ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』実写映画化!ホラー、オカルトであり、親と子供、大人と子供の物語でもあり、自由と闘争の物語でもある



いやあ、1月くらいに気づいて密かに楽しみにしていたのです。そして原作漫画も大っ好きで。大っ好きで。好きすぎて1巻から読み始めて最新刊まで読むと必ずもう一度1巻から読み返しちゃうくらい好きで。
何にこんなに惹かれるのかわからないんですけどとにかく好きで。怖いんですけどね。かなり。

それがこの、コロナで。いろんなイベントとか中止になっちゃってるんだろうなあ、10月公開となっているけど大丈夫なのかな…と気になっていたのですが。

ひょんなことからたどりついた平井堅さん『ノンフィクション』2017年FNS歌謡祭の平手友梨奈さんのダンスに衝撃を受けていたら。
平手友梨奈さんの佇まいが、『さんかく窓』の非浦英莉可(ヒウラエリカ)に似ているなあと思っていたら!


映画『さんかく窓の外側は夜』公式サイト

キャスト、岡田将生 志尊淳 平手友梨奈!

ほんとに平手友梨奈さんが非浦英莉可役だった!!
ますます楽しみになりましたー!

以下、リンク集と、原作漫画、ヤマシタトモコさんの作品について。怖い話注意です。原作は幽霊とかそういうのの話なのです。
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父ちゃんキライ問題、うちの子の雄弁な「あっ」

デザインあ [Blu-ray]
NHKエンタープライズ
2018-03-23



久々の父ちゃんキライ問題です。
書いてなかっただけで別に収束したわけではなく、むしろ最近は父ちゃんも母ちゃんも無差別にキライの対象になっています。悪化しとるやん。
5歳児だけど反抗期なの?思春期なの?ってくらい不機嫌。これはこれで成長なの?ということなんだろうなと思いつつも釈然としないギスギスした日々を送っています。
それはそれでネクストステージ感あるので別に書き記しておきたいところなのですが、今回は以前から書こう書こうと思っていた「あ」の話。
4歳前後が一番多かったかなあ、5歳も終盤の今は出なくなっちゃって寂しいので、これも成長の記録として残しておくことにします。

説明いたしましょう、うちの子の「あ」について。
うちの子がですね、オットくんに対してカチンと来た時に、「あっ」ていうんです。
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[真面目に] 絵本作家のぶみ『あたしおかあさんだから』『ママがおばけになっちゃった』などなどについて思った、”感動”を押し付けることへの違和感

少し前から炎上騒ぎを巻き起こしているこの案件について、色々と思うところはありつつも、しっかり書く時間がないなあと思い、リンク紹介にとどめるつもりだったのですが途中からどんどん重めの内容かつ常々嫌だと思ってきた価値観の押し付けや無自覚な感動強要などに対し全否定モードになってしまいましたすみません。
でも勢いでアップしてしまいます。

えー重いの読むのあれだなーって方はこちらの小ネタへどぞー。

February 09, 2018 #あたしおかあさんだから の歌詞を読んで騒然となる新井素子クラスタ

さて。
『ママがおばけに』も数年前話題になった時にwebで読んでみて、ふーんと思ってそのままでした。子供のためじゃなく親が泣くための本だな、うちの本棚には置かないな、で終了。

ただその後、今回の『おかあさんだから』の騒動で知ったのですが、もっと他にもとんでもない絵本をたくさん出してるんですねこの人…

何が問題って作者さん本人よりも、こういう本を「良い話だ、読むべきだ」と子供に読み聞かせてしまう大人の浅はかさを憂うべきだと思いました。

また、忘れちゃいけないのは、こういうものに感動して泣けてしまうくらい、世のお母さんたちは追い詰められている、ということだとも思います。誰もねぎらってくれない。肯定してくれない。どこへいっても肩身が狭い。だからこんなものにすがりついてしまうんだと思う。二分の一成人式とかもそう。

色々検索した中でたどりついた、作者さんへのインタビュー記事。これを読んで、あーご本人がだいぶ闇の深い人なんだな、と思いました。

情熱大陸の舞台ウラ! 絵本作家のぶみ 【ゆめを叶えた大人の子ども時代、ヒヨっ子ちゃずのイラストインタビューVol.1】|ウーマンエキサイト(1/3)

のぶみ─情熱大陸のインタビュー中にお母さんの口からは信じられない言葉が出てきました。「のぶみは小学生のとき、みんなと仲が良くて、友達がいっぱい居て…」と話しはじめたんだよね。 違う人の話でもしてるのか? って思うくらい。(笑)

