(リンク先ネタバレ注意)
■金曜ロードショーで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を初めて観た人の感想 – Togetter
これを読みまして。
ほうほう皆さん初々しいですな。楽しそうで何よりです。ほんとに名作ですよねこれ。私も久しぶりに見たいよねー、といろいろ調べて(後述)Blu-rayトリロジーボックスを買いまして。さあさあ久しぶりだけどまあ数え切れないほど見てるし軽く流しながら家事でも進めるか。いやーそうかこれを今の時代に初めて見るって人もいるのかあ、わたくしはまあね、どんだけ見たかしれないからもう展開やセリフの全てが頭に入っちゃっててね、今さら新鮮さもないかも、
はいもうがっつり見ちゃいましたよね。それはそれはこんなかんじで。お馴染みガッツポーズ外人ズ。他のことなんてできるわけなかった。めっちゃ面白えほんと素晴らしいテンポ良すぎ楽しすぎ。
来週2、再来週3で三週連続放送だそうですが、テレビ版は案の定カットされまくってるらしいしエンディングもぶちっとカットなんて風情がないにもほどがあるから、見るならちゃんとフルで見たいな。アマプラにあるかな?もちろん吹き替え版ね。
と検索してみたら。
あるにはあるけど。レビューによると吹き替えが何種類かあるのかあ!
主演の2人の吹き替え声優さん、30thトリロジーBlu-rayボックスにのみ、
山寺宏一と青野武(ソフト版)
三ツ矢雄二と穂積隆信(テレビ朝日日曜洋画劇場版)
の2バージョンが収録されているというではないですか。
そしたらトリロジーBlu-ray買うしかないわな。というわけで買ったのです。Amazonでは今は一時的に在庫切れです。マケプレでは8千円の高価格がついちゃってるのでご注意ください。私はヨドバシで買いました。ビックにもある(現時点)。
定価 ¥3,575
■ヨドバシ.com – バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30thアニバーサリー・デラックス・エディション ブルーレイBOX [Blu-ray Disc] 通販【全品無料配達】
はいそんなわけで今なんて1周目の直後から即2周目でマーティ山ちゃんとドク青野武さんバージョン流しながらこれを書いてます。さっき見たのは日曜洋画劇場版の三ツ矢雄二さんと穂積隆信さんバージョン。
三ツ矢穂積版が自分のスタンダードかと思っていたのですが、うーん細かいところが記憶と違うんだよな。燃えた車がゴミ箱に突っ込んだ時のドクの声とか。あんなに長くなかった気が。
でも山ちゃん青野武さん版も違う。そもそもセリフが違う。
たとえば冒頭、三ツ矢穂積版ではお父さんの頭のニオイにお兄さんが「オイル交換した方がいいんじゃない?」と言って、お父さんがそれを受けて「面白いなあ」ってちゃんとギャグが成立してて、でも山ちゃん青野武さん版だと「そのトニックやめれば?」になっちゃってて、お父さんのセリフも「聞いたか今の」になっててギャグがひとつ消滅してしまっている。こんなだったっけなあ。
英語では「Time to change that oil」なので、オイル交換という英語でのオリジナル脚本の比喩を剪定せずにそのまま訳したのが三ツ矢穂積版、それを意訳?してまっすぐに直してしてしまったのが山ちゃん青野武さん版。ふむふむ。
タイムスリップ後、若ママと遭遇して「カルバンクライン」と呼ばれるところも。
山ちゃん青野武さん版だと「カルバンクライン」
三ツ矢穂積版では「カルビンクレイン」
英語版を聴いてみたら「カルバンクライン」の発音でした。
「カルビンクレイン」は「Calvin Klein」をローマ字読みしたものですね、誤訳に近いのだろうか。当時はカルバンクラインが日本で有名じゃなさすぎて??
自分に馴染みがあるのはなんとなく「カルビンクレイン」の方な気がするけどはっきりしないなあ。
もしかして私、織田裕二と三宅裕司版を覚えてるのかな??
