タイトルのまんまです。タイトルのまんま。
あのね、今週、11週のとら子は、(以下ネタバレです) “『虎に翼』11週の「寅子は傲慢」というネットの感想にいじやけてしまう(追記、シナリオ集読むと色々深まるらしいぞ!?)” の続きを読む
タイトルのまんまです。タイトルのまんま。
あのね、今週、11週のとら子は、(以下ネタバレです) “『虎に翼』11週の「寅子は傲慢」というネットの感想にいじやけてしまう(追記、シナリオ集読むと色々深まるらしいぞ!?)” の続きを読む
<健康で文化的な最低限度の生活(1)柏木ハルコ/amazon>
ひとつ前の、学生時代にお金に困っていた記事の続きです。
■2024-06-13 「大学に入ってバイトするのは馬鹿だ」[まじめに][機能不全家庭]
お金に困っていたとはいえ、およそ30年前当時は「学費を親に払ってもらう」というのはそれなりに当たり前のことだった。けれど今の世相と比べるととても贅沢なことなんですよね…。
これを機に、少し調べてみたのでメモとして載せておきます。あくまで素人調べですし、常識的なことばかりかもしれませんが…無知を晒して恥ずかしいけれど、ひとつ前の記事とセットで調べて書き残しておかないとな、と。
1975年生まれの私が大学に通っていたのは大体1995年あたり。見つけたデータで一番古かったのは2002年(平成14年)、新しいのは2022年(令和4年)でした。
大学学部(昼間部)の奨学金受給率は、
2002年が31.2%、2022年には55.0%になっていました。
逆に奨学金が「必要ない」、非受給、と答えた学生の割合は、
2002年が68.8%、2022年には39.3%…
2022年度には、「申請したが通らなかった」「希望するが申請しなかった」という人が5.7%います。この潜在的な受給希望者を足すと、60.7%の学生が奨学金を希望しているとも言える…。
“奨学金の受給率、2002年(平成14年)と2022年(令和4年)のデータ比較 [まじめに]” の続きを読む
ひとつ前の実母の残念な話を機に…、自分が生まれ育った機能不全家庭についての話をもう少しここに載せておくことにします。全然楽しい話じゃないから迷ったのですが…、ただ、まもなく公開する予定の「妊婦健診中に実母と疎遠なことをやたら心配されて傷ついた話」とも無関係ではないので、やっぱり記しておこうかと。
数年前に閉鎖になってしまった日記サイト『ShortNote』に、初めて投稿した思い出深い記事です。5000字(公開当時より加筆)。
“「大学に入ってバイトするのは馬鹿だ」[まじめに][機能不全家庭]” の続きを読む
やあもうすいませんちょっとこれは。もうこれは。毎週怖すぎてリアタイの勢いで見ずにはいられない『燕は戻ってこない』の7話をつい先程見ましたらやっぱり怖くてひ、ひいいいってなったので、わたくしもだいぶとんがった実母の怖いお話をさせてください…(ヤメテ)…毒親百物語だよ…(ヤメテ!)
や、ほんとに今回そういう機能不全家庭のきっつい話題が多いので、どうぞ無理せず避けてくださいませね…。
まずは残念な実母との残念な実体験のお話から。2017年1月に書いたものを手直しして、後半はドラマの感想も織り交ぜます。いつも区切ってますけど、今回は書き下ろし部分もぬるっと繋がってます。3600字。
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■実母の成人式の思い出(元家族の残念な話)
21か22歳だったと思う、まだ実家で暮らしていた頃、成人式の祝日に、母と二人で近所にお昼を食べに出かけた。(自分の成人式の日ではなかったから、ただの休日だ)
“ドラマ『燕は戻ってこない』で思い出す、実母の成人式の思い出 [機能不全家庭]” の続きを読む
<歌でしか言えない 中島みゆき(Maybe収録)/amazon>
不妊治療中、義母から言われて嬉しかったこと [生殖医療の記録5]の続き、のようなものです。2017年に、日記サイトshortnoteに投稿したものを、せっかくなのでこちらにも。もう7年も前か!
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■スーツのお直しと肩パットとウーマンリブ
母から譲り受けたスーツの、お直しの話。
だいぶ昔のものだから流行りや体型にあわせて好きに直していいわよ、と母から言ってもらっていたので、まずは袖を出すことに。
そうしたらなんだか急に、袖が太すぎるように見えてきた。
なので袖を細くしてもらったら、今度は身頃がダボついているような気がしてきた。第一印象で一番魅力的だったしゅっとくびれた美しいウエストラインが…もたついているような。
そうしてウエストを少し絞ってもらったら…今度は肩が怒りすぎているような!?
