今期楽しみにしていたドラマは多かったのですが、『ノーサイドゲーム』も!期待通りのアツアツ大盛り上がりで、面白かったです。(すいませんつい最近『カメ止め』ハリウッドスピンオフ見たもんでついアツアツ)
前にも書きましたが上川隆也さん。
タカヤやはりぐう聖やった。
こちらのレビューに頷きまくりでした。
■【ドラマ感想】池井戸潤原作「ノーサイド・ゲーム」を最終回まで見た感想 – うさるの厨二病な読書日記
自分にとっての「ノーサイド・ゲーム」の魅力の八割は、滝川常務で占められている。
滝川がいなかったら、たぶん途中で見るのをやめていた。
失脚したあとに君嶋が指摘していたように、滝川は言い方は厳しく嫌味っぽいが、言っていることはしごく真っ当だった。むしろ運営アドバイスのように聞こえる部分も多かった。
劣等感と会社や仕事への愛情や誇りのあいだで揺れる葛藤がある人物像が魅力的だった。コンプレックスをばねにしてここまで昇りつめてきたが、根は素朴だった学生のころの部分が残っている、そのギャップが見ているほうに伝わるようになっている。かといってそれを前面に出して、観ているほうの共感や同情を無理に誘うわけでもない。
弱みや気の毒な部分を出して観ている人間の哀れみを乞わない、ギリギリまで「嫌な奴」でいる誇り高さがすごく好きだ。
アストロズの試合を見に来て、「チケットは自分で買った」というツンデレな感じとか、風間と密談しているときの複雑な表情とか、常務時代と失脚したあとで話し方を変えることで憑き物が落ちた感じを表しているところとか、ほんとうまい。
上川隆也は、滝川の人間的な芯や魅力がどこにあるのかよくわかっているなあと思った。
スピンオフで滝川主役の連ドラを一本作って欲しい。
スピンオフで滝川さん主役ドラマ!!作って欲しい!!
“ドラマ『ノーサイドゲーム』最終回まで期待通りのアツアツ展開。上川隆也さんも素晴らしかった!” の続きを読む