[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。

もうあの~、わかりすぎる!!色々とわかりすぎる!!
ていうか他の家族、近くに住んでる他の女性たちみんな、かたや毒親に育てられて自分に自信が持てない女性(虚栄心の裏にそんな事情があったとは!)、かたやおなじく毒親の元で育って母親になる自信が持てず子供を持たないと決めた女性(こういう人にこそ産んで欲しいなあ)、そして欲しいと願ってもなかなか授からず不妊治療に通ってる女性…。女の博覧会ですね。ドラマの中では、異なる環境の女たちが少しずつわかり合って距離が縮まっていきそうな流れになっていて、ちょっとほっとしたり。現実もそうであってほしいな。

体外受精に向けてホルモン剤を自己注射とか、私もやったな~。
以下、そんなかんじの不妊治療思い出話とドラマの感想。 “[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。” の続きを読む

[真面目に] 大杉漣さん亡き後の『バイプレイヤーズ』最終回を見て、亡き父を想う


あきらかに本編で使う予定ではなかったんだろうな、というオフショットや、あきらかにどなたかスタッフさんが面白すぎたから撮ったんであろうオフなスマホ動画が多用されていて、しみじみと見入ってしまいました。特に海辺でブルースハープを吹き鳴らす漣さんの長回しが。

さみしいし、泣いてしまったのですが、でも訃報直後の3話を見ていた時も思ったけれど、なんというか、悲しいだけじゃなく、普通に面白いお芝居を見せてくれている生き生きとした姿に自然と引き込まれて、こちらも途中から悲しさを忘れて普通に見入ってしまって。

『バイプレイヤーズ』も北野映画も大好きな友人ともメールで話したのですが、昨日まで普通に元気に言葉を交わせていた人とも、突然会えなくなることってやっぱりあるんだな、と。
人との関係や、日々の過ごし方をもっと丁寧に、大事にしていきたいな、と、当たり前のことを改めて思い出させてくれる、漣さんの楽しそうな、本当に楽しそうな姿でした。

とはいえ、最終回のしんみりとした空気が、漣さんの不在とあまりにも重なって、こんな悲しい効果を生むことになるとは関係者さんたちの誰も思っていなかっただろうな…と胸が痛みました。
特に不自然に漣さんが席を外しているという設定のシーンでは、ああこのシーンはひょっとして亡くなった後に撮影したんじゃないのかなあ、とどうしても思ってしまったり。4話のユースケサンタマリアも不自然に暗幕の中でトランシーバー越しに監督やったりしてたから、あれもスケジュール調整つかなくて無理やり別撮りしたんでしょうね。皆さんの努力と団結力がしのばれます。

漣さん不在の打ち上げのシーンなんてもう、しまっこちゃん役の子が半泣きなの絶対演技じゃないよね、みたいな。そこを明るく盛り上げてるジャスミンすごいな、とか。で、なんでこういうシーンにぴったりの漣さん1人ドラム缶風呂のカットがあるんだよ、とか。つっこまずにいられない。
トモロヲさんが舞台で不在だった期間に別撮り編集でつなげた技がこの土壇場で活かされていて、賑やかな盛り上がりの向こうに本当に漣さんがいてくれるような。ちょっと別の仕事で抜けているだけのような。みんなそんな気持ちで外を覗き込んで声をかけていたのかな、なんて思いました。

竹ピの生演奏を聴く5人の画は撮れてて嬉しかった!
寺島進さんが最終話に特別ゲストで出てくれるかしら、と思ったけどなかったですね。ちょっと残念。でも番組の最後に「またあう日まで」って書かれていたから、もしや三期もあるのか!?

漣さんも、松重さんも、エンケンさんもトモロヲさんも光石さんも、他のキャストやスタッフの皆さんも本当におつかれさまでした。
大杉漣さんの遺作が、この作品で良かったんじゃないだろうか。あんなベテランの俳優さんが、こんなにも楽しそうに、同じくベテランの俳優さんたちとキャッキャウフフと、和気藹々と、わちゃわちゃしている様子なんてそうそう見られるものじゃないのに、そんな貴重なものを2クールもかけてこんなに惜しげもなく見せてもらえて、本当に楽しかった。
良い作品を、不測の事態にもかかわらず最後まで作り上げて放送してくださったテレ東さんにも、ありがとうございました!

