詳細を書かないことにしたのは、直接言えるようになったから [夫16年不倫]

はい皆さん、ひとつ前の記事ではご心配をおかけしてすみません…不倫発覚直後の動揺と悲しみをついそのままポエムにしてしまって、あひるちゃんを思う人の心に憎しみの炎を燃え上がらせてしまって。ありがとうございます…でもね、今私大丈夫ですって話を改めてさせていただこうかと。

えっとですね。夫16年不倫についての詳細を書くのはしばらく控えようと思います、と書いたのですが。ちょっと言葉が足りなかったかもしれない。しかも知った直後の悲しみをポエムにしてしまったのでなおさら(ポエムって言わないだげて?)悲壮感が増してしまったのかも。

あの、夫16年不倫についての詳細を書かないことにしたのは、自分でも後から考えて気づいたことなのですが、夫に直接言えるようになったから、なのかもしれないなと。

これまで「夫婦とは」カテゴリに再三に渡り夫との分かり合えなさや、夫婦関係に対する危惧を書き綴ってきたのも、全部直接言えないからだったんですよね。直接言うのが怖かったから。聞いてもらえないんじゃないか、とか、否定されるんじゃないかと。

いや違うなけっこう言ってたな。私直接もけっこう言ってた。なのに既に実際否定されたり軽んじられたりし続けてきたから、さらにその先へと駒を進めるのが怖かった。必死に訴えても「否定なんてしてない」「軽んじたりしてない」と言われて跳ね返されてしまい、そこでいつも止めていた。いや、その態度こそが否定だろうが、軽んじているんだよ、と、そこまで斬り込んでしまうと、もう、行き着く先は別れしかないな、とうっすら見えていて、それが怖かったから。今思えば。

でもほらねえもう。事ここに至ってはもうなんも怖くないなと。否定されようが跳ね返されようが。夫がどういうつもりであろうが。今は直接言えるし、言うべきだし、なんならバンバンぶつけてまして。

だから、大丈夫です。書くことを我慢してるとか、書かずにいることでつらい思いをしている、とかではないので。
ここにそっと書くよりも、本人に純度の高い主張をそのままぶつけるべきだな、と思ったからなのです。雄々しい理由。

なのについあんなめそめそしい記事書いてすみません!ご心配と憤りをありがとうございます…。猛々しいだけじゃなく、なよなよしい気持ちももちろんあったよ、とつい残しておきたくなって。

言えないことをここにそっと書いて、皆さんに慰めてもらえてほっと慰撫されて、日々を生き抜く糧にしていた時期を気づけば通り抜けていて。これまでの孤独な悩み吐露の記事にも、皆さんが読んでハートをつけてコメントで励ましてくださったおかげで、こんなふうに思えるようになったのです。本当にありがとうございます。


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“詳細を書かないことにしたのは、直接言えるようになったから [夫16年不倫]” への1件の返信

  1. ああよかった…。
    あひるさんがそう捉えて、バンバンぶつけられるようになって。
    めっちゃ安心しました。
    つらい思いを抱えこんでるんじゃなくて、ほんとよかった。

    勝手に怒りを爆発させて、かえってあひるさんに気を遣わせちゃいましたね。
    でもそのお気遣いのおかげで、こうして新しいエントリが読めてる(おいコラ)
    私、あひるさんの誠実さや優しさを食い物(せめて栄養とか言え)にして生きてますな。

    言えずに自分の中に堆積させるしかなかった澱を、効こうが効くまいが、貫通させる勢いでぶつけちゃってください。
    ヘッドショット上等!(酷)   

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