[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う

タイトルからもわかる通り、いつもと違ってちょっと重いし、読んで楽しい話ではないのではないかと思います。いつもの調子で書いてる部分もあるけど。

でもそういう重いのはちょっと、あんまり求めてない、という方はスルーしてくださいませ。

えー、さっき録画しておいた『コウノドリ』見てたらですね。
とある主要キャラが子宮摘出しないといけないかもしれない、母親になれないかも、って悩むという回でね、第7話、タイトルもズバリ【母になる人生 母にならない人生】でね。

その回のCMが、羽生結弦くんがお母さんへの感謝を語り、最後にカメラ目線で「お母さん、ありがとう!」って言うという…P&GのCMで。

このCMのことは、ネットでちらっと話題になってたので知ってはいたんですが。

この回でそれ!!??
と絶句しました。

あの、つい先日のクドカンドラマ『監獄のお姫さま』ではね、女子刑務所の母の日イベントで、慰問として幼稚園の子供たちがぴよぴよ並んでたどたどしく「お母さん、なーあに、お母さんっていいにおい」ってお歌を歌って、女囚の皆さん号泣、っていう場面がありまして。服役で息子と離れていることが何より辛いキョンキョンもハンカチ顔に押し当てて「やだも~!無理~!」って号泣。悪趣味だな~!っていうブラックジョーク、だと思うんですけど。

あれを地で行ってるようにしか。クドカンのブラックジョークを現実でやられたよ、と唖然でした。現実はつやつやメタルブラック。新井英樹も真っ青ですよ。しつこく出してしまう新井英樹。いや新井様は母親というものを超リスペクトしてますから。酷い目にあわせつつも(あわせるのかよ)すごい見せ場作ってくるから。

いや、良いCMだとは思いますよ?羽生くんはもちろん何にも悪くないですよ?大好きですしうちの子もあんなふうに育ってほしいと思っています。でも感謝とかは別にしなくていいよ。あなたの活躍と、溌剌とした姿がそのまま喜びだもの。それ以上のことはなんにも。

でもさ、これさ…
『コウノドリ』のこの回を見て、似たような境遇の人は勇気付けられたり、色々考えたりすると思うんですね。世間一般の「母になること素晴らしい」という一元的な考え方によって傷つけられる人ってきっと多くて、それに対して、大丈夫だよ、それだけじゃないよ、って言いたかった回なんじゃないかと思うのです。それができなくても、それをしなくても、あなたは何も損なわれないし、幸せになって良い、幸せと感じて良いんだよ、って。当たり前のことだけどね。その当たり前が今難しい世の中で。

それをね、小さな声でさりげなく、だけど必死で届けたい人の元に届くように、言おうとしてくれていたんじゃないかと思うんですが。そのあいまのCMで…よりにもよって羽生くんみたいな世界的超人気スターに…「お母さん、ありがとう!」って…

いや、いいんです。お母さんはありがとうですよ。お母さんたちがんばってますよ。素晴らしいですよ。私も自分が子育てしてみて、世の中のお母さんたちがこんなにも孤立無援でいろんなことをしょい込んでしょいこまされて、それでも子供に笑顔を見せたくて必死でやってるなんてびっくりでしたよ。

でもさ、お母さんだけじゃないですよね。今は子供を産んだって産まなくたって仕事をしてたってしてなくたって悩んで悩まされて責められて肩身の狭い、女性たちは何かしらそういう思いを抱えて、複雑な立場にいる。なんて息苦しい世の中だろうと思います。
それぞれに色々と事情や考え方があって、葛藤があって、その中で人生の岐路に立ちながら選択をしていく。ただでさえ悩みながらで正解なんてないものなのに、外から正しくないだの間違ってるだの幸せだの不幸だのととやかくいわれる筋合いはないと思う。誰にもそんなことを言う権利はない。

『コウノドリ』では特に、マイノリティー側の苦しみや葛藤に光を当てているように思っていたのです。人になかなか言いづらい、わかりづらい悩みや事情を抱える人たちに。今回なんてまさにデリケートな話で。それを、わざわざその回に、母親になれないかもしれない、それを選択しなければならない苦しみ、という回にわざわざ「お母さんありがとう」はないんじゃないだろうか。
と思いました。

