祝!shibaf 20周年!!shibafと私、ayaさんと私



いやー、スゴイ!しみじみ感慨深い!
大好きなオーダーバッグのお店『shibaf(シバフ)』が、このたびなんと!20周年!おめでとうございますー!!

アトリエに直接伺って、たくさんの生地やバッグを見ながらオーダーできるイベント「オープンアトリエ」に、行って参りました。そんなレポートを書くのもすっかり久しぶり。これまでも行ってたのです。書かずにいたけど実は密かに細々お買い物していました。

今回は、そんなバッグたちもせっかくだから持てるだけ持って行っちゃおう!と計画していたら、前日くらいにshibaf ayaさんがSNSにこんなパネルを載せてらして。





これ!元shibafスタッフのRさんによる手描きなんですって!!可愛すぎる!!
そして…あっこの中に見覚えのある柄がいくつか…!

そんなわけで、持っていきましたー!パネルに載ってるあひるshibaf!じゃーん!





Rさんが描いてくれた、スタッフに人気だった歴代の柄34種類の中に!こんなにうちの子が!光栄すぎる!
ayaさんと2人でわあわあ盛り上がり、階段に並べてバシバシ記念撮影しました。しかしここがご自宅だなんてフォトジェニックすぎる…。
なんとayaさんもブログに載せてくださって嬉しい!

Thank you ! 20周年記念オープンアトリエ レポート : s h i b a f  d a y b o o k

せっかくなので過去記事のリンクと写真をまとめます。ブログにちゃんと載せたのは一番古いマロンちゃんだけだな。2006年!!

2006-01-21 第三のshibaf、オータムマロン、幅広Mトート
マロンちゃんとまっちゃちゃん

マルチカラーの丸いフラワープリントは、このサンプルセールで飛びついたやつです!2010年!!

2010-12-09 オーダーバッグ shibaf、初のセール!
R0026559

それから3つめ、階段の一番下にちらっと見えてるからし色のジャガード布は、パネルに載っているのとは色違いのオーラカイリー生地で、ポケットショルダーの二代目に使ってもらったのでした。



あ〜、色々作ってもらったな〜。
私も今回は写真を久しぶりにたくさん撮って、たくさんまとめたよ!







昨年秋に、shibafの二代目看板犬コジルさんが亡くなったんですよね。でも、ayaさんもたびたび書いてらっしゃるけれど、なんだかすごく存在感がありました。

shibafブログ。
good bye,Cojill ! : s h i b a f  d a y b o o k(2021-10-25)

thank you for your sympathy.(2021-11-05)

thank you 2021(2021-12-28)

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今回アトリエにお邪魔して手作りプリンを頂きつつ、ふと頭に浮かんだ疑問について尋ねてみた。あのパネルを描いてくれたRさんが、shibafをやめて金沢にお引っ越ししたのっていつ頃でしたっけ?
もう10年くらい経つんだよね、とayaさん。そうかあ!
後でshibafブログを遡ったら、そうかshibafブログがスタートしたのが2011年で、そもそもそれが、ayaさんとRさんの2人で営んでいたshibafをayaさん1人体制にする、という、大きな変化の第一歩だったなあそういえば。

1人でやっていく自信が最初はまったくなかった、とayaさん。そのままお店を畳もうかな…(えっ!?)、続けるとしても「shibaf」という形ではなく、どこかに委託とか…?(おお…それも寂しい…)みたいに考えたこともあったそうです(良かった!この形でずっと続けてくれて!)。

それが、近しい友人知人たちに励まされ、自宅をアトリエにすることにして、これまで通りオーダーを受けて製作したり、新作バッグを作ったりしてリスタートを切ったのが2011年。世田谷サロンは完全に住宅街で、元の代官山のように人が買い物のついでに立ち寄れる場所ではないし、お客さんが離れてしまうんじゃないかとはじめは不安に思ったそうです。いやいやそんな、世田谷サロンがご自宅だと知った時の衝撃ときたら!本当に隅々まで素敵なのです…。しかも今回お話を伺って初めて知ってまたびっくり、ayaさんshibafを始める前からここにお住まいだったと!shibaf以前からこんな!センスの塊のようなおうちに!ここは通いたくなる立派な素敵スポットですよ…!

こんなふうに、20周年を迎えるほど皆さんに愛され、支えてもらって続けてこられて本当に有難い…と。ほんとですね。ほんとですが、むしろ辞めずに続けてくれてこちらこそ!ファンとしてはありがとうです!さっきも心の声が漏れてたけど。本当に、こうして続けてくれて嬉しいです。

なぜか雑誌のインタビュー企画みたいな内容になってしまいましたが。
ここからは、子供の作文みたいに自分語りをしてもいいでしょうか。

題して「shibafと私」、「ayaさんと私」。

ayaさんとも先日話したのですが、15周年の時ってそこまでなんというか、うわあ!感はなくて、あくまで日常の延長のような気持ちだったんですよね。でも今回の20周年はすごく感慨深い…。

