小野不由美『十二国記』書き下ろし長編執筆中!

短編『丕緒の鳥(ひしょのとり)』が出た時にはさまっていたチラシです。
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ソクイ!(゚◇ ゚)(まだ早い)
そうなんです。『丕緒の鳥』が出た6月に超びっくり大歓喜したネタを今さらですけどup。新潮文庫の既刊を新装版で出し直すんだそうですが、その一環でなんと!待望の長編新作も出る予定だという!!

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吉野朔実とゆかいな仲間たちによる本好きエッセイ、吉野朔実劇場新刊『悪魔が本とやってくる』

悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場) [単行本]
著者:吉野 朔実
出版:本の雑誌社
(2013-07-18)

わ!いつも読んでるブログで知りました、数年おきの新刊、吉野朔実劇場。今回も相変わらず、本マニアたちの日常会話を隣で聞き耳立ててるようなかんじの内容で楽しかった。しかしこれもずいぶん長いのにぶれないなー。最近大規模な模様替えを計画しているのを機にますます電子書籍づいている私としては、持っている蔵書(マンガ)を片っ端からスキャンに出しているのですがこれを読むとうーん、やっぱりあの本やあの本はリアル書籍の状態で取っておこうかな…?と思っちゃいますね。

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村上春樹『1Q84』のアメリカ版ブックデザイナー、チップ・キッドによる解説動画

おーーー。ひとつ前の記事のコメント欄で教えて頂きました。1Q84アメリカ版ハードカバーのデザイン、有名なブックデザイナーさんによるものだったのですね。トークショー?で自身が手がけたいろいろな作品について解説しています。なんかヘンな人みたいでヘンなことになってるけど。
チップ・キッド 「笑い事ではないけど笑える本のデザインの話」 | Video on TED.com


表紙をはずすとああなってるのか!
探してみたら、冒頭数ページも含めた別の解説動画もありました。

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村上春樹作品に関する素朴な感想、村上春樹的みずほ銀行

ネットでは特にとかくdisられがちな印象のあるハルキ作品(というよりハルキファンがdisられてるのかな?)ですが、珍しく「面白いよな?」という話をしている皆さんのこの素朴な感想に吹きました。
カオスちゃんねる : 村上春樹を面白いと言ってはいけない風潮


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/15(土) 19:04:38.13 ID:6SN8XmTR0
謎のセックスを必ず入れてくるよね
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/15(土) 19:09:53.16 ID:68PlDgaC0
>>38
謎のな
ホントに謎
まるっきり省いても問題無いようなSEX

まるっきり省いても問題無いような!確かに謎。最近の作品ではもう何か入れ入れが単なる入れ入れではなくチャネリング的要素を濃くしているのでますます謎。夢の中でまぐわって現実の中に射精したり、巨乳の女子高生とまぐわっていたと思ったら次の瞬間遠く離れた別の女性の子宮に向かって射精していたり。器用だ。そういう超常現象絡まなくてもえっそこでその人と!?ってびっくりしたり。まあ現実の入れ入れだってそんなもんかもしらんけど。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)
相変わらずすごく面白かった。電子書籍化が待ち遠しい。
ちょっと追記。こんなまとめを発見。

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『丕緒の鳥』小野不由美主上 十二国記シリーズ短編が新潮文庫で発売!

おあ知らなかった!『丕緒の鳥(ひしょのとり)』がもうすぐ6/26発売だそうです!短編4編収録とのこと。
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫) [文庫]
著者:小野 不由美
出版:新潮社
(2013-06-26)

kindleにもならなそうだし紙で予約だ。

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村上春樹氏、京都で公開インタビュー。新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』などについて

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)

村上春樹氏が先日の5月6日、京都で公開インタビューを行ったそうです。国内でこんなにしゃべるのすごく珍しいんじゃないだろうか、と思ったら、故・河合隼雄さん縁のお話なのか、なるほどそれで。
こちらに全5ページにわたり、インタビュー内容が詳しく書かれています。
時事ドットコム:村上春樹氏 公開インタビュー