私も流産や不妊治療の経験があったり、ようやく1人授かって無事に出産までこぎつけて3歳の今日まで元気に育ってくれているけれど、分娩で母体側にトラブルが起きて2人目以降は望めない状況になったりなど、色々あったので神経質に受け取りすぎなのかもしれません。
(二人目不妊というものに関しても、ともすれば贅沢だとかわがままだとか世間から軽視されがちな気がしますが、これはこれで一人目不妊とはまた別の辛さがあることを、なってみて実感しました。だからほんと、誰かの悩みや苦しみって、人から軽々しく決めつけられるようなものじゃないと思う。それぞれの立場に立たないと見えない景色がある。自分も重々気をつけたいと思っています)

そういう自分にとって、『コウノドリ』はああみんな色々あるんだなあ、もっと大変な人だっている、私も子供ももっと悪いことにだってなっていたかもしれない、だから失ったものを悲しむだけじゃなく、今あるものの幸せに気づかないといけないな、と思えて、いつも励まされるのです。

だから、なんというか。
ドラマのスタッフさんたちが悪いわけでももちろんない。P&Gを責めてもしょうがないんだけど。組み合わせ方の問題というか。そこまで気を配れというのは求めすぎかもしれないけど。繊細チンピラみたいな、「傷つく人もいるから配慮しろ!」みたいなのって言いがかりに近くて好きじゃないんです。前にも書いたけど、子供年賀状やめろみたいなやつ。家族の無事の成長を近しい人に報告したいだけの人たちがどうして肩身の狭い思いをして、わざわざ年賀状を二種類作ったりしないといけないのか。なんだか変。

でもちょっと、これはないんじゃないかなと思ったのです。どこが違うのかな。まだうまくまとめられないのですが。

こういうことをね、あんまりブログには書かないようにしてきました。重いし、あんまり求められてもいないかなって。ブログを書き始めて最初の頃はあまり意識せず思ったことや書きたいことを時事ネタや社会問題的なものも含めて書いていたのですが、なんとなく、批判が怖くて。また女さんの私かわいそう語り始まったよとか自虐風マウンティング乙とか視野が狭いとか考えが浅いとかニートのくせにとかパクチー食べれないくせにとか責められるのが怖くて。
「こういうことを書くと傷つく人がいると思います」とか、「あなたのせいで傷つきました」と言われるのが怖くて。

だからこういうことを書くことも、公開することもすごく気力がいります。特に育児中は、ただでさえPCに向かってしっかりと文章を書く余裕がなかなか取れなくて、気力体力を削る内容となるとますます書けない。
でも言いたいこと、感じること、憤りを覚えること、伝えたいことは反対にどんどんたまっていって、だけどその内容もどんどん繊細で微妙なラインになっていって。こういうことを書いても、そもそも子供がいない人はどう感じるんだろう、子供がいても働いている人、働き方もフルタイムの人、夫との仲、自分の実家との仲、夫の実家との仲、それぞれに違うとそれぞれの人たちはどう感じるんだろう、幸せ自慢だとか傲慢だとか大したことのない不幸をふりかざす世間知らずと思われないかとか、怖くて仕方なくて。

そう思いつつも下書きしておいたこの記事を公開するかどうかはさておき一応推敲していたら、さっき録画しておいたNHK『SONGS』でさださんがご自身の「炎上の歴史」をネタとして語ってらして、最後に、

「志を持って何かを伝えようとするんであれば、批判されることを恐れてはいけない、と僕は思います」

と言ってらして。
それも隠れキリシタンならぬ「隠れマサシタン」で爆笑させた流れで。

私にも志はあります。そのつもりです。前にもちょっと書いたけれど、あ、そういえばあれもさださんがらみだわ!

誰かを笑わせたい。つらい時、ふふっとおかしくなってちょっと心が軽くなる。そんなお手伝いができたら、これほど嬉しいことはありません。そう思うから、なるべく楽しいこと、アホなことばかりを書くようにしてきました。いや素だけどね。素でアホな時が主だけどね。
だけどやっぱり笑顔を曇らせるようなこと、それはないんじゃないかって思うようなことも世の中には多くて。自分のつらかった経験とかを誰かに聞いてほしい時もあって、だけどそんなの読んでも笑えないし、つらさの押し付けみたいになるのは嫌だし。

