[blog引越] livedoorBlogからWordPressへの移行で、空行がすべて無効になってしまっている

ひ、ひいいいい。恐ろしい。
恐ろしいことが判明しつつあります…
livedoorBlogからWordPressへの移行で、空行がすべて無効になってしまっている。

今までたとえばオットくんとの会話などで一行ずつ空けて書いていた文が、全部べたべたにくっついて表示されていて読みにくいことこの上ない。

画像キャプってみた。こんなふうに表示されてしまうのです。
↓改行(空行)なし
ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

↓改行(空行)あり
ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

オットくんに相談してみたけれど、すべて手作業で直すしかなさそう……

livedoorの方の「記事を書く」欄で書いたものを、WordPressの記事を書く欄に手動でコピペすれば空行指定もそのまま活きるみたい。
なので、いちいち手貼り……ですかね……
過去記事にリンクを貼った時や、アクセスの多い記事などを優先して、気長に直していこうと思います……しばらくはお見苦しい状態が続いてしまいそうでごめんなさい。

[blog引越] 旧あひるから新あひるへリダイレクト設定完了、しかしガラケー対応まだ

リダイレクト設定完了しました、っていうかオットくんがしてくれました。ありがとうオットくん。
これでlivedoorブログには実質アクセスできなくなりました。すべての過去リンクも全部新しいWordPressの方のあひるに飛びます。

で、問題は、携帯からのアクセスです…
ガラケー、フィーチャーフォンね。
今のWordPressでは、どうも携帯からは見られなかったりレイアウトが崩れたりするっぽい…確認のしようがないのですが…

(ちょっと追記)
フィーチャーフォン持ちの友人に確認してもらったところ、画像は見れないけど文章は見られるそうです。画像は他のサイトでも見えないことがあるとのことなので、うちの問題ではなさそう。ほんとねえ、どんどん大きなサイズの画像見れるようになってますもんね、携帯というかスマホで。ほんの7〜8年前までは相当小さくリサイズしないといけなかったのに。
(追記以上)

検索すると、2013年ごろの情報で「WordPressを携帯から見られるようにするプラグイン」というのが載ってたりするんですが、それももうサービス終了しちゃってるみたい。
2018年現在って、もう昔の折りたたみ的携帯からネットにアクセスして、あひるちゃんとか読んでくれている人っていないのか?
でも少しはいるんじゃないだろうか…
できればそういう人たちにも、読みたいと思ってアクセスして頂いているなら読んでもらえるようにしたいな、と思うのですが現在調べ中です。できなかったらごめんなさい…

あとは、画像前後の余白がなくなっちゃって読みづらかったり、改行が無効になっちゃってて読みづらかったりしているところが多々あるので、それも何とかしたい。
それから広告も貼りたい。できるだけ邪魔にならないようなのを。
アクセス解析も入れたい。自己満足です。どういう経路で見に来てくださってるのかな〜と。なんていうんだっけ、SEO?とかそういうのでブログへのアクセスを増やす!みたいなためではなく、単に個人の楽しみとして。過去記事に注目が集まってるのがわかったら、その記事の誤字脱字やリンク切れなどをチェックしたり、新しい情報を入れたりたまにしています。暇か。

それからバナー画像がずれているのも直したい……木彫りのあひるのなぜか胸元とかがトリミングされていたりしていて本当にすいません。iPhone、iPad、Mac、どれで見てもちゃんと顔がくるように必死で調整したつもりだったのですが、トップページは良くても個別記事とカテゴリ一覧ではまた別なところがトリミングされちゃったりしちゃってですね。もうたぶんこの細長い木彫りのあひる自体が被写体として向いてないんだと思う。でも撮影に使ったお菓子とかもう食べちゃったし。このあひる気に入ってるんですけどね…おしゃれだし。でもどうしてもダメだったら丸っこいあひるに差し替えるかもです。

あと思い出した!「続きを読む」をクリックしても、urlに「#more」って入らないようにできないのかな!?
あれ地味に不便な気がするんですよね…面白いなと思ってリンク貼ってくれる人がいても、他の人がそれクリックすると「続き」からになっちゃうんですよ。ちゃんと冒頭から読めるようにしたい。

あとそうだ、トラックバック!つけたいんだけどな。デフォルトでは無いみたいで。もう時代遅れの機能なのか…
でもこれ、自分のブログ内でリンク貼るのに便利なんですよね。過去の記事にぷちっとトラバ飛ばすだけで、似たような内容の記事が一覧になって。

