いやもう本当に。何度でも言うけど(もうやめて!)寄生獣もこうだったらよかったのにと思わずにいられない素晴らしさで(やめてって言ったのに!!えぐえぐ)。
原作そのまんま。そのまんっっま。素晴らしすぎる!
それもね、いかにもシャフトらしい謎の見返りや、謎の時計だの鍋だのの事物をフィーチャーすることで絶妙に尺の調整をしていてね、かつポップさも出ていてね、すごいな〜と。
何よりあの、羽海野チカさんの描き込みすぎな、情報量てんこ盛りな小ネタやツッコミゼリフの数々をほぼそのまんま音つけたところが、音と書き文字とセットで畳み掛けてきたあたりがもう、あんなやり方ありなのかと。すごいなほんと。この時代だから許される、そしてシャフトだから可能だった手法だろうなと。この深夜アニメ全盛期…なのか?とにかく飽和とっくに超えてて梅雨時の東京の湿度のじっとりぬめぬめ感を彷彿とさせる現在の深夜アニメ。雨後の筍のように。それだけに足も早そうっていうか作られすぎでちゃんと見れてないうちにどんどん流れてっちゃって印象に残らないものも多かったりするんですが、とにかく大量に生産はされていて、見ている人もそれなりにきっと多くて、視聴者側にアニメの素養が大体出来てきているところにですね(そんな偉そうなものなのか?)、だからこそのあの詰め込みですよね。あれが許されるのはシャフトだけだ。そしてシャフト演出を受け入れてむしろ喜ぶのも今の時代だからこそな気がする。言ってもゆるいですからね?『化物語』も『絶望先生』も一時停止でコマ送りしないと絶対読み切れないくらいのテキスト詰め込みまくってたもん。そのへんはきっとNHKだから遠慮してましたよねシャフトさんも。NHKだし原作の絵柄的にも雰囲気的にも一般受けを見込んで、お手柔らかにしてくださってましたよね。そういう一般ファンを置いてけぼりにしない程度に。
でも確実に、普通のアニメとはなんか違うみっしり感やスピード感、だけではない緩急もしっかりあってですね。
その辺のバランスも本当に絶妙で。間が。ま。間がね、絶妙なんですよねえ。あっそのセリフはあとコンマ1秒ためてほしかった!みたいな惜しさがほぼない。大体どこも、原作読んでてうわあ…と思って手や目が止まってしまう場面ではかっちり止めてくれるんですよね、画を。ほんとすごかった。
二期の最終回近くでは、『もうひとつの家』が素晴らしかったですね!もう島本須美さん!!全部持ってった!!
原作知ってる側としては、島本須美さんがしゃべりはじめた瞬間にガッツポーズ!!
“アニメ『3月のライオン』が本当に素敵だったなあ、三期はいつだろう!?妻子捨男(仮名)の声優さんは誰だろう!?” の続きを読む

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