『暮しの手帖』についてのNHK特集『「とと姉ちゃん」と、あの雑誌』がとっても面白かった



とっても面白かったです!
伝説の「大橋&花森コンビ」の魂に迫る!♢「とと姉ちゃん」と、あの雑誌 |NHK_PR|NHKオンライン
今の朝ドラ『とと姉ちゃん』は、雑誌『暮しの手帖』を創刊した2人の人物をモデルにしているそうですが、そのモデルとなったお二人の実際の姿や、『暮しの手帖』の編集の現場に迫った特集でした。あんまり詳しく知らなかったので、あれもこれもこの雑誌が最初なの!?とびっくり。
洋服を作る際の「直線断ち」とか、今でもそういうジャンルの洋裁本たくさんありますよね。戦後直後で物資のなかった時代の女性たちに向けて、少しでも華やかな装いができるようにと、浴衣をちょっと手直しするだけで作れるように考案されたものなんだそうです。そうだったのか…!
(そして番組内で紹介されていた直線断ちワンピースの元になっていた、当時の浴衣の柄が素晴らしかった!!浴衣でそのまま欲しい!古着着物ショップ巡りをしたくなりました。たまにほんとにすごく良いものが驚きの安さで売ってたりするんですよね!)
料理本で料理の手順を写真で細かく掲載することや、材料の分量を詳しく載せることも、今では当たり前ですが『暮しの手帖』が初めてやり出したこと、といわれているそうです。そうだったのか…!
また、天才・カミナリ編集長にして可愛らしい作風の画家、というフィクションのような二面性を持つ花森安治さんの肉声も紹介されていて、唐沢寿明さんが演じるエキセントリックでまっすぐな気性の「花山伊佐次」さんとそっくり同じで面白かったです。また唐沢くん朝から濃いい演技してる、と思っていたらほんとにああいう人物だったとは!
とっても良い番組でした。再放送すればいいな。NHKのサイトに無料登録すると、再放送のお知らせをメールでもらえるんですね。へえへえ。


番組内容。
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伝説の「大橋&花森コンビ」の魂に迫る!
♢「とと姉ちゃん」と、あの雑誌
7月18日(月・祝)[総合]前8:15

物語も後半に入り、さらなる盛り上がりをみせている連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。ところで、高畑充希さん演じる主人公・小橋常子のモチーフになった女性をご存じですか? その方とは、編集者・大橋鎭子(しずこ)さん!
出版業界内で伝説の“天才編集者”とよばれている花森安治(やすじ)さんと共に、雑誌『暮しの手帖』を立ち上げた方です。
本物の“常子”を取材した番組スタッフがいた!
7月18日(月・祝)に放送される番組「『とと姉ちゃん』と、あの雑誌」では、大橋さんの生き様や、仕事に取り組む姿勢が紹介されます。
日本初の“ライフスタイル雑誌”ともいわれる『暮しの手帖』を世に送り出した大橋さんは、戦時中から2013年に亡くなるまで、雑誌編集一筋の人生を送ってきたそうです。いったいどのような女性だったのでしょうか。
番組では『暮しの手帖』が「なぜ女性たちの心をとらえたのか?」など、雑誌の魅力をひも解くと共に、大橋さんと花森さんが雑誌を通じて伝えたかったことは何か?、そのスピリットに迫ります。

この本ほしくなりました。





番組の最後で紹介されていた、『戦争中の暮らしの記録』号、今でも新刊で手に入るのですね!すごい。


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