村上春樹氏、京都で公開インタビュー。新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』などについて

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)

村上春樹氏が先日の5月6日、京都で公開インタビューを行ったそうです。国内でこんなにしゃべるのすごく珍しいんじゃないだろうか、と思ったら、故・河合隼雄さん縁のお話なのか、なるほどそれで。
こちらに全5ページにわたり、インタビュー内容が詳しく書かれています。
時事ドットコム:村上春樹氏 公開インタビュー


作家の村上春樹氏が2013年5月6日、京都市の京都大百周年記念ホールで「公開インタビュー」に出席した。国内の公の場で語るのは極めて異例。心理学者の故河合隼雄氏の7回忌に「河合隼雄物語賞・学芸賞」が創設されたのを受け、村上氏が河合氏と親交が深かったことから開催が実現した。

以下、関連リンクをいろいろまとめました。


友人が載せていたリンク、ロイターUS版。
Author Murakami makes first Japan public appearance in 18 years | Reuters
日本語版よりも情報量がかなり多いです。
特にこのへんのくだりは訳されていない。


“It’s not like I get purple dots all over myself when I am in front of many people. I like to go around on the bus and the subway and live a normal life,” he joked.
“I want you to think of me like an endangered species – it’s fine to look at me from far away, but be careful because I may bite if you come near and talk to me or touch me.”

Author Murakami makes first Japan public appearance in 18 years | Reuters

(endangered species =絶滅危惧種)
近寄ったり触ろうとしたりすると噛みつくのか。ミイみたいだ
最初に載せた時事ドットコムにも「近寄られると噛みつきます」のくだりは無し。
代わりにこんなことが書かれていました。


普段は人前に出ないのは、普通の生活を送る普通の人間で、地下鉄やバスであちこち行くので、声を掛けられるのは困るんです。もともと、そういうことにあまり向いていません。この前は、自宅の近所をジョギングしていたら呼び止められ、「村上春樹の家はこの辺にありますか?」と聞かれ、「分からない」と言って逃げました。
 文章を書くのが仕事だし、他の事にはあまり首を突っ込みたくない。僕のことはイリオモテヤマネコみたいに絶滅危惧種の動物と思っていただけたら、ありがたいです。

時事ドットコム:村上春樹氏 公開インタビュー

分からないと言って逃げました!
わざわざハルキの家を探しに行ったのにこんな水丸画伯の似顔絵そっくりな人がジョギングしてても気づかないもの!?
そうか、でも先ほどのロイターにも、公開インタビューを聴きに来た女性が「ハルキのファンだけど彼の姿を見たこともないし声を聴いたこともない」と言っていたと書かれていたし、そんなものなのかも。最近は海外のスピーチが YouTube で視聴できちゃったりもするので、動いてしゃべっているハルキ氏に触れる機会も多くなりましたが。
ロイターUSの該当箇所。


“I am a fan of his novels but I have never seen him in person nor heard his voice. Is he a normal person?” Hiroko Yamada, 40, asked as she waited for the event to start.

Author Murakami makes first Japan public appearance in 18 years | Reuters

こちらには、公開インタビューの内容がより端的にまとめられています。
【村上春樹さん公開インタビュー発言要旨】魂のネットワークのようなものをつくりたい : 47トピックス – 47NEWS(よんななニュース)
しかし「近寄られると噛みつきます」のくだりはやはり無し。ユーモアを大事にしている、「泣きました」より「笑いました」と言われる方が嬉しいとハルキ自身がこんなレアな機会に表明しているのだから、こういうところも余すところなく書き起こしてくれたらいいのにな。ひょっとして一般的には面白くないんだろうか…すべってる?文化が違う?
 ——————–
以下、その他のリンク。
時事ドットコムと47ニュースは、いつも読んでいるこちらのサイトから見つけました。
■感想 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』: ★究極映像研究所★
ネタバレなしですっきりまとめた友人のレビュー。
yana’s つれづれ:「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」読了
関連あひる。
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February 20, 2009 割れる卵、タフであるということ ~村上春樹のエルサレム賞スピーチメモ、その5
March 13, 2009 村上春樹「僕はなぜエルサレムに行ったのか」文藝春秋4月号に掲載
October 24, 2008 村上春樹、カリフォルニア大学バークレーでの講演
October 31, 2006 ハルキ氏、プラハにて人生初記者会見
小ネタ的。
September 30, 2012 村上春樹さん、領土を巡る問題に関して朝日新聞デジタルに寄稿、というのはおいといて
January 07, 2011 ノルウェイの森、映画でたまらず吹き出した場面について [ややネタバレ]
May 10, 2011 ムラムラムラムラ村上春樹、そして象の消滅
April 10, 2007 惑わしの全裸家事主婦同盟
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本]
著者:村上 春樹
出版:文藝春秋
(2013-04-12)

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やっぱりかじるのか。

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