そんなお引越メモでした。

livedoorblogの最後の見た目はこんなんでした。好きだったなこれ。

それから過去のテンプレート変更記事。懐かしいな。
[blog運営メモ] テンプレ変更しました。noteからphotoへ あひるちゃんがゆく

あ、もういっこやりたいこと。ソースを見るとタイトルに「–」って入ってるこれはスペースが文字化けしてるのか??問題ないのかな…

うちの子と重機

先日うちの子タロー(仮名)4歳ほやほや、もらったばかりの重機のミニカーをいきなり紛失し(もう見つかりました)朝から大騒ぎで。
家から持ち出してないし、夜開けて(ことのほかお喜びのご様子であらせられました)寝て起きただけなので絶対家の中、居間のどこかにあるはずなんですけどない。おかしい。
両親であちこち探したのですが、またしても上から目線で昭和の現場監督のようなタロー氏。

TR「ホイールローダーどこ!?」

これ?

TR「違う!それは油圧ショベル!」




これ?

TR「違う!それはフォークリフト!」




OT「これ?」

TR「違う、それはダンプトラック」


水陸両用カー ダンプトラック
パイロットインキ(PILOT INK)
2017-08-05



どれもこれもすごい上からなお叱りが飛んでくるのです。いや自分で探そうよ。てか黄色いはたらく車多すぎなのよ!
オットに対してはそこまで強い語気ではなく、諭すような調子だったそうです。やはり上からだが。
私はタローに対しこんな口の聞き方はしてないつもりなのですが、オットに対してはいちいちきつく当たっている心当たりがあるそういう心当たりしかない柔らかく当たった試しがない。そういうのを見て学んでしまっているのだろうか、大変ゆゆしきことであるなあ、と思っております。

そしてあまりに重機が好きな息子のためにどっかそういう博物館とか展示場とか行ってみる?と朝まだすやすや寝ている子供の顔を見ながら夫婦で検索し、
「はたらくじどうしゃ博物館」(長野県伊那市)とか
「土木パビリオン」(情報サイト)とか
「わくわく建機まつり」(石川県小松市)とか
「ケンケンキッキ」(コマツのサイト)とか
次々とヒットし、朝から黄色いです。そしてどこも遠いい。

お仕事体験ができるアミューズメントパーク「キッザニア」で土木工事のお仕事ができる、との情報も見かけましたが、他の子供たちと一緒にわいわい系ってうちの子が苦手なあれで…。1人ないし家族相手なら元気いっぱいなんだけど他人に対しては途端にもじもじ引っ込み思案になっちゃううちの子が、社会に出ても人とうまくコミュニケーションできなくてそういうの得意な他の子にどんどん先を越されちゃってぽつんとぼっちみたいな、そんなリアルすぎる社会人先行体験までさせられちゃうのを親としてブースの外から見て泣くしかないんでしょうか。実松さんか(やめろ)。





絵本はですね、こちらがお気に入りです。頂き物。
こもりまことさんの「はたらくくるま みちをつくる」

はたらくくるま みちをつくる
こもり まこと
教育画劇
2006-08-01



細部までリアルな筆致ながらアメコミ風の線の強弱が効いた見やすい絵柄で(ソムリエか)、はたらく車の土木作業の様子を、車たちの語りと擬音満載でお届けします。「おいらはダンプトラック、ブオンブオン、ブルルルル」みたいな。うちの子もすっかり擬音が上手になっています。床に這いつくばってトミカを走らせながらすごく上手にいろんなエンジン音を使い分けています。

うちの子の雄弁な表情

うちの子タロー4歳ほやほや、おもちゃや何かをふざけてぽんぽん投げつけてきたりなどする時にですね。
やめて、壊れちゃうよ。ぶつかったら痛いし、と言ってもケタケタ笑ってやめてくれませんで。
そこで、タローもぶつけられたらイヤでしょ?と言うと。

途端に憮然とした表情になり、

「なんだと!?無礼な…!」
「おおイヤだ…なんて野蛮なことを言うの!?」
「一体どんな育ち方をしたのかしら!?」

みたいな顔で睨みつけてきます。
何その高貴な人っぽい上から目線なリアクション。雄弁すぎだろ。

上記の表情の後、「興が削がれた。まったく不愉快だ。わしは帰る!」みたいな感じでやめてはくれるんですけどね。どこまでも上から。どうして幼児と海原雄山先生って親和性が高いの?離乳食ひっくり返されたりとかね。星一徹か。幼子はみんな昭和の頑固親父なの?

