情報量!!てんこ盛りすぎる!
年始からこんなんですみません、今年もよろしく離婚します。語尾。
まだしてないんですけど。現在は別居状態です。数年先になるかもしれないけれど必ず籍は抜くしお墓も探しているよ!同じ墓になど誰が入らりょうか。新年早々めでたい話題。
ここで謹んで、長年読んでくださっている皆様に改めてお知らせを書きます。
ええと、そのようなことで。9月半ばに突然起きた人生を揺るがす出来事というのが、夫の不倫の発覚だったのです。それも16年もの間!!ちょっと信じられない年数。
これについての詳細を語ろうと思うのですが、その前に、あの、長年このブログを読んでくださってきた読者の皆さんに、注意喚起というか…もう、避難勧告というか…を、出させていただこうと思います。
ここに書かないことも考えたのです。
だって詳細を知れば知るほど、あんまりにも酷い。
私が20年かけてここに書いてきた「オットくん」の、理系朴念仁な、お茶目でウィットに富んだ、だけど肝心な時には頼りになる、いつも穏やかにどっしり構えて妻と子供を見守ってくれていた愛すべきキャラクターは、木っ端微塵に砕け散ります。すべてが幻だった。長い夢でした。
その事実が、「オットくん」とタローやあひるちゃんとのほのぼのしたやりとりを楽しみにしてくれていた読者さんを、打ちのめすんじゃないかと。それがとても心苦しくて、ここに書かないことにしようかとも、悩みました。
でも、10歳のうちの子にも速やかにすべてを打ち明けてありますし(詳細はそのうちに)、私はどんなに残酷でも事実を知りたい。自分の人生だから。ここに記録も残したい。自分のために。それから誰かの背中を押したり、窓を開けたりする、ほんの小さなきっかけにもなるかもしれないから。
なので、書くことにしたのですが、ただ。
日常の中で、時々覗くほのぼのネタブログとしてここに来てくださっていた方にとっては、これから始まる実録記事は、とてもハードで、しんどいものになると思うのです…。ここ数年特に、軽い読み物の割合がめっきり減ってしまって、重い心情吐露とか、過去の家族間の軋轢とか、そういうものが多くなっていって、気にかかっていたのですが。やっと全部出し切って、これからは平常運転できる、小ネタやドラマや漫画のレビューも前のように書きたいな、と思っていた矢先の、人生の大転換で。
ここ数年の暗く重い、主張の強い記事で、もうだいぶ読者さんは離れてしまっただろうな、と思っていまして。私もね、読者として楽しみに読んでいたエッセイマンガやブログで、実はダメ夫で離婚しただとか実は親や家族との間に確執がみたいな告白が始まって、つらくなって日常部分も読めなくなってしまった経験があるだけに、同じ思いをさせてしまうことが本当に心苦しくて。悩み悩みのここ数年でした。
それでも定期的に読みに来てくださる方がいて、本当に有難いのですが…。ここから始まる夫降ろしのような記事は、そういう常連さんをますます遠ざけてしまうのかもしれない。
でもね、無理しないでください…とお伝えしたくて。
嫌な気持ちになったり悲しい気持ちになってまで読むことないです。ここを離れてください。
そんな気持ちにさせて本当に申し訳ない。極悪非道なことをしでかしたのはあくまで夫であって、世間でよくあるように夫の不始末に対し申し訳ありませんと代わりに謝っているのではありません。それをここに書くことで、これまで私が書き綴ってきた「オットくん」のイメージをぶち壊してしまうのは他ならぬ私自身なので、私の責任として、謝罪をしたいのです。
「オットくん」とタローやあひるちゃんのほのぼのしたやりとり。
もう二度と、三人の間にああいう出来事は起こりません。
私も、それが悲しいです。
9月半ばに突然聞かされて、2ヶ月くらいは、朝起きるたびにああ夢だったら良かったのにな、と思っていました。
この事実だけで心が引き裂かれそうなのに、さらに「オットくん」の所業の詳細なんてとてもじゃないけど聞けない、聞きたくない、と思うようでしたら、どうぞ無理せず、この場を離れてください。
「まじめに」タグをつけたり、できるだけ棲み分けしようと腐心してみたのですが、やっぱりもう日常的にダメなんですよね、何をしていても夫の話が出てしまって。何しろ16年だから…。あの時もこの時も実はあれか、と、ぽろぽろ出てくる。友人と話していても、ドラマの話も漫画の話もニュースの話も、全部「そういえば夫もなあ」と結びついてしまって。
たぶん今後も、なんてことのない小ネタ記事でも、この夫の16年不倫の話を、そしてやんわりと真綿で首を絞めるように続いたモラハラの話も、私ネタとして出してしまうんです。ぽろっと。
そういうの、つらい、と思う方は、本当に申し訳ないんだけれど、ここを去った方が良いと思うのです。今のうちに。
ここまで付き合ってくださって、本当にありがとうございました。
少しでも楽しい時間を提供できたのなら、本来のこのブログの本懐だったので、とても光栄です。
でも、もしもできるなら。ひとつお願いしてもいいですか?
