えー、ひとつ前のあほな記事に皆さまハートをありがとうございます。あのね、似たような記事も下書きにストックしてあったのでいかがでしょうかと。似たような記事をストックしておくな。いや書いたの4月なんですけどね、あまりにあほすぎてどうかなーと。でも似てるし、流れとしてはいいかなと。
いや〜あの、隆也がね。あ、隆也って上川隆也さんのことですよ?俳優さんのね。いえ友人が隆也の大ファンで、友人が隆也のことを隆也隆也呼ぶから私もつい隆也って呼んでしまってましてね。
なんで隆也って呼び始めたかっていうと、いやまあいいやこの話は長くなりますので後にするとして、え、後にもしないでいい?まあまあ遠慮なさらず。
後にするとして(するのか…)
ふとネットで見かけた隆也ネタをまとめます。最初はその友人にだけホットラインで送ろうかと(そんな偉そうなものなのか)思ったのですがせっかくだから隠れタカヤもいらっしゃるかもわからんし、あひるに書いておこうかなと。
隆也、愛犬家だった。
■徹子さんも「こんなの初めて!」上川隆也の愛犬が凄すぎた – NAVER まとめ
ほうほうー、知らなかった。こちらの徹子の部屋は2016年放送だったそうです。
ネット上でも、こういう有名人が保護犬や保護猫の情報を広めてくれるのは有難い、と言われていました。さすが隆也です。
しかも犬がめっちゃいい子だ!と話題に。
でね、隆也にビシッと懐いているこの犬の姿を見ていてね、思い出しますよね隆也ファンとしては。あ、ファンって言っちゃった。いやまあもちろん私だって好きですよ。友人には負けるけど普通に長年のファンではありますよ。
隆也と犬、といえば。
隆也が所属していた演劇集団キャラメルボックス(以下、キャラメル)のお芝居にですね。『さよならノーチラス号』という作品がありまして。
そこに隆也が気難しくて無口なキーパーソン役で出ていまして、犬を飼っている役だったんですね。
その犬役を、劇団の女優さんがやってて。私が見た初演1998年では坂口理恵さんがやってらして超ハマり役でした。明るく元気な彼女がふわふわのパーマを二つわけに結んで天真爛漫なゴールデンレトリバー役って似合いすぎた。
いつも隆也にぴったりついて歩いて、隆也が自分のももをパンって叩いて「サブリナ!」と呼ぶと坂口さんがハフハフ!って隆也に駆け寄る、というシーンが幾度もあったのですがそのたびに友人が舞台に駆け上がりそうになっててそれはそれは大変だったのです。確かにあの時の隆也はかっこよかった。今も昔もかっこいいけどあの無口で無骨な男の役がまたとってもかっこよかった。
隆也と犬といえば、あの時の友人を思い出すのです。
せめて坂口さんの名演技を思い出してあげて。
そんなことを思い出しながら隆也情報を検索していたら、こんなドラマを発見!
隆也が執事!?
■上川隆也テレビ東京連ドラ初主演!2018年4月クール「執事 西園寺の名推理」で名推理でレディに尽くす“完璧すぎる執事”に | テレ東からのお知らせ : テレビ東京
【プロデューサーのコメント】
もしも上川隆也が、私だけの執事だったら…そんな願望(妄想?)から生まれた企画、「執事 西園寺の名推理」をお送りします。
「もしも上川隆也が、私だけの執事だったら…」ってあなた(番組プロデューサーさん)私の友人か!?
あなたも隆也がももパンしたら駆け上がるクチか!?(どんなクチだ)
気づいた時にはすでに最終回放送後だったのですが、直後だったので公式サイト上でまるまる一本見ることができて、隆也の執事っぷりを最終回だけ堪能してしまいました。
(残念ながら今はもう写真しか見られません!)
■執事 西園寺の名推理:金曜8時のドラマ:テレビ東京
隆也がいちいち推理のたびに「真犯人様」って言ってて吹いた。「そこで真犯人さまは」とか「おそらく真犯人さまは」とか。なんだこりゃ。
そして奥様(八千草薫さん…奥様だ…)に呼ばれて絶妙に微量に嬉しそうな隆也吹いた。鼻血を(鼻血かよ。そして倒置かよ)。なにその抑えた演技。隆也といえば舞台の人だからドラマでも全開すぎて濃すぎる演技だったのに。その賢い忠犬みたいな抑えた喜びの表現。今度はあなたが犬側か!