まあやめてはくれるので一応抑止力にはなっているのかもしれませんが、でもなんかこう、本人は気分を損ねているだけで何がいけないのかをちゃんとわかってくれているわけではなさそうなので教育上はいかがなものかと親としては。個人的には面白いんだけど。
真面目な話、壊れちゃうし痛いからやめてね、と穏やかに言い続けるしかないんでしょうかね。自分がされたら嫌なことは人にしない、っていうのは人間関係の基礎の基礎よ?母ちゃんできてないけどな。それだけでは済まない場合も増えてくるけどさ。自分は気にならなくても相手は嫌だったりとかさ。そもそもそんなに不機嫌を顕にしてさ、自分の機嫌が悪いことを人のせいにしちゃいけんよ。自分の機嫌は自分で直す。自分でコントロールするんだよ、ということもおいおい伝えていきたいなと。母ちゃんできてないけどな。



1秒に1歳成長する主人公を、女性72人が実年齢で演じるグリコのムービー『smile.Glico 71.8秒のLIFE』

「1秒に1歳成長する主人公を0歳から71歳までの女性総勢72人が実年齢で演じます」という、グリコのムービーが素敵。

公式サイト。
smile.Glico 71.8秒のLIFE|グリコ

公式サイトには、
「人類の平均寿命はいくつか知っていますか?
100年前はおよそ31歳だったのが、今や2倍以上に延び、なんと71.8歳」
というメッセージがあります。それで71.8秒のムービーなのですね!

1秒に一年、めまぐるしく進む女性の一生、見ていてじいんときてしまいました。

千年女優 [Blu-ray]
荘司美代子
バンダイビジュアル
2014-02-21


遠藤憲一さんのInstagramの夕陽とバイプレイヤーズ写真

エンケンさんのインスタより。

ぶわっ・゜・( ゚´Д`)・゜・

こちらの記事も。
ジンクスを打ち破った『バイプレイヤーズ2』 | ORICON NEWS
ーーーーーー

リアルバイプレイヤーたちが実名で出演しているドラマだが、フィクションはフィクション。撮影期間中の大杉漣さんの急逝という現実の悲しみや感傷をストーリーにはいっさい持ち込まず、その一方で、言葉には出さずともテレビらしく映像において追悼の意を込めながら、最後の最後まで5人のバイプレイヤーたちのコミカルなドラマを楽しませてくれた。1人も欠けることなく、ずっとおもしろくてかっこいい5人のドラマだった。キャスト、スタッフらドラマに関わった全員の大杉漣さんへの深い敬愛の想いは、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研が海に向かって叫ぶ、わずか数秒のシーンの4人の後ろ姿にしっかりと刻み込まれていた。

 全話をふりかえると、昨年1月に放送されたシーズン1が芸能界における脇役の悲哀が物語の軸だったところを、今回は女優バイプレイヤーまでをも含めた脇役オールスター出演でコミカルに振っていて、毎話ごとの豪華すぎるキャスティングと少なすぎるその出演シーンさえおもしろさに持っていった。5人が共同生活をすることになる設定のシーズン1からの変え方もバツグンなのだが、さらに秀逸だったのはシーズン2からのサプライズゲスト演出。5人の戸惑う素顔がかいま見えるところにおもしろさを感じずにはいられない、絶妙なくすぐりになっていた。

 まさに次シリーズのことなど考えないすべてを出し切るつきぬけぶり。“シリーズ2作目はつまらない”ジンクスを打ち破り、前作のおもしろさを軽々と飛び越えていった稀有な傑作だったのではないだろうか。大杉漣さんの思い出とともに永久保存版にする視聴者も多いことだろう。さて、シーズン3はどうくるか、いまから楽しみになってくる。

ーーーーーー

本当に!3期もぜひやってほしいな。でも2期のままで終わらせておくのも美しい。

関連あひる
大杉漣さん亡き後の『バイプレイヤーズ』最終回を見て、亡き父を想う あひるちゃんがゆく

2017-01-30 テレ東おっさん萌えドラマ『バイプレイヤーズ』と、遠藤憲一さんの『マトリックス』ナレーションとオットくん



VR「橋本環奈ぷっちょあ~んマシン」を使ってる人の様子がヤバい

うん…悪い予感しかしない。
特にオットが、「これ見とけ?」と検索して探し出してくれた、ガジェット通信のこの記事の真ん中らへんの、イエッフー!ってガッツポーズしちゃってるgif動画の凄まじいまでの残念感は特筆に値します。ぜひリンク先で、真夏のアスファルトに照りつける日差しのような、なんの留保も容赦もないVRの光と陰を感じてください。

