してよろしければ、そのライアン沢村から「お母様でしたか!お姉さんかと思いました!」と若く見られて喜んじゃうはるさん、という描写に、はて、と思いました。あとで回収してほしいな。若くて美しいことに価値がある、という、男性からの一方的なジャッジをね。そのままにしておいてほしくないなーと。『不適切にもほどがある』のとこで散々書いたように。女同士でもあるんだけど、「えー若ーい!見えなーい!(実年齢に)」というのって褒めてるようで褒めてないよね!嬉しくないよね!ってよく友人たちで盛り上がいや盛り下がまあこの話もいいか。またそのうちできたら。

本当に!
とらつば凄すぎて…今後も楽しみで…わくわくしています!

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関連リンク
私も気になって調べてみたら、太平洋戦争の戦死者の9割は1944年以降に絞られ、さらにその死の半数ほどが病死、とくに餓死が占めていたと…酷すぎる…

日本軍兵士の多くは餓死や自決、ときには「処置」も――死者からわかる戦争の実像 #戦争の記憶

モンパパ!
「虎に翼」の“新しい男たち”は本当に新しいか 男を茶化す歌「モン・パパ」が男たちだけにウケる“深い理由” | 文春オンライン

『虎に翼』脚本家・吉田恵里香さんと考える「はて?」と声を上げる意味 – Woman type[ウーマンタイプ] | 女の転職type

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これ!!!泣きました!!!なんということでしょう…!

久保田先輩を演じた小林涼子さんも、やはりこんなふうに思うのですよね…でも久保田先輩、こんなかわいいマスコットキャラとしてまだまだ愛されてますよ!!

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とらつば。
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“『虎に翼』第9週、太平洋戦争の終わりと、河原の日本国憲法” への8件の返信

  1. 第一話の冒頭で新聞を読んでる女性や女の子がオープニングのシシヤマザキさんのイラストにも登場してる?と思っていたのですが、先金曜日の回で回収されてすっきりしました。こういう単なる通行人にも市井の人々にも意味がありそうな描写がちょいちょいあるところがニクイですよね。

  2. 私も「えー見えなーい!」にもやっとし続けてます。
    長年言われてますが、そんなに人間が軽いというか、人生に重みが感じられないというか、薄っぺらく見えるのか…?と。
    周囲は考え過ぎだ、若く見られるんだから喜べと言いますが、鋭い刺を見え隠れさせる言葉に喜ぶほど人間できてないんじゃ!
    ↑唐突な激昂。

    というか、「分かってるのはとら子と視聴者だけ」って…ちょっとランドリっぽいですね。
    42巻まだ手元に届いてないのです~(TωT)

  3. シベリアさん
    そう!オープニングの女性たちが、みんなドラマの中にちらりと登場している「名も無き女性たち」なんですよね!ほんとに、通行人にも市井の人々にも、人生がある、という描写がもう…
    自分も普段から、忘れないようにしたいな、と思います。ついつい「自分」のことばかりになってしまうので。
    かと言って、相手にも事情があるんだし…と遠慮してばかりだと搾取される一方というのもなかなかつらいところですよね。本当に難しい…。

  4. k.satさん
    わかりますー!「えー見えなーい!」わかりますー!
    年相応の落ち着きがないのか…?disられてる…?と感じてしまうお気持ちもすっごくわかる!でもほんときっと言ってる側は深く考えてないんですよねきっと。何なら私もつい、定型文みたいな感じで、礼儀として?ここは言っておくべき…?みたいに「えっお若いですね!」とか言ってしまうことあります…内心モヤモヤしながら…

    でも「鋭い刺を見え隠れさせる言葉」かあ…確かに…
    深く考えてないから良いわけじゃない、深く考えないことが罪、ってことありますものね。これなんてまさにそうだ。
    なんで「若い」と「良い」の。「老けてる、年をとっている」と「だめ」なのか。そんなこと言ってない?いやいやいや。

    や!ほんと!考え始めるときりがないですね!
    そして42巻あらっまだですか!

  5. 共感して下さって嬉しいですー!
    いや、考え過ぎかな?とも思うんですが、分かっちゃう時ってあるんですよね。
    なので刺の鋭さいかんを問わず、等しく「私そんなにアホっぽいですか?」と笑顔で返しております。
    相手が脊髄反射で言ってる場合もあるし、ある程度は会話の潤滑剤としての取っ掛かりでもあるのも理解できるので、荒立てない程度に呪いを(←やめなさい)
    でも自分も違う形で、似たような事してるんだろうな…。
    他人に優しくなりたいです。

    ランドリ、漸く読めました!
    取り置き頼んでるのに、なかなかお店が開いてる時間に行けなくて。
    震災後にできた貴重な本屋なので、なるべくそこで買う事にしてるんです。
    今回、兄妹成分高めで癒されました…。
    どちらもさりげなく隣にいる人を導くんですよね。
    つかディア!女性騎士団を実現しちゃった!
    やっぱりあのクレッサール風の制服を着るんでしょうか(笑)

  6. k.satさん
    「ある程度は会話の潤滑剤としての取っ掛かりでもある」、そうなんですよねえ、ほんと…自分もついその手の言い回しを使ってしまうことがあるので、気をつけたいです。
    私も「年相応の落ち着きがなくてすいません」みたいに自虐で返していたのですが、それもなんだかな…と。実年齢より若く見える人全員を一緒にdisってるとも言えるわけで。
    ここでのやりとりのようなことを、端的に、あまり厳しめでなく(ここの匙加減は個々のお好みで)、相手に伝えるのが一番いいのかな、とも思います。難しいですけど!

    そしてランドリ兄妹成分多めでしたね。(本屋さん応援!大事!)
    女性騎士団の実現も、は、早かったですね!?砂漠の旅から実時間はけっこう経ってるけれど(8年くらい!)、作品内では数ヶ月…じゃなかったっけ…?とも思ったけど、まあいいか!みんなそれだけ優秀だってことだ!重要な改革にスピード感ある政治で羨ましい限りですよね。

  7. そうなんですよ、凄いスピード感。
    今回ディアがミセス・ケリーに女性騎士団を「それはとてもいいアイディアだわ」と言ってから、おそらく1ヶ月半くらい…?2ヶ月は経ってないですよね。
    それなのにちゃんと議会で承認される所まで持っていった、ディアの手腕!
    そして新しい事をちゃんと承認してくれる、議会の柔軟さ!
    更にスピンドル事件からこっちの、女子学生の成長の速さと練度も凄い。
    というか通常版の表紙で、件の制服?を2人が着てるんですね。
    35巻プチリオールで「ポケットマネーで作る」と言ってたアレ。
    みんなが着て式典に出るような機会も、そう遠くないかもですね。
    ってすみません、関係ない記事に延々とランドリ話を。
    これでもだいぶ端折ったんですが、嬉しくてつい…。

  8. k.satさん
    えっあの制服!?あっこれそうなのかー!すごい!k.satさん慧眼!
    女子学生の成長の速さと練度、ほんとですね。2ヶ月は経ってないですよね…!?ちょっと早すぎる気もしますけども…!
    いえ、こちらこそついランドリ話をすいません!ありがとうございました!

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