NHKアニメ精霊の守り人、再放送が毎週土曜に!

い、いつのまに!!
再放送やってます。もうすぐ始まる!毎週土曜の夜中1時頃からNHK総合で。今週で10回目。よ、予約録画を急げ~!
アニメ「精霊の守り人」総合テレビで放送決定!


放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」は、第1シーズンが4月9日に最終回を迎えました。
総合テレビではドラマの好評を受けて、2007年に制作、NHKBS2で放送したアニメ「精霊の守り人」全26話を4月29日から放送することが決まりました!
どうぞお楽しみに!
【放送スケジュール】
第1話 4月29日(金)午後11:20~
第2話以降 毎週(土)午前1:25~(金曜深夜)
(1話25分×全26話)
【スタッフ】
原 作:上橋菜穂子
監督・脚本:神山健治
キャラクターデザイン:麻生我等
音 楽:川井憲次
アニメーション制作:プロダクションI.G
製 作:「精霊の守り人」製作委員会

I.G.で神山監督で音楽川井憲次さん、というゴージャス仕様で、作画も脚本も声の出演者さんたちも何もかも申し分ない感激のスーパーハイクオリティー作品です。2クールたっぷりあるので、10話からでも十分ついていけますしぜひぜひ見てみてください!ここ10年ほどがっつりアニメを嗜んで参りましたあひるちゃんの5本の指に入る超おすすめ作品です。ていうかBlu-rayBOX買って持ってます。キリがないから滅多に買わないんですがこれは買った。
原作にないオリジナルエピソードがかなり多いのですが、にもかかわらず原作へのリスペクトが随所に感じられ、荒削りな原作を補って完璧に近づけたと言っても過言ではない、稀有なアニメ化作品です。もうね!ほんと!(くるぞくるぞ?寄生獣がこうだったらなあーー!!
本当に素晴らしいアニメだったなあ。しみじみ。思えばこのアニメをきっかけに上橋菜穂子さんの作品を読むようになり、上橋作品にもここ10年なかった勢いでどハマりしたのでした。
おがきちか『ランドリオール』を教えてくれたマンガ好きの知人が「上橋菜穂子もきっと好きだと思うよ」と言ってくれて名前は知っていたのですが、そこへ全然別のルートからオットくんが「今度やる『精霊の守り人』っていうのが攻殻なスタッフで面白いらしいぞ?」と聞いてきて、見始めて面白くて、その後オットくんが出張の時に空港で買った文庫本『精霊の守り人』を借りて読んだら超どハマりしてシリーズ10冊一気に駆け抜け、そしたら新しくできた友人が上橋ファンで手を取り合って盛り上がり、彼女に「でも私実は『獣の奏者』の方が好き…!」と言われてなにゅうん!?と読んだらまたどハマりしてシリーズ4冊ほとんど一気読み。
そんなすべてのきっかけがこのアニメだったなあ、と懐かしく思い返してせっかくなので書き留めておきました。有り難きは趣味の近い友人のナビゲートですね。私もそんなきっかけになれたら嬉しいです。
割と真面目に書いたレビュー。
『獣の奏者』を読んで思った、上橋菜穂子作品はやはりエロくて素晴らしいと
上橋菜穂子さん、国際アンデルセン賞を受賞 児童文学のノーベル賞
NHKドラマ『精霊の守り人』シーズン1終了、シーズン2が意外な展開に!?(ネタバレ感想)