VR橋本環奈が『ぷっちょ』を「あ~ん」してくれるマシンがヤバい 圧倒的幸福感が味わえる悪魔的遊戯! | ガジェット通信 GetNews

うん。痛々しい。気持ちがわかるだけに。
ぼくたちを待っているVRの未来はこんな感じで真っ白に明るくそして絶望的に暗そうですね。

公式キャンペーンサイト。
ぷっちょあーん4Dゴーグル プレゼントキャンペーン – UHA味覚糖 ぷっちょ


[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。

もうあの~、わかりすぎる!!色々とわかりすぎる!!
ていうか他の家族、近くに住んでる他の女性たちみんな、かたや毒親に育てられて自分に自信が持てない女性(虚栄心の裏にそんな事情があったとは!)、かたやおなじく毒親の元で育って母親になる自信が持てず子供を持たないと決めた女性(こういう人にこそ産んで欲しいなあ)、そして欲しいと願ってもなかなか授からず不妊治療に通ってる女性…。女の博覧会ですね。ドラマの中では、異なる環境の女たちが少しずつわかり合って距離が縮まっていきそうな流れになっていて、ちょっとほっとしたり。現実もそうであってほしいな。

体外受精に向けてホルモン剤を自己注射とか、私もやったな~。
以下、そんなかんじの不妊治療思い出話とドラマの感想。 “[真面目に] ドラマ『隣の家族は青く見える』、体外受精1回目にトライする回に号泣。そしてあんなお姑さんになりたい。” の続きを読む

[blog引越] ブログのお引越しを強行し、真っ先に何をやっているかというと「ゾンビカテゴリ」作りました

他にやることあるだろ!!
もっといくらでも!!
あひるちゃんできない子?ひょっとしてできない子なの?残念な子なの?

すいません本当にすいません。
いきなり移行してしまいまして。8月から準備してたのに半年以上ほぼ放置しておいて勢いで突然移行して。バイプレイヤーズに寄せてこんな真面目な長文記事も書いたことだし。
さあいい加減本格的に新居を整えないといかんぞと。エンジンかけてかないとと。自分を追い込めば、いやいい加減自分を追い込まないとやらないんじゃないかと。

追い込んでもやってないでござる。
\(^o^)/

むしろおもむろに、カテゴリの整理しよっかなとね。
他にもっとやることあるよね!? iPhoneの一行文字数少なすぎて読みづらいし、改行の間隔がところどころ空いてなさすぎで見苦しいし、どうかすると画像と文字かぶっちゃってる致命的なとこすらあるから行間即刻直すべきだし!
あとまだ全部の記事移してないでしょ!?1月2月の羽生くん記事とかまだ置きっぱなしでしょ!?
それに頂いたコメントも早く移さないとー!!
ほんとやっつけにもほどがある。すごくすいません。

まあでも手始めにね。慌ただしく子供を幼稚園に送り出してからのこう、集中力が出るまでの助走的に。カテゴリぷちぷち整理してと。wordpress、カテゴリの並べ替えがどうも自由にできないっぽいので仕方ないから自分で番号振ってその番号で並ぶようにして。ちまちま。
livedoorではカテゴリってひとつの記事に2つまでしか選べなかったので、wordpressで無制限に選べるようになったのは嬉しいです。この記事オットくんも出てくるしタローも出てくるんだけど外食の話なんだよなー、みたいな、そういう時に3つのカテゴリにちゃんと振り分けられて嬉しいよね。

とかなんとかやってたら、これまでにアップして、カテゴリをつけ忘れた「未分類」という記事が50件くらいあって。あらあらちゃんと仕分けてあげないとと。
と、やっとそれが終わる頃に、その未分類記事の中にゾンビがあって。
あらあらそうね、そろそろゾンビカテゴリ作ってあげないとと。

そんなわけで作りました。

カテゴリー: *ZOMBIE*ゾンビ,ホラー

さらにですね。
せっかく無駄なりにせこせこ作ったのに、その後別の箇所で致命的なうっかりミスをしてしまったら移行後の全リンクが404 not found状態になってしまったため、羽海野チカさんのキャラみたいに口に手を突っ込みながら膝ガクガクさせてオットに泣きつき、バックアップ復旧してもらったらこの無駄なゾンビカテゴリ作業すら消えて無くなってしまってですね。

もう無駄に無駄を重ねて完全にディオ様だるま落とし状態で。
あひるちゃんできない子確定であります。
おのおのがた、ぬかりなく、どころか主がぬかってて誠にすまぬが、快適な環境に移行するまで今しばらくお待ちくだされて。文章も取り乱してて本当にすいません。

あひるとオットおすすめゾンビ映画はこの二本かしらん。amazonビデオにないのかな??

