ネットでは特にとかくdisられがちな印象のあるハルキ作品(というよりハルキファンがdisられてるのかな?)ですが、珍しく「面白いよな?」という話をしている皆さんのこの素朴な感想に吹きました。
■カオスちゃんねる : 村上春樹を面白いと言ってはいけない風潮
”
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/15(土) 19:04:38.13 ID:6SN8XmTR0
謎のセックスを必ず入れてくるよね
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/15(土) 19:09:53.16 ID:68PlDgaC0
>>38
謎のな
ホントに謎
まるっきり省いても問題無いようなSEX
“
まるっきり省いても問題無いような!確かに謎。最近の作品ではもう何か入れ入れが単なる入れ入れではなくチャネリング的要素を濃くしているのでますます謎。夢の中でまぐわって現実の中に射精したり、巨乳の女子高生とまぐわっていたと思ったら次の瞬間遠く離れた別の女性の子宮に向かって射精していたり。器用だ。そういう超常現象絡まなくてもえっそこでその人と!?ってびっくりしたり。まあ現実の入れ入れだってそんなもんかもしらんけど。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)
相変わらずすごく面白かった。電子書籍化が待ち遠しい。
ちょっと追記。こんなまとめを発見。
なんか見覚えのある文章が並んでいます。
■村上春樹的みずほ銀行|アルファルファモザイク
”
それはろくに金も引き出せない、振り込めない、引き落とされていない(または二重引き落とし)銀行で、僕らのほかには客の姿はほとんど見あたらなかった。
“
”
君のいたみずほの支店はまだ残ってるよ。道路の向かい側にもみずほの支店があるにもかかわらず。
まだそんなに残ってるの?
UFJや三井住友も変な形で密集してるからね。そういう時代だったのさ。
“
他にもいろいろ面白かったです。プログラム書ける人が読むとより面白いのかも。えっこれ11年も前のスレなのか!
——————–
すわKindle版!?と思ったら英語版の方でした。でも朗読機能とかついてるんだ。面白そうかも。Wikipediaの各言語版の訳者名を見ると、この1冊に全3巻分入ってるってことかな?すごい物量。
1Q84 [Kindle版]
著者:Haruki Murakami
出版:Vintage
(2011-10-25)
ところで前から思ってたけどアメリカ版ハードカバー表紙のこのぽよんとした顔の女性は青豆さんなのかな…?この人はチャーミングだと思うけど、どちらかというと環さんやあゆみちゃんぽい気がします。青豆さんならもっと明確な意志を感じる顔立ちのはず。ふかえり…も違う気がする…。
あと、日本語圏では青豆さんのあの性格ってものすごくタフでクールで強靱でとても特殊なかんじがするけれど、英語など他言語・他文化圏の人にとってはあのくらいの自主自立性はわりと普通だったりするんだろうか。顔の表情を大きく歪めるのも何がダメなのかピンとこなかったりして。
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫) [ペーパーバック]
著者:村上 春樹
出版:新潮社
(2012-03-28)
真面目に書こうとするととんでもなく余計な個人的すぎる思い出話までずるずると書いてしまう気がするので春樹関連は小ネタが多いです。
小ネタ。
■ September 30, 2012 村上春樹さん、領土を巡る問題に関して朝日新聞デジタルに寄稿、というのはおいといて
■January 07, 2011 ノルウェイの森、映画でたまらず吹き出した場面について [ややネタバレ]
■May 10, 2011 ムラムラムラムラ村上春樹、そして象の消滅
■April 10, 2007 惑わしの全裸家事主婦同盟
真面目に。
■May 08, 2013 村上春樹氏、京都で公開インタビュー。新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』などについて
■June 12, 2011 村上春樹 カタルーニャ国際賞受賞スピーチ、動画と原稿全文 [地震関連]
■February 20, 2009 割れる卵、タフであるということ ~村上春樹のエルサレム賞スピーチメモ、その5
■March 13, 2009 村上春樹「僕はなぜエルサレムに行ったのか」文藝春秋4月号に掲載
■October 24, 2008 村上春樹、カリフォルニア大学バークレーでの講演
■October 31, 2006 ハルキ氏、プラハにて人生初記者会見
あひるさんこんばんは。
TEDにブックデザインしたチップ・キッドさんのプレゼンがあります。ぐにゃーんと登場し笑いを作って語っています。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/chip_kidd_designing_books_is_no_laughing_matter_ok_it_is.html