先ほど、「オットくん」とタローやあひるちゃんのほのぼのしたやりとりについて、もう二度と三人の間にああいう出来事は起こりません、と書きました。幻だった、とも書きました。長い夢だったと。
どうかそれを、そのままの形で、覚えておいてくれませんか。
木っ端微塵に砕け散ったのは現実の夫の人間性であって、このブログにフィクショナイズして留めた「オットくん」「タローの父ちゃん」というキャラクターは、結晶化された愛すべき彼のままです。石炭のように、ダイヤモンドのように、眠ってる。だから大丈夫。心の片隅にでも、わちゃわちゃ賑やかに暮らしていた私たちのことを、しまっておいていただけたら本当に嬉しいです。あるいはもう忘れてくれても構わない。どちらでもあなたの楽な方でいいの。
あの、難しいかもしれませんがどうぞ混同しないように気をつけていただきたいのは、現実の夫にとっても家族を愛していた気持ちに偽りはなかったんじゃないかとか、そういう甘ったるいコーティングをしたいわけではありません。そんなわけねえし。私が言いたいのはあくまでも、私の目を通して、このブログに書き留めておいた「オットくん」という架空のキャラクターの話です。
伝わるだろうか…。
や、大丈夫か。
でです。
それでもあひるちゃんの人生の伴走者としてついていくぜ、読むぜ夫の所業、さあ持ってこい、と仰る読者の方々におかれましては、まさかこんなことになるとは思ってもいなかった、実録16年不倫サレ妻離婚リアリティーショーをお届けします!乞うご期待!
正直すごい面白いよ…自分で言うけど…私頑張ったし…まだ頑張り続けてるけど。あとね、やっぱ司法は男の仕組みですね。こんな酷いことされても慰謝料も養育費もろくに取れそうもないよ。弁護士さんも3軒くらいハシゴしたけどダメそう。
なので決してスカッと案件とはいかないかもしれない。
でも、私の人生、これから上向きます。
残念ながら本当に、離婚できて(まだしてないけど)良かった、と思っています。こんなきっかけでもないと自分からは到底できなかった。
そういう意味では、専業主婦として家庭内に閉じ込められていた女性が、本物の自由を手にする!明るい物語になると思います。期待しててください。時短パートだけど仕事も決まったしね!それも年内に!あひるちゃん頑張ったでしょ?ほんとにすごかったんだから。まだまだ大変だし、落ち込んだりもしたけれど、私もタローも元気にしていますよ?ご安心ください。
おせち記事とかもフツーに更新するつもりです!もーとっちらかってるあひるブログ。私の人生か!
タローさん誕生記事ぶりのコメントをさせて頂きます。
2009年にインターネッツを知り、それ以降ずっとこのブログを読み続けて来ました。なぜかってあひるさんの書く文章が好きだから。読みやすく、しっとりしていて、流れるように心に響く文章を書く人を私は他に知りません。
心がしんどい時、体が疲れ切った時もなんとなくこのブログに来て穏やかな心を取り戻させて貰っていました。本当にありがとう。
これからも、綺麗な星を眺めるような角度で凛々と綴られたこのブログに来させて頂きます。でも、読者のことなんか考えなくていいです。あひるさんが書きたい事を書きたい表現で書いて下さい。ここはあひるさんの居場所だから。
どうぞ無理なさらずに、ご自身とタローくんを第一にお過ごし下さい。
あけまして離婚ですか!
今年もよろしくお願いします。
↑日本語おかしい。
へちまんさんも仰ってますが、読者の事はこの際考えなくていいんです。
あひるさんの気の済むように、心のままに。
あひるさんが話してくださる事が、語り口やその姿勢が、私達は好きで読みに来てるんですもん。
ばっちこい!ですよ。
でも確かに、キャラクターとしての「オットくん」は好ましく楽しい人として映っていました。
それはあひるさんの愛情溢れる描写力の為せるわざだったのでしょうけど。
だからこそ、そのまま覚えていて欲しいという言葉も、とても腑に落ちるのです。
ああ、あひるさんだなあって。
ちょっと何言ってるのか支離滅裂になってきましたが、解放の物語、期待しながら待たせていただきます。
タイトル拝見して文字通り目を剥きました。
いや、薄々「もしや…?」と感じていましたがまさかそのような理由だったとは…。ああそれで、あれもこれもそういう…!と勝手に納得しています。
あひるさんのおっしゃること、よく理解しました。ご無理なさらずにお好きなように、気の向くまま気の済むまで。こちらはじっくりと拝読させていただきます!
へちまんさん
わああ!10年ぶりのコメントですね!?ありがとうございます…!
