『AIの遺電子』アニメ1話に今更ながら深く衝撃を受ける、『異人たちとの夏』が現実になりつつある感[まじめに]

…何つうことしてくれてんの…。

これが第一感想でした。

顔を覆って泣いてしまったじゃないか(本当)。
人が、いや自分ね?わたくしが、48にもなろうという身で、いまだ自己とは…とかアイデンティティの獲得にもがいているというのにあなた…。
1週間前のバックアップは果たして自己と、その人と言えるのか、とか…。
そんな命題突きつけてくるのやめていただけないです!?

第二感想はブラックジャックか!だったんですが、まさしく秋田書店から出版されてるしチャンピオンで連載してたとか!合ってた!(何かが)

こんな感じの動揺でとっちらかった感想が続きます。
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南国旅行記のフォロー(になってないかもだけど)、オットと介護について [まじめに][介護、看取り]

<ねじまき鳥クロニクル 村上春樹>

南国旅行記の続きです。
相変わらず!相変わらずわーっと書いたら書いたでひゃーっと不安になってフォロー記事を書くことにしてしまったあひるちゃん。

前半は次男(オット弟)に関するフォロー…かどうかはわからない追記と、後半はオットについて。母に対する姿勢が、オットは家族の中で一番共感も尊敬もできたな、という珍しいお話です(珍しいて)。嘘。書いてみたら呪詛怨恨の方がずっしり大ボリュームんなった(やっぱり)。
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スキップとローファーの文化祭回、志摩くんのお母さんに思う [まじめに][機能不全家庭]

<スキップとローファー 上巻【Blu-ray】>

いーやー、終わっちゃいましたねアニメスキップとローファー!楽しかった!!最終回、できれば文化祭終わった後の日常までチラッと見せて欲しかったなー!特殊エンディングほしかったなー!終わりの方でオープニング曲かかるやつとか。でもそのあっさりほっこりいつも通りがスキローらしいのかな。

でね。すいません。この、文化祭でね。志摩くんの内面だいぶ掘り下げたじゃないですか。そこら辺について、親として思うところ色々あるので書いておきます。今のうちに。原作の、今後の展開についてもちょっとだけどネタバレします。無駄に暑苦しいです。スキップとローファーはあんなに爽やかなのに。
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NHKドラマ大奥、怪物治済が仲間由紀恵!![原作ネタバレあり]


<大奥 11 よしながふみ>

ちょっと待って!?治済(はるさだ)!!

ふおおおお、ふおおおお。

そっそして、吉宗の孫、生真面目な性格の定信が、安達祐実ちゃんとな!
ふおおおおお。

以下、原作ネタバレを含みますのでご注意ください。
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更年期障害と漢方医と長年眠れていなかった私 [まじめに][機能不全家庭]

<枕 パイプ 43×63>

はい、体調メンテナンスメモの続きです。そうなんです!更年期!

あひるちゃん、しばらく前から更年期突入していた。
母の介護で気づいてなかったけど。他のストレスで気付くの遅れたけど。

諸々の不調にやっと意識を向けられるようになって、これって更年期障害なんじゃないかしら…?と思い、母が亡くなってから半年後くらいに、ようやく婦人科に行ってみたんですね。

それで、婦人科の問診票って最終月経について書くじゃないですか。
そこで私、あれ?前の生理って…いつだった…?そういえばしばらく来てない…?って。妊娠かよ。いやそんなわけないのよ。もしや!生理、上がってるーーー!?(入れ替わってるーー!?かよ)
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分娩で命を落としかけた私に、オット母の心から尊敬する振る舞い [まじめに][分娩記録5]


赤毛のアン[モンゴメリ 松本侑子]

出産で命を落としかけた話の派生エピソード、オット母の話です。緊急手術などの緊迫した状況を詳細に書いているので、苦手な方は無理せず避けてくださいませ。

産科の看護師は全員助産師の資格も持っている、という総合病院での出産でした。なんでこれを何度も書くかっていうと、出産ってやっぱり何があるか分からないので、できるだけ設備の整った病院で産むことをお勧めしたいからです。その辺についてもそのうちしっかりまとめて書いておきたい。

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これまでのお話。

スプートニクとライカ犬と私の排出された卵子 [まじめに][分娩記録1]

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]

ヘルプ産科医、高橋克実(仮名)[分娩記録3]

医療従事者にエールその2、主治医のT先生 [まじめに][分娩記録4]