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ここからは、蛇足な私事で恐縮ですが。
今回の漣さんの訃報に、9年前に亡くなったオット父のことを思いました。
これを機に、父のことをお話させてください。 “[真面目に] 大杉漣さん亡き後の『バイプレイヤーズ』最終回を見て、亡き父を想う” の続きを読む

アニメ『3月のライオン』焼け野が原の回を見ていて、またアニメ『寄生獣』を嘆きつつ『BANANA FISH』のことも嘆いておく


柳原棋匠のね、あの原作屈指の名場面、たすき。そこにつながる前振り的な、「重てえなぁ」のつぶやきと同じ発音で、「いいなぁ」って言いましたよね。隣のオットが「ファッ!?」って言いましたよね。
寄生獣はどーおしてこーおじゃなーかったのかなーあってさーあー?
デジャブ?あひるちゃんのぶつぶつ語りを聞かされるオットくんの受難デジャブ?

だってさあ!
もう、原作の漫画読んでた時に思い浮かんだ動きや声や間(ま)が、そのまんま再現されてんだもん!!
こないだオット弟くんとさ、そういえばバナナフィッシュのアニメが酷いことになりそうだねって話したのよ。

OT「そうなん!?」

うんまあ。「ファッションセンスが古いから時代設定を80年代から現代に変えまーす」とか言ってて、酷いことになりそうだねって。

参考リンク。ベトナム戦争なしにBANANA FISHが成り立つのか、という考察。すごく面白かったです。

「BANANA FISH」アニメ化製作発表で感じたこと 日々のつぶやき

一応公式サイトと予告編も。
TVアニメ「BANANA FISH」公式サイト

ノイタミナなんだよね~…そんなに酷いことにはならないと思いたいけども。
アッシュのキャラデザはまあまあ、原作後半に近くて良いんじゃないか。

OT「原作最初の方だとダメだろ」

大友克洋そっくりの無骨なな。まああれも味だったと思うけど。

で、弟くんはさ、まあ、大抵原作より酷いのが普通でしょ的な、クールな感じなわけよ!

OT「『3月のライオン』とかちゃんとしてるんじゃないの?あと『プラネテス』とか」

まあね。ちゃんとむしろ原作の魅力を増大させてるのあるよね。でもまあそういうのが稀有なのは確かだよね。あと『蟲師』とか、『夏目友人帳』も良かったんじゃないかな。あとは『夏目』の緑川ゆきの短編『蛍火の杜で』は素晴らしかったね。
そういう稀有な方にさあ!『寄生獣』には入って欲しかったわけよ!!

以下、アニメ寄生獣のどこがダメだったかまた説明するよ!?(また!?まだ!?) “アニメ『3月のライオン』焼け野が原の回を見ていて、またアニメ『寄生獣』を嘆きつつ『BANANA FISH』のことも嘆いておく” の続きを読む

大杉漣さん急逝、『バイプレイヤーズ』収録後に体調急変、共演者たちに見守られながら

大杉漣さん、『バイプレイヤーズ』共演者や家族に見守られた最期|ニフティニュース

俳優の大杉漣さんが急性心不全のため、21日に亡くなったことがわかった。テレビ東京系ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(毎週水曜 21:54~22:48)の共演者が看取ったという。

(中略)

同局によると、大杉さんは同作の撮影が終わり、食事を済ませ自室に戻った後に体調不良を訴え、共演中の松重付き添いのもと、病院に搬送されたという。亡くなった際には、共演の遠藤、田口、松重、光石と、一部の制作スタッフ、そして家族が見守った。

21日放送の第3話については予定通り放送されたが、同作はまだクランクアップしておらず、撮影シーンは残っている。今後の対応については現在検討しているという。

《続報》大杉さん、ロケ食事後に体調急変

21日未明に急死した俳優・大杉漣さんの、倒れる直前の様子が明らかになった。
関係者が明かしたもので、20日、ドラマ「バイプレイヤーズ」の関東地方でのロケを夜に終え、ホテルに戻り食事をした後、自室で具合が悪くなったという。同ドラマには田口トモロヲ、遠藤憲一、松重豊、光石研らが出演。共演仲間とやっているグループLINEに体調急変のメッセージが送られてきたという。
松重がすぐに反応し、「病院行きますか」と付き添って、最寄りの病院へ。しかし、そのまま急性心不全で息を引き取ったという。最期は松重のほか、遠藤、田口、光石がみとったという。