果たしてどっちがいいのか…隆也みたいなご主人様に犬みたいにハフハフ懐くのと、隆也が賢くて頼もしい犬みたいに忠実かつ愛を持って自分に仕えてくれるのと…あああ!どっちがいいのか!?
隆也がアホっぽくわふわふじゃれてくるのはなしね。いやごめんなくはない。今書いてみてありかもな思た。隆也ならこのドラマみたいに冷静に澄ました感じでキリッとそばにいてくれた方がそれっぽいかと思ったけど懐っこい大型犬みたいにわふわふしてくるのも可愛いじゃないか。どうだいフレンズ。どちらになさいますか?
ドラマ最終回ではね、すいませんね半年も前の話になっちゃって。隆也があちこちに聞き込みに行くのですが、その時こう、手がかりの高級ワインのことを調べるために、身なりの良いどこかの若社長さんっぽく振る舞って関係者から話を引き出す、っていうシーンがありまして、隆也に質問された大会社の秘書さんがね、隙あらば隆也に触ろうとしてるとこにも吹きました。わかる。わかるぞあなたの気持ちが。でもみんな、恥ずかしいからやめようねあんなあからさまなことは。ドラマの演出だと思うでしょう?でも意外についやっちゃうんですよね三次でも。三次でもとかいうな。それ以前に意外についやっちゃうとかいうな。じゃなくてやっちゃうな。私だけか。私だけか!?そうかもしれません。すいませんほんと。気をつけます。わりと深刻に気をつけます。
ええと、何が言いたかったんだっけ…
なかなかよい隆也ですよ?と。そういう話でした。
この際なので(どの際なのか)私の中の隆也話を全部出し切っておくと、確か件の友人からのホットラインが鳴って見たんだったと思うTVのバラエティーに当時としてはわりと珍しく隆也が出ていて、ゲスト芸能人の意外な一面コーナーみたいなやつで実はモテない、とかフラれてばっかり、みたいな話があって、隆也それをエチュード(即興芝居)でやらされており。劇団上がりだからって無茶振り。
それでフラれる場面で、女の子(役のお笑い芸人さん、男)からごめんなさい、って言われて、隆也「………そっかぁ!」と爽やかにさくっと受け入れてて痛々しい!なんでそんないい人なの!?別れ話されてるのにそんなに物分かりがいいなんて!!あなたのそういうとこがいつも不安だった!!私のこと本当に好きなのかどうかわからなくて!!もっと食い下がってきてよ!!こんな時までどうして相手の気持ちを優先しちゃうの!?結局私が好きだって言ったから付き合ってくれただけで、あなたの方は私のこと本当には好きじゃなかったってことでしょう!?そうよね!?
みたいな気持ちになるよねって友人と電話で盛り上がったのも良い思い出です。えっどこまでが何の話?どこからがあなたがたの妄想なの?
まあ何となくわかってください。
でも隆也のせいじゃないのに。そういう真面目で誠実な人柄だってだけなのに。どうすりゃいいのさ。いやそのままでいいのです。応援しています。
っていうお話でした。
あっそういえば、なんで隆也って呼び捨てにしてるのかの話を忘れていた(そのままでよかったのに)。
と思ったら前にも書いてました。
そもそもその友人が好きな芸能人を下の名前で呼び捨てにし始めたのは私が浩志を浩志浩志呼び始めた影響なんですけどね?(いばることか?)(いばってたのか)「なんかいいねこれ、愛が深まる感じがするわ?」と喜ばれ、でしょでしょ?って私の頭に沸いた虫がまんまと彼女の脳内にも移住しちゃって二人して喜びあった20代の輝かしい日々。
って前にも書いてた。
で、そんな友人が隆也を隆也と呼び始めたもんだから私もついつられて隆也って呼ぶようになっちゃって、今ではめでたくオットまで隆也って呼んでおり、すみずみまで浸透しているアホさ加減。
というお話なのでした。
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関連リンクと、キャラメルボックスについて。
キャラメルで一番印象深かったお芝居については以前もちょっと書いたことがありまして、97年の『サンタクロースが歌ってくれた』と、15周年記念2002年の『銀河旋律』なのですが、隆也に特化すると、一番印象深かったのって『ミスタームーンライト』なんですよね。けっこう地味というか、再演されてないし、知ってる人少ないのかもしれない。
ストーリーなどはだいぶ忘れてしまったのですが、隆也がちょっとオドっとした、不器用で純朴な好青年を全力で演じていて、コメディでシリアスでハートフルで少し不思議、という、ザッツキャラメル!というど真ん中ストレートなお芝居で。もう一度観たいんだけど、円盤は公式通販では売り切れみたい。中古で買っても劇団にはなんの利益にもならないしなあー。再販してくれないかなあ。
お!huluで見放題、とかも始めたんですね!まだ8本しかないけど、『ミスタームーンライト』入ってくれないかなあ!