作家の村上春樹氏が2013年5月6日、京都市の京都大百周年記念ホールで「公開インタビュー」に出席した。国内の公の場で語るのは極めて異例。心理学者の故河合隼雄氏の7回忌に「河合隼雄物語賞・学芸賞」が創設されたのを受け、村上氏が河合氏と親交が深かったことから開催が実現した。

以下、関連リンクをいろいろまとめました。

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村上春樹の新刊が今日発売

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)

あらっ今日だったかハルキ新刊。友人が載せていてちょっと前から知っていたのですが、深夜から販売を開始した店頭では人が殺到なんていうニュース記事を見て思い出しました。慌てて注文。
最近めっきりKindleなので一瞬躊躇してしまいましたが。ハルキも早くKindle化してほしい。吉野朔実が前にエッセイで「ハードカバーと文庫がちょっと上乗せ価格でセット売りされてたら買うのに!(文庫は持ち歩き用に)」と書いてたなあ。そんなかんじで、リアル書籍を買ったら後でKindle版が出た時にダウンロードできればいいのに。

ジョジョ2部を夏目漱石っぽく淡々飄々と語るスレ

これは素晴らしい!ジョジョ2部を漱石っぽく淡々飄々と語るスレ。面白かったです。頬かむりwww
夏目漱石「戦闘潮流」(※夏目漱石風でジョジョ二部)|アルファルファモザイク
アニメ2部も完結しましたね。いい最終回だったな。

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『獣の奏者』を読んで思った、上橋菜穂子作品はやはりエロくて素晴らしいと

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫) [文庫]
著者:上橋 菜穂子
出版: 講談社
(2009-08-12)

他になんかないのかと。
いやありますよもちろん!もう最後のほうは涙でかすんで読めない状態に。家で読んでて良かった。

あまり書いてこなかったのですが実はここ数年で『守り人』シリーズにどハマりしておりまして。寝る間も惜しんで夢中になって貪り読んで参りました。そしたら友人が「守り人もすごく好きだけど私、獣の奏者の方がもっと好き!」なんてのたまうではありませんか。なんですとー。読まいでかー。

いや素ん晴らしかったです。相変わらずバリバリのファンタジーで、闘蛇とか王獣とか特滋水とかカザルムとかアフォン・ノアとかファコとか耳慣れない専門用語がわんさか出てくるのにぐいぐい読まされる。守り人もそうでしたが、これも政治とか国家とか戦争とかの壮大な物語で、複雑で難しい展開がどんどん続くのですがすいすい読まされる。面白すぎました。

そして守り人シリーズの時から思っていたのですが獣の奏者で確信しました。

上橋先生エロい!(*゚Д゚*)

いや先生がエロいわけではなく、描写が。直接的ではなく、間接的に、登場人物の二人がそういう関係であるということをふっと匂わせるそこらへんがもう絶妙にエロい。
例えばですね、ネタバレしない程度に申しますと。
(以下、上橋菜穂子のどこがエロいのか興味がない人はそっとブラウザを閉じてください)
(あ、あとすいません途中から真面目な語りになっちゃうのでびっとブラウザを閉じてください)

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『春にして君を離れ』他、アガサ・クリスティの恋愛小説シリーズ6冊がKindleに!

おわ!kindle版があれば大人買いしたいなーという作品を折に触れて検索してはやっぱりまだキンドルになってないー、とがっかりすることがしばしばなのですがこれは!
大人買いできるKindle作品発見!
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
著者:アガサ・クリスティー
販売元:早川書房
(2004-04-16)
販売元:Amazon.co.jp

アガサ・クリスティが、「メアリ・ウェストマコット」という名義で書いたミステリでない一連の小説群。恋愛小説、あるいはロマンス小説とまとめられる全6作が、全部kindleにある!素晴らしい!出版順にぷちぷちクリックしました。
kindle版にこうなって欲しいこと。
・まとめてカートに入れさせて。
・裏表紙や見返し、表紙はずしたとこも全部入れて。

それはともかく。

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