友人と岡田くんと真田広之とrrr


<散り椿 岡田准一/amazon>


すっごいネタです。突然のどうでもいい小ネタです。たまにははっちゃけたいの!飲みたい気分なの!と言いつつ最後ちょっと真面目な話にもなっちゃったな(あかんの?)

ええとですね。いつもの友人C美といつものような会話をLINEで繰り広げていたのです。いつものようにくだらない。いつも深刻で真剣な話とくだらないがないまぜな私たちのトーク画面。

クドカン好きの友人C美が、見逃していた『タイガーアンドドラゴン』を最近初めて見ている、と。そして、いらんセクハラ描写や暴力描写が多すぎてびっくりしている、これを書いていた人が『俺の家の話』や『いだてん』『季節のない街』を書けるようになったのかと思うと感慨深い、とか、そういう過去現在をまとめたのが『ふてほど』だったのかもしれない、と。非常に興味深い考察を聞かせてくれまして。おお〜、なるほど〜!

という真面目な話から流れるように、

C美「あと最近の胸筋パンパンの岡田くん見慣れてるから20年前の岡田くん細すぎる」

そこ!!
岡田くんソムリエ

っていうくだらない系のお話だよ!
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ドラマ『滅相も無い』加藤拓也監督x窪田正孝、演劇的で謎めいていて面白かった…


<滅相も無い/楽天>


お、終わった…!
以下、ええと、ネタバレなし…といっても…やっぱり多少はネタバレになってしまうかもしれないのでええと、演劇が好きな方は前情報をあまり入れずにとにかく見てみることをおすすめします。
以下はあんまり考察とかでもない単なる感想です。
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『虎に翼』第9週、太平洋戦争の終わりと、河原の日本国憲法


<三淵嘉子の生涯〜人生を羽ばたいた”トラママ” 佐賀千惠美/amazon>

はい、しばらく続けた生殖医療シリーズひと段落したので、妊婦健診編を書く前に今期の豊作すぎるドラマの感想を書きます。

虎に翼、新章突入!!というわけで、先週第9週までと、今朝の10週目月曜日の感想もちらっと。いやどばっと。目から水の呼吸生々流転!!くらいどっぱあんと。5000字。

ネタバレです…以下ネタバレです…

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『虎に翼』花岡学生と『めぞん一刻』の三鷹さんについて(ネタバレあり)


<めぞん一刻〔新装版〕(4)高橋留美子/amazon>


<虎に翼シナリオ集 第7週 吉田恵里香/amazon>

ーー

あのですね!花岡学生について、言っておきたいことがある!言ったけど。続きが発生してしまった!

っていうお話です。
第7週のネタバレを含みます。 “『虎に翼』花岡学生と『めぞん一刻』の三鷹さんについて(ネタバレあり)” の続きを読む

NHKドラマ『燕は戻ってこない』がすごい…代理出産の闇と真実を突きつけまくる…[生殖医療][まじめに]


<燕は戻ってこない 桐野夏生/amazon>


いやあすごい…すごいものを見てしまった…
1回目からすごかった…

確かに私も書きました。代理出産に反対ですと書きましたが…それでも、この技術に望みを託している人たちもいるだろうなと思うとあまり辛辣な書き方はできないなと、かなり言葉を選んだのですがそんな私の葛藤レシーブを強烈スパイクで叩き落としてくれるNHKさん…すごい…

え、国営放送ってこんなに、真っ向反対の立場取っていいんでしたっけ…?商品名や企業名さえ出さなきゃ何やってもいいの…?

まあ…原作が桐野夏生さんなら!エグい内容になるか!
『OUT』が怖すぎて他を手に取れないままなのですが、それでも桐野夏生らしい…と納得してしまうひたひたとにじり寄る不快感…(褒めてます…)

あとね。前回代理出産について書いた時はそうやって躊躇があったために大事なことを明記し損ねていたことに気づいたのですが。

今回のドラマのテーマは他人の卵子や子宮を使う「代理出産」「代理母」だけれど、若い女性たちに向けて今カジュアルに提案されている「卵子凍結」にも、必ず「体外受精」が必要になるのです。

そして、若いうちに卵子を凍結しておけば、いつでも好きな時に子供が産めるわけでは決してない。
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『虎に翼』7週、よねさんという人物解釈の続き(ネタバレあり)

よねさんの面接の態度に思うところあり、というひとつ前の記事に頂いたコメントと、7週目を見ていたら書かずにいられなくなったので書いておきます。よねさん!好き!って記事です。

教えていただいたインタビュー記事(ありがとうございます!)が素晴らしかったー!「よね」というキャラクターを理解するにあたり重要な文献!

