平井堅『ノンフィクション』2017年FNS歌謡祭の平手友梨奈のダンスが衝撃だった

ノンフィクション
Sony Music Labels Inc.
2017-05-14

ひょんなことから、3年も前の平井堅さんと平手友梨奈さんのダンスを見て、衝撃を受けたので記録しておきます。

ひょんってね、うちの子6歳かりそめの小学1年生が、かれこれ何巡目かの香川照之さんの『昆虫すごいぜ』を見ていまして。録画データも繰り返し見ているんだけどさらに「コロナだから再放送してるんだね!」と喜んでおりまして。
コスタリカでタガメとの奇跡の出会いのところで、この歌が流れまして。うちの子がちょっと聴いただけで(いやコスタリカだけでもう5回くらいは見てるかちょっとじゃないか)平井堅さんのこの曲を口遊んでいたので、良い歌だね、とiTunesで購入して聴いたりしていたのです。

で、公式動画も見てみたら。
これが、ちょっと怖くて。
白塗りのダンサーが、不気味な動きをしていて。

一緒に見ていたうちの子も、なんか怖いね、と言っており。ほんとね怖いね。
どうしてなのかな?と思いつつYouTubeのコメント欄を見てみたら、友人が、家族が亡くなって聴きにきました、という声に溢れていて。
えっと思って検索したら、平井堅さんの亡くなったご友人のことを歌っているのだそうですね。

平井堅「ノンフィクション」は生死をどう表現したか “鎮魂の舞”見せたパフォーマーとのコラボ – Real Sound|リアルサウンド

「ノンフィクション」という楽曲は、今年初頭に親しい人が突然命を絶ち、大きなショックを受けた平井が、その人に伝えたいことや人生の苦渋、苦難を歌ったミディアムバラード。今を必死に生きている者から死者へ〈何のため生きてますか? 誰のため生きれますか? 僕はあなたに あなたに ただ 会いたいだけ〉と訴えかける、挽歌にもレクイエムにもなっている曲だ。となると、同曲の世界観を表現しているダンスは言わば“鎮魂の舞”。平手も工藤も大前も、曲の冒頭は生きることに絶望や悲観した様子を見せながら、平井の歌声の情感が増幅するにつれて、より大胆に動き、大切なものを抱きしめるように切ない表情を覗かせる。クライマックスにあたる〈叫べ 叫べ 叫べ 会いたいだけ〉の部分では、それぞれの形で感情を爆発させ、まさに叫ぶように踊っているのだ

で、上の記事で気になった、平手友梨奈さんの2017年FNS歌謡祭ダンスについても検索してみて。

中でも、『FNS歌謡祭』での欅坂46の平手友梨奈のソロダンスは、制服や机と椅子、学生鞄などの小道具とともに披露され、その緊迫感あるパフォーマンスは、放送後大きな話題を呼んだ。その振付を担当したのはCHEMISTRY、安室奈美恵、東方神起、山下智久などのバックダンサーも務めてきたCRE8BOYのメンバーであるRui。彼は同曲からどんなイメージを受け、振付を考案したのかというアンケートに「まずは、曲中に何度も出てくる<会いたい>という歌詞がひとつのキーワードだと感じ、その強い想いを表現できるものにしたいと思いました。あえて等身大の日常感を演出したく、平手さんには制服を着てもらいました。振付としては、大切だったものの何かを紙に見立てていて、最初にそれを破いて捨てていきます。でもやっぱりそれが本当は大切で、最後に紙屑を集めて上に投げ、<会いたい>と鞄の中に叫ぶシーンが生まれました。歌に込められた想いとシンクロするように、<会いたい>という気持ちの高ぶりがご覧になった方にも伝わっていたら嬉しいです」と回答している

「制服や机と椅子、学生鞄などの小道具」というモチーフと、そこへ「緊迫感あるパフォーマンス」というのが気になって、検索して見てしまいました。
公式動画ではないのでリンクを貼りづらいのですが、「平手友梨奈 平井堅 ノンフィクション FNS歌謡祭」などのワードで検索すると見れます。