のぶみ─「お母さん何言ってるの!?」僕がいじめられていたことや、悪さをしていたことをいくら話しても「あなたは忘れているの。」の一点張り。撮影現場は、変な空気になってしまいました。

撮影後、お母さんからメールが届いた。「テレビでいろんな人に知ってもらうのに、のぶみのマイナスイメージな面を見せたくなかった。だから、いじめられていたことや、悪さをしていたことを隠したかったのよ」と。

それを聞いて、今まで「あなたは良い子だから」と言われていた意味がわかった気がした。お母さんの中で、悪かった僕はいなかったことにしたかったんだ‥と。

うーん。
なのでというか何というか、この人の個人的なお母様との軋轢みたいなものを見せられているだけ、と思えば、無関係な他の人たちが動揺したり憤ったりすることじゃないな、と。励まされる人はもらっとけばいいんじゃないですかね、と。

それよりも、問題はそれを安易に「良い話」として子供たちに押し付けようとする大人たちの感覚だよな、と思いました。おそらくは善意で。だからタチが悪い。
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[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う

タイトルからもわかる通り、いつもと違ってちょっと重いし、読んで楽しい話ではないのではないかと思います。いつもの調子で書いてる部分もあるけど。

でもそういう重いのはちょっと、あんまり求めてない、という方はスルーしてくださいませ。 “[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う” の続きを読む

友人から聞いた、優しい通りすがりさんの話

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学生時代からの友人が、転職・結婚を機に遠方に引っ越すことになりました。なんてめでたい。お仕事本当におつかれさま、そしておめでとう。
そうそう会えない距離へ離れてしまうのはとても寂しいけれど、東京を離れる直前に会って聞いた、彼氏さんのご家族が温かく彼女を迎えてくれている様子が本当に嬉しいです。良かったねえ、うんありがとう、とお互いうるうるしてしまいました。
そんな彼女から聞いた、何年も経った今も思い出すたびにうるうるしてしまう話があります。年の瀬に優しい通りすがりさんのお話でもひとつ。

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オットくんの学び

先日オットくんと外出した際。
えーっとなんだっけなまあとにかくいつものようにオットくんが何かいたらなかったのでなんでそういうことするんですか何なんですかとかぶつぶつと苦言を呈した直後にオットくんが階段で足を踏み外して転び。
足首をちょっとひねってしまいました。
幸い軽い捻挫だけのようで、すぐ冷やし続けたのも良かったのか痛みはあるけどひどく腫れたりはしないで済んだのですが。
その夜。
布団に入る頃になっても、まだ痛い?
OT「いたい。
 あひるたん(´ω`)
 おこる(´ω`)
 あし、イタイ(;´´ω“)」

ちょっと待て。

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私の大嫌いなエスプレッソとオットくんとオット父への共感

たつをさんがのっけてたコレ!デロンギの全自動エスプレッソマシン!

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うっわ超ほしい。しかも高いけど安い!
だって6~7年前に購入した、手動で2杯ずつしか入れられないやつが同じくらいの値段だったもん!!

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オットくん、おくすり飲めたね

先日遊びに行った友人から、おみやげにKUSMIティーっていう素敵な紅茶をもらったよ、と書きましたが。 オットくんとも共通の友人である彼女から、オットくんへもおみやげをもらいました。 それはこれ。 おくすりレンジャー。

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ええとたぶん普通の大人は知らないんじゃないかと思うのですが、ゼリー状オブラート、です。薬を飲む時の補助用食品。
前に近所の薬局でこれを見かけた時、粉薬が飲めないオットくん『ライフイズビューティフル』の子供みたいに顔中を好奇心で輝かせていた話を友人にしたら、

友人「それってあれじゃない?『おくすり飲めたね』
うちにも息子用のがあるよ」
そんな商品名なんだ!?
ちなみに友人の息子さんは生後10ヶ月です。

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赤毛のアンの前編『こんにちは アン』、この春アニメ放映

どぅおわナニコレ!?GIGAZINEより。
世界名作劇場第26作「こんにちは アン ~Before Green Gables」
anBSフジ:4/5(日) 19:30~
アニマックス:5月~
BIGLOBEストリームで配信予定

「アンがマシュウとマリラに出会う前の11年間の生い立ち」の話だそうですよ。そうさのうマシュウマリラも出ないのかー。

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