なんてこと…昨夜、『バイプレイヤーズ』3話放送直前の訃報でした。
比喩じゃなく、しばらく涙が止まりませんでした。
始まったばかりの今期も楽しみに見ていたのに。
あのキャッキャ楽しそうにしていた他の皆さんがどんな思いでいるのかと思うと。

と言葉を失っていたら、まさに『バイプレイヤーズ』の収録後にグループLINEに体調急変のメッセージ、松重さんがすぐに反応し病院へ付き添い、そのままこのメンバーで看取るだなんて。『バイプレイヤーズ』の一場面のよう。だけどこんな悲しい展開はいやだ…
ああ!それに『光のお父さん』も漣さんでしたね!こんな悲しい展開はいやだ!! “大杉漣さん急逝、『バイプレイヤーズ』収録後に体調急変、共演者たちに見守られながら” の続きを読む

[真面目に] 絵本作家のぶみ『あたしおかあさんだから』『ママがおばけになっちゃった』などなどについて思った、”感動”を押し付けることへの違和感

少し前から炎上騒ぎを巻き起こしているこの案件について、色々と思うところはありつつも、しっかり書く時間がないなあと思い、リンク紹介にとどめるつもりだったのですが途中からどんどん重めの内容かつ常々嫌だと思ってきた価値観の押し付けや無自覚な感動強要などに対し全否定モードになってしまいましたすみません。
でも勢いでアップしてしまいます。

えー重いの読むのあれだなーって方はこちらの小ネタへどぞー。

February 09, 2018 #あたしおかあさんだから の歌詞を読んで騒然となる新井素子クラスタ

さて。
『ママがおばけに』も数年前話題になった時にwebで読んでみて、ふーんと思ってそのままでした。子供のためじゃなく親が泣くための本だな、うちの本棚には置かないな、で終了。

ただその後、今回の『おかあさんだから』の騒動で知ったのですが、もっと他にもとんでもない絵本をたくさん出してるんですねこの人…

何が問題って作者さん本人よりも、こういう本を「良い話だ、読むべきだ」と子供に読み聞かせてしまう大人の浅はかさを憂うべきだと思いました。

また、忘れちゃいけないのは、こういうものに感動して泣けてしまうくらい、世のお母さんたちは追い詰められている、ということだとも思います。誰もねぎらってくれない。肯定してくれない。どこへいっても肩身が狭い。だからこんなものにすがりついてしまうんだと思う。二分の一成人式とかもそう。

色々検索した中でたどりついた、作者さんへのインタビュー記事。これを読んで、あーご本人がだいぶ闇の深い人なんだな、と思いました。

情熱大陸の舞台ウラ! 絵本作家のぶみ 【ゆめを叶えた大人の子ども時代、ヒヨっ子ちゃずのイラストインタビューVol.1】|ウーマンエキサイト(1/3)

のぶみ─情熱大陸のインタビュー中にお母さんの口からは信じられない言葉が出てきました。「のぶみは小学生のとき、みんなと仲が良くて、友達がいっぱい居て…」と話しはじめたんだよね。 違う人の話でもしてるのか? って思うくらい。(笑)

のぶみ─「お母さん何言ってるの!?」僕がいじめられていたことや、悪さをしていたことをいくら話しても「あなたは忘れているの。」の一点張り。撮影現場は、変な空気になってしまいました。

撮影後、お母さんからメールが届いた。「テレビでいろんな人に知ってもらうのに、のぶみのマイナスイメージな面を見せたくなかった。だから、いじめられていたことや、悪さをしていたことを隠したかったのよ」と。

それを聞いて、今まで「あなたは良い子だから」と言われていた意味がわかった気がした。お母さんの中で、悪かった僕はいなかったことにしたかったんだ‥と。

うーん。
なのでというか何というか、この人の個人的なお母様との軋轢みたいなものを見せられているだけ、と思えば、無関係な他の人たちが動揺したり憤ったりすることじゃないな、と。励まされる人はもらっとけばいいんじゃないですかね、と。

それよりも、問題はそれを安易に「良い話」として子供たちに押し付けようとする大人たちの感覚だよな、と思いました。おそらくは善意で。だからタチが悪い。
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2018あけましておめでとうございます、今年の年末年始はなんかなぜだか大変だった!

あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

と、書く余裕がやっとできた!!
今日からうちの子幼稚園なのです。長かった…!長かった冬休み!なんでだろう??

