一条ゆかりに学んだ「三つ子の魂百まで」

先ほどの白菜スープでもご紹介した『一条ゆかりの食生活』。この本で一番印象に残ったのは。
えーわたくし….。
若い頃っていろんなことが許せなくて、傷ついたり苦しかったり。でもそんなことも歳を経れば少しずつ減っていくのでは…。
そんなふうに思っていました。

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誰かに似ている主人公 ~志村貴子『敷居の住人』

『敷居の住人』、読んでからちょっと寝かせてみた。
この作家さんはこういう”日常”を描くのがうまい人ですね。
「何も起こらない」というほど何も起こってない訳じゃなく、むしろなかなか波瀾万丈だったりしてました。簡単な紹介としては、主人公の男の子の、中学から高校までの5年間くらいを描いています。友達との関係とか女の子との××とか××xとか、そんないろいろを。
印象深かったところを一つ挙げると、

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