ショーン・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]
サイモン・ペッグ
KADOKAWA / 角川書店
2017-07-28


28日後… [Blu-ray]
キリアン・マーフィ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2013-10-02


[真面目に] 大杉漣さん亡き後の『バイプレイヤーズ』最終回を見て、亡き父を想う


あきらかに本編で使う予定ではなかったんだろうな、というオフショットや、あきらかにどなたかスタッフさんが面白すぎたから撮ったんであろうオフなスマホ動画が多用されていて、しみじみと見入ってしまいました。特に海辺でブルースハープを吹き鳴らす漣さんの長回しが。

さみしいし、泣いてしまったのですが、でも訃報直後の3話を見ていた時も思ったけれど、なんというか、悲しいだけじゃなく、普通に面白いお芝居を見せてくれている生き生きとした姿に自然と引き込まれて、こちらも途中から悲しさを忘れて普通に見入ってしまって。

『バイプレイヤーズ』も北野映画も大好きな友人ともメールで話したのですが、昨日まで普通に元気に言葉を交わせていた人とも、突然会えなくなることってやっぱりあるんだな、と。
人との関係や、日々の過ごし方をもっと丁寧に、大事にしていきたいな、と、当たり前のことを改めて思い出させてくれる、漣さんの楽しそうな、本当に楽しそうな姿でした。

とはいえ、最終回のしんみりとした空気が、漣さんの不在とあまりにも重なって、こんな悲しい効果を生むことになるとは関係者さんたちの誰も思っていなかっただろうな…と胸が痛みました。
特に不自然に漣さんが席を外しているという設定のシーンでは、ああこのシーンはひょっとして亡くなった後に撮影したんじゃないのかなあ、とどうしても思ってしまったり。4話のユースケサンタマリアも不自然に暗幕の中でトランシーバー越しに監督やったりしてたから、あれもスケジュール調整つかなくて無理やり別撮りしたんでしょうね。皆さんの努力と団結力がしのばれます。

漣さん不在の打ち上げのシーンなんてもう、しまっこちゃん役の子が半泣きなの絶対演技じゃないよね、みたいな。そこを明るく盛り上げてるジャスミンすごいな、とか。で、なんでこういうシーンにぴったりの漣さん1人ドラム缶風呂のカットがあるんだよ、とか。つっこまずにいられない。
トモロヲさんが舞台で不在だった期間に別撮り編集でつなげた技がこの土壇場で活かされていて、賑やかな盛り上がりの向こうに本当に漣さんがいてくれるような。ちょっと別の仕事で抜けているだけのような。みんなそんな気持ちで外を覗き込んで声をかけていたのかな、なんて思いました。

竹ピの生演奏を聴く5人の画は撮れてて嬉しかった!
寺島進さんが最終話に特別ゲストで出てくれるかしら、と思ったけどなかったですね。ちょっと残念。でも番組の最後に「またあう日まで」って書かれていたから、もしや三期もあるのか!?

漣さんも、松重さんも、エンケンさんもトモロヲさんも光石さんも、他のキャストやスタッフの皆さんも本当におつかれさまでした。
大杉漣さんの遺作が、この作品で良かったんじゃないだろうか。あんなベテランの俳優さんが、こんなにも楽しそうに、同じくベテランの俳優さんたちとキャッキャウフフと、和気藹々と、わちゃわちゃしている様子なんてそうそう見られるものじゃないのに、そんな貴重なものを2クールもかけてこんなに惜しげもなく見せてもらえて、本当に楽しかった。
良い作品を、不測の事態にもかかわらず最後まで作り上げて放送してくださったテレ東さんにも、ありがとうございました!

ーーーーー
ここからは、蛇足な私事で恐縮ですが。
今回の漣さんの訃報に、9年前に亡くなったオット父のことを思いました。
これを機に、父のことをお話させてください。 “[真面目に] 大杉漣さん亡き後の『バイプレイヤーズ』最終回を見て、亡き父を想う” の続きを読む