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2012-09-05


『暮しの手帖』についてのNHK特集『「とと姉ちゃん」と、あの雑誌』がとっても面白かった



とっても面白かったです!
伝説の「大橋&花森コンビ」の魂に迫る!♢「とと姉ちゃん」と、あの雑誌 |NHK_PR|NHKオンライン
今の朝ドラ『とと姉ちゃん』は、雑誌『暮しの手帖』を創刊した2人の人物をモデルにしているそうですが、そのモデルとなったお二人の実際の姿や、『暮しの手帖』の編集の現場に迫った特集でした。あんまり詳しく知らなかったので、あれもこれもこの雑誌が最初なの!?とびっくり。
洋服を作る際の「直線断ち」とか、今でもそういうジャンルの洋裁本たくさんありますよね。戦後直後で物資のなかった時代の女性たちに向けて、少しでも華やかな装いができるようにと、浴衣をちょっと手直しするだけで作れるように考案されたものなんだそうです。そうだったのか…!
(そして番組内で紹介されていた直線断ちワンピースの元になっていた、当時の浴衣の柄が素晴らしかった!!浴衣でそのまま欲しい!古着着物ショップ巡りをしたくなりました。たまにほんとにすごく良いものが驚きの安さで売ってたりするんですよね!)
料理本で料理の手順を写真で細かく掲載することや、材料の分量を詳しく載せることも、今では当たり前ですが『暮しの手帖』が初めてやり出したこと、といわれているそうです。そうだったのか…!
また、天才・カミナリ編集長にして可愛らしい作風の画家、というフィクションのような二面性を持つ花森安治さんの肉声も紹介されていて、唐沢寿明さんが演じるエキセントリックでまっすぐな気性の「花山伊佐次」さんとそっくり同じで面白かったです。また唐沢くん朝から濃いい演技してる、と思っていたらほんとにああいう人物だったとは!
とっても良い番組でした。再放送すればいいな。NHKのサイトに無料登録すると、再放送のお知らせをメールでもらえるんですね。へえへえ。

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『吉野朔実劇場』最後の新刊あれこれ比較、『吉野朔実は本が大好き(吉野朔実劇場 ALL IN ONE)』は白黒のみ、ところどころ抜けあり

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吉野朔実さん最後の新刊、三冊が届きました。
・最新の内容の『吉野朔実劇場 天使は本棚に住んでいる』(シリーズ8巻め)
・吉野朔実劇場8冊を一冊に集めた『吉野朔実は本が大好き (吉野朔実劇場 ALL IN ONE)』
・『本の雑誌』吉野朔実追悼号。
この3冊です。
まず、ファンに一番おすすめしたいのは『本の雑誌』吉野朔実追悼号。雑誌だから今を逃すと手に入れにくくなるし。



『吉野朔実劇場』でおなじみの吉野さんのご友人の方々が追悼文を寄せていらして、吉野朔実劇場に登場する時のおなじみの似顔絵キャラとともに掲載されていて、読んでいてああこの人はあの、と親しみを覚えるとともに、そこに書かれている吉野さんの人となりや、書き手の悲しみや後悔(いつでも会えると思い込んでここ数年会っていなかった等)もいっそう胸に迫ってきて、改めて吉野さんの不在を悼む気持ちが深くなりました。
私にとってここまで好きな作家を亡くすのが初めての経験なので他を知らないのですが、どの作家さんに対してもこんなふうに温かく、そして悲しみに満ちた追悼特集本が作られるものなのだろうか?
吉野朔実さんが、長らく他でもない『本の雑誌』という本好きのための雑誌に連載をしていたからこそ、というのもあるのかしら。まだ全部は読んでないのですが、とても素晴らしい特集雑誌だと思いました。これからゆっくり少しずつ読んでいきます。
それから『本の雑誌』の穂村弘さんの連載、なのかな?『続・棒パン日常』というページは今回『吉野さん その2』というタイトルで、「前回吉野さんの思い出とともに彼女が作った短歌を紹介した」とあったので前号もAmazonで注文しました。届くの楽しみ。今回は吉野さんの短歌がいくつか紹介されていましたが、言葉選びのほんわかした丸っこさと内容の鋭利さがあいまって、ご本人のマンガそのままだなあ。
ひとつ前の号がこちら。



そして、『吉野朔実劇場』最後の一冊がこちら、『天使は本棚に住んでいる』。

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「吉野朔実劇場」最終巻と、全巻まとめた1冊『吉野朔実は本が大好き』発売、『本の雑誌』でも追悼特集

ああ、いよいよ最後の単行本がまとまるのですね。
今年4月に亡くなられた吉野朔実さんの、最後の本が出版されるそうです。オットがリンクを送ってくれました。
「吉野朔実劇場」最終巻&全巻まとめた1冊が発売、本の雑誌でも追悼特集 – コミックナタリー