“スーツのお直しと肩パットとウーマンリブ” の続きを読む
すっごいネタです。突然のどうでもいい小ネタです。たまにははっちゃけたいの!飲みたい気分なの!と言いつつ最後ちょっと真面目な話にもなっちゃったな(あかんの?)
ええとですね。いつもの友人C美といつものような会話をLINEで繰り広げていたのです。いつものようにくだらない。いつも深刻で真剣な話とくだらないがないまぜな私たちのトーク画面。
クドカン好きの友人C美が、見逃していた『タイガーアンドドラゴン』を最近初めて見ている、と。そして、いらんセクハラ描写や暴力描写が多すぎてびっくりしている、これを書いていた人が『俺の家の話』や『いだてん』『季節のない街』を書けるようになったのかと思うと感慨深い、とか、そういう過去現在をまとめたのが『ふてほど』だったのかもしれない、と。非常に興味深い考察を聞かせてくれまして。おお〜、なるほど〜!
という真面目な話から流れるように、
C美「あと最近の胸筋パンパンの岡田くん見慣れてるから20年前の岡田くん細すぎる」
そこ!!
岡田くんソムリエ!
っていうくだらない系のお話だよ!
“友人と岡田くんと真田広之とrrr” の続きを読む
お、終わった…!
以下、ええと、ネタバレなし…といっても…やっぱり多少はネタバレになってしまうかもしれないのでええと、演劇が好きな方は前情報をあまり入れずにとにかく見てみることをおすすめします。
以下はあんまり考察とかでもない単なる感想です。
“ドラマ『滅相も無い』加藤拓也監督x窪田正孝、演劇的で謎めいていて面白かった…” の続きを読む
<三淵嘉子の生涯〜人生を羽ばたいた”トラママ” 佐賀千惠美/amazon>
はい、しばらく続けた生殖医療シリーズがひと段落したので、妊婦健診編を書く前に今期の豊作すぎるドラマの感想を書きます。
虎に翼、新章突入!!というわけで、先週第9週までと、今朝の10週目月曜日の感想もちらっと。いやどばっと。目から水の呼吸生々流転!!くらいどっぱあんと。5000字。
ネタバレです…以下ネタバレです…
<三色のキャラメル 不妊と向き合ったからこそわかったこと 永森咲希/amazon>
なんと、不妊治療をやめた方々に向けた「卒業生の会」というものがあると…!こういう場所があったらどれだけ救われるか。
2018年に下書きしておいた朝日新聞の記事はリンク切れになっていたのですが、会の代表、永森咲希さんの公式サイトに当時の記事が載せられていました。
■「不妊治療やめても 続く苦しみ」朝日新聞(2018.8.24)OFFICE NAGAMORI | オフィス永森 | 不妊カウンセリング/キャリアコンサルティング
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そうなんですよ…私、ずっと引っかかっていたことがありまして。不妊治療中。
時々言われたんですよね、「私の友達の友達が、不妊治療に通うのやめたら授かったんだって」みたいなこと。
聞いたことありませんか?そういう「やめたら授かった」話。私もあります。で、友人からも似たような話を聞くとつい「私も!私の友人にもいるよ!」と追加してしまう。こうやって、世間話で何気なく話題に出るたびに印象が強化されていって、「治療やめたら授かったって話よく聞くよね、そういう人って多いよね」という話が広がっていってるんじゃないのかな、と思うのです。
でも、それはあくまで、口の端に登っている事例の数であって。
この裏に隠されている、もっと多い事例があるはずなのです。
一番多いのは、「不妊治療をやめても授からないまま、子供のいない人生を送ることにした人」なんじゃないかと。
不妊治療中であることは、ごくごく限られた数人にしか話していなかった。家族と僅かな友人、大掛かりな治療をお願いすることにしていた歯医者さん、それから、アロママッサージの先生。私よりちょっと年上の女性で、ふんわりにこにこした素敵な人だ。
たぶん私が女性として美容にかけるお金は、平均より下だと思う。美容院もなるべく行きたくないから、手入れの少ない髪型にしてもらって、ショートの時は別として半年行かないこともザラだった。化粧品にもあんまりお金をかけたくない。効果も種類もよくわからないし、ずぼらで不真面目だし…。エステなんてもってのほかだ、と思っていた。
“不妊治療中に嬉しかった、私のマッサージの先生のひと言 [生殖医療の記録6]” の続きを読む