「虎に翼」山田よね役・土居志央梨インタビュー「トラコから『そのままのあなたでいい』と言われたことは、すごく嬉しかったんじゃないでしょうか」 | ステラnet

よね役の土居志央梨さんも、男装している理由について監督さんたちに聞いたところ、「生きていくための武装というか、舐なめられないために男装しているイメージです」という答えだったと。うんうん、うんうん。

(以下、ネタバレありです)
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『虎に翼』よねさんの面接の態度に思うところあり、今後の展開を妄想してみた(ネタバレあり)


<連続テレビ小説「虎に翼」シナリオ集 第6週 吉田恵里香/amazon>

ーー

カフェでカフェオレぶちまけた時に友人C美と話してた内容のお話です。『虎に翼』の第6週について色々と思うところあって。そうしているうちに思いついたIF設定も最後に書いてみました。

よねさんが、男物のスーツを着て、粗暴な振る舞いをしているのは、本当に「そのままの自分」なのか?というようなお話。

(以下、ネタバレです)

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日本国憲法に “両性の平等” 条項を起草した女性(『虎に翼』オットも見ている)


<1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝 ベアテ・シロタ・ゴードン,平岡磨紀子(訳)/amazon>

ほい、せっかくなので憲法記念日の本日にあわせて、載せようと思っていたこの話を。

朝ドラ『虎に翼』をね、うちの子10歳だけでなくオットも一緒に見てまして!最初は1週目と2週目のまとめだけ見たんですけど、いやこれ全然足りてないんで、オリジナル版のこれとこれだけは見る?いかが?じゃあ、ってんで最重要回だけピックアップして見たりなどし。

でも先日オット出張だったので視聴が途切れて、それを機にフェイドアウトしちゃうかなあ…と思っていたら「向こうでも見てたよ毎日」あらまあ!嬉しいこと!これね、一部の男性には不評らしいので、オットが毎回見てくれて嬉しい。ぜひとも、ここに描かれている様々な事柄が、ドラマとして誇張しているわけでも昔の話でもなく、今に至るまで女性たちから見えている世界というのはこういう不当で過酷なものなのだ、ということを感じ取ってもらえたら尚嬉しい。

2週目の離婚裁判を見終わったくらいのタイミングだったと思うのですが、オットが「これだけ不平等だった憲法に、”両性の平等”が盛り込まれたのってすごいことだね」と仰り。

1回目のオープニングでも読みあげられていた日本国憲法序文、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」という。すべて国民は平等であって性別で差別されないと。明記されているはずなのですが。

え、でも実際には機能してないじゃないですか、とつい私。それでもはっきり書かれただけでもすごいんじゃないの?とオット。

んーまあ確かに、書かれないよりは書かれてた方がそりゃあまあ。と思いつつ、どうして書かれることになったのかの経緯を検索してみましたら。

ベアテ・シロタ・ゴードンさんという、一人の女性の提言だったと知ることができました。

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米津玄師『さよーならまたいつか!』、有史以来こんなにも女性に寄り添ってくれた男性アーティストがいただろうか [まじめに][フェミニズム]

さあ皆さん。みんな大好き米津米津のお時間がついにやって参りました(米津米津?)(あとでご説明します)。6000字くらいかけて米津玄師さんの解釈がいかに米津米津かって驚嘆賞賛してるだけの記事です。

米津といえば解釈の悪魔ですよね?
ヒロアカとかウルトラマンとかいろんな古参ファンを調伏してきた米津米津。

そんな米津の解釈砲が…
解釈の悪魔米津が…
フェミニズムに、女性が受けてきた抑圧の歴史に発動された時…

「空に唾を吐く
(そォ゛オ゛オ゛らにツバを吐゛くゥ゛ウ)」
「したり顔で触らないで 背中を殴りつける的外れ」
「100年先もあなたに会いたい 消え失せるなよ」

お…おおおおおん!!(群衆の声を一人で)
こんな歌が!出来上がったなんて!
こんな歌を!作ってくれたなんて!

これほど心強いエールがあるだろうか…!!

第1回のオープニングで3回くらい泣きました。だってほらまず歌の前に、主人公とら子が日本国憲法を読むじゃないですか。ナレーションの尾野真千子さんがゆっくりと、力強く、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」と。この時点で泣く。

そしたら!この米津米津曲が!
色使いも華やかなイラストレーションとともに流れ出して!

「いつのまにか花が落ちた」
「誰かが私に嘘をついた」
「土砂降りでも構わず飛んでく その力が欲しかった」

あああああ!!
泣く!!!!!
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