吉野朔実による単行本「天使は本棚に住んでいる〔吉野朔実劇場8〕」と「吉野朔実は本が大好き〔吉野朔実劇場 ALL IN ONE〕」が、7月12日に同時発売される。
「天使は本棚に住んでいる」は、吉野が1991年から今年4月に亡くなるまで約25年にわたり本の雑誌(本の雑誌社)にて連載していた「吉野朔実劇場」シリーズの最終巻。吉野が毎回内容紹介や感想、装丁、本棚のことなど、本にまつわることをエッセイ風のマンガとして描いている。一方「吉野朔実は本が大好き」は、最終巻を含む「吉野朔実劇場」シリーズ全8巻を1冊にまとめたもの。
また同じく12日に発売される本の雑誌No.398では、「さようなら、吉野朔実」と題した特集を展開。吉野と同時期にぶ~け(集英社)で活躍していた清原なつのをはじめ、吉田戦車、中川いさみ、アシスタントや歴代編集者が、彼女について語る。

ふむふむ、こちらが『吉野朔実劇場』の最終巻、8巻め。



そしてこちらが、1~8巻全部に未収録ページを加えたコンプリート版。タイトルにまた涙してしまいました。



長年「本の雑誌」に連載していた読書エッセイマンガ〔吉野朔実劇場〕をすべて1冊にまとめた作品集。
単行本で出版された『お父さんは時代小説が大好き』『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』『弟の家には本棚がない』『本を読む兄、読まぬ兄』『犬は電信柱が大好き』『神様は本を読まない』『悪魔が本とやってくる』『天使は本棚に住んでいる』(2016年7月刊)をALL IN ONEに。またボーナストラックとして単行本未収録作品6作と「本の雑誌」に掲載した「図書カード3万円使い放題」、2009年5月号からスタートした近況欄「今月書いた人」も収録。

ここに名前は挙がっていないですが、松苗あけみさんが毎日新聞に書いていらした追悼文も読みました。尊敬と親しみに満ちた温かな弔文でした。
『本の雑誌』の吉野朔実追悼号。



私は三冊全部がしゃっと行っときました。オールインワンと最終8巻は完全に内容が重なってしまうような気もするのですが、そもそも1巻から7巻までも全て持ってるし、最後だし。オールインワンに単行本未収録の原稿が色々と載るのなら買うしか。
ネットでは買い物しないという吉野朔実好き友人が(というか私に吉野作品を教えてくれた人だわ)、「吉野朔実劇場っていつ出るのかわからないし、出ても小さい本屋の新刊コーナーには並ばないから何冊か買い逃しているような気がする」と言っていたので以下に案内として全巻リンクを貼っておきます。表紙とタイトルで持ってるかどうかわかるかな?

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村上春樹の小説が続々Kindle版になっている!

うわあ!嬉しい待ってました。全部文庫で持ってるけどKindle版も買う。やっと春樹を電子で持ち歩ける~!
講談社、文芸春秋などから続々Kindle版になっています。今年7月発売予定のものもあります。『アンダーグラウンド』もある!
最初の長編小説、『僕』が主人公のシリーズ1冊目。

風の歌を聴け (講談社文庫)
村上春樹
講談社
2016-07-01



シリーズ2冊目。これ大好きです。読み返し率高し。



三冊目、羊をめぐる冒険。これも好きです。

羊をめぐる冒険
村上春樹
講談社
2016-07-01



四冊目の完結編『ダンス・ダンス・ダンス』はまだなのかな?でもきっと順番に出るんでしょうね。楽しみ!
まだ続く自分メモAmazonリンク。

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文豪による『カップ焼きそばの作り方』シリーズが秀逸すぎる

笑ったメモ。たくさんあるのでお暇な時にどうぞ。楽しいですよ。
春樹は初期の春樹ですね。
文豪による『カップ焼きそばの作り方』シリーズが秀逸すぎるw – NAVER まとめ
たくさんの方々(を想定した方々)が書いてらっしゃるんですが、佐野元春の登場で最高に笑いました。これあれだ!モダシンさんのエア元春だ!
文豪による『カップ焼きそばの作り方』シリーズが秀逸すぎるw(3ページ目) – NAVER まとめ

佐野元春 スーパー・ベスト
佐野元春
Sony Music Direct (Japan) Inc.
2010-07-15



おお!春樹のKindle板!!新潮社以外からはけっこう出てるんですね!


