一条ゆかりに学んだ「三つ子の魂百まで」

先ほどの白菜スープでもご紹介した『一条ゆかりの食生活』。この本で一番印象に残ったのは。
えーわたくし….。
若い頃っていろんなことが許せなくて、傷ついたり苦しかったり。でもそんなことも歳を経れば少しずつ減っていくのでは…。
そんなふうに思っていました。


しかし。
一条さんの子供時代の話で。
(以下要約・抜粋)
 末っ子で女の子だからいつも母親に炊事の手伝いをさせられていたゆかり少女。
 ゆ「なんで兄ちゃんらには手伝わさんのよ!!」
 母「男は台所に立つもんじゃないんじゃ」
  ↑
 ああいやこの考え方!
 いまだに恨んでる。男だからって何だよ!

(以上、引用終わり)
い、
いまだに恨んでるですかッΣ(゚Д゚||;)
このエッセイが出た当時、一条さんは40代後半。
それで子供の頃のことを、いまだに恨んでる・・・・・。
い、
いいんだ!恨んでても( >∀<)/
ってそこか?学ぶの。
や、でもいいのね。いくつになっても「あれはおかしい!どう考えても間違ってる!」と思う気持ちはなくさないでいいのね。「今思えばああいう時代の人だったんだから仕方ないし…」とか「私だって息子ができたら家事なんてやらせたくないと思うかもしれないし…」なんていうオトナな譲歩はほかしていいんですね一条先生っ。
と、大変清々しい気持ちになったことを久しぶりに思い出しました。
みんなッ、イヤだったこと忘れないでいこうゼ☆(>▽・)
ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ......(゚Д゚)伝説のキワモン漫画『魔太郎がくる!!』紹介(?)サイト『魔太郎が狂ゥ!!』
ドライな語り口が絶妙に笑いを誘う、かなりステキな文章です。
おすすめはコミックス表紙解説と、コラム「怨み念法帳」
ちなみに。
引用の続きでは一条先生、「母親が寝てるところなんて子供の頃見たことなかったな。昔の女はほんとよく働いたんだ」と、ちゃんと母に敬意も払ってますよ。


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“一条ゆかりに学んだ「三つ子の魂百まで」” への1件の返信

  1. うちの猫を構ってやれずにいたら…

    ■【おこ】猫を構ってやらないと大変なことになる!:ハムスター速報

    帰宅してから構ってやれずにいたら…。

    リンク元の2コマ目?もすてきな表情です。
    昔は私がよくこういう …

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