来年のために、今回なにが大変だったのかちょっと書いておきます。カレンダーとかおせちとか一応写真は撮ったのですがそれを整理して載せるほどの心のゆとりが今ナイ!早く『君の名は』観たい!やっと見れる!冒頭の新海監督の挨拶だけ見て今一時停止してる状態!

えっとですね、例年通り大したことはしていないのです。なのになぜだかすごくしんどかった。なぜ??
12/29、30は年末恒例の旅行に行って(楽しかった!今年初めてロマンスカー展望席の予約に挑戦して敗退した話とかも書きたい)、30は帰宅が夕方頃と早めだったので荷ほどき洗濯などなどを一気にやっちゃったからまずちょっと疲れた。

31はいつも通りおもちを買いに…いや行ってない。私行ってない。昼からビール飲んじゃって眠くなっちゃってタローをお布団に引き込んでお昼寝しちゃったのでオットくんにお願いした。一歩も外出てない。
起きてから、お夕飯の支度しながら翌日用のローストビーフ作ったり煮しめ作ったりはかろうじてした。タローと一緒ににんじんを梅型で型抜きしたり(ねじらずそのまま煮た)こんにゃくひねってたづなにしてもらったり。
でもおおむねビール飲みながらだらだら紅白見ちゃった。お夕飯も箱根で買ってきたローストビーフとか冷凍いくら解凍したやつとかを並べて、かろうじてご飯は炊いたとか玉ねぎスライスしたとかそんなかんじ。

なんかビール飲んでた自業自得な気がしてきた。おとりよせの美味しいビールがね?届いちゃってね。
そして元日です。元日が朝から忙しくてくじけた。お雑煮の支度とか、盛り付けとかを起きてから全部やったので忙しくてくじけた。この辺は書いてたらおせちの写真と一緒の方が良い気がして来たので詳しくはまた後日。

さらに3日続きのローストビーフをオットが飽きたと残したのでくじけた。
色々くじけ、そのあいまあいまにタローさんのあれ食べたいこれ食べないのたびに席を立ったりするもんだから自分はちっともゆっくり食べられない、といういつものことが積み重なってくじけ倍々。

それが三が日ずっと続き。
三が日どころか、今年は4、5の木金は平日だったけど幼稚園はお休み、毎週木金のプールと体操はやってたのである意味ありがたいけど支度して着替えさせて出かけておやつ食べさせて水着に着替えさせて送り出してまた着替えさせてとか1時間の教室のためになんだかんだ3時間はかかるのでそれはそれで大変(世の中には着替えもすべてやってくれるプール教室があるらしいと聞いたけど本当なのか!?)、で、週明けの月曜まで祝日だからまともな平日が訪れるのはやっと火曜!!働き方改革とはなんなのか。主婦はしんどいんですよね!!この連休増やす政策!!ほんとうに!!心の底から!!4,5も休みましょうとか軽々しく言わないでほしいわ!!

何がいけなかったのか、来年はもっともっと手を抜いて効率化しないとお正月が楽しめない。もうほんと、みなさんこんなだったの!?年末年始。大変すぎる。きょうだいもっといるとか、親戚が集まるとか義実家訪問とか子供達へのお年玉散財とかとか、もっと大変でめんどくさい人はいくらでもいるんだろうなと思うと気が遠くなりそう。おつかれさんです!皆さんほんまおつかれさんです!!

来年以降は自分が楽しむために、がんばろうと思います。
そうそう、体調も年末からずっと風邪で咳き込んでて、それも地味に体力気力を奪っていってくれました。去年は咳が抜けない一年だったなあ~。あれこれ検査したけど原因わからず、2ヶ月くらい咳を引きずってやっと治まった頃にまた次の風邪をひいて咳復活、というのを6月頃からずっとやってました。この辺も詳しく書きたい。

こんな年始のご挨拶ですいません!改めまして今年もよろしくお願いします~!