心がしんどい時、体が疲れ切った時も、穏やかな心を取り戻せてましたか…?そんなふうに言って頂けると本当に救われます。そうなんです、そんな人になんとなく訪れて、そんなふうにちょっと元気を取り戻してほしいな、と思って始めたブログだったので。私自身もそんなふうにいろんなブログやコンテンツに助けられてきたから。
なので、疲れてる時は読みたくないな…読むと疲れるな…と思わせてしまうのは自分にとっても本意ではないので、読者さんのためだけでなく、自分のためでもあるのです。だけどそんなふうに言ってもらえるのは本当に励まされます…。
綺麗な星を眺めるような角度で!元ネタはPapa told meのバレリーナの女の子のセリフです。ありがとうございます!
k.satさん
わーいありがとうございますー!ほんっとにk.satさんのあひるちゃんガチ勢っぷりにどれだけ励ましをもらえたか。
キャラクターとしての「オットくん」が好ましく楽しい人として映っていたのは、愛情溢れる描写力の為せるわざ…なるほどそうかもしれない。ありがとうございます。
そのまま覚えていて欲しい、という言葉は、書いているうちにふっと出てきたんです。k.satさんみたいに過去記事を読み返してくれた時、あれもこれも全部偽りと欺瞞の上に成り立っていたなんて…と思うのは悲しいじゃないですか。なので、他愛なく微笑ましいエピソードは、そのままフフッと受け取ってもらえたらな、と思って。腑に落ちてくださって嬉しいです。ほんとにありがとうございます…!
シベリアさん
シベリアさーん!いやあそうなんですよ〜。あまりのことなので、いきなりこれを宣言する前にちょっと、ちらちら匂わせでもしないとショッキングすぎるな…と。書く側としても。
気の向くまま気の済むまで…本当にありがとうございます!そうさせて頂きますね。続きもう少しお待ちください。
わーい、ガチ勢公式認定♪
↑そこ?
ちまちまと脳直コメントを続けた甲斐がありました。
何よりも、少しでもあひるさんのモチベーションになれている事が、ほんとに嬉しいです。
ログを何周もしながら、やはりあひるさんの文章が、表現する世界が好きだなあと再認識しています。
その時のあひるさんが感じていた世界の美しさを否定するのではなく、結晶化した過去として、慈しめる日がくるかもしれませんね。
おせち記事も楽しみにしてます。
あひるさん
それこそ20年近く?の読者です。
ほっこり記事も楽しく読ませていただいておりました。ですが何より私がこちらを拝読し続けているのは、あひるさんが「本当のこと」に向き合い続け、それを真摯に文章にされているからです。明るくて楽しい読み物なら世の中に沢山あります。だけどあひるさんのブログはこれだけなのです。
実は私は以前(2024.3.2)の記事にもコメントさせていただいた者です。その後、「ふてほど」についての真摯な記事を拝読し、深い同意と感謝の念を覚えました。しかしコメントさせていただこうとすると、あまりに共感し過ぎて異常な長文になってしまいそうだったこと、自分の中で「臭いものに蓋」をしてきた蓋が外れてパンドラの箱状態になってしまいそうだったことから、結局コメントできずにここまできてしまいました。おおげさなようですが、そのことはずっと気に掛かっており、でも本当にずっと感謝のコメントをしたいと思い続けていたのです。
改めて、あの記事は本当に素晴らしくて勇気があり、そして勇気をくださるものでした。ありがとうございます。
そのお礼をなぜ今お伝えできたかというと、読者である私は、あひるさんの「真実の考えと想い」こそが素晴らしいと感じているということをお伝えしたいと思ったからです。
毎日読める明るく楽しいブログも素敵ですが、ここぞと思った時に話を聞かせてもらいたいと思う、あひるさんのブログはそんな大切な人のような存在だと思います。
これからも頼りにさせていただきます。
しかしこうした声にもプレッシャーを感じることなく、何よりご自身が書きたいことを書かれるのが一番だと、勝手に思っております。
これからも本当に応援しています。
まだ寒さは続きそうですので、どうぞ温かくして、お元気にお過ごしください。
k.satさん
脳直コメント!ほんとにありがとうございます。いつも洞察と思いやりの深いコメントに背中を温めてもらっています。ログを何周も…!ほんとにすごい…さすがランドリの民…
おせち記事、もう少々お待ちくださいね。
aaさん
ああ!ふてほどの!ありがとうございます、あの一言があったから書こうと思えたのです。
20年近くも!そんなに長いこと…!本当にありがとうございます…。夫の裏切りが、私の知らないところで16年もの長い間続いていたという事実に少なからず打ちのめされていたのですが、aaさんのコメントを読んで、私が知らないところでずっと続いていたのは、こんな温かな、真剣な応援のまなざしもあったのだな、と思えて、涙が滲みました。
本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。