羊をめぐる冒険
村上春樹
講談社
2016-07-01


NHKドラマ『精霊の守り人』第一話面白かった!今後の予想?のようなもの(ネタバレあり)



第一回を見てから、特番もあれこれ見てしまいました。うんうん面白かった。ところどころ「??」っていうところはあるにせよ、かなり力を入れて作られていてわくわくしました。
特にバルサの声!
綾瀬はるかさん全体的に素敵だったし、声も良かったです。戦闘中の気合い声が、ほんとに気合い入ってて。声優さんではない女優さんだと、ジブリ作品なんかで多いですが、普段の演技はがんばって男らしいっぽさを作っていても、声を張り上げるところはへにょへにょになっちゃいがち(もののけ姫とか…サンもだけどエボシ様も気迫が足りなくて残念だった…)。でも今回の綾瀬さんは違ったので嬉しかったな。
気になったところは、ブログ『日々の書付』の日月さんも書いておられたけど、宮廷のドロドロは韓流ドラマ!思った思った!
[ドラマ]精霊の守り人 第一話 『女用心棒バルサ』 | 日々の書付
どこかで読んだ記憶があるのですが(上橋先生の解説だったか、アニメ版の神山監督かな?)、二の妃はあの短い時間でバルサの心を動かすのだから、ただ上品で世間知らずなだけではなく、バルサをして「助けになりたい」と思わせるような魅力ある人物に描く必要があった、と。
でもドラマの二の妃は単に世間知らずで失礼で身勝手なだけで、聖導師へのハニートラップのおかげで上品さすら無くなっちゃってたし(しかも聖導師もよろめいちゃってたし)、場合によってはほんとにチャグムを大切に思っているのかすらよくわかんない人物に見えちゃって残念でした。

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NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』、いよいよ3月19日土曜夜21時スタート!

いよいよ今週土曜からです!待ちに待った!発表になってから心待ちにしていた、上橋菜穂子さん原作の『精霊の守り人』ドラマ、第一回がいよいよ放送です!
毎週土曜で連続四回、一回が一時間ほどの放送のようですね。
精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー
予約録画してスタンバってます。夜21:00からだとまだ寝かしつけ中で見られないし、繰り返し何度も見たいし。
あああ本当に楽しみだなああ。
以下、関連あひる

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NHKドラマ版『精霊の守り人』メインビジュアル発表、高島礼子さんのトロガイが予想の遥か上

おお!まだほんとにイメージだけですが、動画が公開されています!
精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー
名称未設定 2
今回も日月さんのブログで知りました。
NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』 メインビジュアル発表 | 日々の書付
そして…トロガイがえらいことになってます!!

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火浦功が非実在作家だった!?私の脳内田中圭一



そういえば、この話を年が変わる前に書いておかなければなりますまい。って思っていたのに年が変わるどころかもう2月やっちゅうねん。でも書きます。
オットくんがある日なにかの雑談の折に言い出したのです。
OT「まあ火浦功も実在しないらしいからな( ´_ゝ`)」
え、なにそれ。そうなの?
え、今けっこう驚いてるんだけど。たぶん2000年に入って一番くらい驚いてるんだけど話題が地味すぎて驚き方まで地味になっちゃってるけど、けっこうすごく驚いてるんだけど。2000年といえば炊飯器のタイマーが壊れてて仕事から帰ったのにご飯炊けてなくてこんなところにまで2000年問題が!?って思った時くらい驚いてるはずだけど。
あれはすごい衝撃でしたよ。さあさご飯だ炊きたてご飯ーって炊飯器開けたのに水につかった生米がぱかっと。
いやそれはいいとして。
え、じゃあ玄人志向は!?(いやあれは単に似てるだけだから)
あの人は一体なんなの!?(いやだから似てるだけで)
影武者なの!?(いやいやいや)
とか言いつつ、風呂入ってくんよ、あそう?じゃあ私ももう寝るね、とか言ってそのまま流れてしまい、その後あ、そういえば火浦功のあれどうなんだろう、と折に触れて思い出すもすぐ忘れ、今やっと思い出して改めて検索してみた次第であります。追記:ここで言う「今」って去年の年末の話です。
なんかもう色々ぐだぐだですいませんが、ソース?をメモっておきます。

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