数え切れないほど見て何もかも覚えてるはずだったのですが、それにしたっておそらく15年ぶりくらいだからやっぱり忘れてました。
ジョージ若パパとロレイン若ママがパブで初めて会ってジョージが「運命」を噛みまくるとこ。
山ちゃん青野武さん版だと「君と僕は結ばれる運転なんだ」を2回繰り返し。英語では2回とも「Destiny」が「Density(密度)」でした。
それが三ツ矢穂積版では「結ばれる運動なんだ」って無駄にエロみが出てて草。2回目に「いや運転だ」と。芸が細かいですね。
おっ、実験で燃えた車がゴミ箱に突っ込んだ時のドクの声、英語版のクリストファーロイドさんの声で覚えてたこと判明。短いんですよね。息を吸い込んだ時のヘンな声。ほうほう。
と、細かい検証は二の次でして。ほんとーに面白いなあ。
特殊メイクも当時としてはかなり精巧で、皆さん綺麗に老けてるのが楽しいですね。
以下、金曜ロードショーで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を初めて観た人の感想より抜粋。
バックトゥザフューチャー初めて見たんだけど、少年が過去に行く前は結構偏執的にぶっ飛んでたドクが、戻ってきた後若干丸くなってるように感じるのは、タイムマシンを作るため30年間が彼にとって孤独な時間ではなくて、少年との約束を果たすための時間に変わったからなんだろうな
とーゆ (@tomtom_1915) June 12, 2020
実はちゃんと観たのは初めて。
面白かった!隙がない映画って感じ。
マーティを未来へ送った後のドクの30年間を考えると大変エモくてたまらん。#BTTF#金曜ロードショーNAZ (@nazonoshosha) June 12, 2020
自分が初めてこの映画を見た時と同じ顔を息子がしていた。
本当の
バック・トゥ・ザ・フューチャーを見れた気がする。
ありがとう!!#金曜ロードショー #バック・トゥ・ザ・フューチャー pic.twitter.com/CK2O65pNFO原付キャンパー (@gencha_camp331) June 12, 2020
こうして皆さんのいろんな感想を見ることができるのって楽しいですよね。みんなでワイワイ。
他にも「若ビフかわいい」みたいな感想で思い出したんですが、中学の時、近くの高校の文化祭に行ったらイラ研(イラスト研究部)の冊子に載ってたバクトゥパロディ漫画がえらいことクオリティ高くて。ビフがね、出てくる時の効果音が「びふっ」なの。嫌な予感がする…とビフの姿を思い浮かべるマーティーの頭の上にね、想像のビフがびふっとね。中指立ててお元気そうで何よりなビフが。びふっと。何を言っているかわからねーと思うがいやきっと伝わってる。きっと伝わってると信じてる。あれきっと押入れの段ボールのどこかに眠ってるなあ。また読みたいな。描いた人は今何してらっしゃるのかしら、私が中学生だった時高校生でイラ研入ってたかた。覚えがあったらお便りください(無茶振り)
やー、2も楽しみですね!ほんと楽しいよ!初視聴勢の皆さんは楽しみにしていてほしいです!あなたの中のガッツポーズ外人を引き出されてしまうがよろしいわ!
ーーー
関連あひる
あひるちゃん1975年生まれ。
1が1985年、2が1989、3が1990。
たぶん1と2は日曜洋画劇場で見て、3の時がちょうど15歳、むっちゃくちゃ楽しみにして映画館に観に行ったのを覚えています。小説版を買って読んだり、デパートのデロリアン展示を見に行って写真撮りまくったり。
■2012-07-03 バック・トゥ・ザ・フューチャー、「現代の」ドクとマーティの再会写真
マーティーマクフライ寝。
■2011-11-23 眠れない時に効果的なポーズが何かに似ている
マーティーマクフライ寝その2。
■2019-09-10 米津玄師『馬と鹿』も、星野源『フィルム』も、ゾンビが出てくるMVまとめ[ゾンビ]
ーー
吹き替え関連。
■2016-07-04 バタリアン伝説の日本語吹き替え版、 HDリマスター版に収録[ゾンビ]
■2013-02-15 「洋画の日本語吹き替え声優」をまとめた動画が長すぎるのに面白すぎて時間泥棒
■2010-10-25 金曜ロードショー『オペラ座の怪人』吹き替えを劇団四季が
■2010-09-04 最近観た映画メモ(字幕より吹き替え派)
■2010-02-17 アバターを、IMAX3Dの吹き替え版で観てきたよ ~その1
ーー
マッドサイエンティスト関連。
■2006-05-12 科学者の夢
マッドサイエンティスト関連2。
■2008-09-19 オットくんとAIBOとマッドサイエンティストたち
オットのお友達カーターさんはドクそっくりです。ご本人もバクトゥ大好きなので言われると喜びます。
■2013-10-09 ヨックモックを海外みやげに、2013初秋
カーター2。変なガジェット渡されてドクが喜んでると思ってください。
■2007-09-21 オットにとってケータイとは
ーー
出演: マイケル・J・フォックス, クリストファー・ロイド, リー・トンプソン
監督: ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