2014年の出産直後に書いたメモを基に、2017年に書き起こしてShortNote(日記系ほっこりSNS)に投稿した文章を、2023年現在ブログ向けに整えたものです。
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医療従事者の皆さんに心の底からエール、ベテラン看護師Mさん [まじめに][分娩記録2]


おたんこナース1[佐々木倫子]

スプートニクとライカ犬と私の排出された卵子 [まじめに][分娩記録1]

スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい今回は分娩記録2つめです。感謝シリーズ、看護師さん編。
これも前回の記事もそうですが…産んだ2014年も書いた2017年も、こんな潤沢な医療を当たり前のように受けることができていたなんて隔世の感がありますね…。本当に、コロナ以降もこういうものを提供しようと必死になってくれている現場の医療従事者の方々には頭が下がります。我々にできることは、せめてそんな人たちに精一杯のエールを送ることだなと。自分と家族の健康に気を配ることが、きっとそこに繋がると信じて。
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スプートニクと卵子の話、子供が乳幼児期の自分の追い詰められっぷりとオットへの不満と分析 [分娩記録1のつづき]

はい(あひるちゃんブログを「はい」で始めすぎ問題)、突然お送りしたど長文出産日記を読んでくださってありがとうございます。エグすぎ。こんな死に瀕した出産日記なかなかなくない。測れただけで4000ml。ゼロいっこ多すぎない?打ちミスじゃない?残念ながら違います。まごうかたなき4千ミリリットルでございます。口頭で友人に喋る時4千リットルって言い間違えたことならある。すごいびっくりされた。ごめんそれは多すぎた。ダムか。それには少なすぎか。タンカーか。どっちでもいいわ。もはやどこに驚けばいいのかわからん。

それはさておき。
2014年の大パニック分娩ドキュメントをですね、3年後の2017年に振り返って書いた文章だったのですが、より正確には、2014年の出産直後にも数値や時刻、人の発言など記憶が新しいうちに詳細を書き留めておいて、それを基に2017年に改めて書き起こしたものです。

それを2023年の今読み返して気になるのはですね、3歳児を抱えるあひるちゃん、追い詰められすぎ。ってとこでしょうかね。

ほんとはこの分娩ドキュメントシリーズまだ続きがいくつかあるんですが、続きを載せる前に、そこを振り返っておきたいと思います。ここ1〜2年自分が抱えてきた、いや違うな、ここ1〜2年でやっと気づいた、これまで自分がずっと抱えてきた問題が、図らずもめちゃくちゃ顕著に書き記されていたので。

んーまずですねえ、オット、何とかしろよでございますよね。
私だけに家事育児させすぎ問題。
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よしながふみ原作、NHKドラマ大奥が圧巻だった!吉宗編、綱吉編について。この国で女として生きることの苦しみ [まじめに]

オリジナル・サウンドトラック ドラマ10 大奥 [ KOHTA YAMAMOTO ]

いやあもう…素晴らしすぎた…素晴らしすぎましたNHKドラマ大奥…!
オリジナル要素がてんこ盛りで!
なおかつ原作準拠で!
原作をより膨らませて!
我々は何もねえ!(突然誰の代表か)原作厨ではないのですよ!ということを証明してくださった!(原作厨の代表やった)(正確には「とかく原作厨との謗りを受けがちな、ただ原作を愛しているだけの会」代表です)

以下、ドラマと原作や、過去の映像化とも比較しつつの感想です。最終回から遡って、思いついた感想をどんどんしたためて参ります。
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[まじめに] 国際女性デーと20回目の結婚記念日(暗いです)(暗いのかよ)

ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC) [ 幸村誠 ]

そうなんですって。今日3月8日は国際女性デーだと。友人が教えてくれたの。調べてみたら制定されたのは1975年だった。私が生まれた年だ。そして、今日ではないけれどつい先日がふと気づいたら結婚記念日で。子供に説明したときにね、あ、そういえば今日父ちゃん母ちゃんの結婚記念日だよ、えーと2003年に…

って、おお。20年目やんけ。

と気づいてびっくり。

何がびっくりって、20年も経ってるのにちっとも落ち着いてないし安心できないし分かり合ってもいないっていう。もうちょっといい話聞かせて?20年!?おめでとうござ…ってハイタッチのために挙げた手の降ろしどころ頂戴?

ねえほんと。すいませんほんと。あひるちゃん最近ほんとのことだからってリアクションに困る内容多すぎ問題。
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