いやあ、すごい。
凄かったです。
思わず彼女のことを知りたくて検索しました。Wikipediaによると子供の頃バレエを習っていたりバスケ部だったり、もともとある程度の訓練を積んでいたり身体能力が高かったりしたのでしょうけれど、それにしてもこれは…

欅坂46 平手友梨奈、なぜ他アーティストからも愛される? 憑依型ダンスの表現力に迫る – ぴあ

新曲生まれてる。
平井堅、欅坂46・平手友梨奈を絶賛! 新曲「知らないんでしょ?」誕生秘話 | マイナビニュース

「彼女とのコラボレーションはすごく衝撃的で。身を削って表現する少女の揺れる気持ちをそばで見ていて、『この世界を歌にしたい』と思って女性や少女、スクールカーストとか……彼女がカバンを上げて紙吹雪を浴びた時に、教室の中で一人『自分はいろんな人とどうやって対峙すればいいのか』と悩んでいる女の子の歌を書きたいと思って、それがきっかけで作った曲」

そうか、この春に脱退したばかりなのですね。
“笑顔の人”平手友梨奈の4年間の軌跡…欅坂46の元センターを誤解しているすべての人へ
平手友梨奈はワガママだったのか?大人に支配されるな、と大人に歌わされた欅坂46の真実

8月30日、ツアー最終日の幕張メッセのダブルアンコールは、今も語り継がれる伝説となっている。平手は炎に囲まれギターをかき鳴らし、自身のソロ曲「自分の棺」を披露。他のメンバーが登場して白い粉が舞い散り、それまでのツアーで使用してきた衣装を引き裂き、銃声が鳴り平手が撃たれ、血だらけのまま「不協和音」に突入するという、この公演たった1回きりの演出。千秋楽にて特別な演出(それは単に曲が増えるといったような生易しいものでは決してない)が加わるようになったのも、この時からだ。

この記事を読んでもなんとなく納得したのですが、平手友梨奈さんの、大人への抵抗というのか、強い意志を感じるまなざしがすごく印象的で。
すごいなあ。14歳でデビューして、このダンスの時わずか16歳。この年齢、この若さでしか出せないヒリヒリしたものをみなぎらせている。見入ってしまいました。線の細い未完成の身体つきだからこそ響く。見る者の胸を打つ。

最後、這うようにして鞄ににじり寄るところなんて、計算されていないんじゃないかというふうにしか見えない。計算されていたとしてもすごい。その直前の激しい動きでも寸分も立ち位置がずれていないということになるから。ずれていたのだとしても必死に鞄に手を伸ばしとりすがる動作がもう完璧な表現になっていて。神が降りているとしか言えない。
凄いものを見た。とはtwitterの当時のつぶやきですが、本当にそうとしか言えない。

「凄いものを見てしまった」欅坂46・平手友梨奈×平井堅『ノンフィクション』はプロの目から見ても圧倒的な表現力だった – Togetter

『ノンフィクション』のダンスの一番冒頭、まだあまり動かない状態からまっさきに、ヤマシタトモコさんの漫画『さんかく窓の外側は夜』の登場人物を連想しました。非浦英莉可(ヒウラエリカ)。
強い力と意志を持ちながらも、さらに強く邪悪なものに逆えず苦しんでいて、足掻いている。慟哭している。
そんなものが、彼女の佇まいから迸っているように感じました。制服だからかな、髪型が似ているからかな。名前もちょっと似てるな。

と、思わず『さんかく窓』の1巻が出た時期を確認する。2014年か。第一回は2013年4月号か。
で、平手友梨奈さんのデビューは2015年夏か。
じゃあ漫画のモデルなわけじゃないのか。そのくらい印象がかぶる。

って、ええっ!!平手友梨奈さん、実写映画でほんとに非浦英莉可役なのか!!

映画『さんかく窓の外側は夜』公式サイト

あっあとで別記事にします!

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関連あひる
平井堅さんの『おおきな古時計』すごく好きでずっと前から大事にしてるのにこんな記事しか書いてない自分。
2015-09-16 ひどすぎる『大きな古時計』

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大きな古時計
Sony Music Labels Inc.
2014-04-01
大きな古時計
平井 堅
ピンナップスアーティスト
2002-08T
ノンフィクション
Sony Music Labels Inc.
2017-05-14

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