でも最近は、誰かのつらかった話、これがつらいんだ、っていうささいな心情の吐露も、読んで「そうそう!私もそれがつらいの!ずっとつらいと思ってたの!」と共感できることで、あるいは涙することで励まされたり、一人じゃないんだと元気付けられることもあるんだな、と思うことも多くて。特に育児とか子供関連だと、「こういうのをつらいと思うなんて母親失格」だとか、「こういうのに心が動かないのは女性失格」みたいに自分を責めてしまう人が多い、そういう傾向が強いと思う。なので、自分だけじゃないんだ、と思えるだけで救われる。

そういうやりかたもありなら、私も少しずつそういうことも書いていきたいな、と思うようになってきていまして。暗いこと、悲しかったこと、つらかったこと。そうだけど、それも誰かの助けになるかもしれない。
ブログを始めて13年経ちます。色々考えてブログの引越しを準備中なので、引越し完了したら、それを機に、ちょっと書き方というか、書く内容を変えていきたいな、と考えています。読んでるとあんまり変わらないかもしれないけど。

ブログに書いて公開するとなると、どんな人にどう読まれてどう批判されるかわからない、と不安でした。実際一度ひどく叩かれてから怖くて仕方なくなって更新頻度も落としてしまったのですが、でも、自分が感じたことをもっと素直に書いても、それを面白いと思ってくれる人が読んでくれれば、それでいいんじゃないだろうか、そんな有難いことはないんじゃないだろうか、とようやく思えるようになってきて。面白くないとか傷ついたという批判もくるかもしれないけれど、それはその時々で都度対応する、かしないかを判断しながらやっていけば良いわけで、くるかもしれない批判や非難を恐れて書かずにいることで、ひょっとしたら書いたら励まされる人もいるかもしれない、そういう機会を逸し続けて下書きを溜め込み続けるのはもうやめにしたいな、と。

なんで所信表明みたいになってるんでしょうか。
でもそんなふうに何年もずっと思ってきて、ここ最近は準備を進めています、って書いておかないとまた下書きデッドストックになっちゃうから!と書いてみました。このまま何事もなかったかのように引越ししないまんまになったりしてたらすみません!実は夏から大きな準備は完了してるのに!オットくんがやってくれたのに!まさか年またぐ勢いでそこから進まないとは思ってなかった!
ブログ開設も12月なので、年内には何とかできればいいなー、と思っております。でもあれかな?やっぱ春かな?年度の切り替えで心機一転かな?(どんどん先延ばしに)

あひるちゃんにはそういうの求めてないんだよな…という人もいらっしゃると思うので、その手の重めの話を書くことにするかどうか自体もまだ迷い中なところも正直あるのですが、今回は試験的に、最初にアナウンスをして記事をたたんでおく、という形にしてみました。
そうはいっても、嫌な気持ちになるとはわかっていても出されるとつい開いちゃうし読んじゃうってとこもありますよね…なのでその手の話は別ブログを立てることにしようかな、ともちょっと検討中なのですが、でもやっぱりふたつ運営するのは色々厳しいので、カテゴリ分けるとか、記事をたたむとかして一本化、になるような気もします。まだ考え中。

まとまってないも甚だしいですが、そんなことを考えております。2017年最後の月のスタートの勢いでアップ!
長年ひた隠しっていうか、書かないように気を使ってきたごく個人的な事柄をちらほら小出しにしてしまったので長く読んでくださっている方はえっ!?えっ!?と驚かれた部分もあったかもしれません。その辺についてもそのうちにしっかり書きたいと思っていますので、読んで頂けたら嬉しいです。




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“[真面目に] 『コウノドリ』子宮摘出の回と、P&Gの「お母さんありがとう」CMに思う” への14件の返信

  1. はじめまして。
    「ザ・ワールド・イズ・マイン」好きの42歳です。

    いつもは、ふわふわっと読みながら、美味しそうなクッキーのレシピをEvernoteに保存したり、
    お、また新井さん出てきたよ、アイリーンちょっとしか読んだことないだよね~と思ったり、
    ひとりで細々と楽しんでおります。