■演劇集団キャラメルボックス が見放題! | Hulu(フールー) 【お試し無料】
公式サイトトップ。
■演劇集団キャラメルボックス[CARAMELBOX]
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関連あひる
■2015-08-13 実写『エンジェル・ハート』冴羽リョウに上川隆也
■2011-11-05 宮部みゆき『火車』、上川隆也でドラマ化
■2011-05-11 キャラメルボックス『夏への扉』が面白かった!
97年の『サンタ』と、15周年記念2002年の『銀河旋律』についてもちらっと書いた記事。
■2011-05-11 [地震関連] キャラメルボックスの春公演はどのような状況下で行われたか
これも知ってたら絶対行ったのにな〜。だめだ情報ちゃんとキャッチしよう。うん。
■2013-04-02 よしながふみ『愛すべき娘たち』舞台化、演劇集団キャラメルボックスメンバーにより
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『執事 西園寺の名推理』amazonで全話有料配信されていました。
楽天のキャラメル公式通販ショップはこちら。
隆也が出ていて素晴らしかった『サンタ』
amazonの方が取扱作品が多いです。販売元がDVD販売業者さんで、キャラメル公式じゃないので劇団にちゃんと利益が行くのがちょっと不明なのですが、公式サイトからもamazonリンクが貼ってあるからたぶんこのDVD販売業者さんが劇団から委託販売してるってことなのかな。
これが隆也の出世作、『龍馬』の龍馬役。ああ、今井さんも好きだったな。
お!隆也が龍馬とのコンビの青年役だった時のも出てる!そういえば最初はそうだったな〜。
おお!あひるさんもキャラメルボックス見てんたんですね!
私もサポーターズクラブ入っています。
上川隆也さんは「大地の子」で知り、そこから数十年の潜伏期間の後、上川さん退団後にようやくキャラメルボックスを見に行くという、縁があるんだかないんだかわからないファンであります。
キャラメルボックス30周年イベントにコメントを寄せられていて「キャラメルボックスは、僕の青春でした。」と語ってらっしゃいました。
上川さん執事、見てました。八千草薫さんがまた、美しく上品な奥様で、上川さんが甲斐甲斐しくお世話するのですが、フットマンの浅利陽介くんが「ほんと、奥様のことしか考えてねえな…」ってつぶやくのがほんとそれ、と思いました。続編つくってほしいですね。
長文失礼いたしました。
キャラメルボックスは次々若手が育っていき、こないだまで前説してた子が主役をはってたりすると、成長を喜ぶ親戚のおばちゃんのような気分になります。
日月さん
おー!日月さんも!嬉しいなー!
タカヤを『大地の子』で知ったのですね!あの大抜擢は、前説でもよくネタにされてました(笑)
タカヤがいつまで経っても実直で爽やかな人のままなのが嬉しいですよね、ファンとしては。TVで有名になってもスレない。
若手の成長を親戚のおばちゃん的に!わかりますー!まああの子が立派になって…ホロリ。ですよね。
私はなんだか、そういう感覚が行き過ぎてしまったのか、お芝居やストーリーが二の次になってしまっていることに気づいて以来、ちょっと遠かったんですよね…劇団にはかえって申し訳ない限りなんですが…。
だから今、数年に一度たまーに観に行くと新鮮な気持ちで楽しめます。