『グレムリン』のあの「ケイトの告白」には削除要請が出ていた


はいあひるちゃん、クリスマス関連映画がレアエクスポーツに続き図らずもことごとくB級な今年ですが気にしないでくださいまし。

映画『グレムリン』にまつわる話を見かけてへえへえ!と思ったのでメモコピペです。

以前もちらっと書きましたが、あの主人公のガールフレンド、ケイトの告白シーン。あれはみんな衝撃だったのか…。しかしそれこそが監督の狙いで、削除要請を頑として聞き入れなかったのだそうです。

『グレムリン』新鋭監督ジョー・ダンテが譲らなかった「ざわつくクリスマス」 |CINEMORE(シネモア)

削除命令の出た、たった55秒のセリフ

 そしてもう一つのバトル。それが今や伝説として語り継がれる「ケイトの告白」事件である。問題となったのは、ヒロインが「クリスマスの嫌いな理由」を明かす、たった55秒のセリフ。ショッキングな顛末を言葉だけで表現するそのインパクトたるや凄まじいものがあった。撮影時から嫌な予感は充満していたというが、予想通りスタジオ側はダンテに対し「これじゃ悲劇なのか、喜劇なのか分からない。カットしろ!」と要請してきたという。

 だが、なんとか死守したかったダンテは、この要請を頑なに阻んだ。スタジオの依頼を受けスピルバーグも何度か説得を行ったが、けれど最終的には彼もダンテの熱意に負け、「どうしても残したいなら、負けちゃダメだ。これは君の映画なんだから」と励ます側に回ったという。ここでも製作総指揮としてのスピルバーグの存在が、ダンテの志を大いに救ったこととなる。

ダンテにとってあのセリフは、本作のトーンを決定づける極めて重要なものだった。確かに客はあのシーンで、笑っていいのか、同情していいのか分からなくなる。が、クリスマス=楽しいものとする固定観念にとらわれず、あの忘れがたく、一言では割り切れないザワザワとした感情を観客にもたらすことこそがジョー・ダンテの狙いだった。

へえへえー。うん、確かにあの告白は一体なんだったの…?と子供心に目が点でした。でももともとグレムリン自体がクリスマスに街がめちゃめちゃになるという悲劇の話だし、その陰惨さに拍車をかけるインパクトがあった気がします、確かに。

続いて、これまた製作裏話リンク。 “『グレムリン』のあの「ケイトの告白」には削除要請が出ていた” の続きを読む

サンタクロースはいるのかいないのか論争

急行「北極号」
クリス・ヴァン・オールズバーグ
あすなろ書房
2003-11-10


サンタクロースの扱いが酷い映画をご紹介した流れで、この微妙な話題!
世界的に大変繊細な、厳重取扱注意議題!!

えー、サンタクロースはいるのかいないのか論争。

一番危険なのが、小学校高学年とか中学生くらいですよね。いや、今時はもっと下かなあ? “サンタクロースはいるのかいないのか論争” の続きを読む

[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う

タイトルからもわかる通り、いつもと違ってちょっと重いし、読んで楽しい話ではないのではないかと思います。いつもの調子で書いてる部分もあるけど。

でもそういう重いのはちょっと、あんまり求めてない、という方はスルーしてくださいませ。 “[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う” の続きを読む

子供の幼稚園の運動会は楽しかったけどお弁当は冷食詰め合わせなのに大変だったよ

お弁当に気合いを入れる気ゼロだった運動会、楽しかったですよ!
お弁当はマジで冷食詰め合わせでした。しかし冷食を舐めてはいかん!冷食を笑う者は冷食に泣く!!

冷凍食品が手抜きだって怒る人たちはね、きっと冷食使ったことないね。だって手間暇かかるもの!!いい感じに温め直して絶妙にパリッとさせて、さらに冷ましてきちんと詰めて…ってやってたら結局手間かかるもの!

生の食材から作る場合の、仕込み(刻んだり)や下味、調理など最初の手間は確かにはぶける。だけどレンジやオーブントースターで温めるとか、どうかするときちんとフライパンに油引いての調理まで必要なので、結局料理の最初の半分がスキップできるってだけで残りの半分は手がかかるのよ!あともちろん洗い物もね!!調理器具もお皿もさ!冷食否定する人たちは何なの?保存料とかそういうのも今時少なめの意識高い冷食あるでしょ、そういうのでもダメなん?母の愛?母の愛とか言っちゃうわけ手間暇かけることこそが?知っるっかっド外道がああああ~~~~!!!って平松伸二ばりに叫んでる母でいいわけ?(いいわけない)冷食を駆使してすら平松伸二になってるような母はどーしたらいいってンだああああ~~~~!!!

今回もこんな感じでだらだら語ります。 “子供の幼稚園の運動会は楽しかったけどお弁当は冷食詰め合わせなのに大変だったよ” の続きを読む