    が、今回のエントリーは「応援してます!!!」って言いたくなって。
    初めてコメントしてみました。

    たぶん、あひるちゃんさんと自分は同年代だと思うのですが。
    そして、息子も今3歳(3月生まれ)なので、同い年なんじゃないかと思います。

    そんなこんなで、最近のエントリーには共感することがさらに増えていたのですが、今回の決意表明には、心が震えました。

    震え過ぎて、まだ飛ばし読みしかしていないんですが。

    あひるちゃんさんの勇気、スゴイ!
    です。

    中には批判もあるのでは…と思ったので、その批判に心が折れたときに
    1票でも多く「応援してます」を届けたくて、取り急ぎ送ります。

    本当の意味で多様性のある世の中にしていきたいですね。

  2. 言いたい事を全部まとめておっしゃってくれたような素敵な文章でした。
    これをお伝えしたくてコメントしました。
    これからも“あひるさん流”を書いていっていただけたらと思います。

  3. カラスちゃんさん
    はじめまして。いつも読んでくださっているとのこと、ありがとうございます!
    しかも「ザ・ワールド・イズ・マイン」好きの42歳!3月生まれの男の子!おんなじすぎる!ぼくと握手!!

    熱い激励を本当にありがとうございます。
    頂いたコメントを読んで、しばらくの間子供と遊びながらぼたぼた泣いてしまいました。誇張でなく。
    書いて良かった、と思えました。応援のお気持ち確かに受け取りました。
    本当にありがとうございます。

  4. ようこさん
    ありがとうございます!
    とても嬉しいです。アップしてからやっぱり削除しようかと逡巡したのですが、そんなふうに言って頂けると、そのままにしておいて良いのだと思えます。

  5. あひるさんこんにちは。
    何年も更新を楽しみにしている読者の一人です。今回の記事、とってもこころにきました。

    自分が独身の時に読んでいたあひるさんの記事と、
    結婚してから読むあひるさんの記事、受け止め方もだいぶ変わってきたなと感じています。
    ただただ、楽しい記事だなと読んでいたのを
    オットさんやタローくんの記事を通して、色々学ばせて頂いてるというか
    人生の先輩と思って参考にさせていただいております。

    今私はDINKSなのですが、遺伝性疾患の事や実親の介護もあり
    子供を積極的に持ちたいとは考えていません。
    だけど、世間一般の「常識・空気」とか、義両親からの期待とか
    孫の顔も見せないなんて親不孝なのかなとか、
    見えない何かに脅えるような夜もありまして。

    そんな時、あひるさんの記事を読むとほっとすると言うか
    もう少し肩の力抜いてもいいのかなと、思える気がします。
    もちろん記事を読んで、私とは考えが違うなと思う事もありますが
    心の根っこの部分をさらけ出してもらえるって、それだけで信頼できますし
    上辺だけの浅い感想を言い合うより、よっぽど魅力的だと感じます。

    勿論お会いした事もありませんが、いつものあひるさんが
    いつものブログに居てくださる事が、嬉しいなと思っています。

    なんだか支離滅裂になり、長々と書いてしまいすみません。
    これからも更新、楽しみにしております。

  6. あひるさん

    いつもは黙って楽しませていただいてるだけでしたが、今回の記事にはもう、ありがとう!って言いたい!なので初めてのコメントです。
    わたしはたぶんあひるさんと同年代か、ちょっと下くらいだと思うのですが、すごく勇気付けられました。

    ありがとう!

  7. みちらさん
    気持ちのこもったコメント、本当にありがとうございます。人生の先輩!そんなふうに思って頂けていたなんて、とても光栄です。
    ご自分のご病気に親御さんの介護、そうだったのですね。ただ日常を送るだけで、なかなかに大変な日々なのではないかと推察します。毎日本当にご苦労様です。
    見えない何かに脅える夜、すごくすごくわかります。私の場合は、実の家族との関係があまりよくないので、子供を持つことが怖くて、長いことためらってきました。
    オットの両親や家族のおかげで、「子供を持とう、親になろう」とようやく思えるようになって、そこからも紆余曲折あり、今に至っています。

    今子供を持ってみて思うのですが、一般的に言われている「孫の顔も見せないなんて親不孝」という物言いって、ちょっと違うというか…。
    私も、それから孫を持つ年上の友人も言っていたのですが、「孫が欲しい」というより、「子供にも子育ての喜びを知ってほしい」という気持ち、でしょうか。

    子育てって本当に楽しくて、大変な部分もあるのですが貴重な、得がたい体験をたくさんさせてもらえているので、それを子供にもできるなら経験してほしいな、と。
    なのでやがて息子の伴侶となる人が、うちの子と二人で子供を持つことを選んでくれたらとっても嬉しいけれど、どうするかは二人の選択だし、身体の事情で望んでも叶わない人もいるし。
    そういうことを二人でよく考えて、お互いの選択を支え合っていってほしいな、と思っています。

    みちらさんとは状況が色々と違うと思うのですが、私の話がみちらさんにもひとかけらの参考やきっかけになれば、あるいは日々の小ネタでちょっと息抜きしてもらえるのなら、こんなに嬉しいことはありません。コメント本当にありがとうございました。私もみちらさんを応援しています!

