監督不行届DVD、庵野秀明監督の安野モヨコへの愛が凄すぎて走馬灯見えた



いやあこれです。
シンゴジラ関連であれこれ読んでいて興味を惹かれ、遅まきながら購入したのです監督不行届DVDボックス。そこに載っていた庵野監督の「妻のことを、ちとつれづれに…」という文章を読んでからこっち、すっかり安野モヨコづいています。
だってもう…素晴らしすぎる!!
この庵野監督のモヨたんへのメッセージを読むためだけにDVDボックスを購入する価値があります。この、庵野監督のモヨたんへのメッセージを読むためだけに!DVDボックスを購入する価値があります。二回言った。何度でも言おう!素晴らしすぎると!
こんなにも妻を愛している人を見たことがない!
こんなにも妻を愛していることを隠さない人を知らない。こんなにも妻を愛していることを、こんなにもてらいなくまっすぐに、シンプルにかつ文学的に、数々の場面を映像的に美しく、少年のように瑞々しく、表現した例を知りません。私こんなに愛されたことない!!と率直に羨ましく思い衝撃を受けた少し後に、あ、私こんなに愛したこともない!!と二度目の衝撃も受けました。ガツンガツンと。そのくらい凄かったです。気が遠くなった。一瞬で自分の人生の走馬灯を見た。愛したり愛されたり、愛そうとしたり愛せなかったり愛されなかったりしてきた私の、愛を軸にして見回してみた時のいびつで不恰好な私の人生をちょっと俯瞰で見ちゃった。塩の結晶ならあんなにも美しいのにただしょっぱいだけの私の(涙拭けよ余計しょっぱいだろ)(酸っぱいだけ、とも以前書きましたね。甘酸っぱいならぬ)。そしてない!と思わされた。こんなふうに愛したことも愛されたことも。ない。


まあ、マジレスすると(自分にマジレス)自分のことはともかく、こんなに愛されたことがない、かどうかは断定はできないか。私に伝わるよう表現しないだけで内容的には監督くんのモヨ愛に匹敵するほどたとえば一応オットとかがそれなりに愛してくれているという可能性もなくはないか。たぶん違うけど。なんかこうじゃない。こうではない。私だってできてないししょうがないけど。
いや自分のことはいいとして塩分過多だから、文章の塩分含有濃度が高すぎるからいいとして、イタリア人男性を夫に持つ女性以外で、こんなにも愛することを表現されまくってきた人ってあんまりいないんじゃないか。
監督くん…さすが乙女の星を持つ男です。乙女!!乙女なんですよこの、好き好きボンバーな表現の数々が!だからこんな男の人あんまり見たことなくて、未知の衝撃をくらってしまうのですが乙女だと思えば納得。離婚の顛末を赤裸々かつ克明に綴らない女性作家が少ないように、妻のことをこんなにも好きすぎる自分を隠さずに晒け出せる男性って少ないんじゃないかと思いますイタリア人以外で
いやもうすごい。本当に。
この庵野監督のモヨたんへのメッセージを読むためだけに、DVDボックスを購入する価値があります(三回言った)。
しかもアニメ部分が全部で30分ほどと短いから価格も3000円くらいと安いので、価値があるどころかお釣りがきます。そもそも原作単行本『監督不行届』全ページ収録に加えて描き下ろし分やツイッターに投稿されたミニ監督不行届まで全部入っていて、蛙男商会のアニメまで入っていて(ってこっちが本編なんだけど)、そのアニメの声優さんは山ちゃんとばらっち(山寺宏一さんと林原めぐみさん)です。これだけでも十分に買い。
さらに、庵野監督のあとがきは、安野モヨコ作品ほとんどすべてを網羅する良質な書評にもなっているのです。妻への飾り気ない思いの合間にさりげなくモヨコ作品の名前も盛り込まれているのですが、これがまた初期から大ヒット代表作からマイナー作、果ては単行本化されておらずファンの間では幻の名作扱いの話まで網羅してるしてる(ていうか私も知らないものも多くて気になる気になる)。すごすぎる。すごすぎるのよ!とオットに話したら「まあ、オタクの権化みたいな人だからね(監督くんが)」なるほど!好きになったらとりあえず網羅!オタクの姿勢か!
それをしかも、どの作品に対してもさらりと一言で的確に表現していて、そこもすごいなと思いました。
そんなわけで。
庵野監督のおかげで自分が持ってないモヨコ作品、ってほぼ単行本になってないものばかりなのですが、それを読みたくてたまらなくなって検索しまくり、掲載雑誌のバックナンバーを買い漁ったりしてしまったじゃないですか。その辺が届いたら、せっかくなので私と同じ気持ちになった人向けに情報を整理しておく予定です。
とりあえずタイトルだけメモ。
『東京番外地』
『プレイボーイ団地』
『よみよま(黄泉夜間)』←安野モヨコ公式アプリで一時期限定公開されたりしていたらしい!そしてこれなら掲載誌『hon-nin』のバックナンバーが中古で買えます!
Amazon限定版ではポストカード付き。


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