なんでだろう、と考えるに、社会的には、やはりコロナを経たからなのかもしれない。2020年を境に、人と会えなくなった、触れなくなった、おしゃべりしながらご飯ができなくなった。改めて考えるにこれってすごく大きかったな、と。

個人的には、逆にそれがきっかけとなってayaさんとの距離がきゅっと縮まったような気がしています。
2020年はうちの子の小学校入学もあったからコロナとダブルで生活様式が大改革であっぷあっぷしているうちに過ぎ去ったのだけど、2021年になると、さすがに人と会えない、他愛無い雑談ができない生活のきつさが身に沁みてくるようになった…ぼちぼち耐えられなくなってきた。

それと、あちこちに書いててほんと恐縮なんですけど極個人的に21年は介護で大変な…怒涛の一年で…。

その両方のどうにもなんというか…膨れ上がった?しぼみ切った?気持ちを抱えて、shibafが都内各地の催事に参加する時ちょこちょこ出かけて顔を出して、ayaさんとちょこっとお話できるひとときが本当に、本当に楽しくて。

友人たちとがっつり約束して出かけるのはなかなか憚られて。万が一があるとお互いだけでなく家族の仕事や生活まで脅かしてしまうと思うと踏み切れず…うちの子もコロナ幕開けの長い休校期間が明けて以降は細々と通い続けることができているし、この学校生活を中断させてしまうのも、ましてや自分がきっかけでうちの子のクラスが学級閉鎖なんて事態もやはり可能な限り避けたい…。

でも催事でちょっと立ち話するくらいなら大丈夫なはず。それに約束するわけじゃないから、家族や自分の体調が微妙な時もリスケの必要なく予定を変えられる。
そうやってちょこちょこ顔を出すうちに、タイミングがあった時は一緒にご飯を食べたりもできて本当に!楽しかった!ちょうど催事でいらしていたアッシュ広子先生と、お二人のご友人Peapodの紳子さんもご一緒にご飯食べたこともありました。コロナ以来初の会食!お互いマスクをずらして飲み食いして、しゃべる時もマスクで。でももう本当に生き返る…楽しかった…雑談に飢えていたことを痛感しました…。

そんなふうに過ごしていた矢先に、コジルさんが亡くなって。
少し後で、ちょうど私がオーダーしていたリュックが仕上がりましたよと連絡頂いたので、郵送じゃなくayaさんに直接会いに行ったんですね。そこでコジルの話を聞いたり、私も介護の話を聞いてもらったりして、なんだかもう、ものすごく励まされて。

それまでは、私にとっては自分とshibafってあくまで「よく買うお客」というか(よく柿食う客か)大好きなショップであって、ayaさんはそこのデザイナーさんでありカバン職人さん、という、やや距離のあるというか、もちろん大好きなんだけどそこまで馴れ馴れしくするのは失礼だよね…と遠慮のある関係性だったんだけど、21年で一気に、なんだろう、人生という部活の先輩、みたいな。ayaさんが、気さくで元気で、友達の友達は皆友達的な、垣根の低い、才能溢れる素敵な先輩、というポジションに。いや私の中で勝手になんですけども!私の中で勝手に、急に、センパイ!っていう。ぎゅっと距離が縮まってしまった気がしています。

でも考えてみれば、2005年に初めて代官山のアトリエを訪れてからもう17年!?の付き合いで。ayaさんはいつも、カバンのオーダーを通して私の生活に、人生に寄り添ってくれていたなあ、と。大袈裟でなく、しみじみすっと、そんなふうに思いました。

今回ちょうどお邪魔した時、前の時間帯のお客様がまだいらして、ちょっとだけお話させてもらったんですね(これがまたshibafの楽しみのひとつ!)。そのかたが、まだ小さなお子さんがいらして必要なカバンが変わってきた、とおっしゃっていて。わかる!わかります!と私も持っていったカバンめっちゃ見せました。私も子供が産まれて、少しずつ出かけられるようになった頃、歩き始めた頃、歩く距離が長くなった頃…とどんどんニーズが変わっていって!そんな話で盛り上がったりなどしました。

本当に、shibafのカバン大好き。
子供か!
いやほんと、子供のようにワクワクしてしまうのです。生地を選ぶ時、カバンの仕様について相談する時、あれこれと的確なアドバイスをいただけて、ぼんやりした、あるいははっきりあったイメージが固まっていく時、そしてしばらく待った後で、それがカバンの形になって手の中にやってくる時!!そこにお財布やiPhoneやバッテリー、除菌ティッシュなどなど普段使いのあれこれを詰め込んで、好きな服や靴と合わせて出かける時…。子供のようにワクワクしてしまうのです。

20周年本当におめでとうございます!これからもたくさんのカバン、楽しみにしていますね!






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2017-07-09 shibaf 15th anniversary

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初shibaf!
2005-04-20 shibafカバン・アロエちゃん完成!

その他、shibafカテゴリはこちらです。

せっかくなので、まだ載せてないカバンもまとめて載せようかと準備中です!


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