  8. とととみさん
    はじめまして!いつも読んでくださっているのですね~、ありがとうございます!
    勇気付けられたというお言葉、すごく嬉しいです。こちらこそ勇気付けられています。かなり。本当にありがとうございます。

  9. shibafのトートが好きでこちらにたどり着いてから何年も読ませていただいていました。
    40代DINKSです。
    子供は大好きです。
    子供がいないことに屈折しないよう、ねたんだりしないよう、生きています。
    先日子供がいない家庭は増税するかもっていうニュースを見て、子供を産んで社会貢献できないならお金を払えと言われているようで辛いなって思いました。
    「増税するけど子供がいる人は減税」って言ってくれたらよかったのになって思ってしまいました。

    そんな中コウノドリは見る事だけでも結構勇気がいります。
    私は撮りためたまま、まだ見始めていません。
    子供を持つアヒルさんがそこに気づいてくれることがうれしかったです。
    子供いるのに!そんなこと気づいてくれるの!って思いました。
    勇気を持ってUPしてくれてありがとうございました。
    背中をやさしくとんとんってされた気持ちになりました。
    これからもブログ楽しみにしていますね。

  10. おにぎりちゃんさん
    shibafつながり!それは嬉しいご縁です~。コメントありがとうございます。
    子供がいないことに屈折しないよう、ねたんだりしないよう…口で言うほど簡単なことではないので、日々、たくさんの擦り傷や、時には大きな切り傷を抱えながら過ごしていらっしゃるのではないかと想像します。
    でも、そういうことを表に出さず、人をねたまずに生きよう、という姿勢は、とても尊いものだと思います。私も子供を授からなかった場合は、そうありたいと思っていました。

    子供がいてもいなくても、たとえば不妊治療や流産の経験があったとしても、一人一人の状況や受け取り方はどれも違うので、共感できるとは限らないし、相手が傷つくような言い方を避けられるとも限らないんですよね。なので、「子供いるのに気づいてくれるの!」と言って頂けて、私こそ励まされました。温かいコメントを、本当にありがとうございます。

  11. あひるさん、はじめまして。
    何のきっかけで読み始めたか忘れてしまうくらい、もう何年も読ませていただいています。
    何度もコメントを書いては消し書いては消しとしていましたが、思い切って書かせていただきました。

    30代後半のDINKSです。
    現在妊活中ですが、私の病気の関係で治療を始めるのが遅かったので、子どもは授かれないかなと静かに思っています。

    静かに思っていても、まだまだ覚悟を決められないためか、自分の中の黒いものと戦う時もありまして。
    この黒いものはいつ自分の中から消えるのか、それとも一生付き合っていくものなのかと考える日々です。

    「コウノドリ」第一シーズン放送時に、周りの友人親戚がおめでたラッシュ、そして私の妊活がうまくいかないため、「見たくない」に拍車がかかってしまい、見ることができません。現在のシーズンも見られないです。

    ですので、そんなことがあったのかとあひるさんのブログで知りました。
    おにぎりちゃんさんが書いてくださってる通り、お子さんがいるのにそんなこと気づいてくれるのと思いました。
    本当にありがとうございます。

    これからも読ませていただきます。応援してます。
    支離滅裂な文章でしかも長々と失礼いたしました。

  12. こんにちは、下着記事でお世話になってから長年ブログを拝見している者です。お忙しい中更新して下さって感謝です。
    同じく不妊治療を経た高齢出産で幼児を育てています。身内に子供を諦めた者もいます。

    うまく言えないのですがコウノドリのタイトルは【母になる人生 母にならない人生】だったので、私はそこまでCM気にしなくて良いかなぁと思いました。

    ドラマに出てきた2人の子持ちのソーシャルワーカーさん(?)、子供がいる事でドヤ顔でもないし、すまながる必要もないし・・子どもの有無なしに助け合っていける世の中になっていけたらいいなと私は取ったので、あのCM を見てもそこまで気にしないというか。。自分が子どもを産んでるから気にしないとか、自分のこととして捉えないっていう感じじゃないんです、そういうCMなんだなー喜ぶ人たちもいるんだろうなーくらい。録画だったら飛ばしちゃって見ない。

    あひるさんのお気持ちもよく判ります。私もそういう腹立ちに覚えはあります。
    今はそこに反応して疲弊することが無くなったというのかな・・

    母になる人生 母にならない人生・・その人の人生を生きてみなきゃ本当にその人のことは判らないから、子どもを産まない人は可哀想じゃないし、不幸せじゃない。子どもを産んだからって幸せかどうかも判らない。どっちでもいい。
    ドラマもCMも作り物だから、そこまで気にしないっていうか。。現実の人生は奥が深くて味わい深くて喜怒哀楽に満ちてて、各個人が味わい尽くせたら良いなぁって思います。

    余談で、幼稚園の保護者会の名前が「母の会」だったりすると、腹立たしくなりますけどね。「家族の会」にしない?って。
    うーん、支離滅裂なコメントでごめんなさい。
    いろいろ考えさせられて勉強になりました。
    ありがとうございました。

  13. akiさん
    こんにちは、ずっと読んでくださっているとのこと、ありがとうございます!
    そして何度も消しながらもコメントをくださったことも、ありがとうございます。
    現在妊活中で、治療にも通われているのですね。うまく運ぶように、心から祈っています。
    コウノドリは、ちょっときついですよね…良い話だし、原作もドラマもしっかりとした理念に基づいて力を入れて作られているのは伝わってきますが、自分に引き寄せすぎるとつらくなってしまうと思います。どうかご無理なさらず。

    私が不妊治療に通い始めてびっくりしたのは、治療方法というか方針というか、病院によってやることにかなり差があったことでした。
    クリニックをかえて新たな検査をしてみたら、私の体質ではほとんど意味のない治療に前のクリニックで半年以上費やしてしまっていたことが判明したり…

    私はどうせやるなら現代医療科学の力をめいっぱい借りて、少しでも可能性を底上げしたいと思っていたのですが(それも副作用や持病の有無など望んでも叶わない場合もあるので、幸運だったのだと思います)、人によって治療に求めるものも様々で、「自然に逆らうことはできる限りしたくない」と思う人もいれば、そういう人のニーズにあわせたマイルドな治療が基本のクリニックもある、ということに気づくまでにけっこう時間がかかりました。

    akiさんも、今通われている病院や先生との相性が良いところだと良いな、と思います。
    最終的には、医療で底上げできるのはわずかな部分で、あとは通常の妊娠と同じく、運や偶然の賜物、という感じらしいですね。なので、その偶然がakiさんの身にも起こりますように。

  14. もりさん
    長年読んでくださっているのですね、ありがとうございます!
    今回こういうことを書いてみて、いつも静かに読んでくださっている方々の存在が顕在化して、とても励まされています。

    そして、「CM、そこまで気にしなかった」というご意見ありがとうございます。そうなんですよね、なんだか、そういうことを気にしすぎるのもかえって差別というか失礼というか、違うような気もする…と思いながらでした。

    「自分が子どもを産んでるから気にしないとか、自分のこととして捉えないっていう感じじゃないんです」
    わかります、わかります。
    「子どもの有無なしに助け合っていける世の中になっていけたらいいな」
    まさしくその通りですよね。

    「現実の人生は奥が深くて味わい深くて喜怒哀楽に満ちてて、各個人が味わい尽くせたら良いなぁって思います」
    そうですね!本当に。

    ドラマやCMは、作り物なだけに、作り手の意識や無意識が如実に出てしまうので、それはないんじゃないのかな…と時に訴えたくなってしまいます。現実の方がよっぽど残酷なんですけどね…訴えてもどうにもならないし…
    でも、人が作っていくものなら、たとえば「母の会」という呼び名のように、それはちょっとどうかと思う、と声を出して伝えることで変わっていけば、少しほっとする人たちがきっといるはずなので、変えられることは変えていきたいですね。個人にできることはわずかだけれど。

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